いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。だからどうしたと言われればそれまでですが。
かつて毎月2日に、企画ものを定期的にエントリーしていましたが、先月25日に、初めて青山学院大学硬式野球部グラウンドで生観戦したので書きます。今後、初めての生観戦となる球場で観戦したら、翌月2日にエントリーしようと思います。
1974年3月に初めて後楽園球場でプロ野球を生観戦して以来、いろいろな野球場でプロ野球を観てきました。チケット代よりもはるかにかかる交通費をかけて北へ南へ…。社会人になって多少経済的に余裕が出てからは「十二球団の本拠地をすべて回ろう」と考え、それを2000年に達成してからは地方球場、ファームの試合を行う球場を積極的に回りました。そうしてついに70箇所を超えました。
なおバックナンバーは左欄のカテゴリー別から敗戦処理。が「生」観戦した野球場を選び、ダブルクリックして下さい。
第72回 青山学院大学硬式野球部グラウンド 観戦球場ファイル-72-
15日、野球殿堂博物館にて平成30年度の野球殿堂入りの通知式が行われ、競技者表彰で松井秀喜氏、タイガースの金本知憲監督、ジャイアンツの特別顧問を務める原辰徳氏の三氏、特別表彰ではアマチュア野球で多くの指導者を育てた瀧正男氏が野球殿堂入りしたことが発表された。
原巨人軍前監督に関しては、敗戦処理。としては2012年に正力松太郎賞を受賞した際に拙blog2012年11月15日付で正力松太郎賞が原辰徳監督で本当にいいの? で書いたように“あの件”をうやむやに終わらせたことで、野球界の晴れがましい表彰にはそぐわないのではないかと思う。だが、“人の噂も七十五日”の諺もある。あの騒動から五年半。他にも過去にいろいろあった野球人が殿堂入りした例はある。野球殿堂入りすべき人物と認められたというだろうか。
(写真:競技者表彰、エキスパート部門で野球殿堂入りが決まった原辰徳前ジャイアンツ監督)
この時間は本来なら15日のよるに生観戦するはずだった神宮球場のスワローズ対ジャイアンツ戦の生観戦記を書くはずだったが、残念ながら雨のために試合開始前に中止になってしまった。
そこでちょっと前の話になるが先週11日にジャイアンツ球場で観てきたジャイアンツの三軍の試合の観戦記を書く。相手は東海地区大学野球連盟の選抜チーム。ジャイアンツの三軍の対戦相手は独立リーグのチームや、社会人のアマチュアチーム。そして大学生だが、NPBのチームと大学生との試合は3月と8月だけに限定されている。
山の日の祝日だったこともあり、暇なのでジャイアンツ球場まで行ってきた。
(写真:試合終了後、ジャイアンツナインに一礼したあと、三塁側のスタンドに一礼する東海地区大学野球連盟選抜の選手達)
本日(17日)東京ドームにある野球殿堂博物館にて2017年度の野球殿堂入り顕彰者が発表された。競技者表彰委員会ではプレーヤー表彰からマリーンズの伊東勤監督、エキスパート表彰ではドラゴンズを始め三球団で監督としてチームを優勝に導いた星野仙一ゴールデンイーグルス副会長と、「カミソリシュート」の異名をとった切れ味鋭いシュートを武器に通算201勝を挙げた元大洋ホエールズの平松政次氏が選ばれた。
特別表彰にはアマチュア野球の名審判員としてならした郷司裕氏と、プロとアマの規則書が初めて統一された「1956年度公認野球規則」の編纂を始め長きにわたり「公認野球規則」制作の中心的役割を果たしてきた鈴木美嶺氏が選ばれた。
今回初めてエキスパート表彰の候補となった原辰徳ジャイアンツ前監督は惜しくも次点だった。
(写真:野球殿堂入りを果たした星野仙一ゴールデンイーグルス副会長<左>。大先輩の杉下茂氏から祝福のスピーチをもらって恐縮する)
全く以て腹立たしい話題である。2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が神宮球場を機材倉庫として使用するために、両大会の期間中のみならず、その前後を含め7ヶ月の長期間にわたり、神宮球場を占有する交渉を始めたというのだ。
新国立競技場のデザイン問題、エンブレム問題、聖火台問題と、周到な計画がなされていない点が多々露呈している中、今度は神宮球場を両大会の開催期間前後を含む7ヶ月間(5月から11月まで)使わせろと言う。東京ヤクルトスワローズのプロ野球公式戦は言わずもがな、東京六大学野球や東都大学野球、高校野球等、日本で最も稼働率の高い野球場を7ヶ月間も使用させないつもりらしい。
暴論を承知で言わせてもらえば、東京五輪開催を返上した方がいいのではないか?そのくらい組織委員会の運営能力を疑わざるを得ない。
来年、創立85周年を迎える東都大学野球連盟が揺れている。東京六大学には無い、入れ替え戦でしのぎを削るサバイバル争いによるレベルの高さが一つの売りになっている東都大学野球連盟だが、来春から1部と2部を統合して12大学によるリーグ戦に改めようとの動きがある。
だが、今年の秋季リーグと明治神宮大会を制した亜細亜大学の生田勉監督が1、2部の統合に異議を唱えるなど、一筋縄には行かなさそうだ。かつては東都大学リーグにはまった敗戦処理。としても気になる話題だ。
東都大学野球連盟は1部から4部まで計21大学で成り立ち、上位のリーグ最下位と下位のリーグの優勝大学との入れ替え戦が売りの一つで、それ故にレベルが高く「戦国東都」の呼び名が定着し、5年先輩の東京六大学に決して引けを取らない実力と言われている。
(写真:神宮第二球場が使用出来なくなり、当該大学のグラウンドでリーグ戦を行う東都大学連盟2部。 青山学院大学淵野辺グラウンド=2015年9月撮影)
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