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2010年5月 3日 (月)

雄星が4日にKスタで先発するらしい。

01blogで既に観戦記を書いたように敗戦処理。は先月29日には鎌ヶ谷でファイターズ対シーレックス戦を、今月1日にはジャイアンツ球場でジャイアンツ対ゴールデンイーグルス戦を生観戦した。どちらも贔屓チームがらみの試合で、当blogを読んで下さっている方なら別に普通のことだとお思いだろう。

しかしどちらの日も、雄星が登板するようならばそちらに切り替えようと思っていた。29日ならライオンズの相手はジャイアンツ、1日ならファイターズと贔屓チームの試合を観ながら雄星も観られるから。

で、29日に雄星が投げないであろうことは早い時点で予測できたので29日には鎌ヶ谷へ。しかし1日に西武第二球場で行われる対ファイターズ戦に雄星が投げるのか否か、わからなかったので最近始めたツイッターで情報を求めた( @haisenshori )。すると以前からお世話になっているNさんから情報が寄せられた。雄星の次回登板は4日のイースタン、ゴールデンイーグルス戦。ファームの試合ながらゴールデンイーグルスの一軍の本拠地で行われ、それはイコール雄星にとっては地元凱旋登板になる。

◇雄星が予定変更してみちのくで投げるワケ 目先より将来の得か

(2010428()170分配信 夕刊フジ)

http://news.nifty.com/cs/sports/baseballdetail/fuji-zak20100428002/1.htm

なるほどそういう事情が…。でもこの情報って…?

(写真:雄星の登板が見送られた市営大宮球場。20025月撮影)

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2008年4月10日 (木)

河原純一…

02_2

 

現在発売中の写真週刊誌「FLASH」(光文社刊)4月22日号に-プロ野球VS.Jリーグ「第2の人生190人」全ドキュメント!-という特集が組まれている。その中に日本のプロ野球界で昨シーズン限りでユニフォームを脱いだ選手の一覧表が記載されているのだが、ライオンズで昨シーズン限りでユニフォームを脱いだ河原純一の欄にはこう書かれてあった。

野球浪人

未定、不明と書かれている選手もいる中、河原の「野球浪人」という表記が目を引く。特集中で河原のことに他に何も触れられていないので余計に気になってしまう。

2002年ジャイアンツ日本一に大きく貢献した河原純一はいったい…?

 

(写真:現時点で河原にとって最後の登板となった昨年9月17日のイースタン・リーグ対ファイターズ戦。先発した河原は一回裏の先頭打者陽仲壽の打球が直撃し、打者一人での降板となった。)

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2007年9月18日 (火)

まずい、もう一敗も出来ない!!

ペナントレースも両リーグとも激しい優勝争いが繰り広げられていますが、イースタン・リーグも凄いことになっています。今日(17)のスポーツ新聞などに「巨人弟にM5」などと書かれていましたのでご存じの方も多いと思いますが、マジック5とはいえ残り試合も5試合しかない状況で上位四球団が競っています。

9月16日現在イースタン上位四球団成績

1位 ジャイアンツ 5038敗3分
2位 シーレックス 4939敗3分 1差
3位 ファイターズ 4840敗3分 2差
4位 スワローズ  4640敗4分 3差

 ゲーム差は首位との差

と言う訳で、ファイターズファンとしては一軍の闘いも当然気になるところですが、諺に「遠くの一軍より近くの二軍」とあるように、鎌ヶ谷に行って、ライオンズのファームとの対戦を観てきました。

いやぁ、三十数年のプロ野球観戦歴を持つ敗戦処理。ですが、こんな試合初めてでした。

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2007年9月 1日 (土)

フルキャストが命名権返上へ-で考えさせられる球界のスポンサーシップの今後

Photo 9月1日付各スポーツ紙によると、ゴールデンイーグルスの本拠地球場の命名権を持つフルキャストが、宮城県に対して命名権の返上を申し出ていることが判明した。同社が労働者派遣法で禁止されている建設業務、警備業務への労働者派遣など立て続けに不祥事を行って事業停止命令を受けており、県営の球場の名前にふさわしくないという声が挙がっていた。球場の命名権といえばライオンズの本拠地球場の命名権(および二軍の名称使用権)を持っているグッドウィルも相次ぐ不祥事に揺れている企業でこちらも予断を許さない状況。球団や球場にとって貴重な安定収入源となる命名権ビジネスだが、組む相手を間違えると大きな打撃を受けることになるという教訓だ。契約解除に至った場合、他に名乗りを挙げる企業が出てくるのか?出てきた場合にその企業が同じような事態にならないかどうか、どう見極めるのか?今後の動向が注目される。

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2007年7月11日 (水)

ジャイアンツはフューチャーズを私物化しようとしている?-各球団よ、球界再編の動きに乗り遅れるな!

今日11日のイースタン・リーグチャレンジマッチはライオンズのファームとフューチャーズの対戦が予定されているが、8日付の日刊スポーツによるとフューチャーズの先発予定はジャイアンツの門倉健だという。敗戦処理。は以前にジャイアンツが新外国人、大リーグ通算30勝のGGをフューチャーズの先発で起用した時に当ブログ6月3日付それは違うだろう?ジャイアンツの新外国人GGがフューチャーズの先発投手として登板」で異議を唱えたが、声届かず今度はFA移籍したものの不調で二軍落ちしている選手をフューチャーズに派遣するという。これは明らかに、フューチャーズやイースタン・リーグチャレンジマッチの趣旨に反している。門倉が故障明けの登板だろうが問答無用。門倉に登板機会を与えたいのであればジャイアンツは同日に行われるイースタン・リーグ公式戦、対ゴールデンイーグルス戦に投げさせれば良いだけの話である。いくらジャイアンツとマリーンズの尽力で立ち上げられた試みとはいえ、ジャイアンツに好き勝手に使われるのを他球団は見過ごすのか?

と、ここまでならそれは違うだろう?ジャイアンツの新外国人GGがフューチャーズの先発投手として登板」と同じことの繰り返しなので、今回は少し視点を変えてみる。

2004年の合併騒動で露呈した様々な問題から、少しずつではあるが球界は新しい試みに挑んでいる。チャレンジマッチもその一つで、イースタン・リーグの球団数が奇数になって試合を組めないチームが出来るため、対戦相手を、出場機会を得られない選手を集めて作ってしまうという発想だ。またプロ野球ばかりでなく、社会人野球の衰退が叫ばれる一方で四国に独立リーグ、四国アイランドリーグが設立され、今年からは北信越ベースボールチャレンジリーグもスタートした。これらの試みは野球というスポーツの裾野を広げるという意味で、問題を抱えながらも前進している。そんななかでマリーンズはプロアマ問題で規制の多い既存のアマチュア組織ではなく、四国アイランドリーグとの提携を本気で考えているようだ。チャレンジマッチにしろ、四国アイランドリーグとの提携にしろ、ジャイアンツやマリーンズの相当な危機感の表れと推測できる。

「今まで通りではダメだ。新しいことに挑戦し、活路を見いだそう」

そんな姿勢が感じられる。

他の球団はどうだろうか?

スワローズが球団名に「東京」を冠したのは、東京都を地元としながら、その雑多な人口構成から地域密着を徹底するのが難しいと思われていたところへ、目の上のたんこぶであるジャイアンツの正式名称から「東京」が消えてビジターユニからも「TOKYO」が消え、ファイターズ球団が出ていったため一気に勝負を賭けたものだ。観客動員では相変わらず苦戦を強いられているが、もともと応援団は得点のたびに「東京音頭」を歌い上げ、かつて球団が企画したZEEBRAHIP HOPに乗った応援など風化させるほどなのでファンも「東京」であることに一定のこだわりを持っているからいつか結実するであろう。

ファイターズは移転三年目で天下を取るに至る過程で北海道民のハートを完全につかむ一方、ファームの本拠地、千葉県鎌ヶ谷市でも地域密着を推進している。人より梨の方が多く<>、ナイトゲームをまったりと観たいという地元ファンよりも梨畑に虫が集まることを憂慮してナイトゲームを認めない土地柄で今後さらに地域密着を図れるか見物だ。

親会社のお家騒動があったり、親会社の株を乗っ取られそうになったりして、それどころではないような球団もあるが、ネーミングライツなど新たな収入源を確保してチーム再建に活路を見いだそうとしているライオンズも、旧体制の呪縛から抜け出そうという新たな試みと言えなくもない。ただ、ネーミングライツで組む相手や、バックネット下の広告主などパートナーに恵まれていない気も…<苦笑>

そんな中で、特に積極的なアクションをしているのがマリーンズ。

四国アイランドリーグとの提携関係を強化しようとしている件では先日もボビー・バレンタイン監督がややフライング気味ながら、四国アイランドリーグの一球団をマリーンズが傘下に収め、マリーンズはドラフトで大量の育成選手を指名して入団させ、四国アイランドリーグに彼らを派遣して腕を磨かせるという構想を披露した。現状では野球協約などで超えなければならない壁が多く非現実で時期尚早な構想のようだが、これが現実味を帯びてくると、もう一つの独立リーグ、北信越BCリーグに対しては、同じパ・リーグのファイターズが、かつてファイターズのチーム統括本部長などフロントの要職を歴任した三沢今朝治氏が球団社長を務める信濃グランセローズにアプローチをするだろう。そしてそうなると自称・球界の盟主、ジャイアンツ球団も黙ってはいまい。四国ILと北信越BCリーグを抑えられたジャイアンツは早稲田大学硬式野球部を傘下に収め、「ハンカチ王子」を獲得出来る抜け道を考えるだろう<>

早大野球部買収はもちろん悪い冗談だが、3日に行われたドラフト制度検討委員会ではカープ球団が、選手の希望が叶う可能性を残した独自の新ドラフト案を提示したという。敗戦処理。的にはドラフト制度に関しては当ブログ3月18日付で取り上げた敗戦処理。的新ドラフト案-入札+アドバンテージ付き抽選方式を強く提案したいところである。手前みそながら悪くない方式だと考えているが、現状約一名の賛同しか得ていない。このように各球団がそれぞれに危機感の元、独自の構想を持ち、公の場で提案して議論するというのは良い傾向だろう。いささか遅きに失せた感があるにせよ。

そして球団数が奇数になったのはイースタン・リーグだけでなくウエスタン・リーグも同様だ。こちらも何らかの手を打ってくるだろう。イースタンより二球団少なく、興行に支障を来すという点ではイースタンより深刻なはずだから。

チームが優勝を目指して闘い、華のある選手がグラウンドを駆け回るだけでは抜本的な観客動員増、収入増には結びつかない。ジャイアンツは勝っても勝っても視聴率が下がる一方。視聴率が見込めなければ、ジャイアンツだけでなくジャイアンツ戦の放映権料を収入の柱としているセ・リーグ各球団にも大きな打撃だ。一度は全体最適を考えて交流戦の実施に仕方なく賛成したセ・リーグ各球団が交流戦の試合数減にこだわったのは収入の柱であるジャイアンツ戦やそれに次ぐ人気のタイガース戦を手元に取り返したいからだったが、もはやジャイアンツ戦で巨額の放映権料は見込めない。

冒頭で書いた、ジャイアンツによるフューチャーズの私物化とも思える行為は、フューチャーズの立ち上げに尽力したジャイアンツだから許される側面があろう。これからいろいろと考えられ、企画される新しい試みも、最初に言いだした者に有利に運ばれることはあるだろう。より大きな声で騒いだ者が勝ちという側面はどんな世界でもある。思い出したくもないが、2004年の球界再編騒動のさなかで当時のライオンズ堤義明オーナーが明らかにした「パ・リーグでもう一組の合併の動きがある」という動きではマリーンズ球団はパ・リーグ他球団との合併を受け入れる覚悟はあったという。またジャイアンツの滝鼻卓雄オーナーや、清武英利球団代表は前任オーナーのような「ならば新リーグを作るぞ!」的な恫喝的手法とは明らかに異なる、したたかさを持っている。もはや「寄らば大樹の陰」は通用しない。今はアイディアを出し合う時期だ。ジャイアンツとマリーンズ以外の球団も遅れを取るな!

P.S.

所沢でのフューチャーズ戦が天候不良で中止になるかもしれないので、試合より先にアップしました<苦笑>。

2007年4月16日 (月)

「生」観戦した野球場(30)-さいたま市営大宮球場

01_109 いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。その数40以上。だからどうしたと言われればそれまでですが。

このコーナーでは敗戦処理。がプロ野球の試合を観戦した野球場について順に書いていこうと思います。月に1~2球場の割合で書いていこうと思います。また、シーズン中に新たな球場に行ったら加筆していこうと思います。

30回 さいたま市営大宮球場 観戦球場ファイル-29

東武野田線で大宮駅から二駅離れた大宮公園駅から徒歩約15分。敗戦処理。は2002年5月19日のイースタン・リーグ公式戦、スワローズ対ジャイアンツ戦を観戦にこの球場を訪れた。この前年の浦和市、大宮市、与野市の合併により「さいたま市営大宮球場」という名称になったが、プロ野球ファンにはそれ以前の「大宮市営球場」という呼び方の方がしっくりくるかもしれない。

なおかつこの球場から歩いていける距離にある「大宮公園野球場」(=県営大宮球場)の方が日米野球でベーブ・ルースやルー・ゲーリッグ、ビクトル・スタルヒンがプレーしたことや、高校時代の長島茂雄が特大の本塁打を放ってプロのスカウトやマスコミに名を売った球場として知られているため、この「さいたま市営大宮球場」の方が地味な印象がある。

最近ではスワローズやライオンズの二軍が埼玉県内での主催試合を増やす意向で使用されるが観客動員のために相手はジャイアンツというパターンが多いようだ。他には高校野球、東京新大学リーグなどが常時使用している。

2007年4月 1日 (日)

「生」観戦した野球場(29)-西武第二球場

04_4いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。その数40以上。だからどうしたと言われればそれまでですが。

このコーナーでは敗戦処理。がプロ野球の試合を観戦した野球場について順に書いていこうと思います。月に1~2球場の割合で書いていこうと思います。また、シーズン中に新たな球場に行ったら加筆していこうと思います。

29回 西武第二球場 観戦球場ファイル-28

ライオンズのファームの本拠地として、イースタン・リーグで使用される球場。一軍の本拠地が近年ネーミングライツで名称が変わっており、そのネーミングライツを得た企業がファームのチーム名にも企業名をつける権利を得ているがファームの本拠地球場は「西武第二球場」という名称から変わらない。

それもそのはずで、ネーミングライツを得ようという企業にはそれぞれ思惑があるだろうが、追加料金を払ってまで買うほどの価値を見いだせない球場といって差し支えないだろう。

一軍の本拠地の裏にあり、その先に若手選手の合宿所もあり、練習、育成環境としては申し分のない場所にあるが、「西武ライオンズ球場」が出来た時の、大リーグの本拠地球場にも負けない豪華さといった印象からすると、ファームの球場のあまりの粗末さぶりには落胆せざるを得ない。

単なる空き地に囲いをつくっているだけと言っても良い環境で、観客席らしきものもネット裏に数えるほどあるだけで、そこ以外で観るファンは一塁側や三塁側のネット越しに土手に座って観戦するしかない。いっそのこと外野の後方で観戦しようかと思うと、場内アナウンスが聞こえない。観戦するには不自由が多い球場といわざるを得ない。

またマリーンズの浦和球場同様、スタンドがないため観戦時の目線がグラウンドレベルになるので、打者がゴロを放った時、その打球方向を瞬時に判断するのが困難という非常に厄介な問題がある。敗戦処理。はグラウンドを俯瞰で眺めながら観戦するのが好きなので個人的にはこういう球場は歓迎しない。(冒頭の写真からも目線の低さがわかるでしょう)

ただしマニアックな見方をしようと思えば、一、三塁側のブルペンのすぐ脇で観戦することが出来、登板を間近に控えたプロの投手が徐々に集中力を高めながら投球練習をする姿を目と鼻の先で見ることが出来る。

敗戦処理。が初めて生観戦した2002年5月3日のライオンズ対ファイターズ戦の時には三塁側ブルペンのすぐ脇に陣取ったが、ブルペン付近で素振りをしようとしたファイターズの選手が三塁塁審から「そこは素振り禁止だ。やめなさい」と注意を受ける声がはっきりと聞き取れたし、ファイターズの白井一幸二軍監督(当時)がピンチにマウンドに行く制限に関してミスをした時には球審がベンチ前に来て説明している内容も聞き取れたほどだった。さらにいえば、ファイターズのブルペンからは投手陣やブルペン捕手達による、とても仕事中とは思えないくだらない雑談まで聞こえてしまった。

以前にも書いたが、ファームの本拠地グラウンドが整備されていない球団は、少額であっても入場料を取れる体裁を整えるべきだと思う。少額であっても入場料を取り、ファームといえども選手達にお客さんからお金をいただいているという緊張感を持たせるべきだと思うからである。プロ野球選手の仕事は究極的にいえば投げるとか打つとかのプレーのみではなく、それによってファンの財布のひもを緩めさせ、球団の収入を増やすことであり、それが出来て初めてプロ野球選手として給料を上げて欲しいとか要求できるのである。

特にライオンズの場合、大学生、社会人出身の即戦力タイプだけでなく、例えば近年なら中島博之や中村剛也といった選手がファームから這い上がってくる土壌がある。そうした選手達にプロとは何ぞやを気づかせる意味でも、入場料を取れる設備にして欲しいのである。

スワローズの宮本慎也がこのオフの契約更改でファームの専用球場の施設改善を訴えていたが、その戸田球場と似たり寄ったりの西武第二球場をも、それこそ松坂マネーあたりで何とかしてもらいたいものだ。大幅なリニューアルが無理なら、せめて観客用の椅子を整備するなり、ファームの試合のためにわざわざ足を運んでくれるお客様をもっと大切にするという発想も欲しいところだ。

ライオンズのファームは、飯能市などの埼玉県内各市での主催試合を増やし、地元埼玉の新たなるファンを開拓しようという姿勢を見せているが、その試合で興味を持ったファンが、いざファームの本拠地に行ってみたら「うちの近くの高校野球の予選に使っている球場の方がよほどマシ」という印象を持つのが関の山だろう。

球団として今はもっと他に大切な大きな問題があるが、ぜひとも善処してもらいたい。

【関連エントリー】

「生」観戦した野球場(4)-西武ライオンズ球場(2006.3.16)

2006年10月 3日 (火)

戦力外通告の季節がやってきた -そして鎌ヶ谷で最後の姿を観たのは…

パ・リーグは1日のゴールデンイーグルス対マリーンズ戦で公式戦の日程が終わりました。毎年のことですが、この時期になるとスポーツ新聞の片隅に「○○らに戦力外通告」という記事が載ります。セ・リーグを含め、既に多くの球団が発表しています。球団によっては一次、二次と分けて通告するケースもあるようで、まだまだ予断を許しません。

敗戦処理。の贔屓チームのひとつ、ファイターズは先月29日に6人の選手に戦力外通告をしたと発表しました。

横山道哉投手、岩下修壱投手、井場友和投手、矢野諭投手、佐々木貴賀投手、森章剛外野手。

また外国人選手ではフェリックス・ディアス、コリー・リーの両投手が戦力外通告を受けており、ディアスは既に自由契約選手として公示されています。

横山はファイターズの移転元年、2004年にストッパーとして大活躍。最優秀救援投手にも輝きましたが、翌2005年には失敗続き。今季はついに一度も一軍入りを果たせませんでした。

2004年パ・リーグプレーオフ第1ステージ最終戦、九回裏にライオンズの和田一浩にサヨナラ本塁打を浴び、呆然と立ちつくした姿を現地で敗戦処理。は観ました。「この悔しさを、来季のマウンドにぶつけてくれ」と期待しましたが、これ以降さっぱりでしたね。

急性骨髄性白血病を克服して今季テスト入団した岩下のファイターズでの一軍初登板(復帰登板というべきか?)もたまたま生で観ました。7月30日。今季のファイターズにとって最後の東京ドームでの主催試合。九回表、完投勝利目前の八木智哉に代えて岩下の名前がコールされた時の大観衆の驚き、そして拍手。今も忘れません。一軍在籍期間は短かったのですが、防御率は0でした。再びの一軍昇格もあるかと思ったのですが。

球団は打撃投手として契約したい意向とのこと。チームが左の好投手に弱い傾向があるので一肌脱いでもらいたいものです。

井場は本格派のストッパー候補として期待しました。重そうなストレートは威力充分だったのですが、肝心なところで一本調子になって失敗するという印象が強いです。

まだ東京ドームが本拠地だった頃のライオンズ戦。同点の延長戦で井場が投げていてピンチになって敬遠策をとってライオンズの打者は主に代走や守備要員として起用される清水雅治。「何とか抑えてくれるだろう」との期待も虚しく、粘りに粘られた末に左中間のど真ん中を破られる2点タイムリー。失礼ながら決してパンチ力があるとは思えない清水に、技あり!という感じのタイムリーならまだしも左中間を深々と破られ、この時敗戦処理。としてはこのままでは通用しないなと悟ったものでした。今シーズンはスリムになった井場を鎌ヶ谷で見かけましたが、かつての威圧感もなければ、かといって制球力がついた訳でなし。もったいないなと感じました。

矢野の入団は1997年。ということはファイターズタウン鎌ヶ谷の出来た年。ルーキーイヤーに初登板初勝利を挙げ、二試合目に二勝目を挙げた時には将来有望な投手が入ったと期待させましたが、結局その二勝が十年間のプロ生活で挙げた一軍公式戦での勝ち星のすべてでした。

昨年は中継ぎとして一軍の戦力となり、矢野同様に初登板以来二試合連続勝利の快挙を成し遂げたダルビッシュ有とどちらが先にプロ三勝目を挙げるか注目したが<苦笑>、ダルビッシュにあっさりと先を越されました。選手生命の大半を鎌ヶ谷で過ごしたであろう矢野。岩下同様球団からは打撃投手への点心を勧められているとか、その場合は二軍担当か?

佐々木は貴重なショートリリーフとして一時は重宝したのですが、大島康徳監督時代の無計画な酷使で燃え尽きてしまったのでしょうか?昨秋の鴨川キャンプを観に行った時、ブルペンでかなり左腕を下げたフォームで投げていたので起死回生の策となるかと思ったのですが…。今季生で新しいフォームの佐々木を観ることが出来なかったのが残念でした。

には期待しました。ドラゴンズ時代の2004年終盤、優勝目前のチームに彗星のごとく現れて快打連発。そのV戦士がわずか一年で戦力外通告になり、金銭トレードの形でファイターズに入団。春先こそ鎌ヶ谷で勝負強さを何度か見せてくれましたが、いつしか出番が減っていきました。

29歳の横山、27歳の森には他球団から声がかかるかもしれません。新天地での活躍を祈りたいです。

ところで冒頭でパ・リーグは1日で公式戦を終えたと書きましたが、ファイターズに関してはまだ闘いは終わっていません。そのファイターズが先月29日というタイミングで戦力外通告を発表したのは翌30日にイースタン・リーグ最終戦を本拠地鎌ヶ谷で行うのに合わせたのではないかと、敗戦処理。は推測し、鎌ヶ谷に足を運びました。実際昨年のイースタン最終戦では阿久根鋼吉、石本努、池田剛基の三人がお別れ出場を果たしていましたので、見納めにと思った訳です。

ここで10月2日現在で敗戦処理。が把握している戦力外通告選手(ファイターズ以外)を球団別にリストアップしてみます。

カープ 
福井敬治内野手、天野浩一投手、玉山健太投手、苫米地鉄人投手、飯田宏行投手

ライオンズ 
張誌家、後藤光貴投手、田崎昌弘投手、小野剛投手、杉山春樹投手、高波文一外野手、宮崎一彰内野手、椎木匠捕手

ベイスターズ
村西哲幸投手、森大輔投手、福本誠内野手、田中一徳外野手

ゴールデンイーグルス
金田政彦投手、矢野英司投手、戸叶尚投手、玉木重雄投手、佐藤和宏投手、酒井忠晴内野手、益田大介外野手、カツノリ捕手、飯田外野手、佐竹学外野手、永池恭男内野手

スワローズ
土橋勝征内野手、山部太投手

マリーンズ
垣内哲也外野手、井上純外野手、喜多隆志外野手、杉原洋投手、瑞季内野手

タイガース
町田公二郎外野手

ジャイアンツ
佐藤宏志投手、伊達昌司投手、南和彰投手、原俊介捕手、黒田哲史内野手、大須賀允内野手、十川雄二外野手、育成選手の平岡政樹投手、同じく横川雄介捕手

ところで30日の鎌ヶ谷最終戦ですが、前年のような惜別出場は一切ありませんでした。一軍の闘いがまだ終わっていないからでしょうか?結局この日、敗戦処理。にとって見納めとなったのは

Invoice02

今シーズン限りでネーミングライツ契約が切れるこのユニフォーム姿だけでした。

2006年9月10日 (日)

ライオンズはこのオフ身売りするのか?

Dscf0001 インボイスが命名権断念…西武の球場名が変更へ

プロ野球西武の本拠地(西武ドーム=埼玉県所沢市)と、2軍の命名権(ネーミングライツ)を持つインボイス(木村育生社長)が8日、来年以降の契約更新を断念したことが分かった。

同社関係者が「更新を申し入れていたが、契約満了でできないということだった。長期契約を視野に態勢を整えてきただけに残念」と話した。

西武ドームを経営する西武鉄道は同日、「その件に関しては、まだお答えできない」と語った。

情報通信サービス業のインボイスは、昨季開幕前に命名権を獲得。球場との2年契約は今季で切れ、2軍との3年契約は1年を残し、契約解除される見込み。

(2006年9月8日19時43分  スポーツ報知)

この記事を読んでいやな予感がするのは敗戦処理。だけでしょうか?

命名権(ネーミングライツ) を買った側のインボイスが更新を見送るというのならまだしも、インボイスは更新を希望しているというのに、本拠地球場の命名権に関しては今季で契約が切れることを理由に更新を拒否され、二軍のチーム名へのネーミングライツに至っては契約をあと一年残しているにもかかわらず、こちらも解除される見込みとは。

仮にインボイス以外にもっと球団にとって都合の良い条件でネーミングライツを得ようとしている企業があるにしても、信義則にもとる行為だと思うし。

球団側に来年以降の契約を結べないのっぴきならない事情があると疑ってかかってしまうのは敗戦処理。の考え過ぎなのだろうか?

他にもう一つ、球団側がインボイスとの契約更新を拒絶する可能性が考えられるが、いくら個人のブログとはいえ根拠もなく書く訳にもいかないし。

そういえば最近、週刊誌レベルの話ではあるが、ゴールデンイーグルスの三木谷浩史オーナーに関しても、よからぬ憶測が飛び交っている。

このオフ、また日本経済新聞のスクープに始まって野球ファンが騒然となるような事態が起きなければ良いのだが。

2006年5月21日 (日)

一軍好調、二軍は最下位-11連敗中!-鎌ヶ谷に何が起きているのか?

一軍が21世紀になってから初の単独首位に立ったり、昨年辛酸をなめた交流戦も今のところ6勝4敗と順調に推移している(5月20日現在。以下同じ)ファイターズ。しかしその一軍とは対照的に、鎌ヶ谷に本拠地を置くファイターズのファームは4月26日の対ジャイアンツ戦から11連敗。初回に9点を取ったのに引っ繰りかえされたり、相手の初回先頭打者本塁打で0対1で敗れたり、ジャイアンツの辻内崇伸にプロ入り初勝利を献上した試合から11連敗中なのです。

ファイターズのファームといえば、千葉県の鎌ヶ谷市に合宿所と内野席完備の素晴らしいホームグラウンドを併設するファイターズタウンを有し、近年では2003年、2004年とイースタン・リーグを二連覇。一軍への選手供給も適宜成されており、地域密着も着実になされており、メディアのファーム特集では湘南シーレックスとともに“理想象”として語られることの多いチームです。

そのファイターズが何故イースタン・リーグで最下位に低迷、二桁連敗続行中なのでしょうか?

ファイターズの二軍監督は岡本哲司。前任者の白井一幸がトレイ・ヒルマンの一軍監督就任に伴いヘッドコーチになったため2003年より二軍監督に昇格。いきなり二年連続イースタン・リーグ優勝(ただしファーム日本選手権では二年連続敗退)。しかし昨年は一転5位と低迷。

2003年及び2004年のリーグ優勝は、どちらかというと一軍経験豊富な中堅野手、例えば西浦克拓、上田佳範、藤島誠剛らの力によるところが大きかったように思える。彼らは一軍と二軍を往復するが二軍に比重を置くようになり、打線の中心を形成していた。そして彼らを抜かないと一軍に上がれないと腕を磨いた森本稀哲、小田智之、小谷野栄一、高橋信二らが頭角を現し、ファームを勝たせた上で一軍に上がっていった。2003年と2004年のファイターズはそうしてイースタン・リーグを勝ち上がっていった。

しかし2004年のオフ、ファイターズはイースタン優勝に貢献した藤島、関根裕之、林孝哉、渡邊孝男に戦力外通告をし、ファームの血の入れ替えを断行した。成長株は順調に一軍に上がり、「ファームの顔」と化したベテランを解雇。2005年のファイターズはその年に入った高校卒ルーキーらを積極登用した。鵜久森淳志、市川卓、工藤隆人、ダルビッシュ有、橋本義隆。そして2005年のオフには西浦、上田、石本努、高橋憲幸、芝草宇宙、岩本勉らに戦力外通告を行った。

思えばこれがファーム本来の姿なのかもしれない。

一軍から落ちてきた選手達の力で勝つばかりでなく、若い未熟な選手達が失敗と成功を繰り返しながら成長していく。それがファームだと。

橋本はファームで先発の柱として安定した投球を続けた。エース金村の負傷でタイミング良く一軍に上がり、いきなり与えられた先発の座で見事に結果を出し、そのままローテーションに加わっている。またこのところ一軍でスタメンマスクを被っている鶴岡慎也はファームで駒居鉄平との正捕手争いに勝ち、一軍からお呼びがかかった。一軍の正捕手高橋信二に適当な休養を与えるべく「第三の捕手」として時にマスクを被るうちに一軍首脳陣の評価を得た。

ファームの存在意義が一軍で活躍出来る選手の供給ということならば、今年のファイターズのファームは現時点では及第点だろう。しかし、一軍も今のまま上位で走り続けられるとは限らない。セットアッパーの武田久、建山義紀、抑えのMICHEALは登板過多でいつつぶれるかわからない。橋本、鶴岡の「卒業」で成果を終わらせずにさらなる選手供給源として実績を残し続けなければならないのだ。

例えば、尾崎匡哉。

岡本監督就任の2003年に報徳学園からドラフト1巡目ルーキーとして入団。岡本監督は雑誌のインタビューで尾崎には三年計画で教育し、四年目には一軍に送り出したいと語っていた。その仕上げの三年目にあたる昨年。岡本監督は尾崎を遊撃手として使い続けた。エリック・アルモンテの優先起用で金子誠がファームに落ちてこようが、アルモンテがファームに落ちてこようがファームの遊撃手は尾崎だった。アルモンテや金子がファームの試合に出る時は本職でない三塁を守った。一軍予備軍としてファームで調整するというレベルの彼らを差し置いて尾崎にはチャンスが与えられた。しかし四年目の今年、キャンプから一軍入りをかけて一軍キャンプに臨む訳ではなく、いつもの通りに二軍スタート。しかも陽仲壽の入団で遊撃手のポジションを奪われ、三塁での出場が目立つ。今年の尾崎は打撃での力強さは昨年までとはあきらかに一回り成長した感じだが、守備の方は相変わらずポカが多い。「石の上にも三年」という言葉があるが、尾崎が一軍に上がるのはいつなのか。もう一歩という感じではあるが。

例えば、須永英輝。

浦和学院から入団してすぐにファームのエース格として活躍。一年目の2004年、10勝を挙げてイースタンの最多勝に輝く。ドラゴンズとのファーム日本選手権でも先発。八回を終わって無失点。3対0でファイターズがファーム日本一に輝くと思ったら九回裏一死からまさかまさかの連打。KOされて二番手の関根がサヨナラ安打を浴びて逆転負け。それでも二年目に期待をかけたが翌2005年はファームでも出ると負けの1勝9敗。シーズン終盤に一軍で先発して9回無失点の怪投()を演じるも一軍初白星はお預け。今季も一度ローテーションの谷間に一軍で先発し好投をするがその後一軍先発陣に割って入るほどの結果を出していない。

例えば、鵜久森。

いや、もう書くまい<苦笑>

20日には連敗ストップをかけて本拠地鎌ヶ谷でライオンズのファームと対戦。昨年までファイターズに在籍した岩本勉氏のプロデュースによるガンちゃんの“まいど!”デー開催。ガンちゃん自らグラウンドに降りて、観客による始球式参加権をかけたジャンケン大会の司会を務めたり、スタンドの出店「仁陣」の焼きそばと交換出来るボールをC・Bとともにラケットでスタンドに打ち込んだり(そしてガンちゃんが打ち込んだボールを幸運にも敗戦処理。がキャッチ!)、ラッキー7の攻撃時にはスタンドでファンと一緒に応援。勝っていればガンちゃんが殊勲選手にヒーローインタビューと大活躍だったがチームはまたも黒星。

00_1 7回裏、ラッキー7のファイターズ攻撃時にはガンちゃんがファイターズファンで埋まる三塁側スタンドに登場。

(試合の結果と観戦記は http://bbs1.com.nifty.com/mes/cf_wrentT_m/FBBALL_B014/wr_type=T/wr_page=1/wr_sq=FBBALL_B014_0000002557 参照。)

二年続けて急激な若返りを断行している過程で、未熟な若手達がなかなか結果を出せないというのが今の鎌ヶ谷ファイターズの現状なのだろう。近い将来、彼らが「えっ?」と驚かされるほど成長し、一軍に旅立つ姿を見るために、敗戦処理。は懲りもせず鎌ヶ谷詣でを続けるのであろう。

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