今日15日、ホークスがパ・リーグのクライマックスシリーズを2連勝で通過して日本シリーズ出場決定。日本シリーズの対戦がジャイアンツとホークスに決まったが、9日に最終戦を行ったパ・リーグに続いて14日にセ・リーグが公式戦を終了し、今季の十二球団公式戦の入場者数の集計が発表された。
試合数が例年の143試合(主催試合71~72試合)から120試合(主催試合60試合)に減り、なおかつ最初の約一ヶ月は無観客での開催を強いられた事が響き、NPB全体での入場者数は昨年との比較では何と18.2%に過ぎなかった。念のため誤解のないように書くと、前年比18.2%減ではない。前年比18.2%に過ぎないのだ。
球団別では前年比で最小がゴールデンイーグルスで前年比13.0%、最多がカープの24.2%で普通に考えて各球団とも軒並みに大幅な収入減。しかし、にもかかわらず今季、各選手の年俸には一切手を付けられていない。来季、どのような状況で公式戦を行えるのかまだ不明だが、この大幅な収入減を取り返すには来季の年俸の大幅な削減が考えられる。
日本野球機構(NPB)とJリーグは合同で政府に観客数の上限緩和のために要望書を提出した。当初政府は新型コロナウイルス感染症対策で9月末まで継続するとしていたイベントやプロスポーツの入場者数の制限を緩和する方向で検討し始めた。今週11日に行われる感染症対策分科会で判断される。
NPBとJリーグが要望するのは「2万人、あるいは50%の少ない方」。要望書を西村康稔経済再生担当大臣宛に提出したという。
◆ JリーグとNPB、政府へ要望書を提出。「2万人、あるいは50%の少ない方」に緩和へ
ようやく、今季初めての東京ドームでの生観戦を果たした。快調に首位を走っている様に見えるジャイアンツは1日から13連戦がスタートした。今季は6連戦の連続という日程が組まれてきたが、その6連戦と6連戦の間の月曜日に7月7日の雨天中止分の振替試合を入れたため13連戦となった。先発投手もリリーフ陣も既にある程度疲労が溜まっていると思われる中、1日に行われた13連戦初戦は3人、敗戦処理。が今季初の東京ドーム生観戦となった2日は6人の投手をつぎ込んでの勝利で連勝となった。前カードの対ドラゴンズ戦を含めれば四連勝だが、こんなにどんどんリリーフ投手をつぎ込んで大丈夫なのだろうか?最近の傾向では投手の登板は原則として二日連続まで。それだと3日は中川皓太、ルビー・デラロサともども投げられなくなる。
3日の予告先発、田口麗斗が一人で投げきるのか?それとも原辰徳監督、宮本和友投手チーフコーチがリミッターを外すのか?それとも登板の準備をする必要すらないような負け試合になるのか…!?
(写真:七回表に登板した高梨雄平。一死から二塁打を浴びると、大竹寛に交代されてマウンドを降りる。)
19日の公示でベイスターズの高城俊人捕手が出場選手登録された。正捕手としてチーム内で最も多く先発出場していた伊藤光捕手の登録抹消に伴う補充という形での登録だが、高城は早くも今季三回目の登録。
メディアでは故障でもないのに正捕手が登録抹消されたので取り上げられているが、敗戦処理。は敢えて高城の方を注目する。
◆ 伊藤光が登録抹消 ラミレス監督、配球問題視
神奈川新聞 2020年7月20日
(写真:19日に今季三回目の出場選手登録を果たしたベイスターズの高城俊人。 2013年6月撮影)
敗戦処理。が初めて日本のプロ野球を生観戦した1974年(昭和49年)から、その年の生観戦で最も印象に残った生観戦を選んで書き起こすこのコーナーも、一通り書き上げたので年に一回、その前年の生観戦を振り返って書くスタイルになっている。今回は昨年2019年(令和元年)の生観戦の中から最も印象に残っている試合をあらためて振り返る。敗戦処理。が生観戦したプロ野球- my only one game of each year。
1974年(昭和49年)に初めてプロ野球を生観戦した敗戦処理。はその後毎年、途切れることなく数試合から十数試合を生観戦しています。そこで一年単位にその年の生観戦で最も印象に残っている試合を選び出し、その試合の感想をあらためて書いていきたいと思います。
【回想】敗戦処理。生観戦録- my only one game of each year第46回 2019年(令和元年)編
(写真:五年ぶりのリーグ優勝を決め、ナインから胴上げされる原辰徳監督。 2019年9月撮影)
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パ・セ両リーグは12日こそ台風19号の影響を考慮して中止になったものの両リーグのクライマックスシリーズ、ファイナルステージにファンの耳目が集まっているが、そんな中、17日にはドラフト会議が開かれる。
アマチュアのドラフト候補に疎い敗戦処理。だが、くじ運が強い球団はどこなのか?調べてみた。ゴールデンイーグルスが参入した2004年から昨年までのドラフト会議でくじ運が強い球団を調べてみた。これはあくまで、指名が重複して競合になった際のくじ引きの勝敗だけを調べるもので、交渉権を得て獲得した選手が活躍したか否かは関係ない。
(写真: 17日に行われるドラフト会議の目玉選手とされる佐々木朗希投手。2019年8月撮影)
2020年東京五輪 eBASEBALL 「巨人への道」を上ると…、 【回想】敗戦処理。が観戦したプロ野球 その他諸々 アジアシリーズ カープ キューバの野球 クラブチーム ゴールデンイーグルス シーレックス ジャイアンツ スワローズ タイガース ドラゴンズ バファローズ バファローズの二軍 ファイターズ プレミア12 プロ野球マスターズリーグ ベイスターズ ベースボールファーストリーグ ホークス マリーンズ ライオンズ ライオンズの二軍 ワールド・ベースボール・クラシック 世界の野球 今年の1枚 北京五輪 北信越ベースボールチャレンジリーグ 台湾の野球 四国アイランドリーグ 大リーグ 大学野球 女子野球 敗戦処理。が「生」観戦した野球場 敗戦処理。のこだわり! 敗戦処理。的チーム別歴代ベストナイン 新型コロナウイルス禍 日本プロ野球選手会 日本女子プロ野球リーグ 日本野球機構 旧バファローズ 旧ブルーウェーブ 消滅した球団 球界再編問題 球界構造改革 社会人野球 軟式野球 野球「生」観戦記 野球は文化だ! 野球よもやま話 野球日本代表 野球殿堂・野球殿堂博物館 鎌ヶ谷へ愛を込めて 韓国の野球 高校野球
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