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2021年2月 4日 (木)

【スポーツ報知】“原監督「4番・サード岡本」を守り抜け…岡本和真にさらなる成長求める”も良いけど…

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先月30日のスポーツ報知に載っていた。昨年まで三年連続30本塁打以上の岡本和真に対してジャイアンツの原辰徳監督が「四番・三塁」としての実績は昨年が初めてなので今季はそれを守り抜けと檄を飛ばしているという。記事でも触れていて、敗戦処理。も個人的に目安にしている“三年間やって一人前”という大義名分からすると、昨年で一人前になったとみなされる岡本だが、原監督はあくまで「四番・三塁」としての成就を求める様だ。原監督自身の現役時代や、“ミスタージャイアンツ”長嶋茂雄が築いてきたジャイアンツ栄光の「四番・三塁」の継承者として岡本に期待している。


それは良いのだが…


◆ 【巨人】原監督「4番・サード岡本」を守り抜け…岡本和真にさらなる成長求める
スポーツ報知2021130

 

 

 

原辰徳監督は岡本和真のことを“若大将”と呼んでいる。自分の現役時代についたニックネームを継承するくらいだから、相当期待しているのだろう。岡本は昨年まで三年連続で30本塁打以上を記録しているが原監督の現役時代は入団五年目から八年目にかけて四年連続で30本塁打以上を記録したことがある。。

 

ジャイアンツの「四番・三塁」といったら長嶋茂雄だ。原監督は現役時代に長嶋と比較されることで実力の割に低く評価された。それに比べれば岡本の負担は軽いかもしれないが、岡本は少なくともあと二年、「四番・三塁」を極めないと一人前と見なされない様だ。だが原監督の現役時代や長嶋の様に長く三塁のポジションを守るかというと半信半疑だ。岡本を不安視しているのではない。坂本勇人の存在だ。

 

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2008年からジャイアンツの遊撃手として活躍している坂本だが、遊撃手というポジションは内野で最も負荷がかかるポジションと言われている。ポジション別の歴代最多出場選手を比較すると、遊撃手の歴代最多出場選手の試合数が最も少ない。名遊撃手と言われた選手の多くは晩年に他のポジションに移っている。

 

ポジション別歴代最多出場選手

投手 岩瀬仁紀 1002試合
捕手 谷繁元信 2963試合
一塁手 王貞治 2799試合
二塁手 高木守道2179試合
三塁手 長嶋茂雄2172試合
遊撃手 鳥谷敬 1768試合
外野手 張本勲 2429試合
    金本知憲2410試合
      福本豊 2293試合
(2020年終了時点)

投手を別にして、野手で唯一、2000試合に出場した選手がいないのが遊撃手というポジションだ。打力に秀でた選手はその打力を活かすために他の負荷が軽いポジションにコンバートされる事が多い。また、ある程度の年齢になると他のポジションにコンバートされるケースが多い。どちらのケースでも遊撃手に求められる守備範囲の広さなどによる負荷がネックになってのコンバートが多い。


坂本も、いずれは張本勲以来の通算3000本安打を狙える逸材。選手寿命を考えるとどこかで他のポジションへのコンバートが検討されるだろう。二塁守備は遊撃手の次にハードだと言われ、三塁に回るのが一般的と思われる。


坂本を三塁にコンバートする時に、原監督は何と言って岡本を説得するのだろうか!?


ところで、坂本にはおそらく遊撃手としてこだわる数字があると思う。


◆ 遊撃手最多出場記録

鳥谷敬  1768試合
石井琢朗 1767試合
坂本勇人 1759試合
吉田義男 1730試合
豊田泰光 1579試合
(2020年終了時点)


昨シーズン終了時点で、坂本は遊撃手としての試合出場数が歴代3位に達している。昨年、マリーンズの鳥谷敬石井琢朗を抜いて話題になった。一説には鳥谷がタイガースから引退勧告を受けながらも現役続行にこだわったのはこの記録がかかっていたからとも言われているが翌年には坂本に抜かれそうなのだ。


“野手で唯一、2000試合に出場した選手がいないのが遊撃手というポジション”と書いたが、公式戦の年間の試合数が143試合予定通りに行われれば来年にも坂本は史上初の2000試合出場遊撃手となる可能性がある。これは狙いたい数字だ。あと二年、それまでは岡本に三塁を守ってもらう。そうすると岡本の三塁固定も昨年から数えて三年になる。原監督から一人前のお墨付きをもらえる。三年守らせた上で、三塁守備を坂本に明け渡し、一昨年まで時折守っていたレフトあたりを守らせるのではないかと個人的には想像している。冒頭の原監督のコメントと辻褄は合う。


ここまで計画性を持ってポジションを考えているのだとしたら、拙blog2018年11月17日付『□□(次の元号)の根本陸夫』になるのは誰だ!?で書いた様に原監督は『令和の根本陸夫』になるのだ。令和の時代に監督が全権監督を担うのは時代遅れだと思うが、かつての根本陸夫さんの様に後に実質的なゼネラルマネージャーになるための一時的な布石ならばわからなくもない。


また、原監督が提唱したもののほとんど相手にされなかった“セ・リーグにもDH制を”という提案もすぐには導入されなくても坂本をDHで起用して負荷を軽くする必要性に迫られる頃までに導入されればと考えているのならそれでこそ『令和の根本陸夫』なのだが…。

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