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21日のサンケイスポーツを見て驚いた。元スワローズの投手、安田猛さんがなくなられたそうだ。2019年7月に行われたスワローズ球団の球団創立50周年記念のOB戦Swallows DREAM GAMEに出場した際にかなり足を悪くされている印象だったが,既にその二年前から癌と闘っていたという。しかし、73歳とは若すぎる…。
NPBでは昨年、新型コロナウイルス禍によって公式戦が143試合から120試合に縮小された。それにより入場者収入などを見込めるホームゲームが71~72試合から60試合にと1割以上減少した。なおかつ開幕当初は無観客試合で行われるなど各球団ともに経営的には大打撃。入場者数の減少を球団の収入減のバロメーターと考えて拙blogでは昨年11月15日付けでNPB公式戦終了。入場者数は前年比18%にとどまる。と普通に公式戦が143試合行われた一昨年との比較を試みた。球団の収入はチケット収入だけではないが、主催試合での入場者数が前同比18%(注.前年比18%減ではない。前年比18%だった)では球団として大幅な収入減だったことは明らかだろう。
しかしそれでも昨年の選手の年俸には手を付けず。このオフにも減額制限の見直し等が行われずあくまで野球協約を変えない範囲での契約更改が行われた。そうなるとコストダウンの余地は外国人選手の人員削減くらいかということで各球団の外国人選手事情を調べてみた。
ファイターズの栗山英樹監督が今季で就任10年目のキャンプインとなった。昨年、球団としては北海道に移転後では初めて二年連続Bクラスに低迷して潮時かと思ったが、東京五輪が一年延期されたこともあってか監督を留任。正念場の今季を迎えた。
ファイターズは二年連続で5位に終わったが、昨年4位だったゴールデンイーグルスには田中将大が復帰し、唯一、ファイターズより順位が下だったバファローズにも平野佳寿が復帰した。ライバル球団が着々と戦力を強化する一方でファイターズにはこれといった新戦力の話題に乏しい。今オフには珍しくフリーエージェント戦線に参戦。スワローズからFA宣言した小川泰弘の獲得に動いたが残留された。逆に有原航平と西川遙輝にポスティングシステムでのメジャーリーグへの移籍を要望され、西川は結果的に残留となったが昨シーズン、球団で唯一、年間の規定投球回数に達したイニングイーターだった有原を流出した。田中や平野は古巣の球団に復帰したが、ダルビッシュ有も大谷翔平も戻ってこない<笑>。
今、評論家に順位予想をさせたら、おそらくファイターズを最下位と予想する人が多いだろう。前評判が高いと予想を裏切り、前評判が低い時には逆の意味で予想を裏切るファイターズだが、今年はどうなるか?
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先月30日のスポーツ報知に載っていた。昨年まで三年連続30本塁打以上の岡本和真に対してジャイアンツの原辰徳監督が「四番・三塁」としての実績は昨年が初めてなので今季はそれを守り抜けと檄を飛ばしているという。記事でも触れていて、敗戦処理。も個人的に目安にしている“三年間やって一人前”という大義名分からすると、昨年で一人前になったとみなされる岡本だが、原監督はあくまで「四番・三塁」としての成就を求める様だ。原監督自身の現役時代や、“ミスタージャイアンツ”長嶋茂雄が築いてきたジャイアンツ栄光の「四番・三塁」の継承者として岡本に期待している。
それは良いのだが…
◆ 【巨人】原監督「4番・サード岡本」を守り抜け…岡本和真にさらなる成長求める
スポーツ報知2021年1月30日
1月になってからのコーチ就任発表という異例な措置で注目を浴びた、ジャイアンツの桑田真澄投手チーフコーチ補佐。桑田のジャイアンツ復帰で、それまで原辰徳監督の後任候補の本命と見られていた阿部慎之助二軍監督に、一軍監督としての適性に疑問が生じたから桑田を招聘したとの見方も出ている。阿部二軍監督は現役を引退してまだ指導を一年しただけなのに、指導法が古いとか批判が相次いだ。しかし、近代的な指導理論の持ち主と思われていた桑田にも冒頭の台詞の様に昭和の時代というと言い過ぎかもしれないが平成の野球を彷彿とさせる旧態依然とした指導の匂いがし始めてきた。
ポスト原はともかく、桑田コーチの指導でジャイアンツの先発投手陣に完投が増えるのか?注目したい。
続きを読む "桑田真澄「中6日空けてるから、僕は135球は投げてもらいたい。」じゃ結局“昭和の野球”!? 阿部慎之助二軍監督に代わる次期監督候補は…" »
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