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2021年1月11日 (月)

もしもマー君がゴールデンイーグルスに復帰したら!?

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このオフにNPBからMLBへの移籍を狙っている選手は澤村拓一を除き進路が決まったが、逆にMLBからNPBに復帰する可能性のある選手が二人いる。田中将大平野佳寿だ。どちらもMLBの所属球団からフリーエージェントになっているそうで、NPB復帰の可能性があるという。


特に田中はNPB復帰の際には古巣球団でと考えているらしい。

◆ 
マー君、再契約しない場合楽天復帰意向と米メディア
日刊スポーツ202111

元日だけに景気の良い記事を持ってきただけという気も無きにしもあらずだが、何とも律儀な考え方だ…

 

 

 



過去のケースを調べると必ずしも古巣に復帰している選手ばかりではないことがわかる。


NPBの球団からMLBに移籍した選手で、NPB復帰の際に移籍前に所属していた球団に直接復帰した選手は20人。逆に移籍前に所属していた球団以外の球団に入団した選手は23人もいる。


味気ない言い方をすれば、古巣愛より条件面ということか…!?

○ NPB球団からMLBに移籍した選手、球団別一覧。
2020年MLB入りまで。[F]はFA権を行使しての移籍。[P]はポスティングシステムによる移籍。カッコ内はMLBからNPBに復帰した際に最初に入団した球団。赤字はMLBからNPBに復帰する際にNPBから移籍時の球団に復帰した選手。

【スワローズ】
[F]吉井理人(→ブルーウェーブ)
[P]石井一久(→スワローズ)
[F]高津臣吾(→スワローズ)
[P]岩村明憲(→ゴールデンイーグルス)
[F]五十嵐亮太(→ホークス)
[P]青木宣親(→スワローズ)
【カープ】
[F]黒田博樹(→カープ)
[F]高橋建(→カープ)
[P]前田健太
【ベイスターズ】
大家友和(→ベイスターズ)
[F]佐々木主浩(→ベイスターズ)
[F]小宮山悟(→マリーンズ)
斎藤隆(→ゴールデンイーグルス)
[P]筒香嘉智
【ドラゴンズ】
[P]大塚晶則
[F]福留孝介(→タイガース)
[F]川上憲伸(→ドラゴンズ)
【タイガース】
[F]新庄剛志(→ファイターズ)
[F]藪恵壹(→ゴールデンイーグルス)
[P]井川慶(→バファローズ)
[F]藤川球児(→タイガース)
【ジャイアンツ】
柏田貴史(→ジャイアンツ)
野村貴仁(→ファイターズ)
[F]松井秀喜
桑田真澄
[F]上原浩治(→ジャイアンツ)
[F]高橋尚成(→ベイスターズ)
村田透(→ファイターズ)
[P]山口俊
【バファローズ】
長谷川滋利
[F]木田優夫(→バファローズ)
[P]イチロー
[F]田口壮(→バファローズ)
[P]中村紀洋(→バファローズ)
[F]平野佳寿
【ファイターズ】
[F]岡島秀樹(→ホークス)
[F]建山義紀(→タイガース)
[P]ダルビッシュ有
[F]田中賢介(→ファイターズ)
[P]大谷翔平
【ゴールデンイーグルス】
[F]福盛和男(→ゴールデンイーグルス)
[F]岩隈久志(→ジャイアンツ)
[P]田中将大
【ライオンズ】
[F]松井稼頭央(→ゴールデンイーグルス)
[P]松坂大輔(→ホークス)
[P]牧田和久(→ゴールデンイーグルス)
[P]菊池雄星
[P]秋山翔吾
【マリーンズ】
伊良部秀輝(→タイガース)
[F]小林雅英(→ジャイアンツ)
[F]薮田安彦(→マリーンズ)
[P]西岡剛(→タイガース)
【ホークス】
村上雅則(→ホークス)
井口資仁(→マリーンズ)
[F]城島健司(→タイガース)
[F]川崎宗則(→ホークス)
[F]和田毅(→ホークス)

入来祐作中島裕之(宏之)はメジャーに昇格していないので対象外とした。

(参考資料 『日本人メジャーリーガーの挑戦』宝島刊)

球団の好意でポスティングシステムを利用させてもらった選手は古巣球団に戻っているのかな?と調べたが、ポスティングで移籍した選手で後にNPBに復帰した選手8人のうち、移籍前の球団に復帰したのは3人だけ。石井一久、青木宣親、中村紀洋だ。中村は2004年のオフにポスティング移籍した。中村の2004年の在籍球団は大阪近鉄バファローズだが、分配ドラフトでオリックス・バファローズに在籍が決まっていたので同一球団に復帰したものと解釈した。


また、NPBに復帰する際に、MLB移籍直前に在籍していた球団に復帰した選手に藤川球児を含めている。藤川はタイガースに復帰する前に独立リーグの高知ファイティングドッグスに入団しているので厳密に言うと異なるとも解釈できるが、一応含めた。この結果、タイガースを含め十一球団にMLBから復帰する際に移籍直前に在籍していた球団に復帰した事例があることになる。残りの球団はライオンズだ。ライオンズからは松井稼頭央、松坂大輔、牧田和久、菊池雄星、秋山翔吾と5人のメジャーリーガーを輩出したがNPB復帰の際に真っ先にライオンズに戻ってきた選手はまだいない。松井と松坂はNPBの他球団を経由してからライオンズに復帰している。


ライオンズは国内FAを含めたFAでの選手流出数が十二球団で最も多いことが知られているが、戻ってくる選手もいないということになる。また、松井と松坂のケースを除けば、他球団出身の日本人メジャーリーガーも獲得していない(五十嵐亮太のNPB復帰時に獲得に名乗りを挙げたがホークスと契約した)。ポスティングシステムで移籍した菊池と秋山がNPBに復帰する際にどんな選択をするか興味深い。


田中の話に戻る。田中はNPBに復帰するなら古巣のゴールデンイーグルスに復帰と決めているそうだが、MLBでの7年間、素晴らしい成績を残した田中にゴールデンイーグルスはいくらの年俸を用意するだろうか?


上述の古巣球団に即復帰した20人の選手の、移籍前最終年の推定年俸と復帰した年の推定年俸を比較すると20人中、移籍前最終年を上回る推定年俸で迎えられた選手は6人しかいない。。

○ MLBからNPBに復帰する際に、MLB移籍前に所属していた球団に復帰した選手の年俸の比較(金額は推定。単位=万円)

黒田博樹  +30,000 30,000(07年)⇒60,000(16年)
佐々木主浩 +17,000 48,000(99年)⇒65,000(04年)
石井一久    +9,000 15,000(01年)⇒24,000(06年)
和田毅     +7,000 33,000(11年)⇒40,000(18年)
大家友和    +2,320    680(98年)⇒  3,000(10年)
柏田貴史    +1,350  1,150(96年)⇒2,500(98年)

※ 村上雅則投手に関しては不明。

金額はあくまで当時報道された推定の金額だが、特に上位の投手はMLBでもそれなりの実績を挙げての凱旋帰国という感じがする。
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因みに野手では移籍前最終年を上回る年俸を獲得した選手は見当たらず、青木宣親の同額(推定3億3000万円からプラスマイナス0)が最多と思われる。


田中のゴールデンイーグルス最終在籍年、2013年の推定年俸は4億円。これがどこまで跳ね上がるか!? 査定するのは自身も現役時代にスワローズ復帰で9,000万円の増額を手に入れた石井一久監督兼ゼネラルマネージャーだ。


石井監督はポスティングでメジャー入りを果たし、復帰の際には古巣のスワローズと契約を結んだが、移籍前から繰り越しのFA権が日数に達するとあっさりとライオンズにFA移籍したドライな感覚の持ち主だ。GMに就任以降あっと驚く補強を次々と行っている石井監督兼GMだが昨年はゼラス・ウィーラーや高梨雄平をジャイアンツのあまり実績のない年俸が安い選手とトレードした実績もある。田中を獲得するとしたらいくら払うかも注目したい。

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