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冒頭のタイトルでハンク・アーロンさんの名前を挙げておいてベーブ・ルースさんの写真を使う理由は読み進めていただければご理解いただけるとして、23日、大リーグでかつて歴代最多であった755本塁打の記録保持者、ハンク・アーロンさんの訃報が流れてきた。
若いファンの方には「メジャーリーグの最多本塁打記録の持ち主はバリー・ボンズ」と一蹴されそうだが、失礼ながら敗戦処理。は訃報と共に報じられた大リーグの最多本塁打記録のランキングを見てハンク・アーロンさんの記録が大リーグではバリー・ボンズに抜かれていることを思いだした。敗戦処理。と同年代の方には同じ様な感覚の人も少なくないのではないか?理由は簡単。王貞治が破った大リーグの本塁打記録の持ち主が通算755本塁打のハンク・アーロンさんだったからだ。イメージの植え込みというのは恐ろしい。
今日14日、本年度新たに野球殿堂入りを果たした二名が発表された。アトランタ五輪で野球日本代表監督を務め、銀メダルを獲得した川島勝司氏と、野球史を扱ったノンフィクション作家で日本高等学校野球連盟顧問の佐山和夫氏が特別表彰委員会で殿堂入りと選ばれた。
一方、競技者表彰委員会においてはプレーヤー表彰では昨年に続いて規定の投票数を獲得した候補者がいず、またエキスパート表彰では2015年以来6年ぶりに規定の得票数を獲得した候補者がいず、ともに該当者無しとなった。競技者表彰委員会からの殿堂入りがいないのは1998年以来23年ぶり。プレーヤー表彰、エキスパート表彰の制度になってからともに殿堂入りが出なかったのは初めてだった。
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このオフにNPBからMLBへの移籍を狙っている選手は澤村拓一を除き進路が決まったが、逆にMLBからNPBに復帰する可能性のある選手が二人いる。田中将大と平野佳寿だ。どちらもMLBの所属球団からフリーエージェントになっているそうで、NPB復帰の可能性があるという。
特に田中はNPB復帰の際には古巣球団でと考えているらしい。
◆ マー君、再契約しない場合楽天復帰意向と米メディア
日刊スポーツ2021年1月1日
元日だけに景気の良い記事を持ってきただけという気も無きにしもあらずだが、何とも律儀な考え方だ…
野球界の話題ではないが衝撃的なニュースが入った。今日10日に初日を迎える大相撲一月場所(国技館)で、PCR検査の結果陽性と判定された力士と、その所属部屋の力士を濃厚接触者と見なしてともに休場させることとなった。その他の要因で休場する力士を含め大量65人が休場することになった。十両以上の関取では16人が休場し、全関取数が70人だから2割を超える関取が初日から休場する。
プロ野球公式戦はまだ二ヶ月後の3月26日で先の話だが、他人事ではない。今は1月で自主トレの時期だがスワローズの若き大砲、村上宗隆がコロナウイルス陽性と判定されたと報道されている。
◆ ヤクルトの村上が新型コロナ陽性 濃厚接触者の青木らは陰性―プロ野球
JIJI.COM 2021年1月10日
今年は1月17日(日)に開催予定だったファイターズの新入団選手歓迎式典&交流会の開催が中止になった。鎌ケ谷市のある千葉県を含む一都三県に今日8日から“緊急事態宣言”が発令されたことに伴う開催中止だという。
今季は新型コロナウイルス対策で例年の観客を室内練習場に詰めて座らせるスタイルでなく、スタジアムで行ってファンをスタンドに密にならない様に座席指定して行う念の入れようであったが断念した様だ。
◆ 1/17(日)〈2021ルーキー鎌スタ☆お披露目会〉開催中止のお知らせ
(写真:実現していれば斎藤佑樹入団年にあたる2011年以来、グラウンドでの開催になるはずだった“新入団選手歓迎式典&交流会”。2011年の様子。 2011年1月撮影)
敗戦処理。が初めて日本のプロ野球を生観戦した1974年(昭和49年)から、その年の生観戦で最も印象に残った生観戦を選んで書き起こすこのコーナーも、一通り書き上げたので年に一回、その前年の生観戦を振り返って書くスタイルになっている。今回は昨年2020年(令和2年)の生観戦の中から最も印象に残っている試合をあらためて振り返る。敗戦処理。が生観戦したプロ野球- my only one game of each year。
1974年(昭和49年)に初めてプロ野球を生観戦した敗戦処理。はその後毎年、途切れることなく数試合から十数試合を生観戦しています。そこで一年単位にその年の生観戦で最も印象に残っている試合を選び出し、その試合の感想をあらためて書いていきたいと思います。
【回想】敗戦処理。生観戦録- my only one game of each year第47回 2020年(令和2年)編
(写真:敗戦処理。が昨年ようやく初の生観戦を果たした8月12日のファイターズスタジアム。“ソーシャル・ディスタンス”を配慮して観客を一列おき、一席おきに配置。 2020年8月撮影)
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2020年の日本シリーズでホークスが前年に続いてジャイアンツに4連勝とストレート勝ちしたインパクトは強烈だった。ジャイアンツファンで、これまで日本シリーズに負けても叩かないと言っていた敗戦処理。だがさすがにこたえた。
セ・リーグを圧倒的な強さで制したジャイアンツがホークスに完膚なきまでにやられたことで、ジャイアンツばかりかセ・リーグとパ・リーグの力の差まで囁かれた。確かに、ホークスの四年連続日本シリーズ制覇だけでなく、2011年から2020年までの十年間でパ・リーグの球団が日本シリーズを制したのが九回と、“パ高セ低”は明らかだ。そしてそのうちの七回がホークス。ホークスはこの間、セ・リーグのすべての球団を日本シリーズで破っている。
“パ高セ低”も問題かもしれないが、交流戦で毎年の様に負け越しで終わり、日本シリーズでホークスに歯が立たないセ・リーグの問題ばかりでなく、ホークスに四年連続して日本シリーズ進出を許しているパの5球団にも問題はあるだろう。
そう、強いのはホークスのみ。1強11弱の時代に突入しているのだ。
(写真:ホークスの強さの拠り所。HAWKSベースボールパーク筑後 2016年4月撮影)
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