« 2020年10月 | トップページ | 2020年12月 »
今年の日本シリーズは敗戦処理。にとって最悪のスタートとなった。ジャイアンツがホームゲームで連敗スタートとなった。ただそのホームゲームは東京ドームではなく京セラドーム大阪で行われた。セ・リーグを制したジャイアンツの本拠地である東京ドームを11月22日から都市対抗野球で使用しているためバファローズの本拠地、京セラドーム大阪でホームゲームを行っている。
都市対抗野球をこの時期に行っているのは本来であれば夏頃に行っているのを東京五輪・パラリンピック開催によって時期をずらしているからなのだが、プロ野球の日程が新型コロナウイルス禍で大幅に狂ったために日本シリーズの時期が重なり、ジャイアンツが東京ドームを使えなくなったのは周知の通り。
それはともかく、今日11月23日といえば、敗戦処理。が子供の頃からジャイアンツにとっては“ファン感謝デー”を東京ドームや後楽園球場で行う日。仮にコロナの問題が無く、プロ野球が11月に終わっていたらジャイアンツはドラフト会議で指名した新入団選手のお披露目も兼ねる“ファンフェスタ”をいつ、あるいは何処で行うつもりだったのだろうか!?
(写真:例年、11月23日に東京ドームで行われるジャイアンツの“ファンフェスタ”。 2009年11月撮影)
今日15日、ホークスがパ・リーグのクライマックスシリーズを2連勝で通過して日本シリーズ出場決定。日本シリーズの対戦がジャイアンツとホークスに決まったが、9日に最終戦を行ったパ・リーグに続いて14日にセ・リーグが公式戦を終了し、今季の十二球団公式戦の入場者数の集計が発表された。
試合数が例年の143試合(主催試合71~72試合)から120試合(主催試合60試合)に減り、なおかつ最初の約一ヶ月は無観客での開催を強いられた事が響き、NPB全体での入場者数は昨年との比較では何と18.2%に過ぎなかった。念のため誤解のないように書くと、前年比18.2%減ではない。前年比18.2%に過ぎないのだ。
球団別では前年比で最小がゴールデンイーグルスで前年比13.0%、最多がカープの24.2%で普通に考えて各球団とも軒並みに大幅な収入減。しかし、にもかかわらず今季、各選手の年俸には一切手を付けられていない。来季、どのような状況で公式戦を行えるのかまだ不明だが、この大幅な収入減を取り返すには来季の年俸の大幅な削減が考えられる。
昨日の時点で通算2000本安打まであと1安打としていたジャイアンツの坂本勇人が、8日の対スワローズ戦で第一打席に左翼線二塁打を放ち、通算2000本安打を達成した。ジャイアンツでは、ジャイアンツで2000本目の安打を放った移籍組を別として、ジャイアンツで2000本の安打を放った選手としては川上哲治さん、長嶋茂雄、王貞治、柴田勲、阿部慎之助に次いで6人目。球界全体で見ても榎本喜八さんの最年少記録を塗り替えることは出来なかったが、これは公式戦の開幕がずれ込んだ影響が大きい。それでも右打者としては最年少達成になる。
これまでに通算2000本安打を達成した多くの選手と違って、坂本にとって2000本安打達成は通過点。張本勲に次ぐ日本球界二人目の通算3000本安打も狙えるし、その張本が持つ通算3085安打の最多安打記録も塗り替えられるかもしれない。
(写真上:一回裏の第一打席で通算2000本安打を記録した坂本勇人。写真下:二塁ベース上で相手球団スワローズの山田哲人から記念の花束を受け取る坂本。)
最近のコメント