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2020年10月18日 (日)

戸根千明、二刀流への道険し-どんな“二刀流”を目指しているのだろうか!?

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ジャイアンツに投手として入団した戸根千明が今季途中から“二刀流”に挑戦している。今週13日からはイースタンの公式戦に打者として出場している。今日(18日)初めて生で観たが、印象としてはまだ時間がかかりそうだ…。

 

(写真:投ゴロに打ち取られる戸根千明)

 

天気が良かった。事前の気象情報では土日続けて雨とのことだったので、今季最後となるジャイアンツ球場での土日開催が二日とも流れてしまうかなと不安にかられたが、昨日こそ中止になったものの今日は朝から雨が止んでおり、試合の前半には日差しが強く感じられる程だった。ジャイアンツとファイターズという、敗戦処理。にとっては贔屓チーム同士の対戦で特に注目しているカード。チケットを二日とも購入していたが、今日(18日)は幸いにも好天に恵まれた。


今年最後だなとの感慨に浸りながら『巨人への道』を歩む。
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植物園“HANA BIYORI”がオープンしてから同園入り口まで運んでくれる無料のシャトルバスが頻繁に通る様になったが、運動不足対策も兼ねてこの283段を上る。毎年、拙blogに“年々上るのがキツくなる…”と書いているが本当にそうだ。2024年にオープンする新ジャイアンツ球場には楽をして行きたいものだが。


283段あると書いたが、200段に達するあたりが一番キツい。あと少しの辛抱だと奮い立たせるが、ここがキツい。
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坂を登り切って上から見下ろす様にグラウンドを見ると、所々昨日の雨の影響を感じさせるが何とか試合を行えそうだ。
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先発はジャイアンツがドラフト2位ルーキーの太田龍で、ファイターズが三年目の宮台康平。スターティングメンバーはこの通り。
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太田は火曜日13日のベイスターズ戦に先発して中四日での登板。
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そんなに投手がいないのか?という素朴な疑問を感じる。社会人野球のJR東日本からの入団ということでもともと即戦力の期待が持たれていた。ドラフト1位の堀田賢慎が4月にトミージョン手術を受けて今季中の登板は期待できない状況だけによけいに太田への期待が高まるのだ。イースタンではきちんと先発ローテーションに入って場数を踏んでいるが突如一軍入りの構想が出て急遽リリーフに回り、先月8日に一軍に昇格したが登板機会がなく同13日には登録抹消となった。今月には連戦が続いて先発投手が足りなくなるローテーションの谷間に一軍デビューかとの報道も見受けられたが現実には昇格しなかった。サラリーマンの新人研修ではないのだから、イースタンで堂々たる結果を示して一軍に推薦される投手になって欲しい。


が、二回に走者をひとり置いて姫野優也にレフトオーバーの本塁打を打たれる。
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この写真から想像していただきたいが、姫野の打撃フォームには力感がなかった。力で押し込むという打ち方ではなく、本当にスーッと叩く感じだったが打球が伸びた。姫野は次の第二打席でもやはり力感のない打ち方で左翼線にあわや長打というライナーせいの打球を放った。珍しくレフトで出場していた陽岱鋼の好捕に阻まれたが、姫野は新しい打ち方に取り組んでいるのだろうか!?


早いもので姫野も入団五年目のシーズンを終えようとしている。高校からの入団だからまだ23歳だが、当然ながら早い時期に結果を出す選手から抜擢される。今季はスイッチヒッターを捨てて右打席一本で勝負している。何かをつかんだと信じたいが、第三打席では力感がある打ち方でチャンスを潰す併殺打だった。


2点を追う形になったジャイアンツは山本泰寛のバットで還す。三回裏には安打で出た湯浅大が二盗を決めた無死二塁から中前に弾き返してまず1点。続く四回裏にはこの回から登板の二番手、浦野博司から二塁打の八百板卓丸を二死から左中間二塁打で還して同点と山本の連続タイムリーで追いついた。
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ファイターズは先発の宮台が3イニングで降板するとその後はひとり1イニングずつの小刻みな継投。ジャイアンツは先発の太田が投げ続ける。


2対2の同点で迎えた六回表、ファイターズは一死から四番に入っている野村佑希が右中間に三塁打。
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片岡奨人
が四球を選んだ一死一、三塁から高濱祐仁が三遊間を破る勝ち越しタイムリー。野村は続く八回の打席でも二人の走者を還す中越三塁打を放つ。 開幕一軍入りを果たし、存在感を示していた入団二年目の若手。治れば即一軍かと思ったがずっと二軍で打っている。


野村は「四番・DH」として出場しているが、どうせなら三塁を守らせて欲しい。三塁を守っているのはクリスチャン・ビヤヌエバだが、この期に及んで期待外れの外国人選手を守備に付けて、若き正三塁手候補をDHで使うという発想がわからない。
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来季は故障もなく、野村と樋口龍之介によるハイレベルなポジション争いを見たいものだ。


外国人選手でいえば、3対2と1点勝ち越した直後の六回裏にブライアン・ロドリゲスを登板させたのも解せない。
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左膝軟骨除去手術を受けて、仮に例年通りのスケジュールで公式戦が開幕していてもここまで離脱が続いていたであろう三年目の助っ人が回復した様で今週早くも三度目のマウンドだ。いきなり八百板に一、二塁間を破られ、その後二つの四球を与えて二死満塁のピンチを招くが、陽を遊ゴロに抑えて何とか無失点に切り抜けた。


ファイターズの一軍の無気力な戦いぶりを見るにつけ、もう来季を見据えた戦い方をしなければならないのだろうなという時期に、まだビヤヌエバやロドリゲスを使うファイターズ。この球団には“方針”というものがないのだろうか!?


試合はファイターズが八回表にジャイアンツの三番手、田原誠次を攻めて上野響平、ビヤヌエバに代わって前の回から三塁を守っている横尾俊建の短長打で無死二、三塁として野村がセンターの頭上を越す三塁打で2点を追加。
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代わったレイミン・ラモスから片岡の右犠飛でさらに1点を加えて6対2とし、そのまま逃げ切った。


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【18日・ジャイアンツ球場】
F 020 001 030 =6
G 001 100 000 =2
F)宮台、浦野、○吉川、ロドリゲス、村田、福田、鈴木健-梅林、石川亮
G)●太田、藤岡、田原、ラモス、田中優-山瀬、広畑
本塁打)姫野3号2ラン(太田・二回)
入場者数 821人。


タイトルにも書いた、“二刀流”に挑戦している戸根千明だが、打者戸根を今日初めて観た印象ではまだまだ時間がかかるだろうという感じだった。


先制本塁打を放った姫野に関して“力感がなかった”と表現したが対照的に戸根は力みまくっている様に見える。
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13日からイースタンの試合に出て凶の3打席を加えてもまだ16打席にしか立っていない。今日の試合前までは10打数3安打で打率.300だったが今日の3打数0安打(左飛、空振り三振、投ゴロ)を加えると打率.231と下がる。まだまだだ。今日も第四打席で代打を送られたが、勝利を追求する一方で戸根には多くの打席を与えて欲しいものだ。


そしてまだ守備には付いていない。セ・リーグにはDH制がないのだから“二刀流”なら守ることも必要だ。まだそこまでのレベルに至っていないのだろうが…。


Twitterで戸根の“二刀流”挑戦に対して否定的な見解を示したら“日ハムのファンだから、努力次第で大谷以外の選手でも二刀流が成り立つのが嫌なのだろう”と悪口を言われた。


バカを言ってはいけない。そんなケチ臭いことを言っているのではない。そもそもまだ投手として一本立ちしたとはとても言えない戸根が打力を身につけたところでおよそ“二刀流”とは言えない。1に1を足しての“二刀流”ではない。まだ0なのにそこに1ではなく2を足さなければならないのだ。目指すのは自由だが現実性を想像してみれば否定的になるだけだ。


大谷翔平は先発投手として登板する場合に、DH制を使わずに打順に入り、なおかつクリーンアップを打つのだ。
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戸根の目指す“二刀流”はどんなイメージなのか?


戸根は今まで投手としては左のショートリリーフだった。試合展開に応じて必要な場面でマウンドに上がる。これにプラスして打者戸根をどう活かすのだろうか?代打で出てその後でリリーフに立つのだろうか?


糸井嘉男雄平の様に、投手を諦めて野手に転向するというならまだ理解できる。ファイターズでは白村明弘が苦しみながら投手から外野手への転向に挑んでいる。申し訳ないが戸根に“二刀流”は荷が重いと思う。余談になるが今の球界で“二刀流”に挑戦して成功の可能性があるとしたらバファローズの張奕ではないか!?投手一本でいくのだろうけど…。

 

ファイターズがジャイアンツに勝つのは今季の開幕戦以来だそうだ。ファイターファンとしての目線だと快勝といえる試合だが、何かが足りない。そう、万波中正が出ていないのだ。最近までは試合に出る以上は四番で出ていた万波だが、野村が復帰してからは野村に四番の座を奪われて下位を打つことが多くなってきた。野村復帰以前から欠場も多かったが、今日は八回表に6対2とした後で姫野の代打としてラモスと対戦。いつもの通りの豪快なスイングで空振り三振となった。Cdsc_5244
昨年、ルーキーながらイースタンでトップの122三振を記録した万波だが今季も今日のこの三振で77三振。前日まで75三振だったマリーンズの藤原恭大に2個差を付けた。藤原は現在一軍にいる。マリーンズから複数の新型コロナウイルス感染者が出て入れ替わる形で一軍に上がったがしっかりと活躍している。既に何人か一軍に復帰している選手もいるが、残る選手が復帰しても藤原は一軍に残りそうだ。万波の二年連続三振王はどうやら安泰だ。


新型コロナウイルス禍はいまだ終息の気配がない。万全の注意を払っていると思われる現場からもマリーンズの様なことが起こる。野球観戦も当然ながらリスクは伴う。そんな状態のまま変則的なシーズンも(特にファームは)先が見えてきた。ジャイアンツ球場で土日に試合を行うのは今日が最後だし、鎌ケ谷も残すはあと一カード。早いものだ。規制はありながらも球場で野球を観ることが出来るのは幸せなことだ。残りは限られているが、自分なりに楽しみたいものだ。

 

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