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2020年9月21日 (月)

0対5からの逆転。今季初めてファイターズのファームの勝ち試合を満喫。

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といってもまだ生観戦四試合目だが、今日(21日)ようやくファイターズのファームが勝つ試合を生で観ることが出来た。三塁側内野席を埋めたファイターズファンが口々に「今年初めての勝ち試合だよ」等と会話していたから,同じ感想の人が多かったようだ。三回表終了時点で0対5と劣勢の展開をひっくり返すという滅多に無い展開だったことも重なり、ファイターズファンが溜飲を下げた試合だった。


(写真:逆転勝ちし、ベンチ前で祝福し合うファイターズナイン)

 

 

 



今季のファイターズスタジアムは前売りで全席指定。チケットを事前購入したので昨年までのように開場前から並ぶ必要が無いため、11:24西船橋駅発のファイターズタウン鎌ケ谷行きのバスでスタジアムに向かったが、稀に見る交通渋滞に巻き込まれ、着いたらすぐにスターティングメンバーの発表だった。“お彼岸渋滞”だったそうだ。


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場内アナウンスによるスタメン発表の際のBGMがやたらにうるさくて聞き取りづらく、ライオンズの先発“よざ”を“のだ”と聞き間違えた。左投手の先発なのに何で左打者ばかり並べるのかと首をかしげたが,アンダースローの與座海人だった。納得。


余談になるが二軍の試合に予告先発はない。なのに相手先発投手を踏まえた打線を組むことが多い。二軍には先発ローテーションなんて、あって無い様なものだ。推測だがお互い様ということもあって教え合っているのではないだろうか!?


もう二十年近く前の話だが、ジャイアンツ球場で行われたジャイアンツとライオンズの試合で、ライオンズのあるコーチが、三塁ベースコーチを務めるジャイアンツのコーチに「次の回誰?」とストレートに聞いていた。教えられないという感じで,その声がする方向に手を振ると,今度は「右か左か?」と聞いた。三塁コーチが右手で投げる仕草をすると、ライオンズのコーチは三塁側のファウルグラウンドで素振りをする選手に「次の回、○○と□□が代打。今、監督に話してくる」と言うとベンチに消えた。そして次の攻撃でその通りに代打攻勢がなされた。現在のジャイアンツ球場のレイアウトでなく、ロッテ浦和球場の様にグラウンドの高さとスタンドが同じ高さだった時代の懐かしい話を思いだした。


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ファイターズの先発はドラフト2位ルーキーの立野和明。生で観るのは初めてだ。過去二回、土曜日の観戦が続いていずれも吉田輝星だった。別に吉田輝を見飽きた訳では無いが、初モノとなると楽しみが増える。今日は立野か望月大希、いずれにせよルーキーの先発を自分なりに予想していた。


だが、立野の出来はあまり芳しくなかった。ライオンズの三番打者、愛斗に二打席連続でレフトオーバーの2ラン本塁打を浴びる。
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二本ともフェンスどころか後方のネットをも超えた。二本目は室内練習場のシャッターにぶつかる音が聞こえた。三回には山田遙風にもソロ本塁打を浴び、この時点で0対5とビハインドを拡げられた。
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ファイターズは四回裏に今井順之助の三遊間を破る安打を皮切りに三連打で1点を返すと、さらに敵失や犠飛で2点を加え、3対5とする。しかし直後の五回表、岸潤一郎、愛斗と一、二打席にきっちりと打たれている三周り目の上位打線と対する立野が三つの四死球で満塁とし、山田にタイムリーを打たれて3対6とされると、なおも一死満塁という場面で長谷川凌汰を投入。ライオンズが七番打者から一番打者まで四人左打者が続く(九番の川野涼多はスイッチヒッター)のでサウスポーの吉川光夫高山優希かと思ったが長谷川だった。


これ以上点差を拡げられると中盤とはいえ苦しくなるファイターズだったが,長谷川が綱島龍生を空振り三振、牧野翔矢を左飛に打ち取って何とか凌いだ。


別のエントリーでジャイアンツが支配下登録選手を上限の70人まで登録した件に言及したが、ファイターズは920日現在で68人。9月末までの締め切りまでにまだ間に合う。


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長谷川はまだ公式戦の開幕延期がはっきりしなかった3月のオープン戦の時期に一軍でクローザー的な起用をされ、支配下選手登録近しと言われたが見送られ、今日に至っている。また今日も「三番・三塁」でスタメン出場している樋口龍之介は昨日までの時点で、イースタンでは最多となる本塁打を放っており、ファンからの待望論も大きくなっている。
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あと十日間弱。この二人を支配下登録すると上限いっぱいの70人になる。早く頑張っている選手に報いて欲しい。


反撃開始の直後にすぐに追加点を失ったファイターズだったが、長谷川の好投で最少失点に留めるとその裏に今井のライトオーバーのソロ本塁打ですぐに1点を返し、4対6と再び2点差に。
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與座は六回まで投げて4失点。勝利投手の権利を持って降板した。


七回裏に登板した二番手の粟津凱士がファイターズ打線につかまった。


石川亮難波侑平が連打で無死一、二塁。九番の上野響平がきちんと送って一死二、三塁。谷口雄也に代わって途中出場の宮田輝星が遊ゴロ失で出て一死満塁とすると,與座から本塁打を放った今井が左中間のど真ん中を破る走者一掃の逆転二塁打を放って7対6とファイターズがついに逆転した。
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相手チームの事ながら、「平井が先発に回って中継ぎが手薄でチャンスなのに粟津はもったいないなあ…」等と考えていたら,その平井克典が八回裏に三番手でマウンドに上がった。
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「平井って、あの平井?何で?」ファイターズファンで埋まる三塁側のスタンドから一様に驚きの声が挙がったが、二死満塁から樋口に代わって途中出場の高濱祐仁が平井から2点タイムリーを放ち、9対6とした。
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樋口と長谷川がなかなか支配下登録されないのに、内野陣が手薄になって急遽支配下登録に返り咲いた感じの高濱が樋口に代わって貴重なタイムリーを放つ。見方によっては皮肉だ。


ファイターズは五回表のピンチを長谷川で最少失点に切り抜けると六回表から鈴木遼太郎を投入。2イニング目の七回表に左打者が続く場面でサウスポーの吉川を投入すると、吉川もイニングまたぎで右打者が続く場面で浦野博司にスイッチ。そして九回表は最近クローザーを務めている吉田侑樹、ではなく先日まで一軍でフル回転していた井口和朋が登板。
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平井が打たれた直後だったのでちょっと心配したが二死から安打を許しただけで無失点に抑え、ファイターズが9対6と逆転勝ちした。


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21日・ファイターズスタジアム】
L 203 010 000 =6
F 000 310 32× =9

L)與座、●粟津、平井-牧野、駒月
F)立野、長谷川、鈴木遼、○吉川、浦野、S井口-石川亮、郡
本塁打)愛斗5号2ラン(立野・一回)、6号2ラン(立野・三回)=二打席連続。山田6号ソロ(立野・三回)、今井4号ソロ(與座・四回)
入場者数)755


勝利投手に輝いた吉川が七回表の二死から登板すると、登場曲としてOfficial髭男dismの『Pretender』が流れた。
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サビの部分の、

♪グッバイ 君の運命のヒトは僕じゃない 辛いけど否めない

を聞いて、まさに吉川を指す曲というか、歌詞だと感じた。敗戦処理。は吉川に奮起を促したい気持ちを込めて“ドラフト1位”だったことを拙blogやツイッターで強調するが、厳密に言えば2006年に行われたドラフト会議でファイターズがドラフト1位で入札したのは当時、駒大苫小牧高校の田中将大。田中を抽選で外して吉川を指名した。いわば“ハズレ1位”。君(ファイターズ)の運命のヒトは自分でなくてマー君だ。だからチームが日本一になった直後にトレードに出されるんだ。でもまた取り戻してくれた点という複雑な感情を表しているのかと勝手な妄想をしてしまった。何とかもう一度一軍のマウンドで輝いて欲しいと期待しているのだが…。
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ライオンズでは平井登板をはるかに凌ぐビッグネームがフル出場した。スターティングメンバーを表示したのでお気付きの方も多かろうが、「四番・DH」で出場した中村剛也。直前の愛斗が豪快に二打席場外弾を放ってやりにくかったのかもしれないが、遊ゴロ、遊ゴロ、空振り三振、左飛、右飛。
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最後の二打席もフライアウトだったが打球にラインドライブがかかっていた感じだった。これでイースタンでは6試合の出場となり本塁打0。23打数2安打、打率.087。右手首痛で93日に出場選手登録を抹消され、実戦復帰を果たしたもののおよそ本調子とは思えなかった。


その中村から一軍で四番の座を奪った山川穂高は二軍時代にはよく三塁を守っていたが、とにかく賑やかだった。そしてその後継者とでも言おうか、ライオンズの二軍で三塁を守る山田遥風も守っていて賑やかだ。いや、守備だけではない。攻撃時にベンチから発する声も大きく、山田は目立っていた。本塁打にタイムリーと活躍したが、構えのポーズはホークスの松田宣浩を彷彿とさせる。
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ジャイアンツ戦に出たときには空振りやファウルの後の片足での動きまでそっくりだった。松田もグラウンドでは大声を出すが山田はその点でも松田並みだ。


七回裏のファイターズの攻撃での今井のハーフスイングに捕手がアピールすると、自身も振り向いてアピール。ただし審判三人制で山本力仁三塁塁審が二、三塁間に位置していたため、勢いよく振り向いた先には無人だったというオチもあって三塁側のファイターズファンに受けていた。
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“おかわりくん”が時間がかかるようならチャンスかもしれない。


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今日の鎌ケ谷には今季最多となる755人のファンが詰めかけた。相手のライオンズがホームゲームを無観客試合にしているため、ファンがビジターの試合に集まると言われており、だからこその今季最多なのだろうという見方もある様だ。話は逸れるが今季からネーミングライツ契約を結んだが、スポンサー企業は“無観客試合”の長期化に納得しているのだろうか?露出の機会が減り、契約料の一部返納という話になっても不思議ではないはずだ。


3時間を超える試合だったが、贔屓チームの逆転勝ちに長さは感じられなかった。ファームは育成の過程であって勝敗が必ずしも全てではない、とは言われるが、あまりにも負けてばかりなのでたまに勝つと嬉しい。今までなら一方的に敗れていたであろう展開の試合を逆転勝ちしたのだからなおさらだ。調べたら、今季、観客を入れる様になってからの土日祝日のファイターズスタジアムでの試合では初勝利だ。気分良く球場を後にしたファイターズファンが多かったことだろう。

 

 

 

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