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2020年9月 5日 (土)

六回を終わって両軍合計で3安打、0対1の試合がその後… 

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今日(5日)もファイターズスタジアムに行ってきた。タイトルの通り、六回裏を終わった時点ではスコアは0対1。安打数は両軍合計で3安打という静かな試合であったが、七回を境に試合は大きく動いた。


(写真:先発して3イニングを投げた吉田輝星)

 

 

 



ファイターズのファームは昨日4日まで珍しく四連勝をしていた。今月1日からの対ライオンズ戦に三連勝し、昨日のゴールデンイーグルス戦にも勝って四連勝だ。もしも今日も勝って5連勝になったら何年ぶりだろう!?と慌てて行きの西船橋駅からのバスの中で調べたら意外にも昨年の5月以来だった。2011年にイースタン・リーグ優勝をして以来、その後8年連続で負け越しし、7球団で構成されるイースタン・リーグにおいて6位と最下位の繰り返しのチームだが、意外にも昨年も5連勝を経験していた。なお昨年の5月には5連勝の他に4連勝も記録している。それでいて何で…。


スターティングメンバーはこの通り。
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先発は吉田輝星由規。年齢は11歳違うがともに甲子園大会を沸かせた投手。


どちらも安定した投球内容に思えた。吉田輝は二回表に岩見雅紀にレフトのスタンドを超えて室内練習場の壁に当たったと思われる超特大のソロ本塁打を浴び、ゴールデンイーグルスが先制点。ただし3イニング投げた吉田輝の被安打はこの1本だけ。

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由規は四回まで投げて被安打1.一回裏、今季初めて四番以外でのスタメン出場となる万波中正の左前安打。バットを折られたが力でレフト前に運ばれた。
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打球はレフトの前。折れたバットも三塁手の後方まで飛ぶ珍しい当たりだった。


ファイターズは四回表から宮台康平2イニング、ゴールデンイーグルスは五回裏から西口直人2イニング投げてともに無失点に抑えた。
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ファイターズは六回表に投入した浦野博司が二番からの打順を2三振、三者凡退に抑える見事な投球を見せた。六回を終わって0対1。安打数はゴールデンイーグルスが岩見の本塁打の1本、ファイターズが2本。ファイターズは万波の他、五回裏に白村明弘が渋い内野安打を放って安打数を2本とした。


9月になってもまだまだくそ暑い中、投手が良いのか、打線が貧打なのか、とにかく淡々と進んだ。だが、タイトルにも書いた様に七回に試合は大きく動く。


七回表、ファイターズのマウンドにはサウスポーの高山優希
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昨シーズン限りで戦力外通告を受けたが育成選手として契約を結んだ。イースタン・リーグでは頻繁に起用されているが、立場的には後が無い投手。この回のゴールデンイーグルスは五番打者の山下斐紹からで、五番、六番、八番が左打者。高山としては少なくとも左打者には強いところを湿したい場面だったが、先頭の山下に四球。続く堀内にバントで送られて、一死二塁から第一打席で超特大の本塁打を放った右打者の岩見にライトオーバーの2点本塁打を叩き込まれ、0対3とされる。
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さらに左対左の中村に四球を与えたところで途中降板。鈴木遼太郎にマウンドを譲った。高山は前日までの防御率が12.66から14.73にさらに悪化した。


この鈴木遼が高山に輪をかけて乱調。
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四球と被安打の繰り返しで二人合わせてこの回7失点。六回まで0対1の引き締まった試合が一気に0対8と崩れた。


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ファイターズはその裏、ゴールデンイーグルスの三番手、アンダースローの育成選手、木村敏靖から高濱祐仁が左中間にソロ本塁打を放ったが後が続かなかった。


八回はファイターズが育成ドラフト3位の長谷川凌汰が、ゴールデンイーグルスが育成選手契約に回ってから支配下選手登録を再度勝ち得た久保裕也がそれぞれ無失点に抑えた。
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先日、タイガースの藤川球児が今季限りでの現役引退を表明した。いわゆる“實松世代”もとい“松坂世代”では本人を含め、他にホークスの和田毅とこの久保、そして同じくゴールデンイーグルスの渡辺直人くらい。二度の戦力外、育成選手契約を経て現役で投げ続ける久保にもう一度一軍で投げて欲しいが…。


このまま1対8で終わるのかと思いきや、九回表にマウンドに上がった斎藤佑樹が“試合破壊王子”になってしまった。
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代わりっぱなの山下から四連続被安打であっさりと2失点すると、三振と四球で一死満塁とされて代打に耀飛が登場。


三年前に敗戦処理。がジャイアンツ球場で行われたジャイアンツの三軍と関西のベースボール・ファースト・リーグ選抜の交流試合で観て度肝を抜かれた田中耀飛。三軍とはいえジャイアンツの投手から特大の本塁打を2本放ち、ドラフト会議でどこが指名するか楽しみだったがゴールデンイーグルスが5位で指名。それでも二年間でイースタン・リーグ通算67試合、149打数33安打、本塁打4,11打点、打率.221に過ぎず自由契約に。育成選手契約で今季を迎えた。ゴールデンイーグルスはジャイアンツやホークスの様に“三軍”という名称での組織化こそしていないが、イースタン・リーグに参戦する二軍本体とは別部隊を作っているがそちらの“所属”が大半だったようだ。何だかんだ言ってもNPBと独立リーグの間には大きな差があるのかもしれない。


ゴールデンイーグルスのユニフォーム姿を見るのは実は今日が初めて。“あの試合”に引けを取らない豪快なスイングでセンターに犠飛を放った。
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ジャイアンツ戦での特大弾二発は何だったのか!?耀飛にとっては今日2本塁打の岩見を脅かすアピールをしないとダメなのだろう。高校野球で甲子園、大学時代には早慶戦とアマチュアのエリートコースを歩んできた斎藤との対決。敗戦処理。はファイターズファンであることを一瞬だけ忘れてしまった…。


斎藤にもついに“引退報道”が出た。以前から一部で囁かれていた“現役十年契約”説に基づくものだった。状況が状況だけに書かれても致し方ないが、一年目の新入団選手歓迎式典を雪が降る中、朝の8時このスタジアムに並んだ身としては「やっぱり…」という印象だけでなく淋しさもある。偶然だと思うが今季三度のファイターズスタジアム生観戦で、斎藤は三度とも登板している。しっかり目に焼き付けろという野球の神様からのお達しか…!?

松坂世代の選手が残り少なくなったことに言及したが2010年に行われたドラフト会議で話題になった“早大トリオ”では昨シーズン限りで大石達也がユニフォームを脱いだ。福井優也はカープからゴールデンイーグルスに移籍し、一軍で先発ローテーションの一角を占めてはいるがなかなか結果を出し切れていない。年数を経るにつれて…というのはあるが福井ひとりになるのは寂しい気がする。


斎藤は1イニング、打者8人に対して被安打4で失点、自責点ともに3。18から111に変わりファイターズファンを白けさせたが、スタンドにはもはや“背番号1”やかつての“背番号18”ユニのファンがほんのわずかいただけ。そう思ってスタンドで一人ため息をついた。


5日・ファイターズスタジアム】
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モ 010 000 703 =11
F 000 000 103 =4

モ)由規、○西口、木村、久保、熊原-堀内、山下
F)●吉田輝、宮台、浦野、高山、鈴木遼、長谷川、斎藤-石川亮、黒羽根
本塁打)岩見6号ソロ(吉田輝・二回)、岩見7号2ラン(高山・七回)、高濱2号ソロ(木村・七回)
入場者数=601
試合時間=3時間39


111で終わらなかった。九回裏に登板したゴールデンイーグルスの五番手、熊原健人が四球3つで満塁とし、二死から押し出しの四球。さらに途中出場の今井順之助2点タイムリーを浴びて3失点。快勝気分でグラウンドを後にしたゴールデンイーグルスファンに水をさした。


完全に余談になるが、熊原はベイスターズから濱矢廣大とのトレードで2019年に移籍してきた投手。
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残念ながら両投手ともに移籍を機に好転したとは言い切れない。ゴールデンイーグルスの石井一久GMは就任以来9組のトレードを成立させているが目に見えて成果が出ているのはマリーンズから金銭トレードで獲得した涌井秀章くらい!? この涌井の獲得と、浅村栄斗、鈴木大地らフリーエージェントでの補強に目を見張る点があるものの、交換トレードに関しては疑問が多い。今季開幕後のジャイアンツへの二組のトレードを含め…。


11失点したファイターズの中では六回表に登板して1イニングを三人で退けた浦野の投球が印象に残った。
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二番からの打順だったが小郷裕哉和田恋を小気味よく空振りの三振、四番の下水流昂を遊ゴロに打ち取った。この試合を含めても防御率が4.50とおそらくは好不調に差があるのだろうが、現在の一軍の井口和朋のポジションを脅かして欲しいものだ。


また、万波の安打に言及した部分で“今季初めて四番以外でのスタメン出場”と書いたが、万波が四番を外れたのは一軍から落ちてきた横尾俊建が「四番・三塁」で出場したから。横尾は第一打席こそ貫禄で四球を勝ち取ったがその後は捕飛と2つの空振り三振。途中で樋口龍之介と交代かなと想像していたが最後まで出場した。


試合前に顔なじみの知人に「4連勝もしているから、そろそろ負ける頃ですね」と言っていたらその通りの結果になってしまった。すくいはゲリラ豪雨が来なかったこと。クソ暑い一方で時折涼しい風も吹いていたが雨雲がなかったので楽観視しての観戦だったが天候的には問題無かった。


今日のチケットは完売で当日券無しとのことだったが内野三塁側スタンドの見える範囲でも空席は多かった。佑ちゃんのユニフォーム姿が少ない他に今日もちびっ子が少なかった。チケットを買っていても来なかった人がけっこういたのだろう。今季は五回終了時に“ラジオ体操”を行っていないがDJチャス。によると「最後の深呼吸が引っかかる」そうだ。笑いを取っていた。平日のジャイアンツ球場より入場者数が少ないのが気になるが、まだまだ鎌ケ谷らしさが少ない。個人的には適度に静かで、クソ暑いのさえなければ環境的には問題無いが、そう思わない人達が球場から遠ざかっているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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