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2020年9月19日 (土)

ジャイアンツのファームがイースタン首位のゴールデンイーグルス相手に連日の乱戦

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ジャイアンツの一軍は優勝マジックが出ているが、二軍はイースタンで7球団中4位。首位のゴールデンイーグルスとは昨日(18)までで5.5ゲーム離されている。昨日はこのカード、ジャイアンツは二回表終了時点で0対7だった試合を猛追して一度は逆転したもののまた逆転されて910で敗れた。三連戦の二戦目となった今日も九回を終えて1010の同点。試合はこの後に延長戦に突入した。


(写真:九回裏を終えて1010の同点で延長戦突入を示すジャイアンツ球場のスコアボード)

 

 

 



NPBでは今日(19)から入場規制の緩和を各球団の判断で始めているが、ジャイアンツ球場は引き続き上限1,000人のままの様だ。京王よみうりランド駅を出たところのシャトルバス乗り場では“完売”との案内が出ていた。それでも小林誠司が一軍復帰したので先週13日の対ライオンズ戦の生観戦での862人より少しは減るかと思ったが七回終了時に場内アナウンスで発表されたこの日の入場者数は860人、ほぼ変わらなかった。


先発はジャイアンツが高橋優貴でゴールデンイーグルスが育成選手の王彦程(ワン イェンチェン)。スターティングメンバーはご覧の通り。
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ジャイアンツは開幕一軍入りを果たした選手が5人名を連ねている。ゴールデンイーグルスは9人のうち6人が左打者。敗戦処理。お気に入りの耀飛は昨日のこのカードで5打数4安打4打点と大暴れした。


先攻のゴールデンイーグルスのスタメンがひとりずつ紹介されると、拍手は起きるがあのダミ声が聞こえてこない。大声をあげての応援は禁じられている。昨年までのゴールデンイーグルス戦名物のあの男性はいるのだろうか?一塁側スタンドをざっと見渡したがそれらしき人はわからなかった。


なお、一軍の元木大介ヘッドコーチが虫垂炎で入院しているのに伴い、何故か阿部慎之助二軍監督がヘッドコーチ代行を務めている関係で二軍監督の代行を村田修一二軍野手総合コーチが務めている。
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試合開始直前のメンバー表確認に
“監督代行”にもかかわらず相手の奈良原浩監督より後に登場した。ベイスターズでの現役時代に横浜スタジアムの監督室でくつろいでいたと言われているが、ジャイアンツ球場の監督室も居心地が良いのだろうか…!?


高橋は3月のオープン戦の時期に左肘痛を訴えて戦線離脱。820日に今季初めてイースタンで登板。今日が4試合目の登板(先発)になる。だがスコアを見る限り、ぴしゃりと抑えた形跡がない。

高橋優貴、今季イースタン登板
8/20 対B 41/3 自責点2 敗戦投手。
8/30 対モ 4回 自責点2 敗戦投手。
9/8 対F 5回 自責点3
すべて先発。 防御率4.73

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一軍も先発ローテーションが固まったかに見えるが、今現在が9連戦の真っ只中であり、その後にも10連戦や9連戦がある。まだまだ先発投手が足りない。昨年一軍で18試合に登板して5勝を挙げ、日本シリーズでも先発したサウスポーにはぜひとも復帰して欲しいところ。だが、今日も高橋はぴりっとしなかった。


一回表こそ8球で三者凡退に抑えたが二回表に先頭の四番・内田靖人に右中間を破られると、連続四球で無死満塁。堀内謙伍に左前に落とされて先制点を献上。さらに続く無死満塁から耀飛にフェンス手前まで飛ぶ右犠飛でもう1点。
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大きな声では言えないが豪快な一打を見たいと内心では思っていたが…。この後、二死二、三塁と変わって一番の小郷裕哉に二遊間を破られる2点タイムリーを浴びてこの回一気に4失点。日テレG+の情報だと初めから短いイニングを想定していたそうだがこの回限りで降板。今日の結果を見る限りでは一軍云々という感じではなかった。


ジャイアンツでは拙blog913日付前エントリー八百板卓丸が豪快に2本塁打。70人目の支配下登録選手にアピール!で書いたように残り1枠となった70人目の支配下選手の座を勝ち取るべく八百板卓丸が猛アピールと書いたが、17日にエスタミー・ウレーニャが支配下選手登録をされた。支配下登録後、初の実戦となった昨日(18)はまだ背番号026のユニフォームで出場したが今日から新しい背番号98のユニフォームでのプレーとなった。
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試合開始直前のシートノックの際の練習着が“026”のままだったのでまだ間に合わないのか…と思ったが登録三日目に新ユニのお披露目となった。ただ、上の写真、ヘルメットはまだ“026”。


ウレーニャの昇格でジャイアンツは支配下登録の選手が規定の上限である70人になった。ただ、トレードなどの期限は今月いっぱい。既に開幕後に三組の交換トレードを成立させているジャイアンツが締め切りまでにさらに動くことがないとは言い切れない。また、そのトレードが例えば1対2であったりすればジャイアンツの支配下登録の選手数が減る可能性も無くはない。八百板や、投手の山川和大らは気を落とさずに精進を続けて欲しい。


ウレーニャが二飛に倒れた後、五番に入る香月一也がライトオーバーの綺麗なソロ本塁打で1対4。
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場内アナウンスで「香月選手、今シーズン第6号のホームランでございます」とアナウンスされたが本塁打の号数は同じイースタン・リーグに属するマリーンズ時代からの通算で、ジャイアンツ移籍後は第1号にあたる。


前回13日に観た時点では香月は10打数0安打だったがその後、11打数5安打と調子を上げ、いよいよ待望の初本塁打。“巨人の香月一也”に本格的になってきた。


三回表、ジャイアンツの二番手、古川侑利がマウンドへ。味方の失策絡みで2点を追加されるも、続投した四回表には下位打線相手とはいえ三者連続空振り三振を奪うなど徐々に調子を上げ、4イニングを投げ三回表の非自責点の2失点のみと健闘した。
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なお、昨年のトレード相手、和田恋との対決も実現。空振り三振と、三遊間を破る安打。2打数1安打で“引き分け”という感じだった。
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ゴールデンイーグルス先発のサウスポー、王彦程に香月の本塁打以外は翻弄されていた感じのジャイアンツ打線だったが、打順が三廻り目になる六回裏、ようやく王彦程におそいかかる。


先頭の陽岱鋼の中前安打を皮切りに三塁を守る山下斐紹の失策で一、二塁として一死からウレーニャ、香月、岸田行倫がそれほど強い打球では無いもののことごとく内野手の間を抜けていく三連打で3点を返して4対6。ここでゴールデンイーグルスは王彦程から昨日2回1/3を投げた近藤弘樹を投入。イスラエル・モタが四球を選んで満塁とし、二死から湯浅大が中前に同点打となる2点タイムリー。
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これで66となり、さらに二死一、三塁からこのイニング二度目の打席となる陽の打席で三球目に一塁走者の湯浅が二盗。捕手の堀内は湯浅を刺そうと二塁に送球。それを見た三塁走者のモタがその間に本塁へ。堀内の二塁送球が湯浅に当たる間にモタが生還。見事なダブルスチールでジャイアンツがこの回7対6と一気に逆転した。
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六回表、ジャイアンツは昨日一軍登録を抹消された田中豊樹が登板。ジャイアンツは昨日18日付で出場選手登録の入れ替えを行った。堀岡隼人、小林、ヘラルド・パーラが一軍に上がり、代わって田中豊、岸田、北村拓己の三人が二軍落ち。今日はその三人が揃って出場。


田中豊は先頭の小郷を歩かせると、すぐに二盗を決められる。
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捕手は新人ながら強肩ぶりが評判の山瀬慎之助だったが小郷にしてやられた。いずれは“西の甲斐キヤノン、東の山瀬エプソン”と並び称せられる存在になる期待のある山瀬だがここは防げなかった。この小郷が藤田一也の一ゴロで三塁に進み、一死三塁から黒川史陽のさほど深くない左飛で生還され、7対7の同点に。
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新人ながら三番を打つ黒川。同期(といっても大学卒、社会人経由で年上)の小深田大翔が早くも一軍に定着している。“コブクロ”コンビでの三遊間を一軍で観たい。


一昨日まで一軍にいた田中豊は“らしさ”が感じられなかった。その一昨日にタイガース戦で1イニングを投げて味方の連続失策もあって自責点は1ながら4失点。翌日の昨日、二軍落ちした。一軍の中継ぎで窮し江守的な役割を果たしている間は映えていた“背番号19”も二軍で簡単に同点にされると背番号に負けている印象を受ける。
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開幕後に移籍したゼラス・ウィーラーが空き番の48番でなく長野久義が付けていた“背番号7”を付けていれば田中豊は分相応な“背番号48” あたりでデビューできたと思うのだが…。


元ファイターズの選手なので思い入れも深いが、上原浩治菅野智之の後の背番号19は似つかわしくない。おそらくはジャイアンツファンの中にも第一印象ではそう感じた人も少なくないと邪推するが、支配下登録を勝ち取ったときの原辰徳監督の「苦労人だからできるだけいい背番号をあげて欲しい」というコメントで皆“背番号19の田中豊樹”を受け入れてしまったのだろう。


7対7と同点にされたジャイアンツだったが直後の七回裏、香月がこの試合二本目のライトオーバーの本塁打をゴールデンイーグルス三番手の菅原秀から今度はツーランで放ち、97と勝ち越し。
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これで勝ったと思った三塁側のジャイアンツファンも多かったのではないか。しかし、そう簡単にはいかない。八回表のマウンドには昨日、2イニングを投げた田原誠次が四番手として登板。
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一軍なら前の日に2イニング投げたリリーフの連投は極力避けられる。投球数以上に“イニングまたぎ”の負荷が大きいらしい。そういう目で見るからだろうかキレが悪い。なおかつ北村のこの試合二個目の失策などで一死一、三塁のピンチを招き、九番の野球より歌舞伎役者になった方が良さそうな松本京志郎に左中間に打たれ、抜かれるのを阻止しようとスライディングした陽の失策も加わって一塁走者まで生還して同点。打者走者には三塁まで勧められた。
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同点で止めておけばまだしも、田原は続く小郷に左翼線に勝ち越し打となる二塁打を打たれ、910とされて1イニングもたずに沼田翔平に交代となった。


この田原といい、ゴールデンイーグルスの二番手近藤といい、そもそも昨今の継投策では避けられるイニングまたぎを昨日したばかりで、その翌日に連投。結果を出せという方が無理なのではないか…。


九回表のジャイアンツは1点ビハインドながらチアゴ・ビエイラが登板。
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150km台後半のストレートでぐいぐい押してくる。


一人出れば耀飛に回る。力対力の対決を見たいと思っていたら二死から内野安打が出て耀飛に。初球をフルスイングしたものの押し負けた感じで右飛に終わった。う~ん、もう少しじっくり見たかった…。


1点を追うジャイアンツは九回裏、八回から登板の池田隆英に対して一死から途中出場の八百板卓丸が右中間に二塁打。途中から四番に入っている山本泰寛が倒れて二死になるも、香月はストレートの四球。一軍だったら“申告敬遠”もありの場面だがわざわざ4球投げた。二死一、二塁から岸田の打球は遊撃手の黒川を強襲する内野安打で二塁から八百板が一気に生還してジャイアンツは九回裏二死から1010の同点に追いついた。
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この後ジャイアンツは加藤脩平にも安打が続いて二死満塁とゴールデンイーグルスを追い詰めるがあと一歩及ばず。冒頭の写真の通り10対10で延長戦に突入した。


余談だが池田隆は八回に登板した際、場内アナウンスが「菅原に代わりまして、ピッチャー池田」とだけアナウンスしたのでウィーラーとの交換トレードでジャイアンツからゴールデンイーグルスに移籍した池田駿と勘違いして拍手するジャイアンツファンがいた。場内アナウンスも紛らわしい(スコアボードには“池田隆”と表示。)が、左投手でなく右投手で、背番号も三桁。「気付けよ」と思った<苦笑>。


イースタン・リーグの延長戦規定は例年なら十一回までだが今年は一軍に倣って十回まで。十回はジャイアンツが野上亮磨、ゴールデンイーグルスが久保裕也を投入して両軍無得点。
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1010で引き分けに終わった。


なお十回表にゴールデンイーグルスの「二番・DH」でスタメン出場の藤田が中前安打を放った。DHで守備に付かないということもあってか、退かずに出続けて6打席目でこの試合初安打となった。
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“松坂世代”の渡辺直人一軍打撃コーチ兼内野手が今季限りでの現役引退を表明し、その渡辺直を別にすれば野手で最年長となった藤田がDHとはいえここまでフル出場し、延長十回に回ってきた第6打席に初安打を放つ。代走に水上桂を送られてここで退いたが、ベテランのこういう姿勢は若手にも好影響を及ぼすだろう。


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19日・ジャイアンツ球場】
モ 042 000 130 010
G 010 006 201 010
モ)王彦程、近藤、菅原、池田隆、久保-堀内
G)高橋、古川、田中豊、田原、沼田、ビエイラ、野上-田中貴、山瀬
本塁打)香月6号ソロ(王彦程・二回)、7号2ラン(菅原・七回)
入場者数)860

※ 香月の本塁打の号数は同一リーグのマリーンズ時代からの通算。


凄まじい試合だった。


こういう点の取り合いの試合を、一部の人は“馬鹿試合”と呼ぶ。しかし今日ジャイアンツ球場でこの試合を最初から最後まで見た人でそう感じる人は少なかったであろう。もちろんファンは1010の熱戦よりも贔屓球団が100で勝つ試合を観たいと望むだろう。だが、そうはいかないのが野球だ。敗戦処理。の見立てでは10失点の内、4点が非自責点になるジャイアンツは反省点が多々ありそうだ。


一方のゴールデンイーグルスは5点のリードを一気に引っ繰り返された六回裏はもう少し早く王彦程を降板させれば逆転は防げたと思うがそれをしなかった。終盤も池田隆と久保で八回と九回を1イニングずつ投げさせていれば逃げ切れたかもしれない。そんな素人でもわかる手を敢えて打たなかったのは個々の選手への課題が明確でそれに挑戦させていたのだろう。結果は同点で引き分けでもイースタン・リーグで首位のチームと4位のチームの差が如実に差が出たのかなと感じた。


熱戦でありながらも、試合後にはあの男性による“エールの交歓”もなし<苦笑>。閉場するから早く出ろ。でも分散退場を心がけてね、との機械的な球場職員の声が繰り返される中、昨年なら当たり前のようにあったものがない物足りなさもありながらも、心地よく球場を後に出来た。懸念された“ゲリラ豪雨”は来なかった。それが最大の救いだった。ジャイアンツファンとしては勝てたんじゃないか!?と悔いは残るが、また来ようと感じさせる試合であった。

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