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2020年8月12日 (水)

遅まきながらようやく今季初の生観戦!

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公式戦開幕から約2ヶ月弱。本来の開幕から遅れること約5ヶ月弱にしてようやく待望の生観戦を果たせた。先月から“有観客試合”を始めているファイターズスタジアムで、ファイターズ対ジャイアンツ戦というひいき球団同士の試合を堪能することが出来た。


炎天下で始まった試合内容はいかにも二軍の試合といったお粗末さが随所に垣間見られたが、何はともあれ球場で生観戦出来たことがこの上なくうれしい。



先週の何曜日だったか、仕事中にスマートフォンから緊急地震速報みたいなアラームが鳴り出した。同僚の目を気にしつつスマホに目をやると、ファイターズ球団からのメールだった。

「お客様が購入されたチケットは無効になりました。お客様が東京都内在住、在勤と判明したからです。このチケットは凍結され、他の方がお持ちになっても無効です。チケット代は返金しませんので球場にも来ないで下さい」

そんな感じのきつい文章だった。敗戦処理。自身は幸いにも新型コロナウイルスに感染しておらず、日常生活や仕事に関しても周囲に感染者はおらず、それなりの注意を払いながら制約された日々を過ごしている。だが東京都の発表される新規の感染者は日々増加の一途をたどり“東京由来”等という悪口が横行している。千葉県鎌ヶ谷市にあるファイターズスタジアムから来場を拒否されても仕方ないのかな、と半信半疑になったところで目が覚めた。笑えない内容ではあるが、夢だった。


東京の端の方に住み、再び満員に近くなった電車に毎日の様に乗って都心にある勤め先に通う。こんな生活を続けていたらいつ感染しても不思議ではない。いや、PCR検査を受けていないので、受けたら既に無症状の陽性反応が出るかもしれないが…。


プロ野球界でもホークスの選手が感染したとか、二軍の試合を担当する審判員が陽性反応だったとか、危険と背中合わせの状態で何とか前に進んでいる。球場がクラスターの発生源になっても不思議ではない。テレビ中継で試合を観戦する方が間違いなく安全なのはわかってはいるが、機会があれば生で観たいものだ。


先月の10日からプロ野球は様々な制約を設けながらも球場に観客を迎え始めた。ファイターズスタジアムは7月下旬からの試合のチケットを売り始めたが、この時には個人的に遠出は時期尚早かなと思い見送ったが、ジャイアンツ球場は観客を入れての開催が解禁になっても“無観客試合”を継続。今日に至るまで無観客試合を継続し、今月の下旬から座席制限をして全席指定で観客を迎えての試合に切り替えるという。


この間、ジャイアンツの一軍が東京ドームで行う試合の抽選販売や、早い者勝ちの前売りにもチャレンジしたがいずれも完敗。結果、今日(8月12日)の鎌ケ谷が今年初めてのプロ野球生観戦となった。思えば2月29日に生観戦予定だった東京ドームでのジャイアンツ対スワローズ戦で今年の生観戦のスタートを切るはずだったが、数日前に無観客試合にて行うとの発表があって生観戦が実現せず。今日に至るまで“プロ野球”を生で観たのはこれだけだった<笑>。
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今日はひいきにしているファイターズとジャイアンツの直接対決。昨日と今日の二連戦で、CS放送の連日GAORAで中継される。昨日は予習<冗>も兼ねて中継をチェックした。


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開場時刻に合わせて西船橋駅からのバスでファイターズスタジアムに着いた。この時点でむちゃくちゃ暑い。昨年までなら入場口から一塁側の場外に延々と延びる入場列が正面のイベント広場のスペースに何重にも折り返して並んでいる。


先にお約束の記念品を受け取ってから列の最後尾に並んだ。
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育成選手を獲得するようになって人数も増え、苦悩がうかがえる<笑>。


ネットでの前売りの時点で気付いたが、昨年までのネット裏だけでなく全席を指定にし、一列おきにチケットを発売。客と客が隣り合わせにならないように席を一席おきに販売していた。販売していない席に✕印のテープ等が貼られることはなかったが、敗戦処理。の近くの家族連れが席の間隔を詰めて座っていたら係員から注意を受けていた。
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因みに敗戦処理。の座席はGAORAの放送席のほぼ真横。ファイターズが何かやらかす度に解説の西山秀二のぼやく声が漏れ聞こえてきた<苦笑>。


DJチャス。による口頭での注意事項伝達の他に鎌スタビジョンを駆使した諸注意の伝達にも工夫がこらされていた。
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因みにこんな状況下でもこの茶番は健在<笑>!?
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先発はジャイアンツが鍬原拓也で、ファイターズが宮台康平。スターティングメンバーはこんな感じ。
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ファイターズは鍬原の立ち上がりを攻め、期待のルーキー、樋口龍之介が右中間に先制スリーラン!
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前日に続く二試合連続の号砲で、早くも第9号。開幕したのが6月だったので“9号”と書いても多いのか少ないのかわかりにくいが、前日までの8本塁打はイースタン・リーグでは同僚の海老原一佳と並んでリーグ最多だった。背番号を二桁にする日は近い様に思えるが。

 

ファイターズの先発、宮台は今季イースタンでこの試合まで5試合に登板して0勝2敗。17回投げて自責点が イニング数を上回る21。防御率は11.12。先発は今日で4試合目。
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大学を出て三年目の投手。チャンスを与えられているうちにそれなりの結果を出したいところだろうが、この幸先良い3点のリードをあっさりとはきだしてしまう。

 

三回表、先頭の山本五十六、じゃなかった背番号56の山本泰寛に左中間に放り込まれると、一死後には山瀬慎之助にもレフトオーバーのソロ本塁打を浴びて3点あったリードが1点差に。
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阿部慎之助
二軍監督と下の名前が同じ“慎之助”でしかも捕手。何かと話題になるルーキーだが、この一発がプロ入り初本塁打だ。余談になるが、ルーキーの公式戦初本塁打を生で観るのは昨年のドラゴンズ、根尾昂以来


続く四回表にはエスタミー・ウレーニャに三遊間を破られ、二軍落ちした陽岱鋼に四球。無死一、二塁から続く菊田拡和にはあわやという当たりながら左飛に打ち取ると、荒木大輔監督が出てきて斎藤佑樹にスイッチ。


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斎藤は代わりっぱなの山本こそ打ち取ったものの加藤脩平と山瀬に連続四球。押し出しで3対3の同点。試合は振り出しに戻った。一軍では渡邉諒の異名“直球破壊王子”が浸透しつつあるが元祖王子は“試合破壊王子”になりかねない。何とか同点止まりで済んだが…。


この回あたりからそれまでの熱中症注意のピーカンが嘘の様に右中間後方の空が暗くなり始め遠くで稲光が発生し始めた。陽は打席で稲光に驚いてタイムを要求した程だったが、ジャイアンツに移籍後、期待を裏切り続ける陽への怒りの稲光じゃないかというファンからの声も聞こえた。


先発の宮台は3回1/3で自責点3。先発投手としてはおよそ及第点には程遠い内容だったが防御率は11.12から10.62と良くなった。


斎藤はこの回だけで降板し、五回表には三番手の鈴木遼太郎がマウンドに。


二番の湯浅大から吉川大幾、ウレーニャの三連打で勝ち越し。
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稲光だけでなく雨が降り出し、スタンドからコンコースに避難する客が増えた。先頭打者からの三連打で、何点入るのかという感じだったが後続が倒れ、勝ち越しの1点止まりだった。


4対3とジャイアンツが1点リードで迎えた五回裏にジャイアンツの先発、鍬原を異変が襲う。二死一、二塁で打席に何故か“背番号94 MATSUMOTO”のユニフォームで出場の高濱祐仁を迎えたところで鍬原がマウンド上から異変を訴えた。スタンドから観ている限りでは右腕の肘から先を気にしている様に思えた。
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杉内俊哉
コーチとトレーナーがマウンドに上がったが鍬原はここで降板。勝利投手の権利目前での降板であったが、初回の3ランによる失点の後もここまで毎回走者を出す状況。一軍で次々と入れ替わる先発要員の候補と期待されている投手だけにピシャリと抑えて欲しかったがそれ以前の問題。長引く負傷でなければ良いのだが…。



急遽マウンドに上がったのは育成選手の山川和大
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山川は今月2日の対ライオンズ戦でも打球を右手に受けて降板を余儀なくされた横川凱に代わって二回表から緊急登板をこなしたばかり。その時には1回2/3を無失点に退けていたが、今日も二死一、二塁で投球を山瀬が逸らした間に三塁を狙った樋口をアウトにしてピンチを切り抜けるとイニングまたぎとなった六回裏も抑えた。1回1/3を無失点。


一部には山川は現在69人いるジャイアンツの支配下登録選手に次ぐ最後の70人目を狙う有力候補だと言われている。本人としては万全の状態でアピールしたいところかもしれないが緊急時に強いというのも大きなアピールとなろう。


七回表、ファイターズは一軍経験もそこそこある生田目翼がマウンドに上がるも、ジャイアンツ打線に4安打を浴び、3四死球も重なって一気に4失点。3対8と点差を拡げられた。4失点したにもかかわらず生田目が八回表のマウンドに上がると、スタンドのあっちこっちから不満の声が聞こえてきた。大きな声での応援がダメということはこの球場独特のヤジを封じ込めてしまっているがファンの多くは我慢しているだけでストレスをため込んでいたことであろう。


ファイターズは直後の七回裏に、二塁手として出場している郡拓也がスカッとするような豪快な2点本塁打を藤岡貴裕から放って5対8とするも、この後、特に反撃の気配もなく5対8のまま試合終了した。


3点差というのはワンチャンスでひっくり返せることもある点差。それ故に最後の1イニングを抑えると投手にセーブが記録される。だが、そんな可能性や期待をスタンドに抱かせない終盤だった。ジャイアンツは終盤3イニングを昨日からの連投となるリリーフ陣で締めた。
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藤岡は二日続けて1イニング持たなかったが、サイドハンドの田原誠次を挟んで八回は沼田翔平、最終回は堀岡隼人と前日と同じ一軍経験組を投入して逃げ切った。


田原を除く三投手はいずれも最近まで一軍で投げていた投手。堀岡は物議を醸した増田大輝登板試合の直前に投げていたが、1イニングもたずに7失点。素人の内野手のリリーフを仰ぐ状態だから二軍落ちは妥当だろう。ファームでの登板で再び信頼を得て欲しい。


藤岡は今季、中継ぎとして開幕一軍入りを果たし、既に一軍で10試合に登板。三年ぶりに登板数を二桁に乗せたが,二軍に落ちてからは二軍の投手に成り下がっている感じ。三軍落ちが報じられた澤村拓一と同様、早い復調が待たれる存在なはずだが…。ジャイアンツファンの中にも辛抱強く応援しているファンが少なくないが、本来であれば今頃マリーンズで左のエース格になっていなければならない投手。ファイターズを経てジャイアンツで投げてくれているが、何とか再生して欲しい。


【12日・ファイターズスタジアム】
G 002 110 400 =8
F 300 000 200 =5
G)鍬原、○山川、藤岡、田原、沼田、S堀岡-山瀬
F)宮台、斎藤、●鈴木遼、高山、生田目、長谷川-田宮、黒羽根
本塁打)樋口9号3ラン(鍬原・1回)、山本1号ソロ(宮台・三回)、山瀬1号ソロ(宮台・三回)=プロ入り初、郡2号2ラン(藤岡・七回)


ファイターズの樋口、長谷川凌汰、梅林優貴、宮田輝星を初めて観た。欲を言えば片岡奨人上野響平も観たかったが次の楽しみに取っておこう。樋口の豪快な一発を観られた一方で、一年間先輩のはずの万波中正はバットとボールのソーシャル・ディスタンスが広かった。そして、新陳代謝の激しいファイターズでは“若手”の範疇に含まれるのか微妙な五年目を迎えた平沼翔太が「一番・遊撃」でスタメン出場して3打数3安打と健在ぶりを示した。
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ジャイアンツでも菊田の他、伊藤海斗の評判が良く生で観たいと楽しみにしていたら終盤に途中出場。回ってきた打席は三振に終わってしまった。

 

また、ジャイアンツでは四番に座ったウレーニャが3安打。外国人選手というと振り回す印象があるが、見た目とは裏腹に意外にコンパクトなスイングから鋭い打球を連発する。内野手の横を抜ける安打でもあっという間に抜ける感じだ。上述の山川と最後の70人目の支配下登録を勝ち取るライバルなのかもしれない。ただ、球団としてはイスラエル・モタの前例があるので支配下登録には慎重にならざるを得ないだろう。3月に支配下登録を勝ち取ったモタは今では三軍に落ちている。


昨秋のドラフト会議ではどちらかというと高校生の好素材を集めて一から育てる印象が強いファイターズが大学生や社会人の選手を主体に指名し、逆にジャイアンツがここ何年か高校生中心の指名をしている。好対照な新人獲得をする両チームのファームには見所が満載だ。もっと数多くの試合を観たい。


長々と試合に関して書いたが、個人的にはとにかく無事に丸々ひと試合を生観戦出来てよかったと思う。


鎌スタはいつもの応援がないどころか、ヤジも飛ばない。こんな鎌スタは鎌スタではない。“新しい観戦スタイル”なのかもしれないが、欲を言えばいつもの鎌スタに戻って欲しい。C☆BとDJチャス。はいたが、C☆Bの横にあのチビ…あ、いやぶそんくんがいないと思ったら昨年限りで卒業したらしく、今季は身代わりがこんなにいるそうだ。
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今日は誰もいなかったが…。


途中に降った雨のお陰でその後の観戦はむしろ快適になった。やっぱり野球は生で観るに限る。3時間52分は長すぎたが…。


今日は勝敗二の次で観戦していたが、そういう感覚は今日だけであろう。新型コロナウイルスが猛威をふるい始めてから個人的には最も幸せな一日だったかもしれない。来週も観戦予定を入れてあるが、今日みたいな試合内容だったらファイターズに容赦しないだろう。

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