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2020年8月14日 (金)

金子弌大の起用法はこれでよいのか!?(2)

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拙blogでは昨年7月3日付で金子弌大の起用法はこれでよいのか!?というタイトルのエントリーを立てたが、一年を経過してまた同じタイトルのエントリーを立てた。今季も金子弌大の起用法は疑問だらけだ。


【参考エントリー】
2019年7月3日付金子弌大の起用法はこれでよいのか!?



13日の対マリーンズ戦。5対5の同点で迎えた七回裏、金子弌大は四番手としてマウンドに上がった。先頭打者のレオネス・マーティンの一塁ゴロを清宮幸太郎が後逸する失策で塁に出したのを皮切りにこの回だけで2つの失策に野選がありと足を引っ張られて自責点は0ながら3失点。敗戦投手になった。お粗末な内野守備の連続で金子を批判する声はさすがに出ないが、この試合の金子の登板はファイターズでは珍しい三日連続での登板だった。


ファイターズに限った話ではないが、リリーフ投手の酷使を避けるために連投をさせても極力二日間までで、三日間以上の連投を避ける傾向がある。移動日などを挟んで三試合連続登板になることはあっても、三日間連続での登板は避ける傾向にある。勝ち試合の最後を締めるクローザーであっても二日間連投したら三日目は登板を避ける傾向があるくらいだ。個人的には三日間まではOKじゃないの!?と言いたいところではあるが…。


金子は11日からのマリーンズ戦で11日には2点ビハインドの八回裏に1イニング投げ、翌12日には12対4と大量リードした九回裏に1イニングを投げた。


普通であれば三日間の連投を避けるので昨日13日は登板をさせない。場合によってはベンチから外すこともある。先日、ジャイアンツの原辰徳監督が大敗している試合でリリーフ投手を温存して内野手の増田大輝を登板させて物議を醸したが、新型コロナウイルス禍で開幕がずれて例年通りの調整がままならなかった今季においては先発投手の球数管理だけでなく、リリーフ投手のコンディションにも細心の注意が払われているものだ。


ファイターズにおいても前任の吉井理人投手コーチから木田優夫投手コーチに変わっても過度な無理をさせない発想は引き継がれているものと思われた。今季、ここまでに最長の連続日数登板は三日間であり、玉井大翔、堀瑞輝、宮西尚生が一度ずつあるだけだ。ただこの三投手の三日間連投には1イニング未満の登板が含まれている。

玉井大翔三日間連投
7/15対M 2/3 15球 自責点0(ホールド)
7/16対M 2/3 8球 自責点0
7/17対M 1回 14球 自責点0(ホールド)

宮西尚生三日間連投
7/15対M 2/3 17球 自責点0(勝利投手)
7/16対M 1/3 4球 自責点0
7/17対M 1回 18球 自責点0

堀瑞輝三日間連投
8/6対L 1回 11球 自責点0(ホールド)
8/7対L 1/3 15球 自責点0(セーブ)
8/8対L 2/3 17球 自責点0(ホールド)

これに対して、この三投手よりも歳上で11月に37歳になるベテランの金子は三連投目の昨日13日こそ2/3回で降板したが11日、12日には1イニングずつ投げていた。

金子弌大三日間連投
8/11対M 1回 20球 自責点0
8/12対M 1回 25球 自責点0
8/13対M 2/3 27球 自責点0(敗戦投手 非自責点3)

さすがに今日(14日)はベンチ入りさせないだろうと想像していたが、ベンチ入りしていた<苦笑>。先発の北浦竜次が初回に5失点。1イニングもたずに降板したので展開的には金子投入も有りそうな展開になって禁断の四日間連投が有るのかとハラハラしたが、北浦の後に西村天裕、村田透、福田俊、堀とつないで5対12で試合を終えた。実は今日は金子に四日間連投の恐れがあっただけでなく、玉井と井口和朋に三日間連投の恐れがあったがいずれも回避できた。


何より、過去の玉井、宮西、堀の三日間連投が札幌ドームでの試合だったのに対し、金子の三日間はZOZOマリン。クソ暑い最中の屋外球場での連投。過去の三人より負荷はかかったことだろう。


そもそも、ファイターズは今季、金子をリリーフでそれも主にビハインドの展開で起用しているが長く先発で実績を積み上げた球界のエースをいわば敗戦処理に近い形で使っているが、金子はそうするしかないほどの投手に成り下がったということなのだろうか?


今季の開幕当初、敗色濃厚の局面でマウンドに上がるのは金子と吉川光夫、村田だった。推定年俸で言えば金子が1億8000万円、吉川が3500万円、村田が4000万円。三人合計で推定2億5500万円の敗戦処理だった。シーズン序盤には負けた試合に起用された投手の年俸の合計が勝ち試合の投手の年俸の合計より多かった…<苦笑>。MVP経験者二人と元メジャーリーガーによる豪華敗戦処理陣だった。


金子には推定ではあるが1億円を超える年俸を払っている。負けている試合での投入はコストパフォーマンス的にも如何なものかと思う。上述の昨年のエントリーでも指摘したが金子の起用法には不満だ。昨年のショートスターターとしての始めから決められた短いイニングだけの登板だったり、別のショートスターターの後に投げてイニングを稼ぐ役だったり、誰にそんな役をやらせているんだ!?と言いたくなる起用が多かった。バファローズ時代から応援している知人は「残念だけど、今の金子の実力だとこういう起用法しかないのかな」と残念がっていた。個人的には中六日で先発して六回から七回を投げて試合をまとめるのが無理になったのならば、一回先発登板したら翌日に登録を抹消する、十日に一度くらいの登板ペースでもいいから先発・金子を観たい。それは今季も同じだ。


開幕から金子、吉川、村田が担った役割は若手投手の一軍中継ぎへの登竜門的な意味合いになるべきではないのか?


ファイターズファンの中には、ファームである程度の年齢になっても期待に応えられない選手はこの球団では見切りが付けられると球団の方針を租借する人がいる。実際、敗戦処理。も昨年ファームで投げていた田中豊樹を観て来年(つまり今年のこと)は厳しいだろうと感じていた。


だが、田中豊以外にも鍵谷陽平をトレードし、白村明弘を野手に転向させる一方で、一軍で劣勢の場面でマウンドに上がるのが金子、吉川、村田というのは育成を重視する球団としてどこか歯車が狂っているのではと思わざるを得ない。


もうひとつ言えば、ファイターズという球団は年俸と成績が比例しない選手には容赦ない。昨年、推定年俸1億5000万円だった金子が26試合に登板して8勝7敗 109回2/3で防御率3.04という成績で1億8000万円に年俸をアップさせたこともファイターズらしくない。もっとも、加藤貴之、堀と昨年の‘ショートスターター’に振り回された投手は軒並み年俸がアップしたから‘迷惑料’込みなのかもしれないが…。


金子は、かつての金子ではないからバファローズから大幅な減俸を申し渡され、それを拒む形でファイターズに来てもらった。だから今の金子にかつての金子並みを求めるのは無理なのかもしれない。だが、少なくともバファローズよりは好条件を提示して、二年目の今季は一年目よりさらにアップした年俸を払っているファイターズが金子をこんな役回りで起用しているのが納得できない。極論としては金子には先発要員として調整してもらい、調子が上がらないのであれば二軍で調整して欲しいのであって、一軍で敗戦処理などしないで欲しい。


もっとも、ファイターズは現場とフロントが一線を画していてそれぞれがそれぞれプロの立場でベストを尽くす球団と言われているから金子への評価がフロントと、栗山英樹監督以下現場とで異なるということなのだろうか?


いずれにせよ、この球団が禁じ手にしているはずの三日間の連投を球団最高齢の投手に、それも長年先発投手としてリーグを代表する投手として君臨してきた投手に強いたのは理解に苦しむ。バファローズのエースだった頃の金子の再現は難しいにしても、先発で試合を作る金子を敗戦処理。は観たい。

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コメント

お久しゅうございます。
早くまったり生野球が見たいです。

金子然り、清宮然り、ポリシー見えんのですよね、何がしたいのか。。

今の清宮より樋口か海老原です。
そしてオリキラー金子は先発で。

jiRo様、お久しぶりです。コメントをありがとうございます。


> 早くまったり生野球が見たいです。


12日に今年初めて鎌スタに行ってきました。
いつもの鎌スタとは全然違いましたが、やっぱり生はいいですね。


> 金子然り、清宮然り、ポリシー見えんのですよね、何がしたいのか。。


少なくとも説明ができないですよね。球団の味方をする人達は理由も言わずに肯定しますが<笑>。


> 今の清宮より樋口か海老原です。


鎌スタで観た樋口は右中間に放り込みました。まずは早く支配下にして欲しいですね。
楽しみな選手です。

またボチボチ遊びにいらしてください。

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