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2020年6月 2日 (火)

「生」観戦した野球場(特別版)-新ジャイアンツ球場 

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初めての球場を訪れる度に翌月の2日にエントリーを立てていたが、今季はまだ一度も生観戦が出来ていない。5月31日のスポーツ報知に、現在のジャイアンツ球場から西に約800m離れたところに建設予定の新球場について報じられていたので書いてみたい。


1974年3月に初めて後楽園球場でプロ野球を生観戦して以来、いろいろな野球場でプロ野球を観てきました。チケット代よりもはるかにかかる交通費をかけて北へ南へ…。社会人になって多少経済的に余裕が出てからは「十二球団の本拠地をすべて回ろう」と考え、それを2000年に達成してからは地方球場、ファームの試合を行う球場を積極的に回りました。そうしてついに70箇所を超えました。


なおバックナンバーは左欄のカテゴリー別から敗戦処理。が「生」観戦した野球場を選び、ダブルクリックしてください。


(写真:新ジャイアンツ球場がイメージするという、かつてのジャイアンツの鍛錬の場、多摩川グラウンド。 ジャイアンツが使用をやめた後の2004年7月撮影)



ジャイアンツが現在のジャイアンツ球場の近くに新しい球場を建設するというニュースが最初に流れたのは2016年10月。

◆ 
読売巨人軍・ファーム球場の新設と「TOKYO GIANTS TOWN」構想について

その後、具体的な報道に接する機会がなかったが先月31日、スポーツ報知が新球場をイメージするイラスト入りで報じた。

【巨人】開放的ファーム新球場のイメージイラストを独占入手…スタンドなし!間近で応援できるCdsc_3196


最初に気になったのは、2016年の発表の時点では見込みとはいえ2023年3月末完成と完成時期が明示されていたのに今回の記事では“数年後に開業を目指しているファームの新球場”、“造成は来年3月に完了し、その後、球場の建設がスタートする。建設から開業までは2~3年程度かかる見通しだ。”とトーンダウンしている点。2023年と言えばファイターズが新しい本拠地をオープンさせるタイミングだ。こちらも構想では大風呂敷を広げている。敗戦処理。が贔屓にしている両球団が揃って新しい施設をオープンさせる2023年という年を楽しみにしたものだ。だが予定通りに事が進んでいない様だ。コロナウイルス禍のせいだろうか。本当に困ったものだ。


記事によると新球場を今のジャイアンツ球場の様に二軍の本拠地とし、イースタン・リーグの公式戦も行う。現在のジャイアンツ球場は主に三軍が使用するという。現在のジャイアンツ球場に隣接する室内練習場はそのまま使用するというところまでは当初の記事にも書いてあったが、選手寮を室内練習場の横に移すという。選手寮だけが離れているままで動かさないのが謎だった。室内練習場が建ったのが2009年の秋。もう十年以上経っている。ファイターズのファイターズスタジアムにしろ、ホークスのホークスタウンにしろ、グラウンド、室内練習場、選手寮が同じ敷地内に揃っている。遅きに失した感じもあるが、選手寮の移転は新球場の完成を待たずに進めて欲しいくらいだ。


約四年半を経て変わらずにいる点もある。かつての多摩川グラウンドのイメージを追っているという点だ。ジャイアンツ球場が完成したのが1985年だから多摩川グラウンドを使用していたのはその頃まで。当時の多摩川グラウンドやその雰囲気を知っている人が球団に残っているのか疑問だ。いても年齢的には60歳代であろう。商業施設の招致など当時には無かった発想だろうが、それも稲城市を地元と認識し、地元に愛される球団を目指すということであれば悪いことではない。


細かくいえば、現在のジャイアンツ球場の住所は神奈川県川崎市。神奈川県はベイスターズ球団の保護地域である。イースタン・リーグに所属する7球団のうち、ファームの本拠地が自球団の保護地域にないのはジャイアンツだけではなく、ファイターズ、スワローズ、マリーンズと過半数の球団が他球団の保護地域にファームの施設を持っている。試合(興行)を行う工面は出来ているのだろうが、試合以外のプロモーションには制約があるのかもしれない。ある人の説によると、様々なイベントを展開するファイターズのファームはライバル球団であるマリーンズの保護地域でイベントを展開していることになるが、ファームの活動ということで鎌ケ谷市に限定している分にはOKということだが、ファイターズスタジアムで一軍の試合のパブリックビューイング(クライマックスシリーズ、日本シリーズなど)を行う際には野球協約通りにマリーンズの許可を得ているという。


ジャイアンツ球場の場合、最寄り駅の京王相模原線・京王よみうりランド駅は東京都稲城市。“巨人への道”や“よみうりV通り”は東京都らしく、“よみうりV通り”開通の式典には稲城市長や京王よみうりランド駅の駅長を来賓に招いた。また、稲城市に限らず近郊の東京都の各市の市民を対象に得点を設ける“○○市民デー”を不定期に催しているが、新球場が稲城市にあるのであれば、その問題は解決する。


ただしファイターズのファームの地域密着も決して一朝一夕になされたものでは無い。開業した1997年から地元の支持を得ていたとは思えない。長年における地道な地域活動があって今日の地域密着ぶりがある。もちろん、ダルビッシュ有のポスティング移籍マネーをつぎ込んだと言われるスコアボードのリニューアルなどのハード面の変化も後押しになっているのは間違いないが、地元民を大切にしてきた積み重ねがあってのものであろう。その意味ではジャイアンツも短期間で結果を求めないで欲しい。そしてそれ以前に現在の補強に比重を置いたチーム強化を育成面にシフトしない限り、どんなに施設を立派にしても集客の大きな増加にはつながらないと思う。


これは敗戦処理。の体感だが、ファイターズスタジアムとジャイアンツ球場にそれぞれ2000人の入場があったとすると、ファイターズスタジアムは8割が常連客で、ジャイアンツ球場は逆に2割が常連客だと思う。ジャイアンツファンの絶対数が多いから、年に一度くらいファームの試合を観に行こうかというファンが適当に分散すると2000人近くの来場になると思うのだ。一軍経験豊富な大物が調整でファームの試合に出場することがわかっている時には大勢のファンが詰めかけるが、そうでないときは2000人を越えることは滅多にないというのが現状のジャイアンツ球場だ。昨年の例で言えばジャイアンツ球場での59試合の平均入場者数は952人。2000人を超えた試合は7試合のみだった(ファイターズスタジアムは54試合。平均入場者数は1,544人。2000人超えは12試合)。新球場が稼働すれば最初は物珍しさで賑わいを見せるだろうが、問題はその後だ。


新球場の造成が始まっているということで、ゴンドラに乗って上空から様子を眺めたいところであるが、遊園地の営業を休止しているためゴンドラも動いておらず実現していまい。木村拓也元選手の命日にお花を添えに行ったとき等にこっそりとグラウンドの様子をのぞいてみたが練習の様子もうかがえない。もう少しの辛抱だろう。


新しい球場がファイターズスタジアムのように年間パスポートやシーズンシートを設定したら申し込もうと思っている。2023年の開業予定が遅れるとしたら残念ではあるが楽しみに待ちたい。ファイターズスタジアムには「森本稀哲は俺が育てた」、「田中賢介は俺が育てた」というオヤジがけっこういた。自分もそうなりたい<笑>。


今季も開幕前には発表された日程を見ながら観戦計画を立て、そのなかには初めて訪れる球場もあったがコロナのせいで全部白紙になってしまった。そもそも2月29日に生観戦を予定していた東京ドームでのオープン戦、ジャイアンツ対スワローズ戦が無観客試合に変更になったのを皮切りに観戦予定でチケットを入手したものも中止になった…。楽しみにしているファイターズの東京ドーム主催試合も今年は行わないとのこと。地方開催はほとんどなくなる。あったとしてもリスクを承知で遠出しようという気にはならない。今日から6月19日の開幕に備えての無観客による練習試合が始まったが、テレビ観戦で我慢する一年になるのかもしれない。


一軍の本拠地、東京ドームの老朽化も一部では心配されている。“天下の巨人軍が自前の球場も持てないのか”という批判は球団幹部の耳にも届いていよう。にもかかわらずファームの施設を新たに作る。大風呂敷はともかく、注目したい。

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