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2020年3月27日 (金)

ついに現役プロ野球選手が新型コロナウイルスに感染…。

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恐れていた事態になった。ついに現役プロ野球選手が新型コロナウイルスに感染した。嗅覚の障害を自覚したタイガースの藤浪晋太郎が新型コロナウイルスのPCR検査を受けて26日に陽性と判定された。藤浪と14日に食事をともにしたというチームメートの長坂拳弥、伊藤隼太両選手も陽性判定を受けた。


NPBが公式戦の開幕を424日に定めたり、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まったりした後も首都東京を中心に感染者が増大して予断を許さない状況下、別に藤浪をどうのこうのというつもりはないが、恐れていた事態に至った。

 

 

 

アメリカではマイナーリーグで新型コロナウイルスの感染者が出たという。ある程度一般大衆から隔離され、体力的にも丈夫と思われがちなプロスポーツ選手から我が国でも感染者が出てしまったが、感染者が出ても不思議ではない下地はあった。

◆ 阪神藤浪、ファンへの啓発考え実名報道を望んでいた
327日、日刊スポーツ

いつもは藤浪晋太郎のノーコンぶりにやきもきさせられるタイガースファンもさすがに動揺し、上記のような行動を取った藤浪を逆に褒めるファンが少なくないのにはさすがに驚いた。違和感を覚えた。贔屓の引き倒しでない真っ当なファンであれば藤浪を褒めると言うより他球団への波及を心配するのが普通と思うのだが…。


プロ野球選手に限らない。いつ誰が感染しても不思議ではない状況だ。職場などで万一感染の恐れのある症状が出た場合にどういう行動を取るべきか、口酸っぱく言われている方も少なくないだろう。藤浪も自身の嗅覚障害から疑念を感じ、通院して検査して陽性が判明したという。取るべき行動を取ったに過ぎない。ファンへの啓発という点ではツイッターを見る限り、贔屓チームの選手が感染したという事実にようやく事の重大性を認識したかのようなファンが少なくない事に驚いた。例えば首都東京ではこの週末に不要不急の外出を控えるようにとのお達しが出ているほどだ。藤浪、というかプロ野球選手が感染しようがしまいが尋常ではない事態であることに変わりはないからだ。


“いつ誰が感染しても不思議ではない”と書いた。その意味では藤浪も被害者であるのだが、被害者が加害者になりかねないのがこの感染症の怖いところ。また、藤浪の行動は立派だとしても、もっと立派なのは細心の注意を払って感染を防いでいる他の圧倒多数のプロ野球選手の方だということを忘れてはいけないと思う。藤浪を責めることは出来ないとしても。


今日27日、セ・リーグは臨時の理事会を開いた。これは藤浪の件が発生したから臨時に理事会を開いたのではなく、日程の再編成などのために開くのであり、定例でないから臨時と称したようだ。当然、藤浪の件もタイガース球団から報告されたそうだが、今日の理事会の時点では424日に公式戦開幕を目指すという点に変更はないという。


公式戦の開幕日を変更するとなると、一方のリーグだけでなく両リーグ揃っての打ち合わせが必要だろうからセ・リーグだけの理事会では進展しないであろう。だが、公式戦開幕を424日に使用と定めた時点よりも事態が悪化しているのは確か。ましてや、細心の注意を払っているはずの選手の中から感染者が出たというのだ。早晩、日程再見直しの気運が高まるのではないか。


どうしても、9年前の東日本大震災の後と比較してしまう。東京電力管内で電力不足が懸念され、どう考えても公式戦開幕の延期は避けられない状況であったにもかかわらずジャイアンツを中心に<!?>セ・リーグは当初の日程通りの開幕を強硬に主張。政府から反対されるとジャイアンツの滝鼻卓雄オーナーは「開幕を何日にしろってのは、お上が決めることかよ!? 日程は我々自身が決める」と開き直った。あの時のような空気の読めなさを今回、野球界は今のところ見せていない。まさかのJリーグとのタッグという好影響もあるのだろうが、ここまでは世間とかけ離れた判断は下されていないように思える。その点では結果的には“第1号”になってしまったが藤浪およびタイガース球団の振る舞いも常識的だった。だが、さらなる日程の再編成を余儀なくされたときに真っ当な判断が下せるのか?


プロ野球チームも企業である。この先どうあろうと、基本的には今季発生する選手への年俸という出費は変わらない。だから143試合の公式戦完全実施を変えたくないし、観客収入が見込めない“無観客試合”はもう懲り懲りだろう。東京五輪の延期が決まって、日程の再編が多少楽になったと言われてはいるが例えば昨年と比較すると、仮に424日に公式戦開幕がなされたとしても約一ヶ月の遅れである。今年の日本シリーズは昨年より三週間遅く設定しているが延期は避けられないのだ。これよりさらに公式戦開幕が遅れたら…。


経営を前面に考えたらこれ以上の延期は避けたいところだが感染渦は今なお予断を許さない状況。どんな判断が為されるか?


blog38日付どうなる!? “3.20”プロ野球公式戦開幕まで二週間を切った!では東日本大震災の年の嶋基宏の「見せましょう、野球の底力を」という言葉を引用した。それは観客を入れての公式戦開催が為されても応援パフォーマンスを禁じた場合に球場から足が遠のくであろうファンの存在を危惧し、それでも球場に観客を集めるには野球そのものの魅力を強めないと駄目だという考えだった。


今回、再び嶋の「見せましょう、野球の底力を」という言葉を強調したいのは国難とも言える状況下で世間というか、一般的な社会通念とかけ離れた判断をしないで野球界がこの難局を乗り切れるのかという意味で掲げたい。


個人的に野球が始まらない生活にストレスを感じているが何とか我慢している状態である。大好きなプロ野球にさすが!と思わせるような決断を望みたい。

 

 

 

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