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2020年2月23日 (日)

千葉ロッテマリーンズ、いまだ新オーナー決まらず。そしてもうひとつ…。

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今週、書店に各社から発売されるプロ野球選手名鑑が並んだ。どの名鑑にも選手や首脳陣だけでなく、球団幹部やフロントの名前も紹介されている。だが、どの名鑑を見ても千葉ロッテマリーンズの球団のトップは“オーナー代行兼球団社長 河合克美”となっていて、オーナーがいない。


ロッテグループの創業者にして長く球団オーナーを務めていた重光武雄(シン・ギョクホ)氏がなくなったのが先月19日。はや1カ月が過ぎたが後継のオーナーが決まっていないということだろうか。


不測の事態とは言え、新しいオーナーが一ヶ月を過ぎても届け出られていないというのも不思議な話だ。ロッテグループとしては野球どころの話ではないのかもしれないが、それにしてもという気がする。

 

 

 



選手名鑑の中でも宝島社が出している『プロ野球2020選手データ名鑑』ではオーナーの欄にはっきりと“未定”と書いてある。このエントリーを書いている時点でも千葉ロッテマリーンズの公式ホームページを見ても新しいオーナーが決まったとは書いていない。一方、ベースボール・タイムズの『2020プロ野球プレイヤーズファイル』では“オーナー 重光武雄”と書いてある。


本来であれば、長くオーナー代行を務めていた、重光武雄オーナーの二男である重光昭夫氏が球団オーナーに就くのが順当だったのだろうが、お家騒動のあげく横領、贈賄の罪に問われている。故武雄氏も背任や横領で懲役四年と罰金を言い渡されているが高齢だったから収監を見送られていただけで、よく日本野球機構がオーナーであり続けていることを認めているなと思っていたが、なくなったら不在のまま。野球協約上はオーナー代行を届け出ていればオーナー会議に出席できるので実務上は支障ないかもしれないが、放置されて良いはずが無い。


日本プロ野球選手会の公式ホームページから野球協約を参照してみる。

オーナーとは、この組織に属する球団を保有し、又は支配する事業者を代表する者であって球団の役員を兼ねる者をいう。球団は、オーナーの氏名をコミッショナーに届け出なければならない。
(日本プロフェッショナル野球協約 第4章 オーナー会議 第18条3)

“球団は、オーナーの氏名をコミッショナーに届け出なければならない。”とある。マリーンズは野球協約に違反しているということなのだろうか?しかしこの野球協約、コミッショナーに不測の事態が起きた場合の事は定められているがオーナーに関しては定められていない。それ以前に故重光武雄氏の様に法に触れるなどの場合に関しても定められていない。何ともはや…。


しかしそもそもオーナーがいて例えば本業で繁忙を極めているからオーナー代行がいるというのが普通だろう。良くも悪くも武雄オーナーの存在の大きさがうかがえる。


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さて、そんなマリーンズだが現在のパ・リーグで最も長く親会社が変わっていない球団であるが前身球団を含めての通算成績が昨年までで45374523371引き分け。勝率.501。通算の貯金が14となっており、今季ひょっとしたら通算勝率が5割を切る。即ち負け越しになってしまう危機に入っているのである。


若い野球ファンの中にはこの球団を、何年かに一度“下克上”を起こすけれど弱い球団と認識している方もいるかもしれないが、毎日オリオンズ時代には八年間で貯金167を稼ぐ強豪球団だったのだ。その後大毎オリオンズ、東京オリオンズ、ロッテオリオンズと名前が変わるごとに弱くなり、通算成績での貯金を吐き出してきた。

毎日オリオンズ(1950年~1957) 58942227引き分け、勝率.583
大毎オリオンズ(1958年~1963) 42238019引き分け、勝率.526
東京オリオンズ(1964年~1968) 32834329引き分け、勝率.489
ロッテオリオンズ(1969年~1991)13841406200引き分け、勝率.496
千葉ロッテマリーンズ(1992年~)1814197296引き分け、勝率.479
注.ロッテが正式に球団のオーナー企業になるのは1971年から。

マリーンズは最近十年間で年間の借金が14を上回った年が三回ある。決して油断は出来ない。蛇足になるが重光武雄氏がオーナーを務めた1973年から昨年までの通算成績は29103163279引き分け、勝率.479通算の勝率を下回っている。最大で300を超えた貯金がついに底をついてきた。


通算勝率が五割を切る危機が近づいたからという訳ではないだろうがこのオフはフリーエージェントで美馬学、福田秀平を獲得するなどストーブリーグの主役と言われるほど積極的に補強に動いた。ドラフト会議では強運にも佐々木朗希の交渉権を得て入団に至った。これで安田尚憲、藤原恭大と三年続けて高校球界の逸材を獲得と球団が良い方向に流れているのかもしれない。


だがその一方で親会社のトップがなくなって後継のオーナーが発表されず一ヶ月も放置される。さすがに早晩新しいオーナーが決められるだろうが、先代オーナーやオーナー代行と対立した勢力が権力を握ったら、球団が赤字体質から脱却したとはいえ雲行きが怪しくなる。球団がどうなるかわからない。通算成績と併せ、それらも含めて今季のマリーンズという球団は注目度満載だ。

 

 

 

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