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2020年2月25日 (火)

琉球ブルーオーシャンズって何!?

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ホークスの王貞治会長が年初にテレビ番組で発言したというプロ野球16球団構想が波紋を呼んでいる。多くのファンが増えた方がいいと感じていたとしてもなかなか具体化しないエクスパンション。そんななか王会長が、というか“世界の王”が発言しただけに様々なメディアが取り上げている。


そしてその発言とは直接関係ないが、今季から将来的なNPB入りを目標にしている新球団がある。沖縄県を本拠地とする琉球ブルーオーシャンズだ。


昨年の球団設立発表から様々な話題を提供しているが、敗戦処理。的にはどうにも懐疑的だ。半信半疑と言ってもよいかもしれない。

 

 

 



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『週刊ポスト228/36日合併号』(小学館)「我がプロ野球16球団構想」


琉球ブルーオーシャンズは先だっても今月14日に元NPB選手の新入団発表を行うとの記者会見を予告していて、ネットでは新庄剛志?鳥谷敬?川崎宗則?等との憶測が跳んだがふたを開けてみれば昨年までスワローズで投手をしていた村中恭平だった。
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野球ファンにもエクスパンション待望論があるのだろう。沖縄に出来た新“プロ野球チーム”に夢を膨らませるのはわかるが、この球団、本当にやっていけるのだろうか!?


このチームは既存の独立リーグには属せず、将来的にNPBがエクスパンションをする時に名乗りを挙げることが目標だそうだ。独立リーグに所属せず、即ち試合という興行を定期的に打たずにどうやって収入を得るのか?


企業スポンサーが付き、ファンから1口オーナーを募集していた。110万円もする1口オーナーの募集を締め切ったとのことなのでそこそこの金額を集めることに成功したのだろう。1口オーナーを募集していた頃はファンクラブ会員募集のコーナーと合わせ、ホームページには集金コーナーしかないのかと言った感じだった。


そもそも公式ホームページにたどり着くのも一苦労<苦笑>。ネットの各検索サイトで検索しても、普通なら先頭かその次くらいに公式サイトへのリンクが出てくるのだが出てこない。興味がある方はWikipediaから当たるのが正解だろう。そしてたどり着いたホームページを見ても選手名鑑や今後の試合予定などが見当たらない。最初は詐欺なのでは!?と疑問に感じたほどだ。


冒頭の写真は元ニッポン放送アナウンサーの松本秀夫氏が主宰する劇団の公演に出演した、この球団のシニアディレクター兼打撃総合コーチを務める田尾安志が、共演した川相昌弘、前田幸長とのトークショーで琉球ブルーオーシャンズに対する熱い思いを語るところだが、東北楽天ゴールデンイーグルスの一年目でてっきり懲りたと思われる田尾が意気軒昂とばかりに熱く想いを語っていたのを聞いて詐欺との疑いから半信半疑に変わった<苦笑>


ホームページで見つからないのでwikipediaで調べると選手数は村中を含めて29人。最低年俸240万円を保証するということなので選手の年俸だけで6960万円が必要になるのだ。もちろんこれ以外に元千葉ロッテマリーンズの清水直行監督を始めとする首脳陣の人件費もある。リーグに所属している独立リーグのプロ野球チームでも経営的には苦戦を強いられているというのにリーグ戦を行わずにどれほどの収入を得られるのだろうか?ツイッターで疑問視されている方がいたが、考えれば考えるほど謎だ。


29日にはジャイアンツの三軍を相手に初めての主催試合(有料興行)を行う予定。このようにNPBのファームを相手にする主催試合や独立リーグに所属する球団との試合を収入源とするそうだ。ただ、ジャイアンツはこの日と翌日の東京ドームでの一軍オープン戦を無観客試合にすることを発表した。この試合に波及することはないだろうが…。因みに22日と23日にはマリーンズのファームと対戦したらしいのだがマリーンズのホームページを見ても見当たらない…。


ホームページに関しては作っている人にセンスが無いのだろうと擁護するにしても、この球団にはツッコミどころが多そうだ。


ホークスの王貞治会長の発言もあり、NPBのエクスパンションを後押しする意見が続々出そうだが、残念ながらこの琉球ブルーオーシャンズに過大な期待は禁物だなと感じざるを得ない。


手前味噌ながら拙blog201813日付まさに初夢!-NPB、エクスパンション実施で2022年から16球団に!がいまだに閲覧の多いエントリーの常連になっている。敗戦処理。はエクスパンションにはもちろん賛成だが具体的には主に選手のレベルの点で疑問視している。最近、いきなり12416ではなく、12214の方が現実的かなと感じ始めている。プラス2球団なら現在の12球団との差が少ない“プロ野球選手”を集められるのではないかという気がしてきた。


その場合、プラス2の新球団は両リーグにひとつずつ加盟。両リーグの球団数がともに7球団で奇数になるが、常に1カードを交流戦にすればよい。机上の計算ではあるが、同一リーグ内の対戦を対6球団×各21試合プラス交流戦対7球団×各3試合として年間147試合を行うことにすれば、シーズン開幕から閉幕まで常に同一リーグでの対戦が6試合、交流戦が1試合行われることになる。


プラス2の新球団はウエスタン・リーグとイースタン・リーグにひとつずつ加入するのが望ましい。そうすればウ・イ両リーグともに球団数が偶数になる。ただし両リーグの公式戦の日程を組むときには常に二球団ずつを余らせるようにし、独立リーグや社会人野球のチームなどとの交流試合を組みやすくする。


四球団新たに作るより二球団の方がより現実的かなというのが主たる理由だが、そうなっても琉球ブルーオーシャンズがその候補のひとつとは現状では言いがたい。


もうひとつ、熊本県の熊本ゴールデンラークスの動向も要注目だ。こちらも“プロ化”を明確に打ち出している。日経産業新聞の連載記事を読んだくらいの情報しか出会えていないが、地に足が付いた感じで野球界の裾野を広げるという点では前向きな取り組み方だなと応援したくなる。


エクスパンションは実現して欲しいが、だからといって内容も吟味せずに諸手を挙げて賛成とは言えない。話の腰を折る様で申し訳ないが、少なくとも琉球ブルーオーシャンズに関してはよく見ても半信半疑の域を脱しない。

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