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2020年1月15日 (水)

抱腹絶倒だけじゃない-劇団チェンジアップ第二回公演“笑あっぷあっぷナイター”

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日にはファイターズスタジアムでファイターズの新入団選手歓迎式典&交流会を観た後に、元ニッポン放送アナウンサー、松本秀夫氏が主宰する劇団チェンジアップの第二回公演笑あっぷあっぷナイターを観てきた。


松本秀夫氏がニッポン放送時代の人脈で同年代のアナウンサーに声をかけてドタバタコントを演じているのかなと最初は思っていたが本格的な野球コントがオンパレードの二時間だった。ゲストとして出演した川相昌弘氏、前田幸長氏、田尾安志氏と奥さんのマダムレイさん夫妻もいい味を出していた。そして、最近めっきり聞かなくなったが、ニッポン放送ショウアップナイターがかかえる悩みも垣間見られ抱腹絶倒。ただし爆笑だけではなく、考えさせられる1面もあった。

 

 

 

松本秀夫氏が主宰する劇団チェンジアップのことも、この“笑あっぷあっぷナイター”という公演のことも知ってはいたが、川相昌弘氏らプロ野球OBがどんな顔して芝居に挑戦するのかな?という程度の感覚で前売りを買ってみたものの認識が甘かった。


公演自体は13日に終了しているので多少のネタバレはご容赦いただきたい。


ニッポン放送からは松本秀夫元アナをはじめ、胡口一雄元アナ、山田とおる元アナ、師岡正雄元アナといった局を卒業してフリーに転身した大御所達が慣れないコント芝居に身体を張っている。いわゆる“前説”も務めたお笑いの隈元謙治角田12球団のコンビらが加わり、日里麻美早川みゆきといった二人の綺麗どころが脇を固めている。いやはやどうしてちょっとした劇団だ。内容は全編野球に因んだショートコント。松本兄弟を含む6人の作家が考えた計24の演目に取り組んだ。作家の中には『プロ野球ナイト』やツイッターでお世話になっているチャッピー加藤さんの名前も。チャッピーさんの演目にはあの“全裸監督”をもじったものまで<>。チャッピーさんは会場でお客さんの誘導などで働いてもいた。


前説の一方、角田12球団はその名の通り野球好き。2019年の十二球団のプロ野球選手全員のプロフィールが頭に入っており、会場の客が指名した選手の身長、体重、2019年の年俸、プチ情報を即座に答えるという凄い技を持っていた。この日も会場からのリクエストでカープの白濱裕太、マリーンズの香月一也、岩下大輝、ホークスのアルフレッド・デスパイネ、ジャイアンツの石川慎吾、ライオンズの渡邉勇太朗について即答していた。もっとも、間違えていても誰もわからないが<>


最後に敗戦処理。がファイターズの田宮裕涼を指名すると「身長178cm、体重84kg、年俸480万円。好きな食べ物は白子鍋」とテキパキ答えてくれた。


24本の野球コントの中にはお目当てでもあり、個人的に今なおジャイアンツの次期監督有力候補と思っている川相にグラビアアイドルが抱きついているシーンから始まるコントもあり、「やっぱり原監督の次は阿部だな」と感じざるを得ないものもあったが、抱腹絶倒のコントの連発の中には主に松本秀夫氏が考えた、現状のラジオにおける野球中継の問題点を扱ったものがいくつかあった。セイバーメトリクスに代表されるデータ全盛期におけるラジオ放送のあり方など…。他局が軒並み野球中継から撤退する中、いわば最後の砦とも言えるニッポン放送の、野球中継全盛期を知る松本秀夫氏らが、時代に対する多少の皮肉を巧く笑いに転化しているのを感じた。単なるドタバタコントではなかった。

ちょっと早いが今季はラジオで試合を聞く楽しみが増えた様に思う。

因みに敗戦処理。が観た前日にはホークスの工藤公康監督が観に来たという。
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なお公演中の写真撮影、録音はNGだったが、公演後に行われたトークショーは撮影OKとのことだった。
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川相氏、前田幸長氏、田尾安志氏三人のOBと松本秀夫氏によるトークショー。
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松本氏は最後のコントで出演したヤギの服装のまま出演。田尾氏はゼネラルマネージャーに就任した琉球ブルーオーシャンズに対する前向きな抱負を語っていた。ゴールデンイーグルス初年度で懲り懲りかと思ったが「あの一年は本当に楽しかった。やり甲斐があった」と、BGMとして未発表のブルーオーシャンズの応援歌が流れる中で振り返っていた。個人的にはこの沖縄に出来る新しい“プロ”野球チームをかなり懐疑的に見ているが、GM本人が力強く語ったのを聞き、帰りにお見送りをしてくれた際には「楽しみにしています」といってご夫婦と握手させていただいた。


出演者で最年長の胡口元アナは以前には“野球殿堂入り通知式”の進行役を務めていた。出演者の一人、川相氏はエキスパート表彰の候補者にノミネートされている。この日の二日後が通知式で、この公演が通知式の前日に千秋楽を迎えることになっているのでひょっとしたらと思ったが川相氏は当選できず、司会進行も昨年に続き元NHKアナの工藤三郎氏だった。


それぞれが別に本職を持ち、特にプロ野球解説者がこの時期にしか活動できないとなると、次回“第三回”(があればの話だが)もこの時期になるのだろう。今から楽しみだ。


それにしても、この日の会場のコフレリオシアターといい、昨年暮れの1227日に『文春野球大反省会』を観に行ったLoft9といい、野球のイベント会場は何故ラブホテル街のど真ん中にあるのだろうか!?

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