フォト
無料ブログはココログ

« ファイターズのファームが本拠地球場での入場者数の最多記録を達成! | トップページ | ワールドトライアウトをどう見るか? »

2019年11月14日 (木)

“プレミア12”で日本代表戦でも入場者数が少ない…。

Acsc_0037
11
日から日本に舞台を移した世界野球プレミア12のスーパーラウンド。しかし11日にZOZOマリンスタジアムで行われた日本代表対オーストラリア代表戦の入場者数は17,819人。場所を東京ドームに移して12日に行われた対アメリカ代表戦は27,827人、13日の対メキシコ代表戦は31,776人と三試合目で初めて3万人を超えたがそれでもスタンドが大観衆で埋まったというレベルではない。これから増えるとは思うが…。


先日まで行われていたラグビーのワールドカップの盛り上がりぶりとはあまりに対照的。国際大会としての歴史に雲泥の差があるとは言え、これはNPBにとって大きな誤算ではないのだろうか!?


※ 写真は前回大会から。

 

 

 



 

侍ジャパン、日本代表の国際大会での入場者数が3万人を切ったのは日刊スポーツによれば2015年以降では初めてだそうだ。

◆ 侍ジャパン観衆3万人割り込む、15年以降では初
(2019年11月13日 日刊スポーツ)

平日月曜日のZOZOマリンの17,819人はまだしも、東京ドームで行われた宿敵アメリカ代表との対戦で27,827人とは寂しい限りだ。13日に行われたメキシコ代表との対戦で31,776人と初めて3万人を超えたが、今季のNPBパ・セ両リーグ全公式戦の平均入場者数が30,929人だったのでNPB公式戦の平均並みということになる。


平日、入場料が高い、試合開始時刻が遅いから終わるのも遅そうだ。大会の仕組みがわかりにくいから前売りでなかなか売れない等と入場者数が伸びない理由はいくつか考えられるが、主催のWBSCもさることながら、NPBとしても悩ましいところだろう。


blogに目を通してくださる様な野球ファンの皆さんには釈迦に説法だろうが、NPBにとっては国際大会に参加することで得られる収入は貴重な収入源。通常の公式戦はホームチームにしか入場料収入が入らないし、他にはオールスターゲームと日本シリーズ。今年の日本シリーズのように四試合で終わってしまうとNPBにはほとんど収入が入らない。WBCだけを考えれば四年に一度だけ結成すれば済む“侍ジャパン”を常設チーム化し、WBC近辺の年以外にも国際試合を組んでNPBの収入源を確保する。その意味では2015年にスタートしたこの“世界野球プレミア12”もNPBにとっては貴重な収入源のひとつになるともくろんでいたはずだ。


上述したラグビーの人気では“新語・流行語大賞”にもノミネートされた“にわかファン”の存在も後押しのひとつになった。
Cdsc_2332
これは失礼ながら、ラグビーという競技が今大会まではファン以外にそれほど注目されていなかったからこそ“にわかファン”が誕生しやすいというのがあると個人的に考えている。だとすると野球では特定のチームに“にわかファン”が生まれるケースはあっても、今回のような大会を機会に“にわかファン”が生まれるケースは少ないのではないか…?熱狂的ブームの火付け役には“にわかファン”の存在が欠かせないと思うが、野球界には少なくとも同等のものは期待薄だと思っている。


また、大会が盛り上がらないと感じられるひとつに、野球大国であるアメリカが(この大会に限ったことではないが)ベストメンバーを組まず、本気で戦わないからという理由がよく言われる。そうであればあるほど、日本球界の立ち振る舞いが注目される。


個人的には本気を出さない大国なんぞ無視して、本気を出している国同士で優勝争いをすれば良いと思う。今回のプレミア12の盛り上がりは今ひとつだが、国際大会を蔑ろにしてそのスポーツの発展はないと思う。放っておけばよいと個人的には思う。本気を出している国が負かせて恥をかかせれば良いのだ。だが、現実には本気を出さない大国をどう巻き込んでいくかも大会成功の鍵のひとつだろう。ファンの関心を高めるには大国の存在があって、その国を倒すことでの盛り上がり。それこそが国際大会の見せ場なのだろうが、日本とアメリカの試合でも入場者数が3万人に満たない…。


かつてNPBが国際大会の二本柱にと目論んでいた“アジアシリーズ”が志半ばで挫折した。WBCが国の代表チーム同士での№1争いに相当するなら“アジアシリーズ”はクラブチームアジア1を決め、いずれはワールドシリーズのチャンピオンと対戦する本当の“ワールドシリーズ”に持ち込むための布石にしたかったが、早々と挫折した。


“プレミア12”を第二の“アジアシリーズ”として終わらせてはならない。WBCが実質的にMLBとMLB選手会に牛耳られていることを考えると、そのアンチテーゼとしてWBSC主催の“プレミア12”を権威のある大会へと発展させていかなければならないのだ。


Dsc_0202
侍ジャパンには何とか“世界一”になって欲しいが、それによって日本が多少盛り上がればそれでめでたしめでたしというわけでは必ずしもない。単に侍ジャパン事業の一環としてNPBの収益改善に寄与すれば良いと言うだけの問題では無いと敗戦処理。は思うのだが、どうだろうか?

« ファイターズのファームが本拠地球場での入場者数の最多記録を達成! | トップページ | ワールドトライアウトをどう見るか? »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ファイターズのファームが本拠地球場での入場者数の最多記録を達成! | トップページ | ワールドトライアウトをどう見るか? »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック