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2019年11月10日 (日)

ファイターズのファームが本拠地球場での入場者数の最多記録を達成!

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今年のファイターズのファームはイースタン・リーグで最下位、2012年から8年連続のBクラス(というより6位か最下位)と低迷したが本拠地ファイターズスタジアムでの入場者数は54試合で83,353人。これはファイターズが2013年に記録したイースタン・リーグ最多記録である73,625人を超える入場者数のリーグ新記録。一試合平均においても1,544人と同年の1,416人を上回った。


これまで鎌ケ谷におけるファンサービスのあり方にいささかの疑問を感じ、入場者数の減少を嘆いてきたが、悪いときだけ指摘し、改善されたら知らんぷりという訳には行くまい。日々の公式戦の入場者数を記録し続けた結果で調べてみた。



今年のファイターズスタジアムにおけるイースタン・リーグ公式戦の入場者数83,353人は2013年に記録した73,625人を超えるイースタン・リーグの最多記録になると書いたが、実はこの2013年をピークにその後年々減少を繰り返した。2013年という年はダルビッシュ有のポスティングシステムによる移籍金を投じたと言われるスコアボードの改修に伴って、ファームの球場としては立派すぎるとも言われる環境が伴い、多くのファンが詰めかけた。
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しかしその人気が一段落すると、入場者数は減少の一途だった。

2013
総入場者数 73,625
一試合平均  1,416
2014
総入場者数 65,806
一試合平均  1,316
2015
総入場者数 67,558
一試合平均  1,299
2016
総入場者数 72,368
一試合平均  1,270
2017
総入場者数 68,292
一試合平均  1,138
2018
総入場者数 70,808
一試合平均  1,221
2019
総入場者数 83,353
一試合平均  1,544

イースタン・リーグ公式戦での主催試合数は毎年同じとは限らない。雨天などで中止になった場合に振替試合を行わないからだ。また、北海道遠征などファイターズスタジアム以外での主催試合をここでは含めていない。


試合数が同じではないのだから一試合平均で比較する方が適切であろう。2013年をピークに2017年まで減少の一途。昨年挽回し、今年は過去最高である2013年をも上回った。


昨年、総入場者数、一試合平均ともに一昨年を上回ったのは清宮幸太郎の人気が寄与した面が大きいと思われる。清宮が試合に出場した試合の平均入場者数が1,535人、清宮が出場しない試合の平均入場者数が1,080と清宮の出場不出場が観客動員に大きく影響した様だ。


だが、清宮はいつまでも二軍にいてもらっては困る選手。二年目となる今季は故障などが無い限り一軍にいた。昨年の清宮に相当する人気ルーキーとしては吉田輝星が挙げられる。吉田輝が今季鎌ケ谷で登板した9試合の平均入場者数は2,071人と昨年の清宮を上回る動員力を見せたが、いかんせん吉田輝は投手。事前に登板日を告知すれば入場者数増に寄与するところ大だが、登板数に限りがある。それでは今季、いったい何が入場者数を伸ばしたのか?


今季は平日(土日、祝祭日、休日を除いた日)に行われた32試合の入場者数が35,897人で一試合平均が1,122人。これは敗戦処理。が日々の試合の入場者数をチェックし始めた2013年からでは最多になる。

2013
休日一試合平均 2,141
平日一試合平均  840
2014
休日一試合平均 1,980
平日一試合平均  751
2015
休日一試合平均 1,793
平日一試合平均  907
2016
休日一試合平均 1,889
平日一試合平均  750
2017
休日一試合平均 1,853
平日一試合平均  662
2018
休日一試合平均 1,820
平日一試合平均  827
2019
休日一試合平均 2,021
平日一試合平均 1,122

平日の一試合平均の入場者が1,000人を超えたのはおそらく今年が初めて。平日の午後1時から始まる試合を観に行くことが出来るファンの大半はおそらく地元近隣の方だろう。ファイターズスタジアム鎌ケ谷を支えているのは地元近隣の方達であることは間違いあるまい。その近隣の方達に見放され始めたから入場者数が減っていったのだと認識していたがそれが復活したことになる。


首都圏事業部の皆さんの地道な努力が定着したというのもあろう。
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休日も入場者数が増加しているが、土日祝日にはこれでもかといわんばかりのイベント攻勢でそれ自体賛否両論あったもののこれが入場者数増加に寄与することは想像出来るが、平日の入場者数の増加は地元近隣の方達の来場増であろう。率直に言って今季になって平日の入場者数が増加した理由はわからない。


例えば、ネット裏の座席の指定席化は事前に購入できるという点では敗戦処理。の様に遠隔地から足を運ぶ人間には好都合だが、自由席だったネット裏観客席を我が物顔で座って、周囲の迷惑を考えずに好き勝手にヤジを飛ばしていたこの球場の常連さん達を排除したことになる。試合当日のチケット売り場で、かつて自分が我が物顔で座っていた席が空いているか確認している年配のお客さんを何度か見かけた。当日で指定席を購入するとけっこう割高になってしまうのだが、お年寄り、もとい年配の方達は財布に余裕があるのか、あくまで自分の席で見たいのだろう。


余談になるが敗戦処理。お気に入りの三塁側で撮影がしやすい席の付近にもネット裏からはじき出されたと思われる客層がけっこういる。「うるせえな」と感じることもあるが、これも鎌スタの風物と割り切っている<苦笑>


敗戦処理。の仮説が当たっていて、地元近隣の方達が再び足を運び始めたのならそれは素晴らしいこと。しかもチームは強くない。最後にイースタン・リーグで優勝した2011年以降は2012年から6位、7位、7位、6位、6位、6位、7位、7位と7球団で争うイースタン・リーグでブービー賞とブービーメーカーの繰り返しで勝敗面でも楽しめない。敗戦処理。は最近のファンサービスのあり方に素直に賛同できない面があるが、多くのファンが満足して足を運んでいるのであればそれは素晴らしいことだ。ただ、地元のファンに歓迎されないようであればそんな集客は長続きしないと考えている。平日でも足を運ぶファンが増加していると言うことは本当に近隣の方達に愛されているということだろう。


イベントなどだけではない。ファンが足を運びたくなる選手がいれば、ファンは球場に足を運ぶ。今年は甲子園で活躍して知名度の高いルーキー選手が多かったことも入場者数増加に寄与していると思われる。個人的にも吉田輝ばかりではなく、野村佑希、万波中正のプレイを観るのはワクワクする。かつての鎌ケ谷のヤジ親父軍団は森本稀哲田中賢介を自分が育てたくらいの感覚でいた。そういう人たちが鎌ケ谷を支えていたのだ。ただあの当時のファンと選手達の距離感を再現することは事実上不可能だ。


この傾向が年々増加とはいかなくても今期並みの水準を来年以降も維持できれば本物だ。“ふれあいイベント”などファンが選手と直に接することの出来る機会を設ければおのずと入場者数は増える。だがそれに頼らない集客力があるのか否か?身につけたのかどうかは来季以降にかかっている。


ただ、これはあくまで興行面での成功であって、ファームの本来の役割である一軍で戦力になる選手の育成という面では疑問の多かった一年だ。必ずしも勝敗がすべてでは無いから百歩譲って勝敗や順位には目をつぶるとしても、選手を一軍に供給できたかというと不充分な一年でもあったと思う。


P.S.
本エントリーでの入場者数の集計は敗戦処理。が個人的に日々の入場者数を集計したものをベースにしています。2013年と今年2019年が新記録だというのは球団も公言しています。

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