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2019年9月 9日 (月)

パ・リーグ、規定投球回数到達者がたったの4人だけ…

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お気付きの人も多いと思うが、今季、規定投球回数に達している投手が少ない。特に顕著なのはパ・リーグ。98日現在で4人しかいない。一球団に一人いない計算になる。投手の分業化が進んだ結果であろう。ネットでは“規定投球回数”そのものの設定を見直すべきではないかという意見も出始めている様だ。


その議論は別として、敗戦処理。が考えることは…

blogに目を通してくださる方には釈迦に説法だろうが、規定投球回数はその球団の試合数とイコールである。これに達した選手の間で防御率のタイトルが争われる。セ・リーグも決して多いとは言えないが、パ・リーグは98日現在でチームの試合数以上のイニング数を投げている投手が4人しかいない。


最近の先発投手は中六日の登板間隔を空けて先発することが多い。中六日の登板間隔だと、毎週同じ曜日に先発することになる。試合数が一週間に6試合だとすると、週に一度先発する投手は6イニング以上投げて規定投球回数に達する計算になる。もちろん単純計算でだが。


現在は各チーム、勝ちパターンの継投を、最終回に投げるクローザーを含めて三人は用意する。一試合に投じる球数の目安を100球前後とすると、おおむね一試合6イニングとなり、七回以降は“勝利の方程式”に託すのが一般的だ。だが、当然ながら調子の悪い試合もあり、その場合は6イニング持たずにKOされることもある。つまり、長くても6イニング、そうで無い場合はそれ以下のイニング数ということになると、チームの規定投球回数に達しない。だから規定投球回数に達するには6イニングを超えて投球する試合が多くならなければならない。それが出来ているのがパ・リーグでは四人だけということになる。因みにこの四人の内、美馬学を除く三人は既にチームの年間の規定投球回数に達している。


規定投球回数に達する投手が少ないのは、各球団が先発投手を降板させるタイミングの目安にイニング数では無く球数を考慮しているからであろう。


年間を通して安定した投球をして先発ローテーションを守ってもらうには中六日の間隔を空けて、なおかつ一試合で100球を目安にしているのだろう。


だが、ネットでも見られる“球数至上主義者”でもあまり言及している人が少ないが、野球の試合は投手が何球投げれば終わりというものでは無い。勝つためには相手チームから27個のアウトを奪わなければならない。また、負けるにしても試合を終わらせるには相手から27個のアウトを奪わなければならない(ビジターでの負け試合だと24個のアウトで済むが)。球数による投手の体調管理も重要だがいくつアウトを取るかも重要なのである。


さらに最近では先発投手だけで無く、リリーフ投手も登板過多を避ける配慮がなされていることが多い。登板はイニングまたぎを避けて一試合1イニング限定。連投は二日間までで三日間(以上)の連投を極力避ける。それだと三連戦で三連勝するためには先発投手が6イニングで降板したのでは“勝利の方程式”が複数必要になってしまう。個人的にはせめて三連投はOKにしてよと思うが、そんな簡単なものでは無いらしい。


そうなると、先発投手の投球数を減らして100球で今まで以上に多くのアウトを奪える様にならないと、チームの勝率は高くならない。先発投手が100球で7イニング投げられれば、三人いる“勝利の方程式”から一人を休ませられる。一人ずつ休ませて回転すれば、継投による三連戦三連勝も無理なく可能になる。


投球数を減らしてアウト数を稼ぐとなると、配球面で斬新なものが求められる。既にそうした研究が始められている可能性はあるが、例えば2ナッシングからのウエストボールをなくすなど従来の常識を度外視した配球が考えられなければならないだろう。


規定投球回数の計算方法を変えて今よりもハードルを低くすることによって、今まで通りの人数で防御率などのタイトルを争う形にすることを考えるより、もっと大切な改革が必要になっていると思う。100球で多くのアウトを取れる投手こそが、良い先発投手という考え方になるかもしれない。


(イニング数×100)÷投球数×3=100球で打ち取れるアウトの数


残念ながら敗戦処理。にも具体的なアイディアがある訳では無いが、高校野球の球数制限とは別の意味で“革命”が必要なのではと思う…。

 

 

 

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