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2019年9月21日 (土)

ジャイアンツが5年ぶりにリーグ優勝!

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日、リーグ優勝までのマジックを2としていたジャイアンツはマジック対象チームであるベイスターズと対戦。九回表二死まで1点ビハインドだった試合を追いつき、延長十回に勝ち越して優勝を決めた。今季生観戦15敗の敗戦処理。が生観戦したので負けたら“疫病神”というタイトルのエントリーにしようかとも思ったが、劇的な勝ち星で原辰徳監督の優勝胴上げを生で観ることが出来た。


おめでとう、読売ジャイアンツ!


(写真:リーグ優勝を決め、胴上げされる原辰徳監督)

 

 

 

勝てば優勝が決まるという試合の先発が昨秋のドラフト会議で6位指名して入団した高校卒ルーキーの戸郷翔征。別に余裕をかましているのでもなければ、相手をナメている訳でもない。この程度の投手しかいないのだ。


戸郷の抜擢は数日前に報じられていたのでたまたま優勝がかかった日になったのであろう。ローソンチケットで前売りを開始した713日に購入していた敗戦処理。にとっては楽しみであると同時に「おいおい!?」という思いだった。


いつものようにJR関内駅で降りると東克樹の声で「僕の名前は東と書いて“あずま”と読みますが、北口もご利用下さい。」とのアナウンスがあった。地域密着がどんどん進んでいる。


南口から駅前を通って横浜スタジアムをのぞむ関内駅南口交差点で信号待ちをしていると、レフトスタンド後方に建造物が。
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ライト側に続き、レフト側にウイング席をつくる工事中なのだ。


因みに中から見ると…
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敗戦処理。は戸郷の登板を観るのは二回目。前回は三軍のメンバーとして社会人野球のJR東日本との交流戦に先発してメッタ打ちにあった6月24日以来。あれから約三ヶ月。その後は二軍に昇格して登板を重ねていた。イースタンでは11試合に登板して41敗。防御率は3.00だが42イニング投げてイニング数以上の44奪三振を記録している。イースタン・リーグでは対ベイスターズ戦には登板していない。


こういう場合、ビジターで先攻であるのだから初回に先制して投げやすくしてあげるのが本当に強いチームなのだろうけど初回は無得点。ベイスターズの先発、こちらもルーキーとはいえ既に一軍で実績を上げている上茶谷大河の前に凡退が続き、戸郷は三回裏に乙坂智に先制2ラン本塁打を浴びてしまう。
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この写真でわかるように、本日のお席は撮影には苦労する席だった。三塁側内野席で前から数えた方が早い好位置ではあったが、前の列と高さの差が少なく、かつほぼ満席で隙間がなかった。前の列の女性が頭を動かす度にカメラの位置を変えていた。


先制された戸郷だがストレート主体にどんどんベイスターズ打線を攻めていく投球には好感を持てた。
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2点ビハインドで迎えた五回表に二死一塁で打席が回ってきた時に代打が送られなかったことに敗戦処理。の周囲のジャイアンツファンは不満を言っていたが、七連戦の真ん中でむやみに投手を起用したくない事情もあったのだろう。逆に仮にリードをしていたら早めに高木京介らを起用して小刻みな継投で勝ちに行っていたかもしれない。


その意味では五回を投げきって欲しかったが、五回裏二死一塁から戸柱恭孝に二打席連続となる安打を打たれて二死一、二塁とされて前の打席で本塁打を打たれている乙坂を迎える場面で高木にスイッチされたのは致し方ないところだったろう。それでも何処ぞやの球団の“ショートスターター”、“オープナー”より内容が濃い立派な初陣だった。


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宮本和友
投手総合コーチが戸郷をねぎらっていた感じだったがその気持ちがよくわかる。リリーフ陣が何とか踏ん張って2失点のままだったのが最終的に逆転勝ちするのにつながったが、打線の方はお寒い限り。とにかく打てない。


七回表に岡本和真の右中間二塁打から一死一、三塁のチャンスを作って田中俊太に代打阿部慎之助を起用。わざわざエドウィン・エスコバーを引っ張り出してしまう感じになったが、ここで同点の走者となる一塁走者、大城卓三に代走、増田大輝を送った。増田大は代走の切り札。出すなら同点の走者としてではなく勝ち越しの走者としてだろう。それに大城は一塁手として出場しているが三人いる捕手の一人。代打阿部の次の打者は捕手の炭谷銀仁朗で、ここに代打を送ると七回にして最後の捕手となる小林誠司を使わざるを得ない。前回16日の生観戦記で野手を使い果たして最後には投手の宮國椋丞を代走に送った選手起用に苦言を呈したが、懲りてないのかなと思った。しかも、その宮國は戸郷と入れ違いで二軍に落ちていて起用できない…。


阿部の打席で戸柱が捕逸。岡本が生還してようやく1点を返しただけでなく一塁から増田大が一気に三塁に達したのはさすが増田大だなと思ったが、案の定炭谷に出した代打のアレックス・ゲレーロと続く石川慎吾と代打攻勢をかけるも1点止まりに終わった。七回裏から小林がマスクをかぶり、代走で出た増田大と若林晃弘が守備について投手はスコット・マシソンに代わった。この時点で残っている野手は内野手の山本泰寛と外野手の陽岱鋼だけ。


マシソンが危なっかしいと思うとすかさず中川皓太を投入。この中川も高木に続いてイニングまたぎとなった。やっていることは昭和の野球…。


1点ビハインドのままで迎えた九回表。ライトスタンドを中心に“ヤスアキジャンプ”が始まって山﨑康晃が登場。
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先頭打者の岡本の打球が梶谷隆幸のダイビングキャッチに阻まれて一死となって増田大、重信慎之介、若林と続く打線になってぶっちゃけ負けを覚悟した。

 

増田大の打席で、どのみち小林に代打を送れないのだからここで代打、陽を出すのかなと思ったがそのまま立たせて三振。冒頭にも書いた様に観戦記のタイトルを“疫病神”にしなければいかんな、等と考えた。

 

 

しかしここからジャイアンツ打線が粘りを見せて重信と若林が連続四球。本当に小林に打席が回ってしまった。


逆転の走者が出塁したことで外野手の守備位置が極端に深くなった。しかし逆方向に大きな打球は来ないと読んだか右翼手の梶谷は定位置より浅く守っている感じだった。
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小林の打球はその梶谷の前に落ち、本塁を狙った重信は刺されるかと思ったが送球が中途半端なワンバウンドで捕手の戸柱が捕球できずに同点となった。


延長戦になって十回表のマウンドには三嶋一輝亀井善行坂本勇人に連続四球で無死一、二塁。敗戦処理。の周囲のジャイアンツファンからは丸佳浩に「打てないのならバントして進めろ」との声もあったが、送ったところで岡本が申告敬遠されるのは目に見えている。丸か岡本で1点を取らないと無得点に終わる可能性が高いと考えるのが普通ではないのか!?


しかし不思議なもので、丸、岡本がともに外野フライで二死一、三塁になり、打席には増田大。誰がベンチに残っているかなど考えずに「代打出せよ、代打」とヤジる脳天気なファンもいる中、増田大の打球は二遊間を破った。
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野球は本当にわからない。敗戦処理。的にはダメ采配と思われた七回表の大城への代走、増田大起用と、それにもかかわらず炭谷に代打起用。最後の捕手となった小林が同点打を放ち、五番打者に代走で出てそのまま残った増田大が勝ち越し打。原監督が神采配なのか、選手に恵まれているのか…!?


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点だけではまだわからない…と思ったがルビー・デラロサの前に十回裏のベイスターズ打線は三者連続三振。筒香嘉智がベンチ入りをしていたので最後に出てくるのではないかとビクビクしたが、最後まで出てこなかった。
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ジャイアンツの優勝が決まった。通算37回目の優勝となり、白鵬翔の42回優勝にあと5回と迫った。


冒頭の写真の様にマウンドでの原監督の胴上げの後、熱い応援を続けたレフトスタンドのファンにご挨拶。
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そして、盛り上がるレフトスタンドに向かってバンザイを繰り返す懐かしい姿を発見。
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ウオーレン・クロマティだ!
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クロマティの登場にもかかわらずレフトスタンドはルーティン通りの応援パフォーマンスを続けていたが、内野席のファンからは ♪お前が打たなきゃ明日は雨 クロマティ ゴーゴーレッツゴークロマティ と懐かしい応援歌が歌われた。歌っていたのは中年のオッサンばかりだった<>ジャイアンツが横浜スタジアムで勝ってリーグ優勝を決めた試合というと、平成元年の優勝を思いだす。その年のMVPがクロマティ。優勝決定試合で先制本塁打を放ったのが現役時代の原監督で、完封勝利して胴上げ投手になったのが宮本投手総合コーチだった。


敗戦処理。は四十年以上ジャイアンツを応援していて、リーグ優勝の瞬間を生で観たのは2009年以来二度目。逆に目の前でジャイアンツに勝った相手球団がリーグ優勝を決めたケースが過去に三度。特に昨年まで三連覇していたカープの2016年の優勝を東京ドームで観る羽目になった雪辱を果たせたようで嬉しい生観戦となった。クライマックスシリーズがどうなるかは今は考えない。とにかくいい一日だった。確実にいえることは予約した東京ドームでのファーストステージ第三戦のチケットが届くことはなくなった。ファイナルステージ第六戦のチケットが当たるかどうか…。

 

 

P.S.

“ジャイアンツが横浜スタジアムでリーグ優勝を決めたのは平成元年以来30年ぶり”と書いたところ、HARA83さんから、五年前の平成24年(2014年)にも横浜スタジアムでリーグ優勝を決めたとの指摘をいただきました。該当箇所を訂正しました。(令和元年9月22日)

 

 

 

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