フォト
無料ブログはココログ

« ジャイアンツが5年ぶりにリーグ優勝! | トップページ | ファイターズ、北海道移転後初の“三年間で二度Bクラス”という事実。 »

2019年9月22日 (日)

目標がある球団とそうでない球団の差。

Adsc_0110
ジャイアンツのリーグ優勝決定試合に立ち会い、その興奮さめやらぬままに観戦記をエントリーして、それから一人でささやかながら祝杯をあげて、一夜明けて鎌ケ谷に向かった。ファイターズスタジアムでの今季の試合も残りあと二試合。行っておかないと悔いが残ると思い、眠い目をこすって鎌ケ谷に向かった。しかし、そこで観た試合は…。


(写真:二打席連続となる本塁打を放つ中島宏之)

 

 

 

ファイターズスタジアムでは普通に試合が行われる一方で、同じ千葉県でいまだ台風15号による被害からの復旧がままならない地域もある。そんな状況で鎌ケ谷市まで野球観戦のために出向くことにいささかの葛藤はあったものの今季最後の鎌ケ谷に向かった。


鎌ケ谷スタジアムはいつも通りの鎌ケ谷だった。この三連休が今季最後の鎌ケ谷主催試合。“鎌スタ北海道まつり”ということで正面広場には北海道グルメの出店が並び、賑わいを見せている。
Cdsc_2096

Cdsc_2097

Cdsc_2098
因みに敗戦処理。のお気に入りは“厚切りカットステーキ”。今日は大盛を堪能した。 もっともこの日の集客につながっているのは試合後に予定されている選手とファンとのふれあいイベントであろう。そのせいか客足も早い。寝不足でいつもより一時間遅く着いた敗戦処理。だったが何とか“いつもの席”を確保できた。


両軍のスターティングメンバーと審判員が発表になった。
Cdsc_9863
昨日一軍がセ・リーグ優勝を決めたジャイアンツ。今季一試合でも一軍で出場した選手は昨日の試合後に鎌ケ谷から横浜スタジアムに移動して、優勝胴上げが行われる場合に備えた。今日のスタメンでは一番打者の松原聖弥と九番の湯浅大以外は今季の一軍公式戦に出場しているから皆、参加したはずだ(ということは、昨日はバスが二台!?)。さすがに胴上げにだけ参加して、はい、解散ということは無いだろう。祝勝会(ビールかけ)にも参加したのではないか?だとしたらスタメンの大半が二日酔いということになる<>


今日のファイターズスタジアムは訪問看護のやましなグループがスポンサーになった。その関係で理学療法士の方が始球式を務めた。
Cdsc_9903
型どおりの始球式で先攻のジャイアンツの一番打者、松原が自分の身体近くに投じられたボールにお約束の空振りをしたのだが、敗戦処理。の後方に陣取っていたとにかく読売が嫌いなご一行には松原が空振りをしなかった様に映った様で

「何で今空振りしなかったの?」

「読売だからでしょ」

と意味不明な会話をしていた。因みにその女性は投手の調子を最初の一球で見抜けるらしく、ファイターズの先発、中村勝の初球を見て「今日の るってぃ 絶好調だね」と言っていた。


一回表のジャイアンツは昨日の祝勝会に参加していない一番松原の左中間二塁打でチャンスを作り、祝勝会には参加していたはずだが未成年なので表向き…あ、いや、もとい酒を飲んでいない二番の山下航汰が左翼線の安打を放ち先制。素面コンビであっという間に先制した。
Cdsc_9938
さらにこの回一死満塁から立岡宗一郎に中前適時打が出て2点を加え、絶好調のはずの るってぃ こと中村から3点を奪った。


ジャイアンツは続く二回表にも一死から昨日の祝勝会に参加していない湯浅が四球で出ると松原が二塁打で還す。またも素面コンビの活躍でファイターズは序盤で4点のビハインドとなった。


しかし先発の藤岡貴裕も二日酔いが抜けていないのか二回裏に姫野優也に左中間に満塁本塁打を打たれて4点のリードをフイにする。
Cdsc_0044



先ほどの女性、ジャイアンツの先発、藤岡を見て

「何でウチがシーズン途中に出した様な選手に山口鉄也がつけていた47番をあげているの?」

と言っていた。殴りたくなったが、もう酔いから醒めていたこともあり、馬鹿馬鹿しいので相手にしなかった。


どのチームを応援し、どのチームを嫌おうとその人の自由だが、試合前にはイベントMCのがんばれ!ぶそんくん「今日はジャイアンツファンの人のテンションが高いですね。何かいいことがあったのでしょうか?」、「おめでたいことがあったのでしょうね」等と言って三塁側のファイターズファンからも祝福の拍手が飛んでいたのを忘れ去るかの様な気分になった。


二回を終わって44という試合だったがファイターズはすぐに勝ち越される。三回表に中島宏之にレフトオーバーのソロ本塁打を打たれ、4対5と再びビハインドに。


四回の表裏はどちらも三者凡退でようやく試合が落ち着いたかと思ったら五回表に中村がまた崩れる。山下航の安打と四番の北村拓己の四球で一死一、二塁として、前の打席で本塁打を浴びている中島に再び一発を浴びる(冒頭の写真)。これで4対8。さらに田中貴也にも適時打を浴びて5イニングで9失点。さすがにこの回で降板。


Cdsc_9862
これは試合前に先発投手と発表された時の写真。今季は一軍復帰も果たし、その時には文春野球コラムでも取り上げられたが、これが今季の中村の姿である。今もまだ苦しんでいるのである。


ジャイアンツの先発、藤岡は姫野以外の打者はほぼ完璧に抑えていたが、姫野が五回裏に二打席連続本塁打を放つ。一本目はともかくまさか二打席連続弾が出るとは思わずにトイレに行っていて見逃した<>


Cdsc_9969
藤岡は姫野の2被弾以外は1安打に抑えたものの5失点。うーん…。


ファイターズは六、七回を鈴木遼太郎が抑え、八回には右前腕肉離れで戦列を離れていたジョニー・バーベイトが登板。名前がコールされると何とも言えない空気になった。
Cdsc_0249
このバーベイトと、もう一人新外国人投手で期待されたジャスティン・ハンコックも右肩腱板炎で5月中旬から戦列を離れたまま。昨年10勝を挙げたニック・マルティネスも相次ぐ故障で今季はまだ一度も一軍で登板していない。何で残留させたの?と思わされたブライアン・ロドリゲスが消去法ながら最も活躍している外国人投手という皮肉…。


外国人と言えばジャイアンツはクリスチャン・ビヤヌエバが三番打者として出場している。もう9月も下旬に入っているのにビヤヌエバが三番で中島が五番を打つジャイアンツってどうなの?と思いがちだが、ジャイアンツは一軍がリーグ優勝を決めたといえどもクライマックスシリーズに臨まなければならない。そこでの戦力の上積みとして、未知数の若手よりも実績のある選手ということなのだろう。


ファイターズは今日でCS進出の可能性がゼロになったそうだ。残りのシーズン、チームとしての目標がはっきりしなくなり、各個人の目標次第ということになってしまう。もちろん個々の選手にとっては大切な時期なのだがチームとして目標があるジャイアンツと、そうでないファイターズとの違いは残念ながら顕著に出てしまう。


そんな状況だからこそ、せめてもの希望は万波中正。いつの間にか登場曲がチェッカーズになっていた。

♪ 男と女はすれ違い 初めて本気で愛したのに

敗戦処理。は『ジュリアに傷心』だと思っていたが『哀しくてジェラシー』だった<>。何事も記憶を頼りにしすぎてはいけない…。因みに『哀しくてジェラシー』はチェッカーズにとって初期の曲でリリースは1984年。万波が生まれるより16年も前の曲である。どうして…!?


登場曲は軽快ながらこの日は4打数0安打2三振と振るわなかった。残念。
Cdsc_0119
昨日21日にはライアン・クックから本塁打を放ったのに…。


鈴木とバーベイトはともに無失点に抑えたが5対9で迎えた九回表に登板した生田目翼はファイターズファンを白けさせる登板になってしまった。


生田目は昨日も6対6の同点で迎えた十回表に登板して一挙4失点で敗戦投手になってしまったが連続四球と味方の失策で無死満塁のピンチを招き、途中出場の加藤脩平に左中間を破られ2失点。さらに四球で再び無死満塁としてしまい、途中出場の高山竜太朗にレフトオーバーの満塁本塁打を浴びて6失点。
Cdsc_0334


二死になって山下航にライトオーバーのソロ本塁打を浴び、結局この回7失点。
Cdsc_0346
二日間で計11失点。96日までは一軍にいた投手なのだが何でこんな事に…!?


6打席で本塁打を放った山下航は6打数3安打。今季成績は305打数104安打6本塁打37打点、打率.341。打席数は330。イースタン・リーグでは規定打席数がチーム試合数×2.7となっているので今日で122試合目のジャイアンツではちょうど規定打席に達したことになり、イースタン・リーグの打率トップに躍り出る。ジャイアンツは今日の試合を終えて残り試合が4試合。全て消化されれば126試合となって規定打席数は126×2.7340打席。あと10打席立たせて首位打者を取らせるのか?CSに向けて一軍でテストさせるのか…!?


試合は5対16で大敗。こんなざまでも試合後にふれあいイベントがあるから2,754人もの入場者があった。
Cdsc_0284

この時点でも5対9なのに九回表に7失点で5対16になるのだから酷い…。


試合を見限ったファンがふれあいイベントの入場列に並び、外周に大きな人垣が出来た。
Cdsc_2108
ファンとの写真撮影が先着200組限定ということで煽られたのだろうが…。


Bdsc_0404
【22日・ファイターズスタジアム】
巨)○藤岡、坂本工、森福-田中貴、高山。
日)●中村、鈴木、バーベイト、生田目-石川亮。
本塁打)姫野5号満塁(藤岡・二回)、中島3号ソロ(中村・三回)、4号3ラン(中村・五回)、姫野6号ソロ(藤岡・五回)共に二打席連続。 高山1号満塁(生田目・九回)、山下航6号ソロ(生田目・九回)。


試合後にDJチャス。が語ったところによると、今日の2,754人を含めて今季の鎌ケ谷での主催試合の入場者数が初めて8万人を超えたという。敗戦処理。の集計に誤りが無ければ今季の鎌ケ谷での主催試合の入場者数は合計で80,366人となり、過去最多であった2013年の73,625人を大きく上回っている。一試合平均でも今季は2013年の1,416人を上回る1,488人となっている。


Cdsc_2111
こんな成績でありながら今までにない多くのファンが詰めかける。一軍は入場者数が昨年より減ってしまい、当然の報いだと思うが鎌ケ谷はそうではないようだ。首都圏事業部の努力の賜なのだろうか!?


Cdsc_0120

首都圏事業部の顔となったDJチャス。は五回終了時にスタンドに打ち込む、捕ると何かいいものがもらえるカラーボールを一塁側のジャイアンツファンにも気前よく打ち込んでいた。優勝のご祝儀らしい。個人的には敗戦処理。が理想としていた鎌ケ谷とかなり乖離している印象はあるが、それでも過去最多の入場者数があるというのだからファンに支援されているということになるのだろう。


ただ、こんな試合内容では“スカウティングと育成のファイターズ”の名が泣いてしまう。一軍はBクラスが確定したが、これで直近三年間で二度のBクラス。東京時代ならいざ知らず、北海道に移転後、三年間で二度のBクラスというケースは初めて。この低迷に鎌ケ谷にも責任が無い訳ではなかろう。その東京時代に入団した田中賢介、實松一成というこの鎌ケ谷で泥だらけになってそこから一本立ちした選手の現役引退で個人的にはひとつの時代が終わるような感覚になっている。
Cdsc_2112
ファイターズタウンとしてもこの名物二人の現役引退を単にグッズ販売という金儲けの機会と捉えるだけでなく、チームとしての原点回帰のように考えて欲しいものだ。


田中賢の東京ドームでの最後に立ち会えたので實松を今日観たかったのだが試合前の練習でも自身の練習ではなく全体の補佐という感じだった。
Cdsc_9858

Cdsc_9860
明日の鎌ケ谷最終戦では何らかのセレモニーがある模様だ…!? 残念ながら行けないけど。


今季最後となるこのカードの生観戦。両チームを応援する身だが基本的に球場ではホームチームになる側に立って観戦している。ファイターズサイドに立てば寂しい試合内容だった。試合後、気持ちを切り替えて直ちに球場を後にし、14日のFBBALL30周年記念オフでお世話になったメンバーが店主を務めている日乃屋カレー秋葉原店にお邪魔した。秋葉原駅で降りること自体、超久しぶりなのだが怪しげなメイドさんをかき分けて店に入った。
Cdsc_2115

Cdsc_2114
正直に言うと“辛口カレー”はあまり得意ではないのだがファイターズに因んだと思われる侍カレーに挑戦。やっぱり辛かった。店内混んでいたにもかかわらずファイターズファンの店主さんとボヤキ合戦<苦笑>。ちょっと気分が晴れてきた。秋葉原駅は鎌ケ谷からの帰りのJR総武線の途中駅。来季も鎌ケ谷に足を運ぶ楽しみが出来た。

 

« ジャイアンツが5年ぶりにリーグ優勝! | トップページ | ファイターズ、北海道移転後初の“三年間で二度Bクラス”という事実。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ジャイアンツが5年ぶりにリーグ優勝! | トップページ | ファイターズ、北海道移転後初の“三年間で二度Bクラス”という事実。 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック