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2019年9月 2日 (月)

「生」観戦した野球場【番外編】-DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA

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いろいろな野球場で日本のプロ野球を観てきました。だからどうしたと言われればそれまでですが。


拙blogではかつて毎月2日に、企画ものを定期的にエントリーしていました。新たに初めて生観戦する球場があれば、翌月以降の2日にその球場に関してエントリーを立てていました。今回は試合を観戦した訳ではありませんが、7月にオープンしたベイスターズの新しい練習施設であるDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAを8月11日に観てきましたのでその感想を書いてみます。8月24日に初めて生観戦した、ゴールデンイーグルスのファームの本拠地、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉に関しては機会を改めます。


番外編 DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA



横浜DeNAベイスターズの練習施設は横須賀市の長浦町にあった。“横浜DeNAベイスターズ総合練習場”と呼ばれていた。通称“ベイスターズ球場”。選手寮“青星寮”も併設されていた。今回、同じ横須賀市にあるファームの公式戦を行う横須賀スタジアムのすぐそばに練習用グラウンド、室内練習場、選手寮を新設して引っ越しをした。いわば職住接近。新施設をベイスターズは“DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA”と名付けた。これは観に行くしかない!と思った。


DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAを見物する前に横浜DeNAベイスターズ総合練習場をもう一度観たいと思った。球団のホームページによると旧施設でファンが見物できるのは7月18日までとのことだが、いくら仕事が早い球団だとしてもまだ取り壊されてはいないだろうと8月11日、旧横浜DeNAベイスターズ総合練習場、DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAの順で回った。


とはいうものの、敗戦処理。は旧横浜DeNAベイスターズ総合練習場に一度しか行ったことがない。2007年4月29日に湘南シーレックス対フューチャーズ戦を生観戦した一度だけ。あれから12年、ちょうど干支が一廻りしたが今ではどちらも存在しない<苦笑>。本企画では同5月1日に取り上げた。この企画のバックナンバーから何故か辿れないのでご興味のある方はこちらからどうぞ。


最寄り駅の京浜急行安針塚駅に降りた。当時と変わらず、改札口はひとつだけ。駅を出ると周辺の地図が掲げられていた。
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よく見ると“横浜ベイスターズ練習場”の文字がまだ残っている。まだ残っている、というよりDeNAの名前が入っていないからそれ以前に作ってそのままなのだろう。
一本道だったことは覚えているが、地図で示されるとありがたい。記憶を頼りに旧練習場に向かった。


安針塚近辺には中村雅俊主演の学園ドラマの雰囲気が漂っていると2007年の生観戦時に感じた事を思いだし、中村雅俊の当時の曲をダウンロードして聴きながら歩いた。『俺たちの旅』、『時代遅れの恋人たち』、『いつか街で会ったなら』。因みに『時代遅れの恋人たち』は中村雅俊が高校の教師に扮した日本テレビ系ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』の主題歌だがこのドラマのロケ地は敗戦処理。の地元多摩市が使われている。


途中、昨年のフラッグを掲げている店があった。
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正面から撮影すると、シャッターが下げられ、住まいと思われる二階もカーテンでふさがれていた。
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8月11日という、これからお盆休みの週にさしかかる日曜日だけにお休みしているお店も多かったが、この店に関しては一年以上…!?


その先には球団創立70周年のロゴをあしらった、今年配られたと思われるフラッグを掲げている店や民家がいくつか。
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この美容院には三浦大輔が利用していた様だ。
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営業中だったのでちらっと中を覗いてみたが、懐かしい湘南シーレックスの帽子がいくつか飾られていた。チームにとってはプラスになる移転であっても、こういう地元の方達にとっては喪失感があるのだろう。


そして旧横浜ベイスターズ総合練習場にたどりついた。よかった。まだある!
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まさに工事現場の様に、中に入れない様になっている。脇から見てみよう。


奥に室内練習場の建物が見え、ネット裏の観客席もまだ残されたまま。
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いずれは取り壊されるのだろうから、思い入れの強いファンの方は早めに行った方が良いかも…。


そして、いよいよDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAへ。京急線で安針塚から追浜までは二駅。追浜駅を出て横須賀スタジアムに向かう。歩道橋に試合開催予定が掲げられている。
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一本道を歩く。途中、電信柱にDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAの文字が続々と。もちろん70周年のフラッグも所々に。
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かつて一時期、フラッグすら探さないと見つからないほど減少していたが、こちらは安針塚とは逆に球団が力を入れていることを把握したのだろう。地元の協力体制も盤石なようだ。


横須賀スタジアムまで行き、ここで入口を通らずに追浜中学校の校庭を左手に見ながらそのまま奥に入ると先に新しいグラウンドが見える。


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練習場ということで中には入れないが、一軍の本拠地、横浜スタジアムと同じ人工芝を採用し、寸法、形状、外野にあるホームランフェンスの高さも横浜スタジアムに合わせているという。一塁側にのみファンが見物できるためのスペースを設けている。
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また、外野の後方にはサブグラウンドもあるそうだ。


さらに歩を進めると室内練習場が見えてくる。その先には青星寮と思われる施設が見える。
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いやはや、ファイターズタウンがおもちゃに見える規模だ。


新しいグラウンドはあくまで練習場として使用する様だ。試合で使う横須賀スタジアムは横須賀市から借りている形なので、寮のすぐ近くに自前のグラウンドと室内練習場がある。至れり尽くせりだ。


“ファイターズタウンがおもちゃに見える”と書いたが、ファイターズタウンには試合を行うファイターズスタジアムと室内練習場と選手寮“勇翔寮”がある。こちらのDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAには横須賀スタジアムを別にしてもグラウンドとサブグラウンド、室内練習場、選手寮がある。福岡県の筑後市にあるホークスタウンには試合を行うタマホームスタジアム筑後と、同規模の第二球場と、室内練習場と選手寮がまとまっている。
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はっきりいってファイターズタウンより上だ。


「そりゃ、後から作った方が大規模になるだろう」というファイターズファンの声が聞こえてきそうだが、ベイスターズはファームに関してはファイターズの先を走っていたいわばトップランナーだった。ファイターズスタジアムが出来たのは1997年だったが、ベイスターズがファームを“湘南シーレックス”としたのが2000年。ここから急速に地域密着を徹底し地元に親しまれた。ファイターズが地元鎌ケ谷市との密着体制を整えたのはその後で、ファイターズはシーレックスの後ろ姿を追っていた様に思える。
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決してベイスターズが後から…というものではないと思う。


ファームの地域密着活動の一環としてファームのチーム名を“湘南シーレックス”とし、ユニフォームも一軍とは完全に別のものにするなどの英断を下したのはマルハの時代だった。だがTBS時代の終盤に経費節減の名の下に二軍も一軍と同様の横浜ベイスターズに統一されてしまった。もしも湘南シーレックスのままの状態でTBSからDeNAに身売りしていたらファームチームも別の展開をしていたかもしれない。そう思うと、TBSの愚行が本当に悔やまれる。


他にもジャイアンツがTOKYO GIANTS TOWNとやらの構想を持ち、2023年に今のジャイアンツ球場の近くに新たな二軍の専用球場を作り、今のジャイアンツ球場は三軍用になるという。ファイターズが置いて行かれる可能性すらある。


2023年といえばファイターズにとっては一軍の新しい本拠地が稼働する年である。『ドケチ広島、クレバーな日ハム、どこまでも特殊な巨人 球団経営がわかればプロ野球がわかる』の著者の伊藤歩氏は新球場建設のための資金確保に疑問を感じている。上述の書籍の著者だけに説得力があるのだが一軍の新球場が優先で鎌ケ谷までは手が回らないだろう。


実はファイターズタウンには当初、現在の球場正面広場となっている場所にもうひとつサブグラウンドを作る構想があった様だが、現在の形に落ち着いた。ファイターズタウンがこれら新施設に負けない点があるとすれば、正面広場等も駆使してのエンタテイメント性であろう。一部の行き過ぎたファンのせいで選手とファンの距離がかつてほどには近くなくなってしまったと言われるがエンタテイメント性も地域密着を旗頭にする以上は欠かせないはず。湘南シーレックス時代のノウハウが甦るか、あるいはDeNAならではの新たなエッセンスが採り入れられるのか、いろいろと楽しみだ。

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