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2019年8月25日 (日)

1点勝負の試合で2点目を取られたらダメ…

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今日(25)の東京ドームのジャイアンツ対ベイスターズ戦は山口俊今永昇太の先発だったから1点勝負を覚悟していたが、その通りになってしまった。ジャイアンツが先に1点を失い、0対1のまま試合が進み、ベイスターズに追加点が入ってしまい、ジャイアンツにとっては絶望的な展開になってしまった。


前日の様なことは、そうは続かない。この試合の生観戦のために昨日の仙台からトンボ帰りで帰京したが、勝ち試合を観ることは出来なかった。


(写真:先制点に続き、またも乙坂智に適時打を浴び2点目を失って降板する山口俊。七回途中で2失点なら普通の試合では及第点だが…。)

 

 

 



東京ドームには先週もファイターズ戦の観戦で三日間足を運んだが、ジャイアンツ戦となると入場者数が違うので人口密度が違う。ファイターズ戦もかつてこの東京ドームを本拠地にしていた時代よりは平均すると多くの観客が来場しているが、ジャイアンツ戦は規模が違う感じだ。


特にジャイアンツは前日24日に石川慎吾にサヨナラ本塁打が出て優勝マジック20が点灯したのでファンの熱気もなおさらだ。


しかしそうは言うものの、近年、対戦するベイスターズのファンも明らかに急増しており、今日の三塁側B指定席あたりだとかなりベイスターズファンが多いと懸念したが、実際そうだった。


今日の予告先発は両チームでナンバーワンの成績を挙げている山口俊今永昇太

山口俊 12(リーグ1)2敗、防御率2.85(3)、勝率.857(1)、奪三振145(2)

今永昇太11(リーグ2)5敗、防御率2.48(1)、勝率.688(2)、奪三振147(1)

※ 8月24日現在。以下同じ。

両チームどころか、セ・リーグ屈指の好成績。


両軍のスターティングメンバーが発表された。
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サヨナラ本塁打を放った石川を一番打者に起用するのではと予想していたが、それはなかった。今永はサウスポーだが亀井善行、阿部慎之助という左打者を外さなかった。


ジャイアンツを応援する身としては前日の様な派手な試合展開など期待せず、少ないチャンスをものにして確実に勝つ展開を期待したが、それを相手のベイスターズにやられてしまった。


敗戦処理。も油断していた。二回裏のジャイアンツの攻撃が無得点に終わるとトイレに立った。三回表のベイスターズの攻撃が七番から始まる下位打線なのですぐに戻ってくればと考えたのだ。だが、ファイターズ戦だったら攻撃が終わって一目散にトイレに向かえば次の守備の回が始まるまでに席に戻れるのに、ジャイアンツ戦は人口密度が違う。席に戻ったら先頭打者だったはずの柴田竜拓が二塁にいて、この回二人目の打者である今永がジャイアンツのバントシフトにバントを苦心していた。(もちろん座席が違うので所要時間に差はあるが…)


今永が送りバントを決めて一死三塁。ジャイアンツの内野陣は前進守備。やはり1点の重みを考えているのだろう。しかし乙坂智は狭い三遊間を破る安打でベイスターズが1点を先制。
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正直に言って、この1点が重くなると思った。


敗戦処理。が1点勝負にこだわることに拍車をかけたのがこの試合の“レジェンズシート”の顔ぶれ。
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川口和久山下大輔の両氏。“球界のリチャード・ギア”こと川口はジャイアンツOBという立場で解説する様だが、カープの主力投手として槙原寬己などと投げ合い、それこそ1点を取った方が勝つという超・投手戦を何度となく繰り広げた。その川口vs槙原の印象が今日の山口vs今永にダブるのである。もちろん現在のジャイアンツとベイスターズのチームカラーは当時の両チームと異なるが。


案の定試合は0対1のまま進む。ジャイアンツ打線は二回裏と四回裏にそれぞれ先頭打者が二塁打を放つが、走者を三塁にすら進められず無得点。四回裏は坂本勇人が左中間に二塁打を放っての無死二塁だったが、続く丸佳浩が初球を打って二飛。
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敗戦処理。の後方の席のジャイアンツファンから「広島の頃の丸なら、同じ凡打でも転がしているよな…」という声が聞こえてきた。そういうものなのだろうか!?


こうなるとジャイアンツとしては今永に多く投球数を放らせて、ベイスターズに早めの継投を試みさせたい。要するに早く今永を降ろして他の投手との対戦にしたいのだ。四回終了時点で82球。一般的には1イニング15球以内が理想と言われているので多めにはなっている。そして六回を終えて115球となった。


七回表のベイスターズは六番の戸柱恭孝から。三人目の打者が今永だ。戸柱と七番の柴田が倒れて二死走者無しだったら今永がそのまま打席に立つかもしれない。今永は完封勝利の数もセ・リーグでトップの3を記録している。


山口も同じ事を考えたとは思えないが、戸柱に四球を与えてしまい、柴田のバントで一死二塁となって今永の打順。ベイスターズは柴田の打席の時点ではネクストバッターズサークルに控え捕手の山本祐大を立たせていた。
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最近ではダミーでネクストバッターズサークルに立つ選手でもヘルメットを着用するが山本は帽子のまま。今時珍しい。


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そしてベイスターズは石川雄洋を代打に起用した。これで今永は降板。あとはこのピンチを切り抜ければ、少なくとも今永よりは劣るであろう投手との対戦だ。


しかし、事はそう思惑通りには進まない。山口は石川を中飛に打ち取るが、続く、三回表に先制打を喫した乙坂に右中間を大きく破られる三塁打を打たれ、ビハインドが2点になってしまった。これは痛い。ジャイアンツベンチは投球数が112球となった山口をここで降板させた(冒頭の写真)


0対2とされてマウンドに上がったのが中川皓太というのには驚いた。
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24日にリードした八回表に登板して4失点し、今月前半までのセットアッパー、クローザーとして大車輪の活躍の面影がない。この日も梶谷隆幸に四球を与えてわざわざ筒香嘉智に回してしまった。二ゴロに打ち取って事なきを得たがまだまだ本調子では無い様だ。しかしこういう場面で使う様な状態なのであれば、十日間ファームで再調整させてリフレッシュした方が良いのではないか?


ベイスターズとしては1対0よりは2対0の方が良いに決まっている。ベイスターズファンも意気上がる。七回裏と言えば“闘魂こめて”の大合唱。最近では相手球団が、ジャイアンツファンの大合唱にブーイングを重ねたり、替え歌で茶化したりしている様だ。この日も三塁側のスタンドに座っている敗戦処理。の耳にはレフトスタンドからのブーイングが聞こえてきた。


「やりたければやれよ」いつもならスルーするのだが、この日はラッキー7の球団歌大合唱に合わせてグラウンドでジャイアンツ ヴィーナスダンススクールのちびっ子達がダンスパフォーマンスを繰り広げているのだ。
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多勢に無勢、レストスタンドからの心ないブーイングはライトスタンドを中心としたジャイアンツファンの歌声にかき消されて彼女たちの耳に入らなかったと祈りたい。ジャイアンツを嫌おうと憎もうと自由だが、グラウンドで踊るちびっ子達にまで恨みがある訳では無いだろう。そういう日くらいは自重して欲しい。おそらくはそんなことは何も考えずに単なる群集心理で自己満足でやっているのだろうが…。


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七回裏のマウンドにはエドウィン・エスコバーがあがった。先頭の岡本和真が左中間に二塁打を放つも、阿部が遊ゴロに倒れ、岡本は二塁に釘付け。アレックス・ゲレーロの打席でネクストバッターズサークルには当初、次打者の若林晃弘がいたが、呼び戻されて石川が待機。
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ゲレーロが二ゴロで二死三塁になって代打に石川と告げられると、贔屓目もあるかもしれないがおそらくこの日一番のジャイアンツファンからの大歓声が起きた。相手も昨日と同じエスコバー。連夜の一発が出ればたちまち同点だ。


率直に言って嬉しかった。ファイターズ時代にこれといった実績がある訳でも無い石川をジャイアンツファンは“ダイナマイト慎吾”と温かく受け入れてくれた。どう考えても入れ替わりで手放した大田泰示の方が活躍しているが、ジャイアンツ生え抜きの選手にいそうでいない豪快なフルスイングが期待感を抱かせるのだろう。だが残念ながら二匹目のドジョウはいなかった。空振り三振。
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エスコバーもファイターズ出身の選手。トレードの経緯という点では石川以上にもったいなかったと思う。


石川が退いた七番に鍵谷陽平があがった。
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17試合目の登板。シーズン中のトレードで628日に支配下登録され、72日に一軍登録。そこから45試合で17試合の登板。徐々に重要な場面で投げる様になってきた。首脳陣から使いやすい投手と思われているのかもしれない。


しかし、ファイターズ時代から調子の出来不出来の差が激しい投手。この日は後者だった様でネフタリ・ソトに坂本と並ぶセ・リーグトップタイとなる32号ソロ本塁打を浴び、0対3と致命的な失点。
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ジャイアンツは2013年を最後に日本シリーズに出ていない。ジャイアンツの二十歳代の投手(今年度中に三十歳になる投手を含まず)で日本シリーズの登板経験があるのは宮國椋丞とこの鍵谷だけ。鍵谷は2016年のファイターズ時代に出た日本シリーズで、6試合中3試合に登板した経験がある。前エントリー岩隈久志、二度目の実戦登板は古巣相手に1イニング無失点、しかし、その後に…田原誠次の現況を嘆いたが、今季のジャイアンツには特にリリーフ投手に関して調子の良い時にひたすら投げさせて、調子を崩したら他と入れ替える。即ち“代わりはいつでもいるよ”と言わんばかりの起用傾向がある。鍵谷と、ベテランの大竹寛が今は心配だ…。


九回裏には投手交代が場内アナウンスされるより早くレフトスタンドから“ヤスアキジャンプ”が始まった。
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実は生“ヤスアキジャンプ”を観るのはこれで二回目。ベイスターズの試合をそれほど多く観ていないからだが、ホームの横浜スタジアムで行われた2016年のオールスターゲーム第二戦で体感して以来。公式戦では初めて観る。


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当代きっての好クローザーもこのところ失敗続き。こういう時に相手チームとしては復調のきっかけを与えてはいけない。3点差という、最後の1イニングを投げてセーブを記録するには最も大きな点差にしてお膳立てするのはジャイアンツとしては最もやってはならないお膳立てだったと思われるが仕方ない。二番の坂本からの好打順だったがあっさりと三人で片付けられてしまった。三連戦の最後だからいいや、では済まされない。山﨑康晃ほどの投手だから遅かれ早かれ調子を取り戻すだろうが、その時期を少しでも遅くすることがジャイアンツの優勝マジックの減り方を左右しかねないのだ、と考えて欲しい。


今季、ジャイアンツ一軍戦の生観戦の結果がこれで04敗となった。チームが首位を走り、優勝マジックも出ている状況だというのにこの確率は酷い。関係ないがファイターズ戦も2勝6敗だ。過去には2005年から2008年にかけてジャイアンツの一軍戦生観戦で12連敗を記録したことがある。来月はビジターを含め四試合を生観戦予定。優勝を目指すチームにとってはとんでもない疫病神状態だが、こちらもこのままでは引き下がれない<苦笑>

 

 

 

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