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2019年8月22日 (木)

「ボールくださ~い!!」

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今年のお盆休みは幸いにも9連休を取れた。その9日間の内、5日間でプロ野球の試合を生観戦した。その生観戦を通じて痛感したことは、スタンドのちびっ子達は本当に元気だなということ。折に触れて発表される各球団の入場者数は球団によって凸凹はあるものの、トータルではまだ伸びているらしい。その一方で長い目で見ると、ちびっ子達が野球に触れる機会が減少していて野球人口(競技者、観覧者)は横ばい、いや減る一方との懸念がある。しかし先行きはともかく、敗戦処理。が観た球場ではちびっ子達が元気に楽しそうに野球を観ていた。


「ボールくださ~い!!という声とともに。

今では少なくとも一軍の試合ではスタンドに入っていったファウルボールは、捕った人のものになる。だからちびっ子達はスタンドに飛び込むファウルボールが近くに来ると、我先にと打球の方向に向かう。スリーアウトになって守っていた選手達が戻ってくる時にもスリーアウト目のボールを捕球した選手が投げ込んでくれるかもしれないボールを目当てに「ボールくださ~い!!」と大声でアピールする。


若い人は知らないかもしれないが、敗戦処理。が野球ファンになり始めた頃にはホームランボールこそ捕った人のものになるがファウルボールは係員によって回収された。外野席まで飛び込むホームランボールとは異なり、鋭い打球が多く、取り合いになると、いや、取り合いで無くても危険なので「ファウルボールはプレゼントしない」と決めることで争奪戦を起こさせず、観客の安全を確保しようという趣旨だった。


十二球団の常打ち球場の中では比較的スタンドの傾斜が緩やかだと思われる神宮球場が他球場に先駆けてファウルボールを捕った人にプレゼントしようというサービスを実施しようとしたら、他球団から「ウチの球場もとファンが錯覚したら危険なので、単独でそういうことをしないで欲しい」とクレームが入って中止を余儀なくされ、捕ったボールの代わりに記念グッズをプレゼントするというところに落ち着いた。そういう時代だったのだ。


また、西武ライオンズが誕生して西武ライオンズ球場が出来た時に、スタンドでファウルボールを拾った客に対して球場の係員が「お怪我はありませんでしたか?」と確認してからボールを回収するという一見当たり前のことをしたら「他の球場だと、ボールを返せ」みたいな感じで係員がボールを取りに来るが西武球場は全然違う、と係員のマナーが素晴らしい球場だと言われたほどだ。そういう時代だったのだ。


そういう時代だからファウルボールの扱いに限らず、ファンサービスというものが今の様にファンの希望に添った形で展開されるでも無い、素っ気ない時代だった。
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敗戦処理。もそうなのだが自分がちびっ子だった時代に球場で今の様なサービスを受けていない大人にとって、あまり大きな声では言えないが、ボールが欲しいのだ。


さすがに、ちびっ子達を差し置いて力ずくでボールを自分のものにしようとは思わない。かつては球場などで選手達から直接サインをもらうことに熱心な身であったが、今はそうしていない。サイン集めを卒業した訳では無いが、ファンサービスがサービスで無く当たり前の様に求められる風潮で選手達も大変だろうから、サインを書いたりする限られた時間をちびっ子達のために充てて欲しいから卒業したふりをしている。


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実際、ファイターズスタジアムでもかつては選手とファンの距離感が近いことが売りだったのに、それを良いことにファンが当然の権利として選手にサインを求めたり、選手がサインを書くのは義務だとばかりに勘違いするファンの横行に辟易しているというのもあるが…。だから近年では合法的<!?>に確実にサインを得られる時にのみお願いしている。
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でも、やっぱりボールは欲しいのだ。


それこそ、スタンドに入ったファウルボールはすべて回収される時代から野球場で野球を観ているが、ファウルボールのみならず、ホームランボール、あるいは選手が投げ入れるボールに全く縁が無いのだ。ファイターズが東京ドームで主催試合を行う時には前に防球ネットが無いエキサイトシートで生観戦しているが近くに打球が飛び込んできたことが無い。ということは逆に確率的にはそろそろスタンドで生観戦中に打球が直撃して大けがを負う可能性がある様な気もする。近年、今までよりは比較的近い場所にボールが来ている感じはある。大けがを負う危険と背中合わせではあるが、ボールを手に入れるチャンスが来るかもしれないと秘かに期待している。


たまに、ちびっ子達に負けじとボール争奪戦に必死で参戦しているおっさんがいるが、敗戦処理。と同じなのかもしれない。あるいは自分の息子のためにボール争奪戦に参戦しているのかもしれないが…。


敗戦処理。は争奪戦に加わってまで奪取しようとは思わないが、目の前に転がってくれば迷わず自分のものにする。スタンドでそんなおっさんを見かけたら「大人げない…」等と白い目で見ないでいただきたい。


「ボ
ールくださ~い!!

 

 

 

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