フォト
無料ブログはココログ

« 【祝】ファイターズの北浦竜次がプロ入り初勝利を飾る。 | トップページ | ユニフォームの魅力~“サントリードリームマッチ2019”雑感 »

2019年8月 4日 (日)

「勝負は家に帰って風呂に入るまでわからない」

Adsc1614_20190806223801
 ↑と言ったのは長嶋茂雄ことミスターだが、まさにそんな試合を観た。八回を終わって4対0とリードしていた試合を九回表に引っ繰り返される。しかも引っくり返された後にさらに3点を追加される…。


今日(3日)は今季初めてジャイアンツ球場のナイトゲームを生観戦した試合がとんでもないことになった。


(写真:九回表のファイターズの大逆転を示すスコアボード。もちろん、この後に九回裏がある。)

 

関東地方は先月29日にようやく梅雨が明けた。とたんにものすごく暑い日が続く。こんな時にありがたいのがナイトゲーム設備のあるジャイアンツ球場。家から近いこともあり、本当にありがたい。近隣の住民との申し合わせで午後8時までに試合を終わらせなければならないので試合開始時刻を午後4時に設定し、午後1時に開場している。開場時刻に合わせて行くと最も暑い時間帯になってしまうのだが、逆にこんなクソ暑い日に早くから並ぶ人は少ないだろうと、意を決して“巨人への道”283段を上る。
Cdsc1594
2023年に新しくファームの球場が出来るそうだが、もっと楽に上がれるようになるのだろうか!?


案の定、少ない。
Cdsc1606


Cdsc1598
今日は“日野市フェスタ”と銘打って日野市在住、在勤、在学のお客さんを無料で入場させた。ジャイアンツ球場は神奈川県川崎市にあるが、最寄り駅の京王相模原線・京王よみうりランド駅は東京都稲城市。ジャイアンツの保護地域は東京都なので稲城市だけでなく近郊の調布市、多摩市などを優待する企画をこれまでにも催しているが、日野市とは幅を拡げすぎではないか<笑>!?

 

それはともかく、並んでいる人が少ないにもかかわらず開場するとあっという間に一塁側の最前列は埋まってしまった。最前列にこだわるのは二列目以降だと前の人に日傘をさされると撮影しにくいから。日傘をさすなとは言わないが、意味も無く高く持つ人が残念ながら少なくない。


試合開始三時間前に開場するジャイアンツ球場ではジャイアンツの選手の打撃練習を観ることが出来る。敗戦処理。が席に着いた時にはちょうど陽岱鋼が打撃練習を終え、クリスチャン・ビヤヌエバホルヘ・マルティネスが打撃ケージに入っていた。
Cdsc_1458


陽はこの前日の2日から実戦に復帰。先月26日に“腰の違和感”で登録を抹消された。早い実戦復帰に一安心というところだが、この写真で気になるのは左肘付近。いいのか?
Cdsc_1469
古い話になるが、現.投手総合コーチの宮本和友が現役時代にバラエティ番組に出演した際、収録中にCMが入る時に「煙草吸っていいですか?あ、今カメラ回っていないですよね。ウチの選手、テレビに映る時に煙草吸っちゃいけないのですよ」と言っていた。今より“愛煙家”が幅を利かせていた時代ではあるが、そこは紳士の球団。青少年のファンへの影響力を考え、自重させていたのだろう。


その陽のキャッチボール相手を務めていたのは中島宏之なのだが、キャッチボールを終えると片岡治大内野守備走塁コーチに声をかけられていた。


「ナカジ、丸呼んできて」


え、丸が二軍落ち!?”片岡コーチの声が聞こえた一塁側のスタンドがざわついたが片岡コーチが中島に呼んでこさせたのはマルティネスだった<笑>。因みに選手名鑑を読んで気付いたのだが片岡コーチと中島は同学年。ライオンズ時代のチームメートであることはわかっていたがタメだったとは!


ファイターズの打撃練習の時間になると、一塁側のスタンドで囁かれるのが吉岡雄二打撃コーチの存在。
Cdsc_1500
正月の定番番組での“リアル野球BAN”の常連であることを茶化す人の多いこと。他の球場ならまだしもジャイアンツ球場でそういう声を聞くと、吉岡コーチがかつてのドラフト1位であることを知らないのか?と言いたくなる。


ジャイアンツの先発はライアン・クック。
Cdsc_1526_20190804020901
購入したスポーツ報知を慌てて確認するも、特に先発テストなどの記事はない。クックは先月26日に一軍に復帰したものの二試合に登板して同30日に登録抹消。その後は初の登板。


敗戦処理。が“生”クックを観るのは二度目だが新守護神として期待された新外国人を生で観るのが二度、いずれもジャイアンツ球場というのが何とも<苦笑>。


そしてスターティングメンバーが発表される。
Cdsc1613
ジャイアンツの本拠地で四番に王と表示されるのは感慨深い!


幸いなことに試合が始まる頃には涼しくなってきた。一週間前にメットライフドームでもらったミニ扇風機を持ち込んだが、試合前を含め、ほとんどお世話にならなかった。


Cdsc_1559
クックは150km台前半のストレートでどんどん押してくる。


しかし二死から敗戦処理。期待の野村佑希が右中間を破る二塁打。
Cdsc_1584
王柏融を迎え、王の打球はセンター前にゴロで抜けるかと思いきや、遊撃手の湯浅大が回り込んで好捕。先制点を防いだ。因みに“王シフト”を敷いた訳ではなかった。


クックは二回表にも二死から二安打を浴びるが無失点。この2イニングで降板した。一塁側のスタンドから「ショートスターター」、「オープナー」、「日ハム流」という声が挙がるが、おそらく違うだろう。ファームの場合、点差などにかかわらずリリーバーの投入時期を決めることも多い。ただ2イニング投げさせることが目的の一つであるのなら試合の終盤でなく先に投げさせるというのはありだろう。これから徐々にイニングを伸ばしていくという可能性もあるが。因みに一軍では今季リリーフでもイニングまたぎの経験がない。


三回から高田萌生が登板。実質的な“先発投手”として長いイニングを投げる。
Cdsc_1677


ファイターズの先発、上原健太もスイスイ投げていくが四回裏に陽にライト方向に2点本塁打。先制点を献上。
Cdsc_1757
Cdsc_1760
陽は最短で5日から一軍登録が可能。ただし5日には試合が無いので6日からの次カードから復帰するのではないか?


上原は六回裏にはマルティネスに適時二塁打を浴び、6イニングで3失点。クックより“オープナー”の実績のある上原が先発投手の責任イニングとも言われる6イニングを投げるというのがまた面白い。
Cdsc_1617
一応“クオリティ・スタート”<笑>。


この後ジャイアンツは八回裏にファイターズの三番手、田中豊樹から北村拓己と中島の連続二塁打で1点を加え、4対0とした。三回から投げ続ける高田は絶好調。このままジャイアンツが逃げ切る、と、ファイターズの勝利を信じるファイターズファン以外は誰もがそう思ったところだろう。


だが、7イニング目に入った高田はガス欠を起こしているのか、やおらファイターズ打線にとらえられる。森山恵佑海老原一佳の連続二塁打で1点を返されると、一死から難波侑平谷内亮太に連打を浴びて2点目。ここでようやく木佐貫洋投手コーチがマウンドへ。
Cdsc_2006
3日のスポーツ紙にジャイアンツのコーチ陣の配置転換のニュースが出ていた。シーズン中に二軍コーチから一軍でブルペン担当に配置転換された三沢興一コーチに代わり、村田善則スコアラー室長が一軍ブルペンコーチを兼務することになり、三澤コーチは再び二軍に戻ることになった。三澤コーチは一軍に上がる前には二軍の投手コーチで、木佐貫コーチはブルペン担当だった。だが今日の試合を観る限り木佐貫コーチは引き続きベンチにいることになる。


木佐貫コーチが何をアドバイスしたかはわからないが、時間を稼いでリリーフの準備をさせるのかと思ったがブルペンに緊迫感はなし。
Cdsc_2018


姫野優也が右前に安打を放ち、本塁を狙った難波を刺して二死までこぎ着けた。打球がハーフライナーだったので二塁走者の難波は三塁に止まるかと思った。難波は同点の走者でも逆転の走者でもない。一か八かで突っ込ませる走者ではない。
Ccsc_2012


何故タイミングがアウトなのに本塁を狙わせたのかというと、一塁走者の谷内が凄い勢いで難波の背後に迫っていたから…。
Ccsc_2011 
本塁に走らせるしかなかった…<苦笑>。


これでファイターズに傾きかけた流れが断ち切られるかと思ったが高田は続く野村に四球。二死満塁となって王に代わって途中から四番に入っている万波中正が中前に弾き返し、ついに4対4の同点に!
Cdsc_2022


ここでジャイアンツもようやく高田から、今季途中にトレードでファイターズから移籍してきた藤岡貴裕にスイッチ。
Cdsc_2031


しかし藤岡ではファイターズ打線の勢いを止められない。続く森本龍弥が中前打でファイターズがついに5対4と試合を引っ繰り返した。
Cdsc_2039
森本は昨年までは支配下登録だったが、シーズン終了後に戦力外通告を受け、それから育成選手となった。今季の支配下登録の期限である7月31日を終えて支配下登録はならなかった。無念だったろう。同じ育成選手でも育成ドラフトで指名された一年目の海老原とは状況が異なる。結果を残し続けるしかない。


この後も四球があって二死満塁から海老原のボテボテの三塁ゴロが内野安打となり、しかもビヤヌエバが一塁に悪送球。2点を加えられ4対7に。とどめは田宮裕涼の適時打でこの回ファイターズは一気に8点を奪って攻撃を終えた(冒頭の写真)。


敗戦処理。にとって贔屓球団同士の対戦で“お得感”のあるこのカード。ホームチーム側のスタンドに座ることにしているが、さすがに声が出なかった。タイトルの通り“「勝負は家に帰って風呂に入るまでわからない」”なことは頭では理解しているものの、生で観ていて試合の流れからして、ファイターズの一気の猛反撃は予測できなかった。一塁側のジャイアンツファンからは逆転されたことのみならず、逆転された後にさらに追加点を重ねられる惨状に対し、厳しい怒号が飛んでいた。


ただ、リリーフの用意が出来ていなかったのはファイターズ側も同様なようで、九回裏が存在することになったにもかかわらず三塁側のブルペンで投球練習が始まらない。
Cdsc_2059


結局四番手にジョニー・バーベイトが九回裏のマウンドに上がるも、一死から松原聖弥と湯浅に連続二塁打を浴びてバタバタする。松原はこれで5打数4安打。ビヤヌエバに四球を与え、本塁打が出たら同点という状況を作ってしまうが四番の北村を遊ゴロに打ち取り併殺でファイターズが逆転勝ち。
Cdsc_2082



Cdscn1615
【3日・ジャイアンツ球場】
F)上原、鈴木、○田中豊、バーベイト-黒羽根、田宮
G)クック、●高田、藤岡-田中貴
本塁打)陽1号2ラン(上原・四回)


高田の投球数をチェック出来なかったが最後はガス欠だろう。しかし7イニング目になる投手へのリリーフの準備がなかったのは危機管理がお粗末だったと言わざるを得ない。いつもならもっと点差が少なくても反撃の気配すら感じさせずに敗れるファイターズが今日に限ってよく粘ったと思う。やれば出来るのだ。


試合後、土日恒例の“アフターゲームキッズゾーン”をこの日も実施。悲惨な逆転負けの直後だけに心ない罵声を選手に浴びせるファンが現れないとも限らないと察したかDJ西尾が例によって説教くさくアナウンスをしている中、逆転負けを喫した選手達がちびっ子ファンが作る花道を通っていく。
Cdsc1627
選手達も辛かっただろう。


ジャイアンツ寄りのスタンスで観戦した敗戦処理。にとっては大ショックな観戦となったが、万波がコンパクトなスイングで同点打を含む二安打を打ってくれたのは嬉しかった。野村も二安打。そして朗報はラッキーカードの抽選で丘の湯の招待券が当たったこと。
Cdsc1633
苦節○年、ついに念願が叶った!

 

« 【祝】ファイターズの北浦竜次がプロ入り初勝利を飾る。 | トップページ | ユニフォームの魅力~“サントリードリームマッチ2019”雑感 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 【祝】ファイターズの北浦竜次がプロ入り初勝利を飾る。 | トップページ | ユニフォームの魅力~“サントリードリームマッチ2019”雑感 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック