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2019年7月 3日 (水)

金子弌大の起用法はこれでよいのか!?

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ファイターズは昨日(2日)連敗を止めたもののそれまで交流戦の最終カード、ドラゴンズ戦とリーグ戦再開後のホークス戦にそれぞれ三タテを喫して6連敗だった。その6戦目に当たる先月30日、金子弌大は先発の浦野博司に次いで三回裏から登板。3回2/3を無失点に抑える好投をして後の投手達に託したが終盤に逆転負けした。


金子のリリーフ登板は5試合目。今季のファイターズは大リーグの真似事のようなことを盛んに採り入れている。“オープナー”、“ショートスターター”と呼ばれる投手が先発して、短いイニングで降板して金子がリリーフに立つというケースが多いが、金子のリリーフでの防御率は5.59と、先発時の防御率3.91と比べると劣り、チームとしても金子がリリーフ登板した試合に1勝4敗と結果が伴っていない。


金子弌大の起用法はこれで良いのだろうか!?


(写真:リリーフ登板する金子弌大。 2019年4月撮影)

 

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金子弌大
は昨オフの契約更改でバファローズ球団と折り合いが付かずに自由契約選手となったところをファイターズが獲得した形だが、リーグを代表するレベルの投手が、ファイターズが目指す新しい野球のスタイルのために“実験台”にされているように思えてならない。普通に中六日空けて先発で回した方が好成績を残すような気がするのだが…。


確かに昨年のバファローズ時代の金子(金子千尋)は全盛期の金子に比べれば見劣りする出来だった。それが年齢的なものなのかは敗戦処理。には判断が出来かねるが、バファローズ球団は昨年で四年契約が終了したこともあり、新たな契約を結ぶに当たり金子にとっては受け入れがたい大幅な減額を提示した。金子の昨年までの年俸は推定で5億円と言われていたのが実態は6億円で新たな年俸提示は1億円だったと報じられている。これは野球契約の制限を超える減額提示だったため金子は球団に対して自由契約を申し入れた。ファイターズは金子が自由契約選手として公示されるとすぐに獲得に動き、推定年俸1億5000万円で獲得した。


ベテランとはいえ環境が変わる新天地でのプレーが刺激になり、復活に近い成績を期待したがファイターズは金子にバファローズ時代のような先発ローテーション投手を期待していたのではなく、ファイターズが新しく取り組む大リーグ流の“オープナー”、“ショートスターター”と言われる先発投手の後に投げる投手として起用されるなど、言葉は悪いが“実験台”扱いに思える。因みに金子は昨年までバファローズと四年契約を結んでいたとされるが、その四年間での合計84試合に登板しているがリリーフでの登板は2試合だけ。昨年と一昨年は先発オンリーだった。


金子は先発投手として6イニングないし7イニングを投げて試合を作れないと見なされているから、先発投手から降格してオープナーやショートスターターの後の二番手としてしか計算されていないということなのだろうか?


金子がリリーフ登板した5試合の先発投手の顔ぶれは加藤貴之ジョニー・バーベイトが2試合ずつで残るは浦野博司。浦野以外は先発型の投手だ。加藤かバーベイトが先発して金子がリリーフで登板した4試合の勝敗は1勝3敗。先発クラスの投手を一試合に二人つぎ込んでの成績としては悪すぎると言えるだろう。


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加藤に関しては相手打線が二廻り目になるとつかまってしまう傾向があり、それならばつかまる前に長いイニングを投げられる投手に代えようと金子にスイッチするケースを支持するファンも少なくないようだ。確かに昨日も大量の援護点をもらいながら加藤は五回を投げて72球で降板している。五回を終わって9対0とリードしている試合にリリーフを4人もつぎ込まなければならないのは、9連戦の初日であることも考えると如何なものかと個人的には思う。しかし加藤もまだ入団四年目の投手。二廻り目、あるいは三廻り目に相手打線につかまって打たれてしまう傾向があるのなら早めに継投するのではなく、それを乗り越えて、より長いイニングを投げられるように育てていくべきではないのか?それでこそファイターズであろう。今の加藤を見ていると晩年の武田勝を連想する<苦笑>。


一試合に先発クラスの投手を二人つぎ込むような起用は、セ・リーグを相手にする交流戦では6連戦が三週続くので嫌がおうにもまっとうな野球に戻らざるを得ないだろうと思っていたら、皮肉なことにファイターズは交流戦には8勝9敗1引き分けと負け越した。つまり、敗戦処理。が批判するような野球(采配)をしている方がファイターズの勝率は高いということになる<苦笑>。金子の起用法に対する批判も成り立たないのかもしれない。しかし、自由契約に伴う移籍という経緯があるにせよ、リーグを代表する格の投手を実験台のように使う現状は個人的には受け入れがたい。


▲ 金子弌大 今季登板成績(7月3日現在)

3/30対Bs先発 5回 88球 自責点2
4/6対L二番手 2回 49球 自責点5 敗戦投手
4/11対H三番手 2回 23球 自責点0
4/13対M二番手 1回 12球 自責点0 ホールド
4/18対Bs先発 5回 54球 自責点0 勝利投手
4/25対モ 先発 4回 70球 自責点1
5/2 対L 先発 4回2/3 90球 自責点4 敗戦投手
5/8 対Bs先発 5回 75球 自責点0
5/12対L二番手 1回 21球 自責点1
5/15対モ先発 3回2/3 58球 自責点0
5/21対モ先発 3回 79球 自責点3 敗戦投手
5/28対M先発 5回2/3 88球 自責点3 勝利投手
6/8対T先発 6回 91球 自責点0 勝利投手
6/15対G先発 2回1/3 85球 自責点6 敗戦投手
6/22対D先発 4回 81球 自責点2 敗戦投手
6/30対H二番手 3回2/3 47球 自責点0

先発計 11試合3勝4敗 防御率3.91
救援計 5試合1敗1H 防御率5.59

 

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