フォト
無料ブログはココログ

« 今季初のジャイアンツ三軍生観戦は… | トップページ | ジャイアンツがまた謎のトレード »

2019年6月24日 (月)

エース菅野智之の二回途中KOなんてかわいいもの。ジャイアンツ球場ではもっと酷いことが…

Adsc_8218
ファイターズでは吉田輝星が公式戦二度目の登板を果たし、ジャイアンツは交流戦の優勝をかけてホークスと直接対決。どちらも家にいればテレビで見ることが出来るのに、よりによって今日(23日)もジャイアンツ球場に行って三軍と社会人野球のJR東日本のプロアマ交流戦を観てきた。


試合終了後にツイッターで呟いたのでご覧になった方は結果をご存じでしょうが、いくら今夏の都市対抗野球に出場を決めている社会人野球の強豪が相手とはいえ、プロのチームの試合では無い。「三軍ってこんなものなのか!?」…そう見做されても仕方の無いジャイアンツの大敗だった。


(写真:六回表までJR東日本が毎回得点で17対4とリードしていることを示すスコアボード。ファイターズの吉田輝星が二度目の公式戦登板をしている一方で昨夏の甲子園大会の決勝戦で対戦した大阪桐蔭出身の横川凱が登板)

 

正直に言って、敗戦処理。は社会人野球に疎い身。JR東日本が強豪で、今夏の都市対抗野球にも出場することは知っているが、他に知っていることと言えば日大三高で甲子園大会を制した優勝投手の吉永健太朗と、2016年に行われたドラフト会議でファイターズの指名を受けながら拒否した山口裕次郎がいることと、元横浜大洋の銚子利夫がコーチをしていることくらい。


残念ながら吉永も山口裕も登板しなかった。試合前練習や試合中の動きを気にしていたがブルペンにすら入らなかったから登板予定がなかったのだろう。
Bdsc_812611
背番号11が日大三高で優勝を果たした吉永。早稲田大学を経てJR東日本へ。

Bdsc_829117
背番号17が履正社高校三年時にファイターズからドラフト6位指名をされたものの上位指名でないと行かないと宣言していてその通りに拒否してJR東日本に入社した山口裕。


早いもので山口裕は三年目。今秋のドラフト会議の対象選手となる。一方の吉永は打者転向との報道も出ているが、JR東日本野球部のホームページを観ると“投手”となっている。


先発バッテリー、スターティングラインアップが順次発表され、試合へ。一時的にポツリと来たが昨日の様に試合に影響を及ぼすことはなかった。
Cdsc_7712 
今日は昨日(22日)の“仲村渠”の様な難読名はなかった<汗>。


ジャイアンツの先発はドラフト6位ルーキー、戸郷翔征。スタメン10人の内、6人が育成選手。戸郷はもちろん、こういう選手達を観るために、ナゴヤドームでも東京ドームでもなく、ジャイアンツ球場に来たのだ。


一回表、JR東日本の先頭打者、拜崎諒の打球はセンターの前方へ。センターを守る村上海斗がダイビングキャッチを試みるも捕球できず二塁打に。しかも打ち所が悪かったのか、その場にうずくまった。
Cdsc_7743


ジャイアンツの三軍では外野守備の担当は古城茂幸コーチなのだろうか?心配そうにかけつけたがプレー続行可能な様だ。
Cdsc_7747
“丸ポーズ”をしているがもちろん丸佳浩に交代という意味では無い。


戸郷は無死二塁から続く二番の東條航に右前安打を打たれ早くも先制点を献上。
Cdsc_7762


これだけで済めばまだよかったのだが、一死後、小室湧未の三塁ゴロを松井義弥が大きく弾いてしまい二、三塁に。
Cdsc_7772


戸郷は二死まではとったが四球で満塁とし、死球で押し出し。さらに八番の柴田紘佑に中前に落とされて4失点。初回から打者一巡とされた。
Cdsc_7792

Cdsc_7795
三軍とはいえ皆、プロの選手である。“GIANTS”のユニフォームを着ているプロである。いかに相手が社会人野球の強豪とはいえ情けない4失点に思えた。


一回裏にジャイアンツは二死から村上が右前安打で出ると、四番の松井がライトの頭上を超える三塁打を放ち、JR東日本の先発サウスポー、平木隆世から1点を返す。
Cdsc_7844


戸郷は二回に立ち直るどころか、さらに火に油を注ぐ結果に。一死から東條に四球を与えた後に三番の近森雄太から八番の柴田紘まで六連打を浴びる。
Cdsc_7907
途中、杉内俊哉投手コーチがマウンドに行くも流れを止められなかった。


何と初回に続き、2イニング連続の打者一巡…。
Cdsc1197


さすがに戸郷はこの回限りで降板。
Cdsc_7734
2イニングで打者19人に対して被安打9の9失点という内容だった。戸郷は聖心ウルスラ高校から入団したまだ19歳の投手。相手のJR東日本打線の方が歳上なのだろうがそれにしても酷かった。二回表の猛攻を終えてチェンジになってマウンドを降りる時、誰一人拍手をしなかった。


三回表のジャイアンツのマウンドには昨年までホークスで育成選手だった山下亜文。戦力外通告を受けたところをジャイアンツが獲得した。
Cdsc_7931
典型的な変則サウスポーだが、ホークスでの四年間の育成選手時代にウエスタン・リーグ公式戦に3試合しか投げていない。故障しがちだったのか競争に勝てなかったのか定かでないが、残念ながら今日も目を見張る投球をしてくれなかった。2安打と2死球を含む3四死球で2失点。1イニングで降板した。この時点で1対11。


四回表は育成ドラフト3位入団のルーキー沼田翔平が三番手として登板。
Cdsc_7995


安打と死球でいきなり無死一、二塁のピンチを招くと三番の近森にレフトオーバーのスリーランを浴びる。
Cdsc_8020
沼田は2イニング投げて続く五回表には二塁を守るホルヘ・マルティネスのタイムリーエラーなどで2失点。こちらは自責点ではないものの2イニングで5失点。この時点で1対16。普通ならコールドゲームになる点差だ。


五回裏にジャイアンツがJR東日本の二番手、大出翔一を攻めてマルティネスの右中間の三塁打などで3点を返したものの点差としては1対16が4対16に代わっただけで焼け石に水だった。
Cdsc_8094
マルティネスはスイッチヒッターだと認識していたがこの試合では左投手相手でも左打席に立っていた。スイングが豪快で打球が上がるとスタンドが沸き上がるが、この一打以外はただ振り回しているだけにしか見えなかった。


五回が終わり、通常の試合と同様にグラウンド整備で中断。六回表からマウンドに上がる予定の横川凱が一塁ベンチ前でキャッチボールを始めると一塁側最前列に陣取っていた女性ファンが色めきだった。
Cdsc_8118
三回表の途中で降雨ノーゲームとなった前日の千曲川硬式野球クラブ戦の観客の男女比は見た目1:9と圧倒的に女性ファンが多く見受けられたが今日は4:6程度か。それでも一塁側の前方の席の大半の女性ファンが横川目当てだったとは驚いた。


だが横川でもJR東日本打線を止められない。先頭の大城悠也を勢いよく空振り三振に仕留めたまではよかったものの服部創太國松歩の長短打で1失点。ただこの試合初めてJR東日本の攻撃を1点に抑えた。


Cdsc_8276
横川は2イニング目となる七回表は三者凡退に抑え、毎回得点を止めた。JR東日本はこの回以降無得点。誰かが緊急停止ボタンを押したのだろうか!?


ジャイアンツの打線も六回以降は再び沈黙。拙blog5月25日付ジャイアンツ、65人目の支配下登録選手は誰に!?で言及したが、イスラエル・モタは一塁側のネクストバッターズサークルから右打席に入る時に捕手の前を通って右打席に入る。
Cdsc_8220

Cdsc_8221

Cdsc_8222
普通は捕手や球審の後ろを通って右打席に入る。JRなのだから「白線の後ろ側からお入りください」とアナウンスして欲しかった。


ジャイアンツは八回にはドラフト3位ルーキーの直江大輔が、九回には2016年から二年間は支配下だったが2018年から育成選手として契約している巽大介がそれぞれ1イニングを無失点に抑えた。
Cdsc_8330

Cdsc_8439


ようやく終わった。それにしても酷い試合だった。
Cdsc_8488
【23日・ジャイアンツ球場】
J 452 321 000 =17
巨 100 030 000 =4
J)平木、○大出、西居、宮本-柴田紘、鈴木
巨)●戸郷、山下亜、沼田、横川、直江、巽-高山、広畑
本塁打)近森(J)3ラン(沼田・四回)


序盤にはジャイアンツナインに厳しいヤジを飛ばしていた男性ファンも途中で呆れて帰ってしまったのか、終盤は淡々と進んだ感じだった。


Cdsc1204
ジャイアンツの選手達は三軍といってもプロである。育成選手といってもプロの野球選手である。これまでにも独立リーグの球団と試合をして勝ったり負けた理だったから社会人野球の強豪相手に負けても番狂わせには当たらないだろうが、負け方が酷すぎる。試合終了後には勝っても負けても行われる反省会を行っていた様だし、それが終わると何人かの選手がグラウンドで居残り練習を行っていたが、惨敗した悔しさの様なものを見せてくれたのは喜怒哀楽がはっきりしている松井くらいだった。


今日はジャイアンツの一軍も、ホークス相手に勝てば交流戦の優勝となる試合で菅野智之がまさかの二回途中KOという残念な試合だったそうだが、みっともないという意味ではこちらの方が遙かに上だろう。九回裏に最後の打者、マルティネスが中飛に倒れるまでスコアブックを付け、ツイッターでの呟きも平静を保ったが内心は腸が煮えくりかえるほどだ。選手達は恥ずかしくないのだろうか?ホークスは育成選手の中から千賀滉大、甲斐拓也、大竹耕太郎ら新しい戦力がどんどん出てくる。だがジャイアンツでは育成選手から支配下選手を勝ち取る選手はいても戦力になる選手が出てこない。


今季のジャイアンツの三軍の成績を調べてみた。


対大学     1勝3敗1引き分け
対BCリーグ  4勝6敗1引き分け
対社会人    2勝6敗
対クラブチーム 1勝0敗
対NPB他球団  3勝0敗
計 11勝15敗2引き分け 勝率.423。


何故かホークスの三軍にだけは3勝0敗と圧倒しているがそれ以外には8勝15敗2引き分け。これがジャイアンツの三軍の実態だ。今日は内容はともかく、負けるのは不思議でも何でも無かったのだ。ただ、だからといって三軍制廃止などということにはならないで欲しい。


Dsc_0011
存在を知っていた吉永と山口裕は結局不出場だった。もう一人、元横浜大洋ホエールズの銚子利夫コーチの姿も試合中には見つけられなかった。


しかし、試合後にその姿を発見した。
Cdsc_849390
JR東日本の堀井哲也監督とともにジャイアンツの内田順三巡回打撃コーチと何やら話している。懐かしい顔だ。内田コーチはイースタンの試合前練習でも練習時間の交代時に相手球団の選手を指導しているのを見ることがあるが<笑>懐かしさに話に花が咲いたのだろう。


なお、試合後の個別練習の時に村上と松井が何人かのコーチと握手して頭を下げていた。“二軍昇格”が告げられたのかもしれない。そうであったら頑張って欲しい。

 

« 今季初のジャイアンツ三軍生観戦は… | トップページ | ジャイアンツがまた謎のトレード »

コメント

このような、いわゆるマイナーな試合を見に行かれることに本当に頭が下がります。
前身の「第2の二軍」から含めても三軍制度が設けられてだいぶ経つと思いますが、ジャイアンツに関してはここから一軍のレギュラークラスになった印象がありませんし、成果が上がってる気がしません。
試合経験を積ませるという上でアマチュアとの試合を行うのは悪いことではないと思いますが、なんとなく選手のモチベーションの高揚につながっていない気がします。奇数であるイースタン(もしくはウエスタン)の別チームと試合をする、などしてプロ同士の試合を増やすのが良いと感じます。

長緯様、コメントをありがとうございます。


> 前身の「第2の二軍」から含めても三軍制度が設けられてだいぶ経つと思いますが、ジャイアンツに関してはここから一軍のレギュラークラスになった印象がありませんし、成果が上がってる気がしません。


山口鉄也と松本哲也以降、レギュラー“クラス”が出てきていません。


> 奇数であるイースタン(もしくはウエスタン)の別チームと試合をする、などしてプロ同士の試合を増やすのが良いと感じます。


それをやらないのが不思議です。かつてその役割を果たしていたフューチャーズが昨年からなくなったので必要だと思います。来月はマリーンズの二軍との三連戦が組まれていますが、自軍を含め常にどこかのチームが試合を組めないのですから、例えば週末には今のように独立リーグや社会人、クラブチームと対戦し、平日にはイースタンで空いている球団と調整試合を組むのも一案だと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 今季初のジャイアンツ三軍生観戦は… | トップページ | ジャイアンツがまた謎のトレード »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック