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2019年6月19日 (水)

“【侍ジャパン】稲葉監督、東京五輪サード坂本プラン「基本は遊撃」も11月にテストか”という記事から考えること

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19日のスポーツ報知web版によると、18日のジャイアンツ対バファローズ戦を視察した侍ジャパンの稲葉篤紀監督がジャイアンツの坂本勇人を、来年の東京五輪で通常のポジションである遊撃手としてではなく、三塁手として起用する案を持っているという。


三塁のポジションに松田宣浩以外これといった選手がいないことと、遊撃手としては今宮健太、源田壮亮らの起用を見込める。なるほどという面もある。だが坂本勇人を三塁手として起用するというのはジャイアンツにとっても早晩選択を迫られる問題なのではないか!?


(写真:遊撃手としてシートノックを受ける直前に三塁側エキサイトシートのファンとキャッチボールする坂本勇人。 2019年3月撮影)

 

 

◆ 【侍ジャパン】稲葉監督、東京五輪サード坂本プラン「基本は遊撃」も11月にテストか
(2019年6月19日 スポーツ報知)


遊撃手というポジションは内野の四ポジションの中でも最も身体的に負荷が多いといわれている。多くの遊撃手が選手寿命を延ばすために他のポジションにコンバートされる。また打撃で評価される選手はより打撃に比重を置ける様に負荷の軽いポジションにコンバートされるケースもある。坂本勇人は現在30歳(12月で31歳)。坂本勇にもいずれはその時期が訪れる。まだまだ先の話とも思えるが、そうではないかもしれない。拙blog2018年7月19日付歴代3位の若さで通算1500試合出場を達成した坂本勇人。二つの記録への挑戦-登録抹消になったけど。でも触れたが坂本勇は昨年、歴代3位の若さで通算1500試合出場を達成した。


光星学院高校から2006年に行われた高校生ドラフトでジャイアンツから1位指名を受けて入団した坂本勇は入団二年目の2008年から遊撃手のレギュラーとして君臨している。若くしてレギュラーポジションをつかみ、その後大きな故障もなくレギュラーであり続けている坂本勇は出場試合数だけでなく、バットでも記録を積み重ねている。昨年まで1527試合に出場して安打数は試合数を上回る1711本。今季も全65試合に出場して81安打(6月19日現在)。


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現在のペースで打ち続けると今季の安打数は約178安打。通算安打数は1889安打となる。来季中に通算2000本安打に到達するペースだ。31歳で通算2000本安打達成となれば、将来的には2500本安打どころか、日本球界では張本勲以来の通算3000本安打も狙える。


坂本勇は直近の五年間(2014年~2018年)で758安打を放った。2019年からの五年間で同じ安打数を打つと、2023年終了時点で2469安打。その年の12月に35歳になる。そしてさらにその五年後には3227安打となり、張本の3085安打を超える。その時坂本勇39歳。張本は88歳。日曜日の朝、TBSテレビ『サンデーモーニング』の御意見番のコーナーで二代目司会者の恵俊彰にうながされて「あっぱれ!」と坂本勇の偉業を素直に褒めるだろうか…!?


そのためには少なくともメジャー移籍をせずにNPBのいずれかの球団でプレーしていることが前提だが、坂本勇の各種打撃通算記録を後押しする意味で守備の負荷を軽くしようという判断がチームによって為される可能性がある。


既に今季、原辰徳監督は何度か、点差の開いた試合で坂本勇を試合途中に外すケースも見られる。疲労がたまらない様にと考えられるのだろう。


拙blogでは何度か言及しているが、一般的にはプレーしている選手への身体的負荷が天然芝より大きいといわれる人工芝の球場が大半を占める様になってからの時代の方が遊撃手の選手寿命を延ばしている。遊撃手としての通算最多出場記録は石井琢朗の1767試合だが、その大半を人工芝の横浜スタジアムを本拠地としているベイスターズ時代に稼いでいる。最近の選手は人工芝との付き合い方が巧くなったのだろう。もちろん人工芝の改良もあろう。しかし、それでも打棒を優先させるならばどこかのタイミングで坂本勇のコンバート案が表面化するであろう。それも興味深い。


また、これは坂本勇自身の問題では無いが、坂本勇が遊撃手から他のポジションにコンバートされた場合にその後に遊撃手のポジションに入る選手に相当なプレシャーがかかることは今から容易に想像がつく。わかりやすく言えば、阿部慎之助の後に正捕手いなった小林誠司の二の舞になりかねない。


捕手にしろ、遊撃手にしろ、一般的には打力が弱くてもそれには目をつぶり、守備でチームに貢献すれば認められるポジションであるが、前任者が打力も兼ね備えた選手であると、次にポジションをつかむ選手は苦労する。そして打線全体としても、捕手と遊撃手に強打者がいると厚みの増した打線になる。阿部が捕手だった時代のジャイアンツ打線を思い返せばわかるだろう。“侍ジャパン”の様なオールスターキャストなら坂本勇を三塁に回しても誰もが納得するネームバリューのある選手が遊撃手を務めるだろうが単独チームではジャイアンツと言えどもそうはいくまい。


それでも坂本勇の記録達成と選手寿命のためには早晩、坂本勇にコンバート案が浮上するだろう。それが早いほうが記録の上でも寿命の上でも良いのだろうが、ジャイアンツでもまだ坂本に三塁を守らせる余裕は無かろう。同じく拙blog2018年11月17日付『□□(次の元号)の根本陸夫』になるのは誰だ!?にコメントを下さった紘野涼さんは坂本勇のコンバートを決断するか否かを原監督の一つの指標と考えておられる様なことを書かれている。


敗戦処理。も坂本勇の記録挑戦を応援しつつ、原監督、あるいは将来の監督達の“決断”にも注目したい。そしてその記録をジャイアンツで達成して欲しい。

 

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コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。
坂本のサードコンバート、私も賛成です。

今年の坂本を見ていると、ショートゴロを取って、1塁に投げるときに、腰をかばう投げ方をしているように見えます。華麗に見せるために、意図的にやっているのならよいのですが。

つい最近では、オリックス戦の2戦目(2019.06.19)の9回表に、センターに抜けようかというショートゴロをキャッチしたまではよかったのですが、1塁までの送球が緩く、リクエストの結果、内野安打となってしまい、それが敗戦につながりました。

バウンドが変わったとはいえ、以前の坂本なら楽々アウトにできた打球だったと思います。やはり、腰をかばって守備をしている可能性が高いと予想します。

打撃に関しても、坂本の打撃フォームは、腰に負担のかかるフォームだと思います。ここのところの不振は、多少なりとも腰の影響があるのかなと思います。

これらの予想から、ショートよりも、ゴロを捕球して1塁に投げるまでに体の負担の少ないサードにコンバートしたほうがよいかと思います。

とはいえ、空いたショートをだれが守るのか、具体名が出てこないのがつらいところです。坂本の存在が大きすぎるからかもしれません。

活躍している選手の中から競わせて日替わりショートとするよりも、長い目でみて、長く活躍できそうな選手にショートを固定できるといいなと思っています。

がんばれ巨人軍
のんき

のんき様、コメントをありがとうございます。


> 坂本のサードコンバート、私も賛成です。


私は今すぐにとまでは考えていませんが、既に“傾向”が出ていますか。


> とはいえ、空いたショートをだれが守るのか、具体名が出てこないのがつらいところです。坂本の存在が大きすぎるからかもしれません。


坂本の次にショートを守る選手に“坂本並み”を求めてはいけませんよ。

原監督自身、現役時代に『ミスタージャイアンツ』と比較されてファンから物足りなく言われて苦しんだ経験があるでしょうから、そこは考えて欲しいです。

その場合心配なのはむしろ“ファン”でしょうね。


> 長い目でみて、長く活躍できそうな選手にショートを固定できるといいなと思っています。


それに耐え得る選手をどう育てるか。簡単なことではないでしょうが、それが出来てこそ次代のジャイアンツに期待が持てるでしょう。

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