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2019年6月14日 (金)

支配下選手登録されたばかりの加藤脩平が一軍登録されたその日、ジャイアンツ球場で…

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昨日(13日)は平日ながらジャイアンツ球場で生観戦してきた。育成選手だった加藤脩平が晴れて10日に支配下選手登録されたので“背番号94”のユニフォーム姿を観に行こうと思ったが、ジャイアンツ球場に姿はなかった。


公示を確認して加藤が一軍入りしたことがわかった。それはそれでめでたいことだが…


(写真:育成選手時代の加藤脩平 2019年5月撮影)

 

平日のジャイアンツ球場、静かだった<苦笑>。DJ西尾もいなかったし、一塁側内野席後方の石段に陣取る“応援団”による大声援もない。応援の歓声やヤジは適度にあるものの本当に静かだった。


CLUB GIANTSの会員である敗戦処理。にとっては会員特典の一つである、ジャイアンツ球場で行われるイースタン主催試合入場無料という特典を満喫している。単純計算で四試合生観戦するとCLUB GIANTSの年会費の元を取れることになる。既に今季は四試合を超えているので個人的には元を取ったことになる。


6月からCLUB GIANTS会員の入場方法が変わった。5月までは会員用のテントでスマホの会員専用サイトのページを提示することで入場券代わりのラッキーカードをもらえたが、会員全員に送ったというCLUB GIANTS無料入場証をチケット売り場で提示することでラッキーカードをもらえる形になった。従来の方法だと入場前にスマホを他人に貸せば会員でなくてもラッキーカードをもらえる。何でこんな方法をと思っていたが改善された。これなら昨年までの、会員向けのステイタスブックの提示と理屈は同じだ。


加藤脩平の支配下選手登録に関しては、もちろん本人の頑張りが報われたのだが、拙blog5月25日付エントリージャイアンツ、65人目の支配下登録選手は誰に!?で言及した様にジャイアンツとしては誰かしら支配下選手登録を追加しなければならないという事情もあった。期限は7月末までだが、あまりぎりぎりに支配下登録するとそのために登録されただけといううがった見方をされるから早めに登録したのではと推測をしていた。


上原浩治がシーズンに入ってから現役を引退。任意引退となってジャイアンツの一員ではなくなった。それによりジャイアンツの支配下登録選手の人数が65人から64人に減ってしまった。7月末の時点で支配下選手が65人以上いないと育成選手を保有できないという決まりがあるのでジャイアンツはあと一人支配下登録の選手を増やさなければならなかった。


普通に考えれば、投手の上原が抜けたのだから、上原の穴を埋めるほどでは無いにしても投手を登録するかと思われたが外野手の加藤だった。だからこそ言葉は悪いが員数合わせの支配下登録かと勘ぐってしまった。


しかもジャイアンツの場合、育成選手から支配下選手登録をされてもすぐに一軍に上がれないケースが目立つ。一昨年には期限ぎりぎりの7月に青山誠、増田大輝、田中貴也が育成契約から支配下選手登録されたが青山は一軍入りすることなく昨年限りで戦力外通告を受けた。田中貴は昨年一軍入りを果たしたが一軍では1試合の出場のみ。それも代打として出場したものの相手の投手が代わるとすぐに代打の代打を出され、何もプレーしていない。増田大もすぐには一軍登録されず、ことしよう約一軍入りを果たした。一軍に食らいついているのはさすが。


そして昨年も7月ギリギリにホルヘ・マルティネス松原聖弥が支配下選手登録されたが一軍入りを果たしたのはマルティネスだけで松原はいまだに一軍入りを果たしていない。


松原が昨年、支配下選手登録を果たしながら一軍入りを果たせなかったのは成績が物足りなかったからではない。イースタン・リーグでの年間最多安打記録更新の可能性があったからイースタン・リーグで出続けたのだ。その甲斐あって2010年に杉谷拳士が記録した年間133安打を上回る134安打を記録した。ものごとの優先順位をはき違えている気がするが…。


そもそも松原が気の毒なのは支配下選手登録を果たして背番号が三桁(009番)から二桁以内に変わる時に“背番号59”をもらったこと。シーズン中の背番号変更だから空いている番号でということなのだろうが、この背番号59はシーズン途中に解雇された柿澤貴裕がつけていた背番号だ。当時の空き番では前年まで松本哲也がつけていた背番号31が空いていた。松原も俊足を売りにする選手なので背番号31をプレゼントするのかと思いきや、不祥事で解雇された選手の番号とは…。野球賭博問題で解雇された選手の背番号を二年間は空き番にして新人選手などに与えない配慮をした球団だとは思えない。


そんなことで、この試合では加藤の代わりに、という訳では無いが松原に注目した。松原としては内心忸怩たる思いがあるだろう。「一番・右翼」でスターティングラインアップに名を連ねた。


両チームの先発はジャイアンツが畠世周で、スワローズが山中浩史
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スワローズの山中はこの試合の前日、12日に一軍登録を抹消された。つまり11日まで一軍にいた。一軍では中継ぎ要員。最後に登板したのは4日のファイターズ戦だがその後も一軍ではブルペンで待機していたはず。それがファームに落ちたらすぐに先発。今一つ意図が…。


因みに山中は珍しいアンダースローだからか中島宏之が物まねをしていた。
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試合は畠が初回、二回とバックに足を引っ張られた面もあったが2失点ずつで4失点。ジャイアンツとしては4点を追う展開になったが三回裏に反撃開始。


先頭の松原の二遊間を破る安打を皮切りに三本の安打で一死満塁とし、中島、田中貴の連続適時打で2点を返し、さらに一死満塁からマルティネスの左邪飛が犠飛になって3対4と1点差に迫った。


ジャイアンツは続く四回裏にも一死から湯浅大、立岡宗一郎、北村拓己の三連打で4対4の同点とし、なおも一死一、二塁から中島が右方向にはなった打球はそのままライトオーバー。
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正直に言って、もう賞味期限の過ぎた選手だと、獲得をした時点から疑問視していた。原辰徳監督の“2009年WBCコレクション”と揶揄する向きもあるが個人的にはあまり期待していない。たださすがにファームではまだ格が違うのか、前の打席での引っ張っての適時打とこの一発はバファローズ、いやライオンズ時代のナカジに近かった。スタンドからも「中島ぁ!」という声より「ナカジィ!」という声が多かった。ファンとは本当にありがたいものだ。


7対4と逆転したので畠もこれで立ち直るかと期待したがさにあらず。直後の五回表にいきなり連打されて無死一、二塁。大村孟の送りバントを一塁を守る中島が一塁に悪送球して1失点。さらに宮本丈にも一、二塁間を破られて7対6の1点差に。畠はこの後二死二、三塁までこぎ着けるが左打者の松本友を迎えたところで吉川光夫に交代。勝利投手の権利を得る直前にお灸をすえられた感じだ。
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代わった吉川光が松本友の頭に死球。危険球退場が宣告された。
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松本友は立ち上がり、一塁に進んでプレー続行。審判団が協議して退場処分は取り消された。よけようとした手に先に当たったからだとのこと。そういうものなのだろうか?


二死満塁から吉川光は坂口智隆を中飛に打ち取り、7対6でこの回を終えた。吉川光は続く六回表まで投げ、打線が六回裏に2点を加え、その後は1イニング一人の継投。9対6でジャイアンツが逃げ切った。


【13日・ジャイアンツ球場】
S 220 020 000 =6
G 003 402 00× =9
S)●山中、村中、蔵本、平井、大下-井野、内山
G)畠、○吉川光、堀岡、池田、S山川-岸田
本塁打)中島1号3ラン(山中・四回)


松原は5打数2安打だった。その夜、一軍入りを果たした加藤は、史上42人目となる通算350二塁打を放った阿部慎之助の代走として初出場を果たした。若林晃弘の左前安打で生還して初得点。DHの阿部の代走だったのでそのままDHで残り、八回裏からセンターの守備にも付いた。九回表には初打席に立ったが残念ながら二飛だった。


育成選手の中では加藤が一番ということで支配下選出録されたのだろうが、一軍に上がるのは松原<加藤だったのだろうか?この試合が始まる前の時点での松原と加藤のイースタン・リーグの成績派を比べてみた。

松原聖弥 31試合  88打数 23安打 2本塁打 8打点 6盗塁7盗塁刺 打率.261
加藤脩平 45試合 153打数 44安打 4本塁打 17打点 5盗塁7盗塁刺 打率.288

加藤の44安打はジャイアンツのファームでは北村、同じ育成選手の山下航汰に次いでチーム第3位。松原は最も旬なタイミングを逃したからなのだろうか、加藤に抜かれた形だ。


加藤の支配下登録で今後支配下登録の選手が減る事態にならない限りジャイアンツは8月以降も育成選手を保有できる。もしも64人のままだったら育成選手達はいきなり首になるのかとか疑問に思ったが杞憂に終わった。そして、その7月末という期限までに最多であと5人、支配下選手になれる可能性があるのだ。上述の山下を含め、投手この試合にも登板した堀岡隼人山川和大
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野手ではイスラエル・モタ黒田響生らが7月末までの昇格に向けてしのぎを削ることになる。松原は既に支配下の座を勝ち取った。そのことで満足してしまったとは思えないが現実に加藤に追い抜かれた。一軍の外野陣にはビッグネームが並ぶ。簡単には一軍に上がれないだろうがここが踏ん張りどころだろう。青山の前例もある。松原に昨年の今頃の様な勢いが戻ってくるのだろうか?負けないで欲しい。


平日の静かなジャイアンツ球場。八回終了時に場内アナウンスで発表された入場者数は531人だった。実は敗戦処理。は一週前の木曜日、6日にも試合途中からジャイアンツ球場で生観戦したのだが、相手のファイターズの人気者、斎藤佑樹の31歳の誕生日だった。三塁側内野席の最前列に“佑観マダム”がずらりと並び、佑ちゃん人気健在を実感したがその試合の入場者数は482人。意外にもそれより多かった。平日の午後、わざわざジャイアンツ球場に足を運ぶ人が500人前後もいるのだ。ありがたいことだろう。選手達がどれだけそれを理解しているかは謎だが。

 

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