こんな野球をしていては連勝できない…。
今日(8日)は東京ドームでジャイアンツ対マリーンズ戦を観てきた。ジャイアンツが最終回に1点のリードを守れず、逆転されてその裏に岡本和真の本塁打で1点差に迫ったがそこまで。勝っていれば6日のゴールデンイーグルス戦から三連勝で、交流戦になって二カード連続勝ち越しを決めるところだったが最後にひっくり返された。
負けたのだから、相手が上だったのだろう。しかし、野村克也元監督の言葉では無いが“負けに不思議の負けなし”だ。こんな野球をしていては勝つにしても連勝できないだろう。
(写真:九回裏二死、代打のアレックス・ゲレーロが右飛に倒れて試合終了。勝利を分かち合う益田直也、細川亨のバッテリー。奥は凡退したゲレーロ。)
前回ジャイアンツの一軍公式戦を観たのは“平成”最後の日に当たる4月30日だったから一ヶ月ちょっとのブランク。チームはその間、良くも悪くも大きな波がなく一進一退の繰り返しという感じだった。早めに着いたので両軍のスターティングラインアップ発表後にオーロラビジョンで紹介されるベンチ入りメンバーをチェック。
昨日と一昨日、好リリーフを見せたスコット・マシソンがベンチから外れている。復帰したばかりで三連投はさせられないということなのだろう。良い配慮だと思う。
4月30日の前回生観戦時でもそうだったが、今日もジャイアンツナインは試合前のシートノックを行わなかった。今季のジャイアンツでは連戦が続くときなどに疲労がたまるのを防ぐためにシートノックを行わないときもあるという。今日は三塁側の内野席で観ていたので、シートノックに備えて守備につく坂本勇人がエキサイトシートのちびっ子とキャッチボールをするシーンを観たかったが観られなかった。個人的には大城卓三に一塁を守らせる以上は、身体慣らし程度といってもしっかりと守備練習をしておいたほうが良いと思う。
試合開始前の始球式でスタンドが異様などよめきに包まれた。今日の試合で始球式を務めたのはこのお方。
これまで人気スターによる始球式や大物による国歌独唱を球場で多々観てきたが、さすがに警視総監は異色。発表されると異様などよめきに包まれた。投球がノーバウンドだったのはさすがだった。
ツーショット撮影をしそびれたのは痛恨だったが、警視総監の真横にいた山口俊は試合開始直後、マリーンズの先頭打者荻野貴司に対して初球、頭の上あたりに投げてしまった。二球目もすっぽ抜け。警視総監にすぐそばに立たれて動揺する様な身に覚えがあるのだろうか!?
山口はその後冷静さを取り戻し、初回は二死から四球を与えたものの無失点。
マリーンズの先発は土肥星也。今季ここまでイースタン・リーグでリーグトップの7勝を挙げている。その好調さを買われたのであろう。
一軍での登板は今季初。
二回裏にジャイアンツが陽岱鋼のソロ本塁打で先制すれば、直後の三回表に鈴木大地がソロ本塁打を打って同点。警視総監による始球式直後の動揺といい、スポーツ庁長官への被弾といい、山口は権力者に弱いのか…!?
そして五回の攻防ではマリーンズが清田育宏のタイムリーで勝ち越すと、裏にジャイアンツは坂本のソロ本塁打ですぐに追いつく。
マリーンズは六回表に二死一塁で土肥の打席で代打、加藤翔平を起用。早くも継投に入る。同点のままだが、六回裏には東條大樹が登板。
だが東條はいきなりクリスチャン・ビヤヌエバと陽に連打を浴びて無死一、二塁。小林誠司に送られた一死二、三塁からジャイアンツは山口に代打、亀井善行を起用。亀井の一打は二塁ゴロだったがこの間にビヤヌエバが生還。二塁手の中村奬吾が間に合わないホームに投げてオールセーフ。野選となった。
1点勝ち越してさらに一死一、三塁。ここでジャイアンツは一番の若林晃弘に代打、阿部慎之助を起用。一気に勝負をかける。
ジャイアンツファンが大いに盛り上がるが、代打を送られた若林はここまで3打数2安打。このところのラッキーボーイ的な活躍で抜擢された一番打者としての仕事をしていたと思われるが、阿部に出番を奪われた。
若林が打っていないならともかく、また、勝ち越し点が入っていないならわかるがここで若林に代打を出す必要があったのだろうか?確かに相手側に立って考えれば若林より阿部に打席に立たれる方が嫌だろう。しかし、なかなかポジションを固定できない二塁手というポジションで抜擢されて結果を残している若手にこの場面で代打の切り札を使ってしまうことが得策だとは敗戦処理。には思えない。
せめて阿部が追加点をたたき出してくれれば良かったのだが二飛と凡退。この後、二死二、三塁と変わって坂本勇も凡退で1点止まり。
それでも3対2と勝ち越したのだから、この1点を守り切れば勝ちだ。二番の鈴木から始まる七回表には左打者対策で高木京介がマウンドに上がるかと思いきや、森福允彦。
初回の山口の動揺ぶりを見て、高木にも同じ事が当てはまると考えて回避したのだろうか?マリーンズでは四番を打つブランドン・レアードが死球を受けた影響か、途中交代。四番に左打ちの香月一也が入っているので森福は香月まで三人を抑えた。
八回表は澤村拓一が抑えた。
ジャイアンツ打線も追加点が欲しいところ。八回裏には、勝ち越した六回裏と同様にビヤヌエバと陽の連打で無死一、二塁としたが、今度は小林の送りバントが失敗。三封されて一死一、二塁。ここで打席には六回裏に勝ち越し打を放った亀井の代走として出場し、そのまま二塁の守備に付いた増田大輝。
脚力と手堅い守備が買われて一軍で重用されている増田大だが打撃成績は12打数2安打で打率.167と苦しんでいる。そしてオーロラビジョンに表示される詳細な成績を見てさらにビックリ。
打率が.167で、得点圏打率はさらに低い.143。.143という数字は7打数1安打か、その倍数。増田大の場合はここまでの打数が12だから、その半分以上で走者を得点圏に置いて打席に立っていることになる。増田大の起用は今日の様に試合途中で代走などで出てそのまま守備に付き、打席が回ってくるというパターンだろう。そういうレベルの選手が打席の半分以上、走者を得点圏において打席に立っているというのは首脳陣の使い方にも問題があるということだと敗戦処理。は思う。
今日も六回の攻撃で亀井が勝ち越し打を打って自らも一塁に残り、阿部が凡退してから亀井の代走として出場し、二盗も決めた。だがもう一度打席が回る可能性もあるのだ。増田大に課題の打撃を経験させる起用だったのかもしれないが、打席が回る可能性を考えたら増田大で無く、山本泰寛を代走に起用してそのまま二塁を守らせた方が良かったのでは無いか?結局増田大は遊ゴロ併殺打。追加点を奪えず3対2のまま九回表に突入。
中川皓太に期待がかかる。だが先頭の代打、岡大海にいきなり左中間に二塁打を打たれて無死二塁。荻野貴司が送って一死三塁となった。「助かった」と思った。レアードが途中で退いている打線で、打率三割を超す荻野に送りバントを命じたのだ。マリーンズは一気に逆転、ではなく確実に同点に近づくことを求めての采配だと思ったからだ。
「鈴木大地さえ打ち取れれば、清田を申告敬遠して香月と勝負だな。アジャは出てこないだろう」と考えていたら、無情にも鈴木の打球は一、二塁間を破り、同点に。
中川は二死後、香月にも安打を打たれて一、三塁とされたところで交代。今季ズタズタなジャイアンツのリリーフ陣で唯一安定して抑えてくれた中川も、三日間連続での登板となるとさすがにきついのだろうか。
個人的には1イニング以内の登板を前提とするリリーフ陣にはせめて三日間連投までは頑張ってくれと考えているのだが、各球団の起用傾向を見ると、連投を二日で止めようという意図がうかがえる。三連投(三試合連続ではなく三日間連続)は素人が考える以上にハードなのだろう。
代わった田原誠次が中村奬吾に中前に運ばれて3対4とついに勝ち越される。
球団によってはこういう場面で外野手を極端に前を守らせるがジャイアンツは定位置よりやや前に守らせただけ。バックホームで刺せる守備位置では無かった。それだけで済めばまだよかったのだが、続く菅野剛士にも左翼線に運ばれてさらに2点追加。3対6とリードを拡げられた。
ジャイアンツは九回裏にマリーンズの守護神、益田直也から岡本和真が2点本塁打を放って5対6と1点差まで詰め寄る。
だが、投手の代打、アレックス・ゲレーロが右飛に倒れて万事休す(冒頭の写真)。
マリーンズが勝ちパターンの試合で最後にマウンドに送るのはサイドスローの益田とわかっているはずなのに、最後の場面でジャイアンツベンチに左打者は残っておらず。結果論でなく阿部の無駄使いが徒となった。一発長打の可能性にかけたのだろうが、一か八かの起用にしか思えない。後続のビヤヌエバが3安打、陽が4安打していることを考えれば、この場面での代打はゲレーロより山本が適任だったのでは無いか。
六回裏の阿部起用といい、最後のゲレーロといい、ネームバリューがあるのでスタンドは大いに盛り上がるが、冷静に局面を考えれば六回裏はそのまま若林に、最後も(仮に阿部を使い果たしていても)ゲレーロでなく山本だっただろう。ひょっとしてホームゲームでスタンドの盛り上がりを後押しとして計算に入れているのかもしれないが、人選がおかしいと思わざるを得ない。
今日の先発、山口は同点の六回裏に打席で代打を送られての降板だったが、六回までで投球数が115球と交代を検討せざるを得ない状況ではあった。山口は中五日での登板であり、中六日での登板より早めの継投も視野に入れていた様だ。
山口はスタミナもあり、長いイニングを託せる投手だが31歳。中五日だと本来の投球を期待できないのかもしれない。ジャイアンツは交流戦一週目の六連戦で、一週間前のカードにも先発した今村信貴、クリストファー・メルセデス、そして山口と皆中五日で回している。明日9日の予告先発が菅野智之で、その可能性があるのでその可能性があるために各投手の登板間隔を一日詰めたのだろう。
ただ菅野の明日9日の復帰登板は既定路線では無く、回復状況によっては高田萌生の先発抜擢と両天秤にかけていた様だ。そうであるならば、ここで菅野に無理をさせるのでは無く、高田をこの六連戦中に先発起用することで少なくともメルセデスと山口を中六日で投げさせることが出来たはずだ。高田はイースタンで5月27日の対ゴールデンイーグルス戦で先発して4イニングを投げた後、今週4日に再び先発して3イニングを投げている。この登板が余計で、この登板が無ければ今節の六連戦のどこでも投げられたはずだ。菅野は満を持して次節で投げてもらえば良い。
先発投手の登板間隔を詰め、その分リリーフ投手を手厚くするという発想の様だがその分、リリーフ投手の登板が過多になる。
九回に決勝打を打たれた田原は6月に入って8日間、7試合で5度目の登板。昨日7日を除いて1イニング未満の登板とはいえ登板過多気味である。中川が打たれた要因に三連投が影響しているとしたら、ジャイアンツは三連勝するにはその中に大勝する試合か、先発投手が一人で投げきる試合が無ければならない。
前者には打線の奮起を期待するしか無いが、得点力が弱いからと言って今日の様に中盤で代打の切り札二枚を使い切る事は得策では無いだろうし、山本や若林の伸び盛りをもっと巧く活用すべきだろう。後者は明日の菅野の様に一人で投げきれる投手が頼りだが、そのためにも先発投手の登板間隔を中六日確保することだろう。
これで今季のジャイアンツの一軍戦の生観戦成績は三戦三敗。今日は負けるとしたら、ファイターズ時代の四年間にこの東京ドーム50試合で19本塁打を記録している「トウキョウドーム、ダイスキ!」のレアードに打たれるのを覚悟していたが不発。それどころか死球で途中交代してしまった。
どうやら打撲だそうで明日も出場しそうだ。せめてもの救いだ。
中川は今季初黒星だ。責めることは出来まい。そして今季初黒星であるだけで無く、プロ入り以来、77試合目の初黒星だった。チームには初登板以来黒星無しの記録を更新中の先輩がいるが、ほとんどがビハインドの場面での登板で、そもそも敗戦投手になるリスクの無い登板が多い。むしろ抑え投手であれば、勝ち数より負け数が多いのが普通。中川にはこの失敗を引きずらないで欲しい。
そして九回裏に岡本に本塁打が出たことで、逆転された後の追加点が敗因かのようにいうファンが散見されるが、1点差だったら岡本に本塁打が出ただろうか?あの場面、一般的には四球を出すくらいなら本塁打でもやむを得ないとも考え得る場面。百戦錬磨の益田なら、打たれてもまだ1点リードと割り切っていただろう。
敗戦処理。が勝ち試合に巡り会えないのは日頃の行いの悪さだろう。でも試合結果にかかわらず言いたいことは言わせてもらう。
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敗戦処理。さま、観戦お疲れ様です。のんきです。
阿部の代打起用の時期、全くの同感です。
阿部は、亀井などが代打で控えているときに、「自分の出る時期と出るだろう投手を予測して万全の準備をしておくように」とアドバイスする立場の選手になっています。
なので、当然、自らの出番も予測していたと思います。試合の流れからは、6回での登場は予測していなかったと思いますし、6回に投げる投手の研究はしていなかったと思います。
なので、多くの方が言われているように、あの場面は、若林のままでよかったと思います。
あと、「澤村の2アウトからの死球が流れを変えたかもしれない」と、解説の赤星さんが言っていました。「あそこを3人で終わっていたら、捕手の細川が出てこなかった。細川の判断で、バントを3塁でアウトにしたり、岡本ホームランO.Kの配球をした可能性もある」とのことでした。言われてみると納得です。
土曜日は、地デジで高橋さんが解説をやっていましたが、BSで同時に中継していた赤星さんのほうが的確な解説だと感じたので、BSを見ていました。
あと、9回の重信の守備にも触れていました。あのレフト線の2塁打で1塁ランナーがゆうゆう帰れるのは、外野手の責任とのことでした。確かに、重信は守備範囲は広いですが、肩が異様に弱いと思います。かつての張本選手くらいです。当時は、張本さんのところに打球が飛んだときには、ショートの河埜選手がレフトに全力で走り、中継に入るという場面が多かったです。重信がレフトに入るときには、現状は坂本あたりが、レフトに全力で走り、重信の弱い肩を助けるべく、中継にはいるのがよいと思います。(あまり、守備で坂本に負担をかけたくはありませんが。。。)
今日は、菅野先発のようですが、無理をさせずに、ピンチになったら、研究されていないであろう高田投手に代わったほうが、長いシーズンを考えると得策のような気がします。
金曜日(2019.06.07)の勝ちは、野村さんの言葉を借りれば、「勝ちに不思議の勝ちあり」だったと思います。
たとえば、田原投手の投げた、うちごろの球を、相手打者がことごとく打ちそこなったためです。
田原も中川も投げすぎだと思いますので、今日はベンチに入れないのがよろしいかと思います。
菅野と高田で試合の終盤まで進んで、勝っていたら8回と9回を澤村とマシソンでという形でよいような気がします。
中川をかつての山口と同レベルのものを要求するのは、まだ早いような気がします。大切に育ててあげて欲しいと思います。
のんき
投稿: のんき | 2019年6月 9日 (日) 13時03分
のんき様、コメントをありがとうございます。
> 試合の流れからは、6回での登場は予測していなかったと思いますし、6回に投げる投手の研究はしていなかったと思います。
阿部の出番を決めるのは阿部ではなく原監督なりコーチ陣です。
推測ですが、もう六回裏なのでコーチあたりから亀井や阿部に準備しておいてくれとの指示は出ていると思います。
小林の打席の時に一塁ベンチを見ていたら、ネクストバッターズサークルに向かおうとした山口をコーチが制して、入れ替わる様に亀井が出てきましたが、亀井も一度ベンチに戻ってコーチかスコアラーのメモを見ていました。阿部も含め、必ずしも準備不足では無いと思います。
> 重信は守備範囲は広いですが、肩が異様に弱いと思います。かつての張本選手くらいです。
肩が弱いのは観ていればわかりますが、かつての張本ほどではないでしょう。
楽天生命パークではライトを守っていましたね、意外でした。もしもゲレーロ、丸、重信で外野を守る時には、それこそかつての張本の様にゲレーロはレフト固定で重信がセンターに入って丸がライトかと想像していましたが、重信の肩というリスクを考えても丸のセンターを動かさなかったのですね。
> 今日は、菅野先発のようですが、無理をさせずに、ピンチになったら、研究されていないであろう高田投手に代わったほうが、長いシーズンを考えると得策のような気がします。
9日の試合を観ずにこのコメントを書いていますが、高田に関して研究されていないであろうということですが、相手のマリーンズはジャイアンツと同じくファームがイースタン・リーグです。3月29日のマリーンズ戦に先発して7イニングを投げていますから、それなりに情報はあるでしょう。
土肥投手に対するジャイアンツも同条件。
それと、菅野だけでなく高田も一軍登録するとなると、もうひとり二軍に落とさなければなりません。菅野に代わって捕手の岸田が登録抹消になりましたが、誰を落とすかも難しいですね。
> 田原も中川も投げすぎだと思いますので、今日はベンチに入れないのがよろしいかと思います。
そうしたいところではありますが、難しいでしょうね。菅野がいつもの菅野なら、そんな心配をしなくて済むのですから。
投稿: 敗戦処理。 | 2019年6月 9日 (日) 21時07分
観戦おつかれさまでした。自分も観戦していましたが、決めたのは前日でしたので座席は残っておらず立ち見席でした。歳をとるとさすがに立ち見は2時間が限度で、途中で帰路につきました。逆転されたのは帰りの電車の中で知りましたが、勝っておきたい試合でした。
>若林が打っていないならともかく、また、勝ち越し点が入っていないならわかるがここで若林に代打を出す必要があったのだろうか?
今日(9日の試合)は阿部の登場は8回でしたので、まだ理解はできますが、6回にしかも当たりの出ている若林の代打には私も疑問点が沸きました。
>ひょっとしてホームゲームでスタンドの盛り上がりを後押しとして計算に入れているのかもしれないが、人選がおかしいと思わざるを得ない。
ここが引っかかるのですが、実際に球場で見ていると、展開やイニングに関係なく阿部など有名選手が出てくるとお客さんが沸きます。一方でSNSのTLでは昨日のこのケースのような際には、「当たっている若手打者に代打とはせっかくの芽をつむことにならないか?」みたいな意見が多く見られます。ファンにはいろいろな層があるのでしょうが、何となく「球場に来ているお客を喜ばせればいいだろう」的な小手先の考えを感じざるを得ません。
それと、今年復帰の原監督は途中で選手を使い過ぎ、「延長戦になったらどうするの?」みたいな試合が多い気がします。そう考えると、采配に一貫性がなく、行き当たりばったりてきな起用を行っている感も拭えません。
投稿: 長緯 | 2019年6月 9日 (日) 22時02分
長緯様、コメントをありがとうございます。
立ち見での観戦、お疲れ様でした。
> ファンにはいろいろな層があるのでしょうが、何となく「球場に来ているお客を喜ばせればいいだろう」的な小手先の考えを感じざるを得ません。
直接お金を払っている入場者を意識して野球をやってくれているのならそれはありがたいことですが、ご指摘の様に“小手先”感は否めませんね。
> 今年復帰の原監督は途中で選手を使い過ぎ、「延長戦になったらどうするの?」みたいな試合が多い気がします。
先日、前回の原政権でコーチを務めていた川口和久氏が解説で「原監督は九回までに最後の捕手を一人残すだけで選手を使い切る野球をしたがる」と言ってました。
個人的には投手と野手の登録人数のバランスを考えずに選手起用しているのではないかと思う時があります。
投稿: 敗戦処理。 | 2019年6月11日 (火) 22時57分