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2019年5月12日 (日)

岸孝之が鎌ケ谷で実戦復帰を果たすも、試合はその岸が投げる前に…。

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今日(12日)は鎌ケ谷に行ってきた。地元の鎌ケ谷総合病院が“健康祭”を開催し、“DJチャス。デー”も繰り広げられる中、ゴールデンイーグルスは開幕戦で左太股違和感を訴えて故障離脱した岸孝之が実戦復帰登板。これは事前に告知されていなかったのか、試合前の先発バッテリー発表で岸の名前が告げられるとゴールデンイーグルスファンが多い一塁側スタンドからも驚きの声が挙がっていた感じだった。


岸の復調ぶりを確認したいゴールデンイーグルスファンの気持ちとは裏腹に、なかなかその姿をマウンドで…


(写真:両チームの先発投手を紹介する鎌スタビジョン)

 



いつも賑やかな試合開始前の鎌スタ正面広場。ただいつもとは出店のジャンルが異なる。
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鎌ケ谷総合病院
プロデュースによる“健康祭”がメインとあって、いろいろな項目を診断するブースや手術体験、さらにはナースのコスプレコーナーまで出ていた。
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そして、この土日二日間は“DJチャス。デー ”も兼ねている。昨季終了後のNPBアワーズで球団功労賞を受賞したDJチャス。こと中原信広さんがファイターズ打線の一巡目のアナウンスを担当するなど奮闘。DJチャス。Tシャツまで販売され、購入者には試合後にサイン会が行われた。
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DJチャス。のお面も配布された。五回終了時のラジオ体操の時にスタンド全員で装着しようとのことだったが、試合前のファンによるベースランニングでお出迎え役の田中瑛斗がお面を付けたり、名物売り子さんのまりんさんも後頭部にお面を付けてビールを売っていた。
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そんな雰囲気が一変したのが試合開始前の両軍先発バッテリー発表。ファイターズの先発バッテリーが中村勝田宮裕涼と発表された後に続き、ゴールデンイーグルスの先発バッテリーが発表され、投手が岸孝之とアナウンスされるとゴールデンイーグルスファンから驚きの声が挙がり、やがて声援に変わった。


ゴールデンイーグルスの一軍は手術に踏み切った則本昂大の離脱に続き、開幕戦で岸がリタイヤ。先発投手陣の二枚看板不在でシーズンの序盤を戦わざるを得ない状況に陥ったものの11日現在で勝率五割。パ・リーグ3位タイと頑張っている。ただ、岸の復帰が待ち遠しいことに変わりはあるまい。今日の登板だけで次は一軍なのか?あるいは何回かの登板を経て一軍に戻るのか定かではないが、開幕戦以来の実戦のマウンドだそうだ。注目が集まる。


両軍のスタメンと審判団はこちら。
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ビジョンの背景が紫になっているのはDJチャス。のいつものイメージカラーに合わせたためらしい。


その岸の前にマウンドに上がったのがファイターズの先発、中村勝。こちらも故障に泣かされ、故障前の姿には戻っていない。昨日(11日)一軍で投げて勝利投手になった杉浦稔大の様に中村も復活のステップを積み上げて欲しいところ。


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だが、そんなファイターズファンの願いを中村は初回から裏切った。二つの四球で自ら招いた二死一、二塁のピンチに内田靖人にレフトオーバーの3ラン本塁打を浴びた。高く上がった打球でフェンス手前かなとも思えたが伸びてフェンスを越えた。
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中村はテンポが悪い。その後も安打と二つの四球で二死満塁。一回表なのに九番打者の西巻賢二に打順を回してしまった。つまり打者一巡。西巻を打ち取って3点のみに留めたが中村はこの回だけで49球を投じ、20分以上もゴールデンイーグルスの攻撃が続いた。一回裏のマウンドに上がる岸は一死一塁の時点から一塁ベンチ前でキャッチボールを始めていたが、あまりの長い攻撃に時折投球練習の手を休めていたほどだ。
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普通なら先発投手にとって援護点は多ければ多いほどありがたいものだろうが、今日の岸にとっては推測だが打線の援護はほとんど関係ないのだろう。故障明け初めての実戦マウンドでどの程度投げられるかのチェックが主目的であろう。そういう意味では早くマウンドに上がりたいという気持ちも交差していたのではないか…。


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一回裏、岸は中村とは対照的過ぎるほど対照的にテンポが良く、球数こそ16球を要したもののファイターズ打線を三者凡退に抑えた。


中村は二回にも小郷裕哉に打った瞬間にわかるライトオーバーの2ラン本塁打を浴び、この回も34球。約15分を要し、岸を再び待たせることに…。
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格が違うと言ってしまえばそれまでだが、ゆったりとしたフォームから小気味よい投球がずばずば決まり、結局3イニングで打者12人に対して49球。被安打2、無失点というマウンドだった。死球が一つあったが、ワンバウンドしたかどうかの投球が打者の海老原一佳の足に当たったもの。海老原も特に痛そうなそぶりを見せなかったくらいで投げそこないはこの一球くらいか。復帰登板としては上々だったのだろうが、ファイターズ打線で復調の度合いを測れたのだろうか!?


ファイターズでは昨日実戦に復帰した王柏融がこの日も「三番・DH」で出場。昨日は第二打席で安打を放ったがこの日は岸との対戦で遊ゴロと左飛。2打数0安打で第三打席に代打を送られた。
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報道ではこの二日間で問題がなければ一軍に復帰するとのことだが…。因みに次カードの14日からは清宮幸太郎がファームで実戦復帰する予定だそうだ。


ファイターズは中村を二回で諦め、三回表からは福田俊と斎藤佑樹が2イニングずつを無失点に抑える。
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ただ0対5の5点差は大きい。四回から岸に代わってマウンドに上がった二番手の藤平尚真がさらに素晴らしく、ファイターズ打線は手も足も出ない。
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七回表にマウンドに上がった浦野博司も七回の攻撃を三人で退け、このまま終われば「今日は中村勝がダメだったね」で片付けられるところだったが浦野が2イニング目にあたる八回に乱れ、さらにファイターズファンのイライラを増長させた。


先頭の松本京志郎を二塁後方のフライに打ち取ったと思ったら途中から二塁に入った森本龍弥が落球。無死二塁に。西巻の送りバントを浦野が三塁に悪送球し、追加点。
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再び無死二塁から渡邊佳明が今度は投一間にセーフティ気味のバント。これを浦野が捕り損なって無死一、三塁に。
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記録はこれもエラー。3連続エラーで、かつ浦野自らの失策が2。完全に試合がだらけてきた。この後は山﨑剛と小郷が連続タイムリー安打でさらに2点が加わりなおも無死一、三塁。橋本到は一塁ゴロ。一塁手の横尾俊建が一塁ベースを踏んでからバックホームするも本塁は間に合わずホームイン。しかも踏んだ様に思えた一塁ベースも一塁塁審の森口壽樹育成審判員は踏んでいないと判断してセーフと判定し、横尾の野選となった。荒木大輔監督が抗議するも、二軍の試合ではリプレイ検証も行えない。諦めるしかない。
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そもそも満塁でないので本塁はタッチプレイ。先に一塁を踏んでからの送球で間に合うと考えたのだろうか!?


続く内田には背中に死球で無死満塁。
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が二ゴロで今度こそ一つはアウトを取れるだろうと思ったら森本がお手玉し、オールセーフ。この回の5点目が入ってなおも無死満塁というところでついに浦野は降板。
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バックに足を引っ張られた感もあったが自らも2失策。先発の中村にもがっかりさせられたが、こちらは約二週間前まで一軍にいた投手。早く立ち直って欲しい投手なのだが…。


一軍は宮西尚生、石川直也、秋吉亮という“勝利の方程式”で上手く回っている様に思えるがこのままで一年間回せるとは限らない。石川直が二軍生活を経て復調の兆しを見せているのと同様に浦野にも早く復調して欲しいものだが…。


こういう時にリリーフに上がるのは大概、立田将太なのだが今日も立田が登板。
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この回9人目の打者となる太田光の痛烈な三塁ライナーを野村佑希が捕球してそのまま三塁ベースを踏んで併殺に。三塁走者の(橋本の代走)南要輔は飛び出したというより打球が速すぎて戻れなかったという感じだったが、仮にセーフっぽいタイミングでも審判はアウトと言ってくれたのではないか<笑>。


さすが、こういう場面に慣れている立田は続く代走で出てそのまま打者一巡して打席が回ってきた島井寛仁を三振に切り抜けると、九回表も三者凡退に抑えた。


ファイターズ打線は全く反撃の兆しも見せず、四回にマウンドに上がった藤平は最後まで投げきった。藤平からは八回の松本剛の1安打のみ。他には2四球と完全に抑えられた。


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【12日・ファイターズスタジアム】
モ 320 000 050 =10
F 000 000 000 =0
モ)岸、○藤平-太田
F)●中村、福田、斎藤、浦野、立田-田宮、石川亮
本塁打)内田5号3ラン(中村・一回)、小郷2号2ラン(中村・二回)


松本は岸と藤平から安打したが、ファイターズの残る一本は野村。二回裏にセンターの頭上を超す二塁打を放った。野村に関しては前回の観戦記、4月27日付ゴールデンウイークとは思えぬ寒さと雨の鎌スタで3時間半以上も野球を楽しんだ平成最後の連休初日。で高評価したが、実は大型連休から昨日まで32打数3安打と大不振。開幕からの打率も二割を切った。同期の万波中正は今日は不出場だったがこのカード初戦の10日には逆転サヨナラ本塁打を放ちアピールした。まだ山あり谷ありだろう。日本球界を代表する投手からの安打をきっかけに今は学習して欲しい。


他に高校卒ルーキーでは田宮がスタメンマスクをかぶった。中村の乱調に、捕手が悪いのではという声も聞かれたがその後のリリーフ陣は田宮とのコンビでも失点しなかった。相関関係は不明だが八回の浦野の5失点は捕手が石川亮に代わった直後だった。


今日の入場者数は八回終了時の発表で1,959人だった。
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ファイターズファンとしてはほとんど見所のない試合で、特に八回表の拙守のオンパレードにはかなり厳しいヤジも飛んだ。信賞必罰の原則からすれば1イニングに4つもエラーが出ればプロとしてお客さんから何を言われても弁解できまい。だがその八回表に上述した死球の内田が手当を受けた後に自分で一塁まで歩を進めると、ファイターズファン中心の三塁側からも大きな拍手が飛んだ。
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こんな大敗でも最後まで観戦するファンが多かったのも何か嬉しかった。もっとも、試合後にDJチャス。のサイン会があったからかもしれないが…。


試合後、ファイターズが勝っていたらヒーローインタビューを行う予定のちびっ子は好きなチームを聞かれ堂々と「ソフトバンクです」と応えていた。イベントで賑やかしをしても、試合で大敗していては子供たちの気持ちをつかめないのかもしれない…。


中村と浦野の大乱調がどうしても引っかかる一日だった。

 

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