フォト
無料ブログはココログ

« 上原浩治、任意引退に。 | トップページ | 11残塁で1点差負けでも何故かそれほど悔しくなかった今日の鎌ケ谷。 »

2019年5月25日 (土)

ジャイアンツ、65人目の支配下登録選手は誰に!?

Adsc_5401
今日25日の日刊スポーツにこんな記事があった。

今季巨人に加入したドミニカ共和国出身の育成選手、イスラエル・モタ外野手(23)がパワフルな打撃で支配下登録へ猛アピールした。24日、山下航汰外野手(18)、山川和大投手(24)と東京ドームでの1軍練習に参加し、バックスクリーン直撃や左中間の看板直撃など特大アーチを量産した。上原が引退した巨人の支配下選手は現在64人で、育成選手を保有するためには65人以上にする必要がある。原監督は「それぞれ能力のある選手」と言い、大塚球団副代表は「7月末までには1人は上げないといけない」と人選を進めていく。

日本プロ野球育成選手に関する規約 第3条 (育成選手の保有)
育成選手を 保有できる球団は、当面現に「支配下選手」を65 名以上( 7月末日現在)保有する球団とする。


支配下登録選手が65人だったジャイアンツでは現役引退を表明した上原浩治を任意引退選手として公示したため、支配下登録の選手が64人になった。7月31日までに少なくともあと1人支配下登録選手を増やさなければならない。そこで育成選手の中から支配下登録に近いと思われる選手を東京ドームに呼び出してテストしたのだろう。


別にこの記事を読んだからという訳ではなく、今日は以前から予定していたジャイアンツ球場にゴールデンイーグルス戦を観に行った。


(写真:打席に向かうジャイアンツの育成選手、イスラエル・モタ。)

 



ジャイアンツ球場は試合開始の3時間前に開場する。開場早々に入場すればジャイアンツファンはジャイアンツの選手の打撃練習を間近に観ることが出来る。一軍の球場ではだいたい試合開始の2時間前に開場するからその時にはホームチームの打撃練習は終了しており、ビジターのチームが打撃練習をしているというパターンが多い。因みにファイターズスタジアムは土日祝日だと試合開始の1時間半前に開場する。


今日は予想最高気温が32度とのことで、今季初めて野球観戦に2リットルのびわ茶を持ち込んだ。ファイターズスタジアムに行く場合は自分の好きな席を確保するために開場前から並ぶが、ジャイアンツ球場には打撃練習目当てで早く行くことがある。


今日も席を確保してグラウンドに目をやると、打撃不振で相次いで二軍落ちしたクリスチャン・ビヤヌエバホルヘ・マルティネスがトスバッティング、ティーバッティングに精を出していた。
Cdsc_5119


そんなグラウンドを通って室内練習場に移動する岩隈久志の姿を発見。三塁側のブルペンの前で古巣のゴールデンイーグルスのメンバーと時間をかけて談笑していた。
Cdsc_5136
岩隈はゴールデンイーグルスに在籍していたとはいえ最後に所属したのが2011年。その頃からいる選手が二軍にいるだろうかと注意して見ていると、岩隈の談笑相手は野村克則二軍バッテリー兼守備作戦コーチ、塩川達也二軍内野守備・走塁コーチ、鉄平二軍外野守備・走塁コーチといった面々だった。


上原の引退で岩隈はチームの投手で最年長となった。入団当初から疑問の声もあったが5月の下旬となってまだ二軍でも投げていない。昔話に花を咲かせるのも良いが、気付いている人は少ないとはいえファンがいる前で…如何なものか…。


相手側の人間と親しげにするといえばゴールデンイーグルスの新外国人選手、ルイス・ヒメネスも練習時間の切り替え時期に陽気にジャイアンツの選手に声をかけていたが外国人仲間とはかなり長く話していた。
 Cdsc_5184
あまりに長いのでゴールデンイーグルスの選手らから「ロングタイム!」、「カムバック・スーン」等と言われていた<笑>。ヒメネスはイメージ的には一軍のゼウス・ウィーラーのノリに近いタイプか!?

スタンドにはオールスターゲームの投票用紙が置かれた他、観客に熱中症対策を注意喚起。注意喚起するだけで無く、一、三塁側のトイレの前の大型扇風機もフル稼働。
Cdsc1101

Cdsc1104

Cdsc1103
大田泰示が抜けて新たに導入された大型扇風機だ。


両軍のスターティングメンバーが発表された。畠世周菅原秀が先発。どちらも一軍から落ちてきた投手。
Cdsc_5193


試合開始直前にはイースタン・リーグの3・4月MVPに選ばれた北村拓己の表彰式が行われた。
Cdsc_5197
33試合に出場してリーグ最多となる37安打と27打点を記録。得点圏打率.487もリーグ最高だったそうだ。選んだのはもちろん“鎌ケ谷の会”ではなくイースタン・リーグ。表彰状を渡そうとしているのは杵渕和秀イースタン・リーグ統括。セントラル・リーグの統括として二年前のクライマックスシリーズで大雨の中でタイガース対ベイスターズ戦を強行開催して賛否両論となったあの人。北村は表彰に花を添える…とは言えない、一回表の守備で何でもない二塁ゴロを一塁に大悪送球するエラーを記録した。


Cdsc_5238
試合が始まる。畠がマウンドに上がり、一回表のゴールデンイーグルスの攻撃が始まると三塁側のスタンドからゴールデンイーグルスの応援歌を歌う声が聞こえてきた。だが、いつものあの彼ではなかった。今季ゴールデンイーグルスとの試合を見るのは三試合目だがまだあの彼の声を聴けていない…。


畠も菅原も好投して0対0で迎えた五回表、三塁側のスタンドから再び応援歌が聞こえてきた。ひとり応援が二人になっていた。そう、あの彼が応援に加わったのだ。
Bdsc_5460
歌い終わると一塁側からも拍手が起き、「待ってました!」という声もかかった。そして彼の登場の成果か、この五回表、太田光にレフトオーバーの先制2点本塁打が飛び出した。


ゴールデンイーグルスは六回表に追加点。四球で歩いた橋本到を続く山﨑剛の送りバントで進めさせる。しかしバントの打球を処理した一塁手のマルティネスが一塁ベースカバーの吉川大幾に送球するが悪送球となってファウルグラウンドを転々とする間に一塁走者が生還。
Cdsc_5430
打者走者も三塁まで進む。そしてその三塁走者を四番の卓丸が中犠飛で還す。ゴールデンイーグルスに0対4とリードされる。


ジャイアンツ打線はその裏にやっと二死から若林晃弘と北村の長短打で1点を返す。
Cdsc_5453


続く七回裏にも二死からマルティネスが一塁線を破る二塁打で出ると、暴投で三塁へ。加藤脩平が四球で出た二死一、三塁から一番に入っている、昨日東京ドームでテストされた山下航汰が一塁線を破るタイムリー三塁打で2点を返し、3対4と1点差に詰め寄った。
Cdsc_5498
だが、マルティネスの打球といい山下航の打球といい一塁線を襲った打球は一塁側スタンド最前列で観戦していた敗戦処理。にはファウルに見えた。


マルティネスは打球が一塁線を破った時にすぐには走り出さなかった。フェアと判定されたのを見て慌てて走り出した感じだった。1イニングに二度も誤審<!?>されてはたまらないとゴールデンイーグルスの三木肇二軍監督も抗議するが判定は覆らず。
 Cdsc_5506
二軍の試合は選手だけが二軍なのではない。三木監督に抗議された一塁塁審の森口壽樹審判員は採用二年目の育成審判員。


ファウルを二度も長打にされてはがっかりだろうと三木監督はそのまま菅原の交代を告げる。二番手には寺岡寬治。この投手は支配下から育成に切り替えられた。
Cdsc_5519


寺岡は代わりっぱなの吉川大にストレートの四球。逆転の走者を出し、続く若林にも2ボールナッシングとボールが先行。代わってから6球連続ボールと制球難を露呈していた。ジャイアンツファンが「これならいける!」と期待した次の瞬間、吉川大は寺岡の牽制球に戻れずタッチアウト!
Cdsc_5529
逆転のチャンスが一瞬に消えた。


リリーフに立ってから一球もストライクを取れず6球連続でボールが続いている投手相手に盗塁を仕掛けるつもりだったのだろうか!? ストライクを取ることに必死で走者へのケアが不充分と読んでの盗塁のサインが出ていたのかもしれないが寺岡は意外に冷静だったのだろう。


ゴールデンイーグルスは八回表にはフランク・ハーマンが三塁側のファンの大歓声を受けながらをマウンドに。
Cdsc_5633
ハーマンの見るからに重そうな球質のストレートに北村が必死にファウルで食い下がり、一死から四球を選ぶと高田誠二軍監督は松原聖弥を代走に送る。外国人のパワーピッチャーは往々にして走者への警戒が薄くなるからそこを狙って松原が二盗を試みるも盗塁失敗。


Cdsc_5651
“甲斐キャノン”ならぬ“太田キャノン”が炸裂。ジャイアンツは九回裏にも代走の立岡宗一郎が二盗を試みるがあえなく盗塁刺。もしゴールデンイーグルスの選手にヒーローインタビューがあったらプロ入り初本塁打だった先制2ランと終盤の2盗塁刺で太田が選ばれていたかも。


【25日・ジャイアンツ球場】
モ 000 022 000 =4
G 000 001 200 =3
モ)○菅原、寺岡、ハーマン、S小野-太田
G)●畠、吉川光、鍬原-岸田
本塁打)太田1号2ラン(畠・五回)


試合後、三塁側スタンドの彼の仕掛けで延々とエールの交換が行われた。互いに相手チームの気になる選手の名前で応援が繰り広げられたが、元ゴールデンイーグルスの岩隈へのエールはなかった。


その彼の姿を見たのが今季初めてと書いたが、ゴールデンイーグルスの選手で個人的に気になっている選手を今日、入団後初めて生で観た。 Cdsc_5175
ゴールデンイーグルス入団二年目の外野手、耀飛だ。拙blog2018年1月2日付敗戦処理。の知らない世界-独立リーグにいた逸材【回想】敗戦処理。生観戦録-第44回 2017年(平成29年)編他で取り上げたベースボールファーストリーグ選抜の選手としてジャイアンツの三軍相手に2打席連続の特大アーチを放った田中耀飛がゴールデンイーグルスに入団した。一年目の昨年は主に育成選手と一緒にイースタンの試合に出る二軍本体とは別に練習試合に参加していた様でゴールデンイーグルスとのイースタンの試合でも姿を観ることがなかった。写真は打撃練習だが、最後の方に打撃練習をしていたから今日もスタメンでの出場ではないことが容易に想像出来た。試合途中に三塁ベンチの前に出てきて素振りをする姿を何回か観たが試合では出番が無かった。天性の長距離砲だと思ったが二軍でもなかなか試合に出られない。厳しい現実がちょっと残念だった。


ジャイアンツで前日に東京ドームに呼ばれた三選手では山川和大に登板機会がなかったが山下航とモタはスタメン出場。山下高は4打数1安打2打点、モタは第一打席で四球を選んだ後は3打数0安打だった。因みにこの試合を含めた三選手のイースタンでの成績は下記の通り。

山川和大 10試合2勝1敗 15回1/3 13奪三振 防御率2.35
山下航汰 36試合116打数35安打 2本塁打11打点 盗塁2 打率.302
モタ 13試合 22打数6安打 1本塁打3打点 打率.273

三選手ともまだ抜きん出た成績とは言えない感じだ。モタも本塁打を量産している訳では無い様だ。モタに関してはもう一度冒頭の写真をご覧いただきたい。


モタは打席に入る時、一塁ベンチ前のネクストバッターズサークルから捕手の前を通り、右打席に入る。これは珍しい。ほとんどの選手は捕手と球審の後ろを通って右打席に入る。モタはこの打席に限らず堂々と捕手の前を通っていた。気になったので他の選手の打席入りを注視したが、三塁側ベンチから左打席に入る選手を含め、捕手と球審の前を歩く選手はモタ以外に皆無だった。


山下航もタイムリー三塁打を放ったとはいえ本当はファウルだったかもしれない。今日の一試合でどうこうと言うことはないはずだが、東京ドームに呼ばれた翌日としてはアピールに欠けた感じだ。他に育成選手では加藤が九番センターでフル出場、2打数1安打だった。


支配下の選手だが初めて生で観たのがドラフト5位ルーキーの松井義弥。昨年まで辻東倫が付けていた“背番号65”の左打者。応援団が安直に松井秀喜の応援歌を使わなかったことは褒めてあげたい<笑>が九回裏の最終打席で窮屈そうな打ち方ながら鋭い打球で一、二塁間を破った。
Cdsc_5717


上原が任意引退で抜けたのだから新たに支配下登録するのなら投手、と考えがちだが今回の場合、あくまで育成選手を保有するための措置だから極論を言えば誰でも良いのだろう。もちろん、支配下登録選手を増やす方法は育成選手を昇格させるだけでは無い。外国人選手の獲得や金銭トレードなども考えられる。


自称“雑草魂”の引退で必要になった支配下登録には育成選手から這い上がる選手が良いと敗戦処理。は考えるが、原辰徳全権監督がどう考えるか!? 二軍の選手を一軍に上げるなら自らの目で見て選ぶというのもわかるが、育成選手の中から支配下選手登録をする候補を一軍の監督が観るというのは如何なものか?他に目利きがいないからだとしたらあまりにもお粗末だ。


2リットルのびわ茶を飲み尽くし、両腕はおもいっきり焼けた。ちびっ子と選手達のキャッチボールが行われている試合後のグラウンドを観ながらジャイアンツ球場を後にした。ジャイアンツファンとしては収穫の少ない試合だったが、松井や山下航といったルーキーのフレッシュなプレーが一服の清涼剤となった。
Bdsc_5755

 

« 上原浩治、任意引退に。 | トップページ | 11残塁で1点差負けでも何故かそれほど悔しくなかった今日の鎌ケ谷。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 上原浩治、任意引退に。 | トップページ | 11残塁で1点差負けでも何故かそれほど悔しくなかった今日の鎌ケ谷。 »

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック