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2019年4月13日 (土)

昨夏の甲子園大会決勝戦の再現、吉田輝星vs藤原恭大で始まった試合は見所満載の大熱戦に!

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今日(13日)のファイターズスタジアムはドラフト1位の吉田輝星が先発登板することが事前に報じられたこともあって開場前から多くのファンが詰めかけた。


対戦相手のマリーンズに昨年夏の甲子園大会の決勝戦で吉田輝が所属する金足農業と対戦した大阪桐蔭の藤原恭大がいる。しかも藤原は“一番・センター”で出場。プレイボール即、注目の対決。


試合は他にも注目の選手が多数出場。役者が揃った感じで今季最多3,330人プラス93匹を魅了する熱戦となった。


(写真:先発の吉田輝星。マウンドの土の色が部分的に異なるのは札幌ドームと同じ土を入れているからだそうだ。)

 

 

この試合のチケットを取ったのは3月の終わり。今月(4月)はこの試合ともう一試合生観戦を予定しているのだが、野暮用と重なって球場着が試合開始直前になりそうだったので指定席を確保しておいた。その後、ファイターズのドラフト1位、金足農業出身の吉田輝星の先発予定日と重なり、とんでもないことになってしまった<笑>。


幸い、今日は野暮用を回避できた。指定席を確保しているのだから試合開始までに入れればよいものを前回3月24日(日曜日)の生観戦と同じく午前10時に西船橋駅を出るバスに乗った。西船橋駅発のバスとしては9:30発に次ぐ二便目なのだが、球場に着いて入場列の最後尾を探すとライトの後方を超え、センターバックスクルーン後方。
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前回の3月24日にも同じバスに乗ってこんな状態だった。雲泥の差だ。いやはや、吉田輝の人気は凄まじい。
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先発バッテリーが発表された。吉田輝とバッテリーを組むのはオフに腰椎椎間板ヘルニア及び嚢腫の手術を受けてリハビリに励んでいた清水優心。今季、実戦初出場。
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マリーンズはサウスポーのブランドン・マン細川亨のバッテリー。
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一回表、いきなり“一番・センター”でスターティングメンバーに名を連ねる藤原恭大との対戦が実現。昨年夏の全国高校野球大会決勝戦以来の直接対決だと思われるが、見逃しストライク、ファウル、空振りで三球三振。吉田輝の勝ち。
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吉田輝はこれでホッとした訳ではないだろうが二番に入っている一軍経験豊富な細谷圭にレフトオーバーのソロ本塁打を食らってしまう。その後、二つの四球があって二死一、二塁のピンチを招くが高濱卓也を見逃し三振に仕留めて1点にとどめる。


吉田輝は二回表にも四球の走者をバントで送られて二死二塁の場面で藤原と二度目の対戦。今度は見逃し、空振り、見逃しで三球三振。二打席連続で吉田輝の完勝。
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因みに昨夏の甲子園大会決勝戦では4打数3安打と藤原が吉田輝を打ちまくっていた。


ブランドンは左投手特有の角度のある投球。見るからに重そうな球質でファイターズ打線は手こずっていたが二回裏に清水が豪快にレフトオーバーの同点本塁打。
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清水は復帰初打席で見事に結果を出した。


三回表の吉田輝はマリーンズの中軸打線に捕まる。第一打席に本塁打を打たれた細谷に四球を与えると、一死から二年目で四番を打つ安田尚憲に一、二塁間を破られて一、三塁に。
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安田も昨年、鳴り物入りで入団した選手。今季に新人王の資格を残すために昨年の一軍での打席数を上限の60打席で止めたのだが開幕から二軍暮らし。藤原は開幕一軍入りを果たしたので後塵を拝する形になったが、ファームの試合でともにスタメンに名を連ねるとさすがに一日の長を感じる。


一死一、三塁のピンチで吉田輝が相対するのは安田以上に一軍実績充分の“アジャ”こと井上晴哉。昨年までとは打って変わって本塁打を連発するマリーンズ一軍打線の中で一人蚊帳の外。23打数1安打、5三振で打率.043という信じがたい絶不調でファームでの再調整を命ぜられている。
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ここではセンターに犠飛を打たれ、1対2と勝ち越される。


吉田輝はこの三回までで降板。打者15人、数え間違えてなければ59球。被安打2、与四死球4、奪三振3、失点、自責点共に2という内容だった。


この時期、内容を問う必要はほとんど無いだろう。すべてが勉強だ。何より、昨年の夏の甲子園大会では投げ過ぎ問題が取り沙汰された張本人だ。次の先発が何日後になるのかわからないが、故障をさせない、故障をしない身体作りを先決にして欲しいものだ。


二番手は斎藤佑樹。新旧ドラフト1位、“甲子園の星”の継投にスタンドから大歓声が起きる。
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人間だけでなく、人間以外の動物をも93匹も動員する吉田輝の人気も凄いが、佑ちゃんの一年目には降板すると帰ってしまう“佑観マダム”が多数存在したが、吉田輝が降板しても立ち見まで出ているスタンドに空きは出ない。吉田輝もまだまだだ…。


斎藤は2イニングを被安打0、味方の失策でピンチを招いた四回も切り抜け、2イニング無失点。オープナー、ショートスターター役に活路を見出すなら今日は合格点!?


ファイターズ打線は五回裏にようやくブランドンを攻略。先頭の、投手から外野手に転向した白村明弘が左中間に二塁打で無死二塁。難波侑平の送りバントをブランドンが一塁に悪送球したので白村が一気に生還と思ったら悪送球になって一塁側のファウルグラウンドにボールが逸れるのを見てようやく三塁へ。白村は難波のバントで三塁に走り損ねていたのだ。
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投手から野手への転向ということで昨年までとは異なる練習メニューになっているのだろう。打撃練習はもとより、守備と走塁も。まだ走塁にまで行き届いていないのか…。


この後、一死満塁となって三番を打つ森本龍弥。ファイターズは昨年のドラフト会議で初めて育成選手を指名したが、その海老原一佳の他に、昨年まで支配下選手で戦力外通告をした森本と育成契約を結んだ。背番号を支配下時代の24に百の位に1を付けた124にして頑張っているが過去二打席は完全にブランドンに気後れしている感じで連続三振。しかしこの打席は見事に右中間を真っ二つ。
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満塁の走者を一掃する二塁打で4対2と逆転した。


今日は敗戦処理。の真後ろに某選手の身内と思われる男女のペアが座っていた。男性の方が「巨人やソフトバンクと違って初めての育成選手。海老原はともかく、森本は7月の期限までに支配下になれなかったら来年はないでしょう。」と冷たく言い切っていた。大谷翔平と同期で7年目の内野手。何とかチャンスをつかんで欲しいのだが。


因みに女性の方は「ソフトバンクのスカウトが試合や練習を熱心に観に来ているらしいからソフトバンクに指名されると思っていた」、「でもソフトバンクに入っていたら○○さんがいるから試合に出られない」「□□(身内と思われる選手)に限らずこんなに応援してもらえるのだから感謝して頑張らないと」等と言っていた。


このまま逆転勝ちすれば斎藤に勝利投手が転がり込むのだが三番手の、これまたかつてのドラフト1位“埼玉のダル”こと中村勝が2イニング目の七回表につかまる。
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先頭の、藤原に代わって途中出場の和田康士朗に四球を与えると、続く細谷のセンター前方の打球を谷口雄也が前進してダイレクトで捕球しようとして後逸。1点を失ってなお無死三塁となった。三家和真を二ゴロに打ち取ったものの安田、井上と実力者の対戦が続いてどう切り抜けるかと注目したが安田に左前に運ばれ4対4の同点とされた。
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この後、井上にも左前に引っ張られてさらに一死一、二塁とピンチが続くが代打の李杜軒、茶谷健太を打ち取って同点止まり。


七回裏のマリーンズのマウンドにはブランドン、原嵩に続いて三番手の佐々木千隼が上がった。
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昨年、右肘関節遊離体除去手術を受けてシーズン後半を棒に振った。復帰後二試合目の登板。四球を二つ出す不安定な投球ながらこの回を無失点に抑えた。


ファイターズの八回表のマウンドも右肘の故障でこれが実戦初登板になるドラフト3位ルーキーの生田目翼
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自分より年下の高校卒ルーキー達がマウンドに上がっているのを見て忸怩たる思いだったろう。テンポの良い投球で八番からの打順を三人で片付けた。


八回裏、2イニング目の佐々木をファイターズが捉える。安打と二つの四球で二死満塁として松本剛がレフトの頭上を超える走者一掃の二塁打で7対4と勝ち越し。
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続く石井一成も左前に運ぶタイムリーでこの回一挙4点。ファイターズが8対4とリードを拡げた。


八回終了時恒例の入場者数発表は『わくわくどうぶつデー』に因んで入場者数とペットの数。
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ペット同伴者はレフトの芝生席での観戦。


4点リードの九回表、ファイターズのマウンドは不振で二軍落ちしている石川直也。三者連続三振で締めくくった。
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敗戦処理。の個人的な考え方に“三年やって一人前”というものがある。レギュラー、エース、主砲…それぞれ多少の成績の浮き沈みはあっても三年実績を重ねて一人前という考えだ。石川直は昨年クローザーとして頭角を現したがまだ満足してもらっては困る。早く不振を脱して一軍に返り咲いて欲しい。


また、何回か言及しているがファイターズでは野手はともかく投手で高校卒入団の選手があまり大成しない。近年ではダルビッシュ有、大谷という別格的存在が成績を残したくらい。他にはせいぜい吉川光夫くらい。昨年一皮むけた上沢直之と石川直には何とか一本立ちして欲しいものだ。


【13日・ファイターズスタジアム】
M 101 000 200 =4
F 010 030 04× =8
M)ブランドン、原、●佐々木、山本-細川、宗接
F)吉田輝、斎藤、中村、○生田目、石川直-清水、田宮、郡
本塁打)細谷2号ソロ(吉田輝・一回)、清水1号ソロ(ブランドン・二回)


ちびっ子ファンによるヒーローインタビューは決勝打の松本かと思いきや、初登板で初勝利の生田目だった。
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「今日は吉田輝星を観に来て下さりありがとうございました」と言って笑いを取っていた。


両軍共に“役者”が揃った感じで大熱戦。怖いもの知らずの新人達と、故障という逆境と向き合ってグラウンドに戻ってきた選手達とで織りなす好ゲームだったと思う。良い試合に恵まれた。


なお藤原は吉田輝から二打席連続三振を喫した後、第三打席では斎藤から三飛(失策があって二塁まで)。六回裏の守備から退いた。

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