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2019年3月16日 (土)

イースタン・リーグ開幕戦で昨夏の甲子園優勝投手柿木蓮が初登板初勝利!

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イースタン・リーグが
16日開幕した。ジャイアンツ球場では昨年のイースタン・リーグを制したジャイアンツが最下位に終わったファイターズを迎えて開幕戦を行った。ファイターズのドラフト5位、昨夏の甲子園大会で大阪桐蔭高を優勝に導いた柿木蓮が二番手で登板。2イニング、打者6人をパーフェクトに抑え、初登板で初勝利に輝いた。


ファイターズではこの柿木と昨夏の甲子園大会で決勝戦で投げ合った金足農業高のドラフト1位ルーキー、吉田輝星が話題になっており初登板が予定されている19日の本拠地開幕戦の前売りチケットが異例の売れ行きだと言われているが、柿木が一足先に好スタートを切った形になった。


(写真:二番手で初登板し、2イニングを完全に抑えて初勝利を挙げた柿木蓮)



敗戦処理。は早速昨年の覇者ジャイアンツの開幕戦を観戦にジャイアンツ球場へ。ファイターズ戦なので一度に二つの贔屓球団を観ることが出来て一石二鳥となるオイシイ試合だ。敗戦処理。はジャイアンツ球場でイースタン・リーグを生観戦する際、ジャイアンツのファンクラブ会員特典で無料観戦をしているが、今季からファンクラブ組織が一新されてしまった。新しい
CLUB GIANTSでもジャイアンツ球場での主催試合入場無料のSILVER MEMBERに登録した。年会費4,320円だが入場料1,100円のイースタン公式戦を四試合観戦すれば元が取れる計算だ。


その会員用の無料入場券に相当するラッキーカードを開場時刻10:001時間半前から発行するというので8:30頃にジャイアンツ球場に向かった。ジャイアンツ球場はファイターズスタジアムと違って滅多に満員にはならないが昨年も開幕戦は多くのファンで賑わった。念には念を入れてと思い、自己最早時間帯にジャイアンツ球場に着いた。というか、ファームの球場にこんな時間帯に着いたのは斎藤佑樹一年目のファイターズスタジアムでの新入団選手歓迎式典以来だろう<>


実際には8:30より遅れての到着だったが、あにはからんや入場列に並ぶ人はまばら。
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開場の
10:00にはそこそこ延びていたが開場後5分くらいで列は途絶えた。開幕戦と言うことでジャビットファミリー二体やチーム・ヴィーナスのお姉さん達が迎えてくれたが手持ちぶさたな感じだった。
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結局昨年までの土日と大差ない感じだった。冒頭に書いたファイターズのように話題性の高いルーキーがいる訳でもなく、ビッグネームの調整出場がある訳でもない試合で開幕戦特有の盛り上がりと言うには今ひとつだった。来週末にはウエスタン・リーグのドラゴンズを迎えてファーム交流戦を行う。小笠原道大二軍監督の凱旋に加えてこれまた昨夏の甲子園を沸かせた根尾昂の帯同の可能性がある。次節の方が盛り上がるか…
!?


ビッグネームと言えば練習中に室内練習場に向かう岩隈久志の姿を発見。
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東京ドームのマウンドに立つとしても5月以降とのことだがどうなのだろうか…!?


グラウンドではジャイアンツの打撃練習からファイターズの打撃練習に切り替わっている。春季キャンプ期間中に投手から野手への転向が発表になった白村明弘が左打席から快音を飛ばしていた。
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この写真には写っていないが打撃練習をする白村に鋭い視線を注いでいたのは吉岡雄二打撃コーチ。吉岡コーチは帝京高校時代の甲子園優勝投手としてジャイアンツにドラフト3位で入団した投手だがさんざん迷った末に内野手に転向。芽が出たのは近鉄バファローズに移籍してからだった。
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野手転向の先輩が身近にいるのは白村にとって心強いだろう。リアル野球BANの攻略法も教えてもらえるかもしれない。


白村はこの後、レフトの守備位置でシートノックを受けるがノックを受ける前に投球練習を思わせるキャッチボールを行っていた。
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白村はこの日「二番・左翼」で先発出場を果たすが二打席無安打で四回裏の守備から退いた。ファイターズファンはすぐに糸井嘉男の再来を期待するが、現時点では今までやってきていない事を一つずつ消化している身。ファイターズには現在69人の支配下登録選手がいるが、69番目の選手に過ぎない。ドラフト会議で高校生を多く指名するファイターズで白村は現在27歳の選手が69人中69番目。そういう前提で応援したい。


開幕投手が発表になった。ジャイアンツはテイラー・ヤングマン、ファイターズは新外国人のジョニー・バーベイト。両球団とも一軍外国人枠の四人を超える外国人選手を抱えている。今日のところは一軍公式戦と被っての二軍戦登板だろうが、結果を出したいところ。そしてスターティングメンバーも発表。


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3番、キャッチャー炭谷」のアナウンスに場内がどよめいた。一軍の選手だから格上と言うことで三番打者なのだろうか?個人的には調整が遅れているので多く打席に立たせたくて三番を打たせたのではないかと想像した。他にはすぐに強打の捕手と交代するとも考えたが試合前の練習では炭谷銀仁朗以外には岸田行倫田中貴也が捕手でシートノックを受けていて宇佐見真吾の姿がなかったから、炭谷に多く打席に立たせたかったのではないか?そしてスターティングメンバーの完全版はこちら。
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ファイターズでは外国人のバーベイドと四番の森山恵佑以外の八人が高校からファイターズに入団した選手だが、高校生ルーキーが二人。花咲徳栄から2位指名の野村佑希と横浜高校から4位指名の万波中正がスタメンに名を連ねている。この他、途中出場で上述の5位指名、柿木蓮とその柿木をリリーフした星槎道都大から7位指名の福田俊と計4人が出場した。一方のジャイアンツも高校生ルーキーが多いのだが一人も姿を観ることがなかった。一軍入りが期待されるドラフト1位の高橋優貴以外は三軍スタートなのだろうか…!? 柿木が投げたのだから、同じ大阪桐蔭出身の横川凱も観たかったが…。


開幕戦らしく国歌斉唱、チアガールやダンススクール生のパフォーマンス等が行われ、両軍を代表してジャイアンツの高田誠新二軍監督が挨拶を行った。
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ジャイアンツの二軍開幕戦での監督挨拶というと三年前に斎藤雅樹二軍監督が野球賭博問題の謝罪を兼ねた挨拶でしどろもどろになってしまったことが思いだされるが、そこは新監督とはいえベテランの高田監督。無難にまとめた感じだ。個人的には意外に思えたが、ファイターズの荒木大輔二軍監督と同年齢!
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かつて甲子園を沸かせたスーパーアイドル「大ちゃん」こと荒木大輔、54歳の現実だ。


どうでもいいが場内アナウンスで「荒木大輔二軍監督」と紹介されて初めて荒木大輔だと気付いて慌ててスマホで写真を撮る一塁側のジャイアンツファンの女性達、年齢がバレる…<苦笑>!?


ファイターズはヤングマンの立ち上がりを襲う。一回表、二死から高濱祐仁と森山の連打で二、三塁として五番の今井順之助が渋く右前に運んで1点を先制。
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ファイターズは二回には野村と万波が初打席。ヤングマンに対して野村は投ゴロ、万波はよく見極めて四球を選んだ。


一方のファイターズ先発、バーベイドも不安な立ち上がりだった。
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一回表に先頭の湯浅大に三塁線を破られる二塁打を打たれて無死二塁のピンチを作るも後続を断って切り抜けたが、二回表にも先頭の北村拓己に四球、若林晃弘に三塁線を破られて無死二、三塁のピンチ。ここでDHでスタメン出場の岸田に前進守備の二塁手高濱を強襲する適時打を打たれて同点。
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さらに無死一、三塁から笠井駿を二ゴロ併殺打に仕留める間に三塁走者の生還を許し逆転される。


バーベイドを初めて生で観たが、ボールとストライクがはっきりして、しかも高めに浮く印象。四回まで投げたが毎回先頭打者を出す不安定。毎回走者を得点圏に置いた。


四回裏には安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いて第一打席で適時打を打たれた岸田を打席に迎えるが三ゴロに打ち取る。これが5-5-4-3と転送される三ゴロ三重殺打となって一瞬のうちにピンチを切り抜けた。
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この写真でわかるように一塁コーチは片岡治大コーチ。一週間前の教育リーグ、対マリーンズ戦では片岡コーチが三塁コーチで松本哲也コーチが一塁コーチを務めていたので今季のスタイルかと思ったが今日は入れ替わった。試合前のシートノックも片岡コーチでなく松本コーチが行っていた。片岡コーチは一本間にいて右手にグラブをはめて送球を受け取って左手でぎこちなく返球していた。
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右肩でも痛めたのだろうか?家でベッキーに… あ、いや何でもありません。


バーベイトは先発ローテーションの一角を期待される新外国人。もう一人の新外国人投手ジャスティン・ハンコックは勝利の方程式の一角を担うセットアッパーを期待されているという。これに昨年来日一年目に10勝を挙げたニック・マルティネスがいて、野手では台湾の“大王”こと王柏融が新たに加わってこの四人で一軍の外国人枠を満たすのかと思っていたが、二年契約でもないのにブライアン・ロドリゲスが残留した。昨年は外国人枠から漏れてシーズンの大半を二軍で過ごし一軍では9試合、32敗で防御率5.26という成績だったので契約でこじれていたマルティネスとの再契約がままならなかった場合に備えての“保険”かと思っていたらツイッターでファイターズファンのフォロワーから「首にする理由が見当たらない」と言われた。こういう投手を二年目で戦力化したらファイターズもなかなかやるなと認めざるを得ないが、バーベイトが今日の出来のままならロドリゲスにも充分チャンスがある!?ロドリゲスは今日、一軍のオープン戦で先発したそうだが…。


ヤングマンも安定しない。
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こちらは五回まで投げたが最後の五回以外は全て走者を得点圏に置いた。二回に万波に四球を与えた際には炭谷がマウンドに向かうも、コミュニケーションが取りにくいのか通訳を求めている感じだった。
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しかし通訳は単独ではマウンドに上がれない。ベンチの首脳陣からのアドバイスの伝令役になるかもしれないからで、監督やコーチがマウンドに行く回数を稼ぐために悪用されるかもしれないからなのか、通訳が行くのは監督かコーチと一緒と定められているようでこの時も三沢興一コーチが通訳を伴ってマウンドへ。


さらにヤングマンはファイターズの三度の盗塁をいずれもノーマークという感じで許した。コミュニケーションの拙さと盗塁フリーパスに炭谷のリードの悪さを指摘するスタンドのファンもいたが、リードの善し悪しはスタンドからは識別不能。四回裏に四球の野村に二盗を決められた一死二塁から郡拓也に三塁線を破られて2対2の同点に。


同点のまま迎えた五回裏にファイターズのドラフト5位ルーキー、柿木が登板。野村、万波に続き柿木と甲子園のヒーローの出場に一塁側のジャイアンツファンからも声援が挙がった。柿木は笠井を二ゴロ、松原聖弥を中飛、湯浅を空振り三振と小気味よい投球で三者凡退に斬って取ると2イニング目となる六回裏にも重信慎之介を投ゴロ、炭谷を空振り三振、四番の和田恋を見逃し三振と2イニングで打者6人相手にパーフェクトという内容だった。重信を打ち取った打球は一塁寄りのボテボテのゴロで一塁ベースががら空きになったが落ち着いて自ら一塁に走り、俊足の重信より早く一塁ベースを踏んだ。落ち着いたプレーだった。


ジャイアンツは六回からヤングマンに代わってサムエル・アダメスが登板。2イニング目となる七回表に二死から途中出場の岸里亮佑に中前に運ばれ、二盗を決められた二死二塁からこれまた途中出場の難波侑平が二遊間にゴロを放ち、遊撃の湯浅がはじいたのを二塁手の若林がバックアップしてバックホームするも、二塁から岸里が間一髪ホームイン。
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この
1点が決勝点となった。


「一番・遊撃」で出場した湯浅は打撃では一、二打席目に連続二塁打を打つなど活躍したが守備は不安定だった。六回には今井の遊ゴロをはじき。この回も先頭の万波の遊ゴロをお手玉し、これは万波のプロ入り初安打となった。そしてこの打球。失策が記録されたのは今井の打球だけだが安打となった二つの打球も投手としては刺して欲しかった打球だろう。


ファイターズは七回裏、柿木の後にこれまたルーキーの福田が登板。こちらは星槎道都大出身だがいきなりピンチを迎えた。北村に右前に運ばれるとバントの構えで揺さぶる若林に四球を与えて無死一、二塁。岸田が送りバントを試みるも、捕手の郡が三塁に送球して二塁走者を封殺。
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一死一、二塁からワンバウンドの投球で笠井を空振りに仕留めると、この投球を郡が前に弾いたのを見て笠井は一塁に走り出す。一塁が埋まっていて振り逃げできない場面だと気付いて笠井はすぐ止まったが、一塁走者の岸田がこれを見て二塁に走ってしまい、、追い出されるように三塁に走った若林が二、三塁間で挟殺された。
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岸田は第一打席の同点打こそ良かったが、その後は三重殺打にここという場面での送りバント失敗に謎の走塁。散々な一日となった。捕手を本職とする選手の割には野球頭が心配になる一日だった。


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福田も柿木に続いて2イニング目に。松原に三遊間を破られて、二盗を決められ無死二塁のピンチ。湯浅の送りバントが捕邪飛となって一死を稼ぐも重信に一、二塁間を破られる。一、三塁とピンチ拡大、と思ったら松本三塁コーチが松原に本塁突入を指示するものの万波からのレーザービームに松原はけっこう手前で本塁憤死。
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右翼の万波が前に出て捕球する当たりに対して松本コーチも俊足の松原に託したのだろうが素晴らしいバックホームに刺された。この後、二死二塁から田中貴也は三振でジャイアンツ無得点。


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最終回は、昨年“野球は筋書きのないドラマ”と言う野球界の諺をファイターズファンに実感させた田中豊樹が三人で片付け、開幕戦はファイターズが3対2で勝利を飾り、柿木は公式戦初登板、初勝利を飾った。


16日・ジャイアンツ球場】
F 100 100 100 =3
G 020 000 000 =2
F)バーベイト、○柿木、福田、S田中豊-郡
G)ヤングマン、●アダメス、高木、森福-炭谷、田中貴
本塁打)両軍ともなし


ジャイアンツはヤングマンの他にアダメスと森福允彦が登板した。これでライアン・クックが投げていたらY.M.C.A.そろい踏みになるところだった。


開幕戦に敗れたジャイアンツだったが試合終了直後に全員が一塁側のファンに挨拶するために全員整列。
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ここまでは昨年までと同じだが全員が整列したのにお礼が始まらない。少し間があって岸田が代表してファンに感謝の意を示して頭を下げた。


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罰ゲームなのだろうか<苦笑>!?


この後、今季からの新しい試みとして試合を終えたジャイアンツの選手が一塁側スタンドの通路を通って退場。それを小学生以下のファン限定で並んで選手とハイタッチする“アフターゲームキッズゾーン”が実施された。ちびっ子達にプロ野球選手の大きさなどを体感してもらおうという趣旨らしい。進行を説明したDJ西尾がさかんに“松坂大輔の二の舞”を発生させないように注意喚起していたが、ちびっ子も大人もお行儀の良いファンばかりだったのか、腕を引っ張りたいほどの選手がいなかったのか、特に混乱はなかった様だ。
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というか、試合が終わっても選手達はミーティングを行う。特に今日のような展開だと“反省会”の題材は豊富。そしてなおもグラウンドで練習する選手も少なくない。
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この日は登板後のアダメスや森福などが姿を現したが、雨が降り始めたからか短時間で終了。趣旨は共鳴できるが長続きする企画になるか疑問。勝っても負けても毎試合行うとのことだが…。


ビジターのファイターズ側の三塁側スタンドから、いつもファイターズスタジアムでファイターズナインを熱く鼓舞する声援を送るYさんの野太い声が響き、いかにもイースタン・リーグが始まったという雰囲気になった。『イースタン・リーグ観戦ガイド』が売店になかったことを除けば開幕気分が両チームを応援する身として高揚する一日だった。


ただ、ジャイアンツのあまりの野球下手ぶりにはため息が出た。まだ一試合とはいえファンがまた来ようと意識を強く持てる試合では無かった。試合終盤に発表された入場者数はジャイアンツ応援団のコールにかき消されて聞き取りづらかったが千二百人程度と聞こえた。そうだとしたら昨年の開幕戦が1,826人だったので約3分の1減ったことになる。『GⅡプロジェクト』はいつ根付くのか…!?


一方のファイターズも柿木はともかく福田はけっこう打たれた。初登板という点で割り引くにしても、バーベイトはちょっと心配。


それでも充実した開幕戦生観戦となった。来週は根尾昂がジャイアンツ球場でプレーするのだろうか?

 

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