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2019年3月23日 (土)

“ガッツ”凱旋試合で根尾昂がプロ入り初本塁打!

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今日(23日)から甲子園球場では春の選抜高校野球大会が始まったが、敗戦処理。は三週連続で土曜日にはジャイアンツ球場へ。


かつて2007年から2013年までジャイアンツに在籍し、成績が振るわなかった晩年はこのジャイアンツ球場でひたむきに汗を流していた小笠原道大が今日のファーム交流戦の相手、ドラゴンズの二軍監督としてジャイアンツ球場に凱旋。


そして話題のドラフト1位ルーキー、根尾昂の出場も見込まれている。敗戦処理。はジャイアンツのグラウンドコートを着て、ドラゴンズファンで埋まる三里側スタンドの最前列に陣取った。


根尾は第三打席で、ジャイアンツの野上亮磨からレフトオーバーのソロ本塁打。ウエスタン・リーグ公式戦初本塁打を放って期待に応えた。


(写真:六回表にプロ入り初本塁打を放った直後の守備で、ドラゴンズファンからの“昂コール”に応え照れくさそうに帽子に手を当てる初々しい根尾昂。)

ちょうど一週間前、イースタン・リーグ公式戦開幕ということで念のために開場前から入場列に並んだ敗戦処理。だったが、今日もジャイアンツファンはともかく根尾昂人気でドラゴンズファンが早々と押しかけるのではないかと考え、午前10時の開場より約一時間早くジャイアンツ球場に着いた。


三塁側スタンドに陣取ることは決めていたが、雨が降る不安もあり、傘をさす人が前にいると撮影がしづらいので出来るだけ前の列に座りたいと考えた。感覚的にはファンクラブ会員など優待を受けるジャイアンツファンが主に並ぶ列は先週の開幕戦程度、ドラゴンズファンが早々とかけつけている印象。
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首尾良く三塁側スタンドの最前列を確保出来たが、当然ながら周囲をドラゴンズファンに囲まれる。オセロゲームや『パネルクイズアタック25』なら寝返ってしまう位置。


試合開始の三時間前に開場になるジャイアンツ球場ではジャイアンツの打撃練習から見物できる。球場入りしたドラゴンズのコーチ陣がジャイアンツの首脳陣に挨拶する姿が見られる。ドラゴンズでは昨年限りで現役を引退した荒木雅博が二軍の内野守備走塁コーチを務めていて、同じく昨年限りで現役を引退したジャイアンツの村田修一二軍打撃コーチと談笑。
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そして小笠原道大監督が姿を現す。もう二軍監督になって四年目だ。打撃練習をチェックしているジャイアンツの高田誠二軍監督らと談笑。
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この間、元同僚の木佐貫洋コーチや松本哲也コーチがガッツに挨拶に来ていた。ファイターズとジャイアンツを応援している敗戦処理。にとってガッツはどこの球団に行ってもガッツに変わりない。ガッツの姿を見られるだけでも朝早くジャイアンツ球場に駆けつけた甲斐があったというものだ。関係ないが小笠原二軍監督はイチローと同年齢。生まれた日も三日違い。


そうこうしているうちにもう一人の目玉、根尾昂がグラウンドに姿を現す。敗戦処理。の周囲のファンが急にカメラを構え出す。根尾が真っ先に挨拶に出向いたのは、早晩ポジションを争うチームの先輩のお兄さん、堂上剛裕コーチ。
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根尾の第一印象は“幼い” テレビで見るより顔も子供っぽいし、身体もまだまだ子供という感じ。もちろんまだ18歳。


因みに堂上コーチは元ドラゴンズ。ドラゴンズファンから盛んに声をかけられていた。


他にも敗戦処理。がファイターズの歴代№1捕手だと思っている田村藤夫コーチの姿も。
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田村コーチは1月に、ファイターズOBの嶋田信敏氏の呼びかけでファイターズOBとして田中幸雄、広瀬哲朗とともにファンミーティングに参加したそうだ。ガッツともどもいつかファイターズに戻って来て欲しい。


試合前の練習を見ているだけでお腹いっぱいになりそうだ。田村コーチもそうだが、小笠原二軍監督がとにかくよく動く。自軍の選手の打撃練習の最中に、ケージの選手を見ていたかと思えば、バックネット付近でバント練習をしている選手に投球と臨機応変に動き回っていた。


試合が始まる。先発はジャイアンツが野上亮磨で、ドラゴンズがドラフト3位ルーキー、三菱重工名古屋出身の勝野昌慶。


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勝野は投げっぷりの良いフォームから勢いのあるボールを投げ込んでジャイアンツ打線を抑えていたが四回に捕まる。


二死から四番の和田恋が中前に運び、北村拓巳が四球の二死一、二塁から若林晃弘がゴロで中前に運んで和田恋が生還。
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さらに二死一、三塁から岸田行倫の打席で一塁走者がスタートを切るエンドランを試み、岸田の打球がマウンドの勝野を強襲。二塁手の三ッ俣大樹が二塁ベースカバーに入ってがら空きの一、二塁間に転がる内野安打となってもう1点。


小笠原孝投手コーチらが出てくるが勝野は続投。この後二死満塁となるが村上海斗は左飛で2点止まり。村上の打球は滞空時間の長い平凡な左飛だったが、レフトを守るスティーブン・モヤの動きがぎこちない。右に行ったり左に行ったりしながらの捕球。ドラゴンズファンも「右!」とか「前!」とか言っていた。そんなに守備が不安な選手なのだろうか!?


ジャイアンツ打線は続く五回にも勝野に襲いかかる。


先頭の松原聖弥が四球で歩くと重信慎之介との間でエンドランが決まって一、二塁間を破る安打で無死一、三塁とすると三番に入っているホルヘ・マルティネスがいとも簡単に中犠飛で追加点。
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マルティネスは一時期一軍のオープン戦に抜擢されていたが再びここで試合に出ているということは少なくとも開幕一軍入りの目はないのだろう。一軍では外野を守ったりしていたようだが“器用貧乏”という印象。二軍から再スタートなら、今日DHで出場というのが期待感の薄さを感じてしまう。だがクリスチャン・ビヤヌエバ(やっと覚えられた)も今のところ今一。チャンスは近いかも。


その後二死一塁から五番の北村が振り抜いた打球は左中間にフェンスオーバー。
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この回3点を加え、5対0とリードする。勝野がこの回崩れたのはスタミナの問題なのか、前の回に岸田の打球を受けた影響なのか…!?


北村は二週間前の9日には敗戦処理。がここで教育リーグを生観戦しているときに一軍の京セラドーム大阪でのオープン戦で四番を務めた。大阪のファンはさぞ驚いたことだろうが、二年目の今季は長打力に磨きをかけてアピールし続けて欲しい。


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野上を見るのは早くも三試合目。今月に入って毎週土曜日にジャイアンツの試合を生観戦している。同じサイクルで投げているのだろう。


「二番・遊撃」でスターティングラインアップに名を連ねている根尾は野上の前に第一打席、一ゴロ、第二打席、遊飛と牛耳られていたが、六回表の第三打席で振り切った打球がレフト方向にぐんぐん伸び、フェンスを越えてウエスタン・リーグ公式戦第1号となった。
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鳴り物入りの黄金ルーキーも15日に開幕したウエスタン・リーグ公式戦ではここまで5試合に出場して22打数でいずれもシングルの2安打。打率は.091とプロの壁にぶち当たっていたがジャイアンツ球場で大器の片鱗を見せてくれた。


とにかく、根尾が動くとファンが動く。ネクストバッターズサークルに姿を現しただけでカメラを手にした女性ファンが前のめりになる。根尾は守備で七回に和田恋のバウンドの高い遊ゴロをグラブで大きく弾く失策を記録したが、打球を弾いた瞬間の女性ファンの悲鳴の大きかったこと…<笑>。
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野上はこの1失点だけで七回を投げきった。本塁打の根尾以外には二塁を踏ませた走者が一人だけで三塁を踏ませず。散発四安打に抑えた。試合前の先発バッテリー発表で野上の名前がコールされるとドラゴンズファンから笑いが起きたが、この試合のスタメンを告知したスポーツ報知のツイートではわざわざ“※野上は登板機会をつくるために1軍から出場”と書いてあった。一軍と二軍で比較はしづらいもののこういう投球を続けていけば一軍でのマウンドも近づくだろう。


八回表から高田萌生が登板。いきなりドラフト6位ルーキー、滝野要に中前に運ばれるも、一死から根尾を投ゴロ併殺打に仕留めた。味方に2点の追加点をもらって迎えた九回表には内野安打と四球、二度の暴投で無死二、三塁とばたつく。点差を考えれば何も慌てる必要がないのだが、敗戦処理。が陣取った席はドラゴンズファンに囲まれている三塁側。最後にジャイアンツに一泡吹かせようと声の限りに絶叫する応援の波にまるで一打逆転のピンチかと思うほど。しかしここから高田が奮い立って後続を断ち、7対1でジャイアンツが完勝した。


【23日・ジャイアンツ球場】
D 000 001 000 =1
G 000 230 02× =7
D)●勝野、福、三ッ俣-松井雅、武山
G)○野上、高田-岸田、広畑
本塁打)北村1号2ラン(勝野・五回)、根尾1号ソロ(野上・六回)


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高田は昨年、高校から入団して二年目にして一軍がローテーションの谷間の試合に先発に抜擢された期待の星。川相昌弘前二軍監督は同期、同年齢の大江竜聖とライバル意識を持たせていて昨年は高田が一歩リードしたように思えたが、現在、大江は一軍に中継ぎで登録されそうな勢い。でも二軍では格の違いを見せたいところだが2イニング目の九回には崩れかけた。素人判断だが、最終回は捕手が岸田から育成選手二年目の広畑塁に代わっていたことが影響したのではないか?“二度の暴投”と書いたが公式記録が定かでは無いので何とも言えないが、どちらも“暴投”だろう。でも広畑がどちらかでも前に止められたらという見方もある。
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スタメンマスクの岸田はルーキーイヤーの昨年にイースタンで田中貴也に次ぐチーム2位の44試合でマスクをかぶった。大城卓三や宇佐見真吾がどちらかというと打撃面で評価されているのに対し、捕手らしい捕手と言われている。広畑も同じ二年目だが支配下と育成でやはり差があるのではないか、あくまで素人考えだが。


根尾は一ゴロ、遊飛、左本、投ゴロ併殺打で4打数1安打。守備で1失策。試合前練習で感じさせた“幼さ”の印象は試合でも払拭できなかった。冒頭の写真は本塁打直後の六回裏の守備に付いたときに、三塁側のドラゴンズファンからお約束の“昂コール”を送られたのだがまだリアクションの取り方がわかっていないのか、チームメートに催促されてようやく帽子に手を当てる程度だった。そこがまた初々しく、ファンを魅了していた。


この根尾と、先発投手の勝野の他にドラゴンズでもう一人ルーキーが出ていた。ドラフト6位、大阪商大から入団の滝野要が「九番・中堅」でフル出場。打撃練習で鋭い打球を飛ばしていたので注目したが、第三打席で痛烈な中前安打。大学時代にリーグ戦で100安打以上を記録したそうだ。背番号51の左打ちの外野手。時節柄、期待してしまう。
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根尾は期待以上の活躍を見せてくれたが、個人的にはやはりガッツだ。


小笠原には出来ればジャイアンツで現役を全うして欲しかった。それまでにジャイアンツがFAで獲得した主力選手のほとんどはFAと言う制度での移籍ゆえに年齢的に円熟期での移籍にもかかわらず、ジャイアンツで現役生活を全うするでなく、他球団に移籍している。FA移籍第一号の落合博満を始め、広澤克己、清原和博、江藤智…。FA移籍初年度にセ・リーグMVPを獲得し、四年間連続で3割、30本塁打超えを果たした小笠原もその後の低迷で苦渋の決断を余儀なくされた。ドラゴンズへの移籍は形の上ではFA移籍だったが、当時小笠原のプライドを考慮して戦力外通告をせず水面下でドラゴンズと移籍交渉がされたのではと言われた。ドラゴンズでは代打の切り札として二年間活躍し、引退後はドラゴンズで二軍監督に就任した。


ファイターズで10年、ジャイアンツで7年、ドラゴンズで2年。ガッツはどこに行ってもガッツだ。ウエスタン・リーグに所属するチームの監督なのでなかなか生観戦出来なかったが今回は良い機会を得た。


ドラゴンズの打撃練習にチェックを入れているときにはジャイアンツの村田コーチに声をかけられる一幕も。
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ともにFAでジャイアンツに移籍したものの最後は不本意な形でジャイアンツを去った同士。通じるものがあるのかも…。


だが、本音を言えばガッツにはジャイアンツ球場よりファイターズスタジアムに凱旋して欲しかった…


ファイターズスタジアムの外壁には、ファイターズスタジアムから巣立った選手達の写真が貼ってある。ファイターズからFA出た球団に移籍した選手の写真もあるのに、小笠原の写真が飾られていない。小笠原がファイターズに入団した1997年はファイターズスタジアムが出来た年だ。
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NTT関東からの入団で一年目から一軍でバリバリ活躍した小笠原はファイターズではイースタンで二年間、21試合しか出ていないから鎌ケ谷で汗と涙を流していないから掲出されていないだけだと思いたいが、何らかの確執があるような…


次はファイターズスタジアムでかつてのチームメイトと談笑しながら練習を見守るガッツを見たい。

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