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2019年3月24日 (日)

「安打を1本打ってやれやれというくらいなら、いっそのことノーヒットノーランを食らってしまえ!」

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今日(24日)は今年初めてファイターズスタジアムで試合を観た。東京ドーム、ジャイアンツ球場での生観戦を果たし、ようやく鎌ケ谷。これで正真正銘の開幕だ。だが、今年初めてファイターズスタジアムで観た試合は一方的に失点を重ね、打線は七回まで無安打。タイトルはそんな試合を観ての本音。八回にようやく初安打が出てノーヒットノーランの屈辱を免れたが、いっそのことノーヒットノーランを食らって恥をかいて反省してもらった方が成長への糧になるのではと思ったほどだ。

 

 

(写真:八回裏にようやく初安打が出たファイターズ。まだ安打数が0で反映されていないが、Hの文字が点灯)

 

昨日のジャイアンツ球場での根尾昂フィーバーとは対照的に、今日のファイターズスタジアムは静かだった。西船橋駅10時発のバスで球場に着くと、入場列はこの程度。
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吉田輝星
の登板が無さそうだと、こうまで人が少ないのだろうか?イースタン・リーグが開幕して初の日曜開催である。


入場列より練習後の出待ちの方に多くのファンが…と想像して場外を一周したがこちらもたいした人数ではなかった。平和だ。そんな中でもこの日の先発登板が予想される新外国人のジョニー・バーベイトが丁寧にファンの求めに応じてサインを書いていた。
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吉田輝は試合前恒例のベースランニングで柿木蓮とともにランナー達をホームベース付近でお出迎えする役目を果たした。
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どうやら吉田輝と柿木という昨夏の甲子園ワンツーフィニッシュコンビの共演が事前にファンに漏れていたらしく、やたらに申込者が多かったように思えたのは吉田輝とハイタッチ出来ると思ったファンが多かったから!?


先発はファイターズがバーベイトでゴールデンイーグルスが釜田佳直


バーベイトは16日のジャイアンツ球場でのイースタン・リーグ開幕戦での投球が安定感を欠いているように思え、これならブライアン・ロドリゲスの方が優先されるなと思ったがその後状況が変わった。ニック・マルティネスが右前腕屈筋損傷で開幕に間に合わないのだ。マルティネスの代役としてバーベイトの存在が重要視されることだろう。


だが、残念ながら前回のジャイアンツ球場に続き、バーベイトは今ひとつ、いや、それ以下だった様に思えた。


四回までは無難に抑え、ゴールデンイーグルス先発の釜田ともども0行進で0対0だったが、五回に捕まる。安打二本と死球で無死満塁のピンチを迎え、内野ゴロのホームゲッツーでピンチを切り抜けられるかと思いきや二死二、三塁から山﨑剛に三遊間を破られ先制点を献上。
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さらに続く二死一、三塁から西巻賢二の打席で山崎が二盗を試みる。三塁走者が走らないとみたか、捕手の黒羽根利規は盗塁阻止に二塁に送球するがベースに当たる悪送球になり、その間に三塁からホームイン。0対2となった。


これだけならまだしも、続く六回にバーベイトは打たれまくる。一死から四番の岩見雅紀にレフトオーバーのソロ本塁打。
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「岩見と塩見の区別が付かない…」
、ともに昨年入団した右の和製大砲候補で一年目にプロの壁に当たった感じだった。「太っている方が岩見」と教えてくれる知人もいるが、スワローズの塩見泰隆は一軍のオープン戦で頭角を現している。敗戦処理。が勝手に勘違いしているだけだが、二年目の岩見、どう変わるか?


それでもこれだけならまだしも、ここからつるべ打ちにあう。


山田大樹ルシアノ・フェルナンドの連打で一、三塁とすると太田光のスクイズが犠打野選になって3点目が入ってなお一死一、二塁。二日前に育成選手から支配下登録されたばかりのルイス・ヒメネスがレフトの頭上を超える二塁打でもう1点。
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ヒメネスは支配下選手になって三日目だが、背番号124のユニフォームを着ている。「今日も忘れたの!?」という声がスタンドから飛んでいたが、二日続けて忘れたのでなく、まだ間に合っていないのだろう<笑>。


続く、DHで出場している石原彪にもレフトの頭上を超える二塁打を打たれ、スクイズを挟んで5連打。ここでようやくバーベイト降板。5回1/3、85球で被安打9、8失点という一軍で投げるには疑問の登板だった。


スタンドのファンからは「五回で降ろせばよかったのに…」という嘆き節が聞こえてきた。しかし推測だがマルティネスの代役として一軍公式戦開幕後に登板させたいのだろう。開幕ふたカード目の先発を見込んでいるとしたら五回64球では物足りなかったのだろう。結果的にはそれが裏目に出た。慌てて高山優希を投入したが重すぎる6失点だった。
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個人的には、三年目になる高山の登板を始めて生で観たのでよかったのだが…。


一方のゴールデンイーグルス、釜田は絶好調。思い返せば釜田は2012年の入団で、オフに海外FA移籍した岩隈久志の背番号21を受け継いだ期待のルーキーだった。金沢高から入団した年の4月のここファイターズスタジアムで登板したときにはネット裏の口うるさいファンから「顔を見せろ、おまえ岩隈だろ」とヤジられるほどの好投をした。同じ試合で元メジャーリーガーの岩村明憲が二打席連続でチャンスに見逃し三振し、ファンから「大リーグに帰れ!」とヤジられていたのと好対照だった。


あれから七年。おそらくゴールデンイーグルスのファンが期待している通りの成績は挙げられていないだろう。でも背番号21は変わらない。則本昂大も長期離脱することだし、今日のような投球を続けて信頼を得たいところだろう。釜田は六回まで投げてファイターズ打線を無安打。出した走者は死球の野村佑希今井順之助だけという完璧な投球ぶりだった。ファイターズ打線は惜しい当たりすらない。『プロ野球 イースタン・リーグ 観戦ガイド』で過去のノーヒットノーランの記録を調べられるか探し始める姿がチラホラ。

 

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昨日とその一週間前のイースタン・リーグ開幕日にジャイアンツ球場の売店で『プロ野球 イースタン・リーグ 観戦ガイド』の有無を聞くと「まだ入ってきていません」と言われたが鎌スタの“くまのこ百貨店”であっさり購入できた。
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余談だがコンコースの“くまのこ百貨店”は今年から現金以外にクレジットカードや各種電子マネーでの購入が可能になったそうだ。がんばれ!ぶそんくんが言っていた。“楽天”戦だからという訳ではないようだ。余談だががんばれ!ぶそんくん、結婚したそうだ。おめでとう!


ノーヒットノーランがかかっていても調整が優先なのだろう。七回から西宮悠介にスイッチ。何せ継投による完全試合を被ったチームである。西宮に対した七回裏にも、野手のファインプレーや失策があったが安打が出ずに終わるとますます現実身を帯びてきた。


八回裏、ゴールデンイーグルスのマウンドは西宮から三番手の同じくサウスポー、濱矢廣大にスイッチ。先頭打者で途中からマスクをかぶっている田宮裕涼が渋く投手の足下をゴロで抜く中前安打を放ち、ファイターズはノーヒットノーランを辛うじて免れた。
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冒頭のタイトルは敗戦処理。の偽らざる心境。三塁側のファイターズファンからは安堵する拍手や歓声が上がり、中には初安打を見届けて帰ろうとするファンの姿もあった。ノーヒットノーランはイースタン・リーグであっても不名誉なことには変わらない。記録を阻止したことを喜ぶファンの気持ちはわかるが、個人的には安打を一本か二本打ったくらいでやれやれと安心するくらいなら、いっそのことノーヒットノーランという不名誉な記録を達成されて大恥をかいて、その悔しさを糧にして奮起してもらった方が長い目で見てプラスではないかと考えたのだ。ノーヒットノーランも見てみたいし<苦笑>。


ただ、田宮はこれがプロ入り初安打だった。記念のボールは田宮の元に渡ったそうだ。
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それを考えると、初安打が出てよかったと思う。この回のファイターズは無得点だったが最終回に二死一、二塁から田宮が今度はレフトの頭上を超える2点タイムリー二塁打を放ってこんな試合でも、こんなに寒くても最後まで見届けたファイターズファンの溜飲を下げてくれた。
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【24日・ファイターズスタジアム】
モ 000 026 000 =8
F 000 000 002 =2
モ)○釜田、西宮、濱矢、小野-太田、下妻
F)●バーベイト、高山、福田、西村、立田-黒羽根、田宮
本塁打)岩見1号ソロ(バーベイト・六回)
入場者数1,227人、推定3時間3分


陽が射していたものの肌寒く、強風に曝されての観戦で長く感じたがファイターズの攻撃時間が短く、3時間をちょっと超えた程度だった。前日のジャイアンツ球場は開場前に雨、試合前に雪が降る乱れっぷりで二日連続で寒さとの戦いになる観戦だった。それにもまして寒かったのはファイターズ打線だったが…。


バーベイトは本来、マルティネスに故障がなくても先発ローテーションに入るべく探してきた新外国人投手だ。ちょっとこのままでは一軍では苦しいだろう。開幕のバファローズ三連戦は上沢直之、金子弌大、有原航平が投げると言われている。これに昨年まで先発ローテーションに入っていた加藤貴之、二年目の外国人ロドリゲスが続く。斎藤佑樹を話題の“オープナー”敵に起用するという報道もあるが、どうなのだろうか…。


ちょっと前まではマスコミの前評判も高かったと思われるファイターズにここに来て暗雲が…という感じか。しかしこのチーム、開幕前の前評判が良い時にはかなりの確率で期待を裏切る。しかも開幕してすぐに。


今年もそのパターンなのか、それともそう思わせておいて、逆に前評判の良くない年に予想外に好成績を残すという見方も…。


今日、孤軍奮闘の活躍だった田宮を含め、新人8選手中、5人が高校からの入団でこれは2023年の新球場スタートを意識した指名と思っている。彼らを試合で使いながら成長させるのがファイターズの方針なら、ファームの試合を観る方も覚悟を持たねばなるまい。だが一軍は毎年それなりの結果を求められる。そしてファームはそのための供給源にならなければならない。そんな鎌ケ谷と今年も付き合っていく覚悟は出来ているつもりだが、幸先の悪いスタートになってしまった<苦笑>。

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