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2019年3月20日 (水)

「今のイチローはイチローではない。イチローでないイチローを見るために高い金を出せない」

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「今のイチローはイチローではない。イチローでないイチローを見るために高い金を出せない」
のっけから申し訳ない。敗戦処理。の偽らざる心境だ。複数の友人から「観に行くんでしょ!?」と聞かれたが、こう答えたし、ツイッターでもこれに近いことを呟いた。


(写真:イチローがイチローだった頃<!?> 2002年11月撮影)

 



今回のイチローありきのMLBの日本興行に関しては拙blog2018年5月5日付マリナーズ会長付特別補佐就任のイチロー、“来季の日本開幕戦出場”報道への疑問 で書いた通り。その後も感想に大きな変化はない。


もちろん、東京ドームに足を運んだファンの方にとってもこれが見納めになることを覚悟して記念に見たいという感覚の人が少なくないだろう。そもそもMLBの日本開幕戦自体がコンスタントに行われる訳ではないから、例えば、菊池雄星を日本で生に観る機会も今回を逃すと次がいつになるかわからない。


敗戦処理。は別にイチローそのものを否定している訳ではない。ただ、昨年実質的に戦力外に近い扱いを受けて、チームに帯同して練習を続けていたとはいえ実戦から離れていた選手が春季キャンプから再度鍛え直したところでイチローのイチローたるプレーを見せてもらえるとは思えないのだ。外野の守備でレーザービームを魅せたというが、個人的には16日のジャイアンツ球場で観た万波中正のバックホームのレーザービームぶりの方が感動できた。


もちろん、力の衰えたベテランが最後の力を振り絞る姿にも大いに敬意を表する。実際「じゃあ何故阿部慎之助にエールを送るのか!?」と聞かれたこともある。


おそらくその答えは、阿部に限らず贔屓球団の選手の場合、衰える過程を継続的に見ているからでは無いかと思う。どんな名選手もいつかは衰える。衰え方の速度は人それぞれだろうがファンとしてもその衰えの過程を共有しているのではないかと勝手に思っている。だからファンとしてもその選手の衰えを受け入れつつ、衰えと対峙するベテランを見届けられるのではないか?


その点イチローには、いつまで経ってもイチローであるイチローが敗戦処理。の中にあるのだろう。普通に考えてイチローであろうと年齢的な衰えは確実に襲ってくるのだ。テレビのニュースで観るイチローが全盛期のイチローとは別人の様に映っても継続的に観ていないから共有できないのかもしれない。


特に敗戦処理。の場合、性格がひねくれているので<苦笑>“前回の東京ドームでも不振が囁かれた中で一試合四安打の固め打ちを果たした”とか“菅野vsイチロー実現か”等の歯の浮くようなお世辞みたいな報道に接すると「その手に乗るか!」とへそを曲げる面もあるのだが。


余談になるが今回のこのシリーズを含むオープン戦の日程を冷静に観れば、ジャイアンツにおいて開幕投手を務めるであろう菅野智之が日曜日と月曜日に行われるマリナーズ戦に投げるかどうか容易に想像出来るはずだ。ジャイアンツの開幕戦の相手はカープで、場所はマツダスタジアム。ちょうど一週間前(中六日)の日に試合が無く、万全を期すなら最終調整は中七日で21日(祝日・木曜)に登板するだろう。そうすれば17日、18日に行われるマリナーズ戦には投げない。“菅野vsイチロー”が実現すれば話題性はあるが、開幕戦が対カープ。昨年の開幕戦はタイガース相手に撃沈。一昨年はWBCの影響で開幕カードを回避した菅野が今年の開幕戦にかける意気込みに水を挿すようなことを原辰徳監督がするとは思えない。マスコミの“菅野vsイチロー”に踊らされる方が安直だと思う。


初めて大リーグのチームが日本で開幕戦(公式戦)を行った2000年、敗戦処理。は日本人メジャーリーガーが出る訳でもないのにワクワクして東京ドームに足を運んだ。マイク・ピアッツァが右打席からライトスタンドにはなった矢のような本塁打に魅了された。大リーグを拒絶しているわけではない。


イチローの最後の勇姿を見届けようとして東京ドームに足を運んだ皆さんの思いを否定するわけではないし、アスレチックス戦での“奇跡”を期待するが、敗戦処理。はイチロー引退商法には乗らないよというところだ。


ココログの超長期メンテナンスの影響でエントリーが丸一日遅れました。3月19日に書いた文章です。

 

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