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2019年3月 9日 (土)

♪クッククック~苦ッ苦苦ッ苦~青息吐息~

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先週
2日の東京ドームでの一軍オープン戦に続いて今日(9)はジャイアンツ球場でイースタン教育リーグを観戦した。ジャイアンツでは11年ぶりとなる“背番号19”の上原浩治や、守護神候補の新外国人、ライアン・クックが登板。入場無料の試合にしては贅沢な顔ぶれだった。


タイトルで守護神候補がどうだったか想像付いてしまうが…


(写真:七回表にジャイアンツの三番手として登板した守護神候補の新外国人、ライアン・クック。)



京王よみうりランド駅からジャイアンツ球場に向かうには
283段の石段、“巨人への道”を歩むか、2009年の秋に開通したゆるやかな上り坂“よみうりV通り”を上っていくか。イースタン・リーグ公式戦が行われる土日、祝日には“よみうりV通り”を通る無料のシャトルバスが出る。その“よみうりV通り”の壁面にジャイアンツ球場で行われる試合の予告が描かれる。
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京王よみうりランド駅を通る京王相模原線の車内からもうかがえ、敗戦処理。は通勤時にこれを目にすることで春の訪れを感じる。一軍より早く開幕するイースタン・リーグは一週間後には開幕する。


余談だがジャイアンツの開幕カード、対ファイターズ戦は先週3日に教育リーグとして鎌ケ谷で対戦予定があって敗戦処理。は鎌ケ谷まで向かったが雨天中止。その時に観戦のお供にしたのが選手名鑑の他に小関順二氏の2019年版 プロ野球 問題だらけの12球団』
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春季教育リーグという性質上、初めて観る選手も少なくない。アマチュア時代どんな選手だったか知るにはありがたい一冊だ。このシリーズ、一年に一冊で、今年で
20作目だそうだ。一年目からずっと買っている。一時、教育リーグ観戦に発売が間に合わない年もあったがここ数年は発売が早くなっている。もちろん今日も携えた。


今日は上原浩治の登板という記事を目にしていたのと、マリーンズの左打者で正面から見たい選手がいるので三塁側に陣取る事を決めていたが、試合開始約1時間前に着くと、マリーンズの打撃練習の大詰めで背番号5の姿を発見。
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勘違いしていた。安田尚憲はてっきり若手主体の“侍ジャパン”に名を連ねているものだと思っていた。清宮幸太郎
(辞退)村上宗隆と入団二年目の精鋭が選ばれているからてっきり安田も…と勝手に勘違いしていた。そんな安田を指導しているのは今季からコーチを兼任する福浦和也二軍打撃コーチ兼内野手。因みに見たい左打者とは藤原恭大だったが姿を見ることはなかった。


この時期、一軍はオープン戦で、公式戦とは異なり一軍メンバーだけが一軍の試合に参加しているわけでは無い。一軍を争う選手が行っているため公式戦より大所帯になることも多く、その分二軍は人数が少なくなることもある。この日のマリーンズも昨年限りで現役を引退した金澤岳二軍バッテリーコーチが「あと一人怪我人が出たら俺が現役に戻るよ」と練習中に言っていたが試合直前のシートノックでは捕手は柿沼友哉と現役では無い金澤コーチだけ。
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選手名鑑によるとマリーンズの捕手は六人。一軍に四人帯同しているとしても柿沼の他にもう一人いるのではと思ったら練習の終了間際に宗接唯人が慌てて出てきた。


ノックバットを振っていたのは小坂誠二軍内野守備走塁コーチだが二年前まではジャイアンツの二軍でコーチをしていた。その小坂コーチと入れ替わるように昨年からジャイアンツの二軍で内野守備走塁コーチをしているのが片岡治大コーチなのだが、一回裏の最初の攻撃で三塁コーチを務めに三塁ベンチの前を通るときにいつもより多く笑顔で頭を下げていた。
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「おめでとう」とか声をかけられていたのだろうか
<>!?


先発はジャイアンツが野上亮磨でマリーンズが種市篤暉


野上は一軍オープン戦で二試合投げている。
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いずれも菅野智之が先発した後の二番手という形。イニングを多く投げるという目的で教育リーグに回ったのか、二度の登板で今一だったからなのかが気になるところ。


野上は五回まで投げて毎回のように安打の走者を許したが要所を締めた。
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特に三回に一番に入っている角中勝也の安打などによる一死一、二塁のピンチでの加藤翔平を二ゴロ併殺に仕留めたのはお見事という感じだった。


一方の種市は立ち上がりに苦しんだ。


一回裏、ジャイアンツの一番打者、笠井駿が遊撃内野安打で出てすぐに二盗。二死になって四番の和田恋が四球を選び二死一、二塁となって五番でスタメンマスクの宇佐見真吾が二遊間をゴロで破り、1点を先制。
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さらに村上海斗が四球を選んだ二死満塁でドミニカ共和国出身の育成選手、イスラエル・モタを打席に迎えたが、力感のないスイングで三塁ゴロに倒れた。
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種市はその後徐々に調子を上げたようだ。
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三回と四回には間に四球の走者を挟んだものの
2イニングで6個のアウトをすべて三振で奪った。もっともその四回が最後のマウンドで五回には二番手の阿部和成にマウンドを譲った。


10で前半を終え、グラウンド整備が終わると右翼後方のブルペンからジャイアンツの二番手投手が登場。
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上原浩治だ!


菅野が“背番号18”を背負うことになって“背番号19”が空いたので、いったん自由契約選手になって再契約した上原が11年ぶりに“背番号19”を付けることになった。自由契約で様子を見ることになったきっかけの左膝手術の影響でスロー調整を余儀なくされていて、ようやくの実戦登板。
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この躍動感。上原にはやはり“背番号19がよく似合う。六回表のマリーンズは二番からの好打順だったが、上原らしい早いテンポで加藤を遊飛、清田育宏を一邪飛、安田を左飛と三者凡退に退けた。


さすが上原といいたいところだが、問題はこの投球を二日連投したとしても維持できるのかということ。リリーバーなら試合展開次第で連投も求められるところ。昨年の上原は36試合に登板したが二日間連投したのは6回だけで三連投以上はない。これでは困る。しかも当たり前だが昨年より歳を一つ加えるのだ。今日は上原らしい上原を見ることが出来て満足だが、諸手を挙げては喜べない。


その上原以上に不安を感じさせたのが七回表に登板した守護神候補の新外国人、ライアン・クック。既に3日に一軍オープン戦で登板して1イニング、打者3人に対し7球で片付けているので安心して見ていたが先頭打者の香月一也に一、二塁間を破られて無死一塁と走者を背負うととたんに制球を乱す。続く菅野剛士にはボールとストライクがはっきりする投球を続けて四球。無死一、二塁となって途中出場の李杜軒に三遊間を破られ、あっという間に無死満塁。八番の柿沼こそ空振り三振に仕留めたが続く三家和真の代打、伊志嶺翔大の高く弾む二ゴロの間に1点を失って1対1の同点となった。


さらに二死一、三塁で角中との対戦となり注目したが角中にも四球。加藤を二ゴロに抑えて同点止まりにするが、一軍でのスワローズ相手の3日の登板とは対照的に思えた。走者を置いた場面での投球が課題か…!?
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ジャイアンツでは昨年入団した外国人投手のテイラー・ヤングマンが名前に因んで登場曲を西城秀樹さんの大ヒット曲『
YOUNG MANY.M.C.A.』にしたが、このクックも歌詞が♪ようこそここへ クッククック わたしの青い鳥 で始まる桜田淳子の大ヒット曲『わたしの青い鳥』を登場曲にする事が検討されたが本人が辞退したという。もったいない話だ。もっとも今日のような投球をしていたらサビの部分を使われて♪クッククック~苦ッ苦苦ッ苦~青息吐息~とネタにされるのが関の山だが。


ジャイアンツの投手陣は極端に言えば菅野しか信頼できない。リリーフ陣は昨年の今頃計算していた守護神のアルキメデス・カミネロを解雇、スコット・マシソンは病気で出遅れ、上原は手術で調整遅れ、チーム最多登板の澤村拓一は先発転向。さらに昨年の終盤に抑えを務めた山口俊は先発転向、畠世周は故障と本当に白紙の状態。クックを抑えに固定し、今日クックの後に投げた吉川光夫らでその前を固める構想のようだがまずはクックにしっかりしてもらわないと、すべてがご破算になる。


四番手の吉川光は先頭の清田に安打を許すが後続を断ち、盗塁刺もあって打者三人で切り抜けた。
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吉川光にセットアッパーの適性があるのか甚だ疑問だが<>、先発してもせいぜい6イニングしか投げられない三十歳代の投手に残された生きる道なのだろう。昨年の途中からリリーフで起用されている。最初はぎこちなかったが、三連敗で終わったカープとのクライマックスシリーズファイナルステージでは三日間連投してすべて1イニングを無失点に抑えている。


一方のマリーンズは六回からブランドン・マンが登板。
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2011年と2012年にベイスターズでプレーした投手だけに年齢は今季で35歳になる。しかし見た目には力強いパワーピッチング。代わりばなの六回に先頭のホルヘ・マルティネスに安打を打たれたものの併殺で切り抜けると八回までの3イニングをこの1安打のみに片付けた。


11で迎えた最終回。九回のマウンドにジャイアンツは高木京介を送った。
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敗戦処理。は三塁側に陣取っていたがマリーンズファンからヤジの一つも飛ばない。お行儀の良いお客さんが多いのか、もはや風化したのか…。


三塁側のマリーンズファンのなかで、一軍さながらに大声で応援しているファンがいた。昨年までのジャイアンツ球場ではゴールデンイーグルス戦で三塁側から大声で歌う男性の声が聞こえてくるが、そのマリーンズ版という感じ。笑ったのはジャイアンツの攻撃でジャイアンツの打者が三振に倒れると「♪JA共済」と歌っていたこと。


一軍で142試合に登板しているサウスポーの高木への期待がうかがえる登板であったが一死から李杜軒に安打を打たれ、バントで送られて二死二塁となると前の打席での代打からそのまま残っている伊志嶺との勝負を避けた感じで歩かせてこれまた途中出場で左対左となる大木貴将との勝負を選んだが中前に運ばれて12と勝ち越された。
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大木の打席途中でジャイアンツの外野の守備体系を確認したが、1点勝負のこの場面で各外野手は定位置よりは前に守っていたが中途半端な前進守備という感じ。案の定、大木の打球はセンターを守る村上の前に飛んだが勝ち越しの走者の生還を防げなかった。


1点を追う九回裏、マリーンズの四番手、サウスポーの永野将司から先頭の田島洸成が四球を選ぶが四番の和田恋が二打席連続の併殺打に倒れ、岸田行倫もライトにあわやという大飛球を放つも右翼を守る和田康士朗のファインプレーに阻まれ試合終了。


9日・ジャイアンツ球場】
M 000 000 101 =2
G 100 000 000 =1
M)種市、阿部、○ブランドン、S永野-柿沼
G)野上、上原、クック、吉川光、●高木-宇佐見、岸田
本塁打)両軍ともなし


珍しいシーンを見た。この試合は非公式戦ながら審判四人制で行われた。球審が長川真也、一塁に郡司真理、二塁に鈴木宏基、三塁に山口義治各審判員という顔ぶれ。ところが試合の終盤、いつの間にか三塁塁審なしの三人制に変わっていた。
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スコアボードは四人のまま。二塁ベース付近にいるのは袖番号で鈴木二塁塁審と思われるから、三塁の山口塁審に何かアクシデントがあったのだろうか?試合では特にアクシデントはなかったと思うが…。


ジャイアンツ打線はいわゆる“スミ1”。二回以降は走者を得点圏に進めることすら出来なかった。もちろんマリーンズ投手陣の出来が良かったというのもあろう。ブランドン、永野というサウスポーに対し、対戦した9人の打者のうち4人が左打者ということもあったが左打席に立つ打者が正面から見える三塁側で見ていてあまり期待感を持てなかった。決勝打を打ったマリーンズの大木も左対左ではあったが、何とか食らいついていこうという姿勢が伝わってきた。


ブランドンも永野も一軍を視野に入れているレベルだろう。マリーンズの左のリリーバーといえば今日の侍ジャパンでリリーフに登板して逆転を喫してしまったが百戦錬磨の松永昂大がいるがチームとしては左を二枚起きたいところだろう。良いアピールになったのではないか。


今日は天気こそ良かったが風がやたらに強く玉に瑕という感じだった。ただ先週の東京ドームに続きジャイアンツ球場で生観戦し、敗戦処理。自身徐々に仕上がってきた感じ。まだもうひと調整必要だが<>。3日に雨天中止で実現しなかった鎌ケ谷にも早く足を運びたい。開幕はもうすぐそこだ。

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