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2019年4月 1日 (月)

【祝】實松一成、リーグ新記録達成!

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ファイターズ、ジャイアンツを経て昨年から再びファイターズでプレーしている21年目のベテラン捕手、實松一成が開幕早々にリーグの新記録を達成していることが明らかになった。


杉内俊哉、村田修一といった同年齢の仲間が引退しても現役選手として君臨を続け、21年目の今季も開幕一軍の座をつかんだ“實松世代”のトップランナーが開幕早々にリーグの新記録を達成していたのだ。


先に断っておくが、4月1日のエントリーだからと言って恒例のエイプリルフールネタではない。

 

 

 

毎年購入している『プロ野球 イースタン・リーグ観戦ガイド』の2019年版を読んでいたら、記録欄にこんな記載があった。
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實松一成が昨年、イースタン・リーグの公式戦に出場して、実働年数が18年に達してイースタン・リーグの歴代最多記録に並んだというのだ。過去の4人が誰なのか気になるところだが…。


ここでいう“実働”とは文字通り実際に働いたことを意味し、一試合でも出場すれば実働年数に数えられる。かつての山本昌中嶋聡がその年の公式戦に最初に出場すると“実働○年”と報じられていたので印象に残っている人も少なくないだろう。


しかしファームの“実働年数”とは初めて聞いた。實松は昨年でイースタン・リーグの実働年数が18年でリーグタイ記録となったのだ。そして今季、ファイターズにとって開幕第二戦となる3月17日の対ジャイアンツ戦で途中出場を果たし、実働年数が19年となってイースタン・リーグ新記録となったのだ。


實松は1998年に行われたドラフト会議で三球団によるドラフト1位競合の末、ファイターズに入団した。抽選に外れたライオンズが松坂大輔を、ベイスターズが古木克明を獲得したことも話題になった。そして現役選手の人数が少なくなったものの“實松世代”のトップランナーである。


ファイターズ~ジャイアンツ~ファイターズと、今季まで21年間の現役生活全てでファームがイースタン・リーグに所属する球団に所属し続けていることが記録達成に寄与したということになろう。
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イースタン・リーグで不出場だったのは2002年と2013年のみ。21年間で実働19年ということになる。入団四年目に初めてイースタン不出場だった2002年はファイターズでの一軍公式戦に自己最多の82試合出場している。


2013年にはジャイアンツに在籍していた。一軍公式戦の出場は41試合にとどまっているが、開幕から常時一軍にいて172日間一軍に登録されていた。9月17日に左脇腹痛で登録を抹消されてそのままシーズンを終えた。實松は捕手として32試合に出場したが、これは阿部慎之助の119試合に次ぐチーム2位だった。


昨年までのイースタン・リーグ公式戦出場数は510試合。昨年までの一軍公式戦の通算出場数が511試合だから、3月17日のイースタン出場で実働年数の記録を作ったと共にイースタン・リーグでの出場記録が公式戦の出場記録にこの時点で並んだことになる。一軍の公式戦ではこちらも開幕二試合目となる3月30日の対バファローズ戦に捕手として途中出場し、通算出場数が512試合となって再びイースタンでの出場数を超えた。因みに一軍の実働はこの出場で19年となった。


日本野球機構編『OFFICIAL BASEBALL GUIDE 2019』ではファームの記録には触れていないが実働年数を“永年出場”という項目で掲載しているが、20年以上の選手を掲載している。昨年までで77人しかいない。順調にいけば来季の出場で大台に乗るが、實松は海外FA権を取得している。来季はメジャーでプレーしている可能性もあるので予断を許さない。


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ウエスタン・リーグでの実働年数の記録がわからないが、一軍、二軍共に実働年数が20年の大台に乗ったら史上初ではないか?實松は現在、ファーム育成コーチを兼任しているがまだまだ現役選手として頑張り続けて欲しい。松坂大輔他、残り少なくなった“實松世代”のトップランナーとしてまだまだ走り続けて欲しい。

 

【筆者注】
本エントリー中で書いた各記録はエイプリルフールネタではありません。紛れもなくイースタン・リーグ新記録のはずです。

 

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コメント

イースタンリーグは1964年以降、ウエスタンリーグは1977年以降の記録を全て
集計してあります。おそらくですが、ウエスタンリーグの実働年数の記録は山本昌の
19年ではないかと思います。
イースタンリーグとウエスタンリーグを合算したファーム通算という観点で見れば、
高木晃次(阪急、ダイエー、ヤクルト、ロッテ)が実働22年を記録しています。

NPBは過去のファームの記録を公開していませんが、野球は記録のスポーツですので、
ファームの過去の記録も分かるようにしてほしいと願っています。

macky189様、コメントをありがとうございます。

> おそらくですが、ウエスタンリーグの実働年数の記録は山本昌の
19年ではないかと思います。

情報ありがとうございます。

山本昌に関しては松井正さんの『二軍史』に“実働19年”という記載がありますね。見落としていました。

というか、大変失礼しました。松井正さんご本人ですよね?

晩年はともかく一軍の先発ローテーションで投げていた期間が長いのでウエスタンではそれほどでも?と思い込んでいましたが、一軍で先発ローテーションで投げていた2004年~2006年にウエスタンで1試合ずつ投げていて実働年数に入っていますね。

高木晃次は盲点でした。

2000年以降をすぐに調べられるので確認しましたら2000年以降では現役最終年の2009年までの間、2007年にはファームで投げていませんので23年間の現役生活で、唯一ファームで出場していない年なのでしょうね。

高木は一軍の実働年数が19年なので“20・20”を達成できなかったのですね。實松に期待が高まります。

ご指導ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

はい、本人です。
私の著書を読んでいただきどうもありがとうございます。

過去にファームで実働20年以上は高木晃次しかいません。
ちなみに歴代最多登板は実働11年の佐藤祥万(広島)で318登板だったりします。

20・20は過去に例がありまあせんので、来年も実松が現役を続けることになれば
珍記録達成となる可能性大ですね。

松井正様、コメントをありがとうございます。

> 私の著書を読んでいただきどうもありがとうございます。

いえいえ、いろいろと調べておられて頭が下がります。

> 過去にファームで実働20年以上は高木晃次しかいません。
ちなみに歴代最多登板は実働11年の佐藤祥万(広島)で318登板だったりします。

そもそもファームでの実働年数という概念が自分にはありませんでした。
「イースタンリーグ観戦ガイド」で発見しましたが、ウエスタン・リーグにこれに相当するし量が見当たらないのが残念です。

> 20・20は過去に例がありまあせんので、来年も実松が現役を続けることになれば
珍記録達成となる可能性大ですね。

期待します。まだまだやれますよ。

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