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2019年2月10日 (日)

ジャイアンツ長嶋茂雄終身名誉監督のメッセージ“今年は新たな巨人軍になると思う。”

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病気療養中のジャイアンツ、長嶋茂雄終身名誉監督が恒例の宮崎キャンプ訪問の代わりにメッセージを寄せ、
9日のジャイアンツの練習前に山口壽一オーナーがナインの前で代読した。


長嶋終身名誉監督は昨年、胆石が見つかって入院していたが、退院して自宅療養中との報道が出た。2004年に脳梗塞という大病を患ってからも近年は精力的にジャイアンツの春季宮崎キャンプを訪問してはナインを鼓舞していた。それだけに自ら宮崎に足を運べなかったのは無念だったろう。


(写真:ジャイアンツのファームの試合を視察するために球場入りする長嶋茂雄終身名誉監督=左端。 20175月撮影)



今朝
(10)のスポーツ報知によると、長嶋茂雄終身名誉監督がジャイアンツナインに寄せたメッセージは次の通り。

ジャイアンツは今年
立派なチームになるように。
その意味において力の限りやるためには、
今年の巨人軍の選手をはじめ
コーチ、監督、一緒になって
頑張ってもらいたい。
今年は新たな
巨人軍になると思う。
おおいに頑張りましょう。

長嶋終身名誉監督は今月20日の誕生日で83歳になる。普通に考えて老人だ。2004年3月に脳梗塞で倒れてから懸命のリハビリによっていくぶん回復してから試合の観戦など表に出る機会が増えてはいたものの年齢的に無理が出来ないはずだ。そこに来て昨年7月に体調を崩してからは治療に並行してリハビリも続けていたとされるが(あくまで推測ではあるが)無理がきかないのだろう。


近年はジャイアンツの春季宮崎キャンプ訪問を恒例としていただけにメッセージのみと言うのは本人も無念だろう。だがくれぐれも無理をして欲しくないし、本人が希望しても周囲がとめて欲しい。


山口壽一オーナーが代読したメッセージには“今年は新たな巨人軍になると思う。”とある。本人の意思がわからないが、“新たな巨人軍”とは丸佳浩炭谷銀仁朗らが加わって顔ぶれが変わったから“新たな巨人軍”なのだろうか?


だとしたら顔ぶれこそ変わったもののその手法はフリーエージェントの権利を行使した選手の獲得という点では過去の、今年は何が何でも優勝したいという年の常套手段であり、その意味では“新たな巨人軍”とはとても思えない。


ジャイアンツのこのオフのFA補強に関しては人的補償で内海哲也長野久義という生え抜きのベテランの流出を伴ったという点でファンの間でも賛否両論といった感じだが毎度毎度、FA補強しないと気が済まない体質を改めてこそ“新たな巨人軍”になるのではないか?


FA制度は長嶋監督の二回目の在任期間中に発足し、落合博満をはじめ錚々たる選手をFAで獲得してきた長嶋終身名誉監督が現在のFA補強を否定しているとは思えないのでこれは言葉尻をとらえた皮肉に過ぎないのだが、山口オーナーをはじめ、原辰徳監督ら球団を管理する側の面々にはこのメッセージはどう映ったのだろうか!?

山口オーナー
「所々、日本語がおかしいところがあるかもしれないけれども、それも長嶋さんらしいということで」
「長嶋さんもすごく期待をしてるんだと思いますね。『新たな巨人軍』という言葉が入っている。そこに長嶋さんの思いはきっとこもっているんじゃないでしょうかね」

わかっているのなら終身名誉監督が希望する“新たな巨人軍”が何かを考えて可能なことから実行していくのがオーナー以下、球団幹部の役割だろう。選手にとってはキャンプとは技術鍛錬の場。球団のあり方を考えるのはオーナー以下、球団幹部、いわゆるフロント組の仕事だろう。もちろんそうは言っても、編成の仕事は既に一段落している(7月末まではトレードや新外国人の獲得が可能なものの)。出来るとしたらファンサービスなどだろうか?


今年、原監督の復帰や補強の奏功によってジャイアンツが優勝すれば、それが“新たな巨人軍”なのだろうか?個人的には“新たな巨人軍”を想像させてくれるようなシーズンを送ってくれればそれはそれでありがたい。しつこいようだが拙blog昨年1117日付エントリー『□□(次の元号)の根本陸夫』になるのは誰だ!? で触れたようにジャイアンツが、かつて根本陸夫氏を招聘した球団のようにまずは根本氏にチームの監督になってもらってチームを掌握する期間を設けたのと同様に、ジャイアンツも原監督にその役を期待して、でもそうは言っても四年間優勝から遠ざかっているのですぐに結果も出さなければならないから当座しのぎで丸や炭谷らの補強に走っただけで“新たな巨人軍”のスタートの第一歩が今シーズンなのか…。


最後に蛇足ながら、山口オーナーのコメントに“所々、日本語がおかしいところがあるかもしれないけれども、それも長嶋さんらしい”とあるが、
2004年に脳梗塞で倒れて一命を取り留めた後に爆笑問題が漫才のネタにしていたのを思いだす。

太田光「長嶋さんはだいぶ回復したんだけど、さすがにまだ喋るのに支障があるみたいだね」

田中裕二「まあ一命を取り留めてよかったというくらいの病気だからね」

太田「日本語に英語が混ざっちゃう」

田中「それは長嶋監督に限っては良い兆候だよ!」

だいたいこんな感じだったと思う。このネタはテレビでは使えなかったという。そのくらい、長嶋終身名誉監督が倒れたというニュースは衝撃が大きかった。当時、ジャイアンツの監督を退任していたものの2004年のアテネ五輪での野球日本代表監督を務めており、前年に札幌ドームでの予選を1位通過して出場を決めていた時期だった。



発病当時は原沢敦広報部長(当時)が日々、病状を発表していた。あれを見て昭和天皇のご闘病を連想した人も少なくはあるまいという程だった。


終身名誉監督だから、命ある限り“監督”である訳だが、だからといってもう無理をしないで欲しい。2004年以降の活動には“球場に視察に行くことがリハビリに繋がる”等の見方もあり、なるほどとも思ったが、あと十日で83歳になる身である。


ONをはじめ幾多の先人達の尽力があって今日のジャイアンツがあるのは間違いないが、表に出ないことが“新たな巨人軍”なのかもしれない。それはもちろん寂しいことではあるが、まずファンが無理を強いないのが一番だろう。

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