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2019年1月 1日 (火)

今年もよろしくお願いいたします。

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新しい年が明けました。今年も一野球ファンとして、貪欲に野球に接し、感じたことを書いていきたいと考えています。本年もよろしくお願いいたします。


今年も、基本的には贔屓球団を中心に書くことになると思います。


金子千尋改め金子弌大王柏融と、例年になく補強に精を出すファイターズと、丸佳浩炭谷銀仁朗、さらには中島宏之岩隈久志を獲得と例年以上に補強に力を入れるジャイアンツ。それぞれに期待とともにツッコミどころもありそうで。



もっと広く野球界を俯瞰すると、NPBの観客動員数はいぜんとして増加傾向にありますが、その一方で将来を考えたときに子供たちの野球離れが叫ばれる不安な要素も小さくは無いようです。その子供たちに野球を教える指導者の資質はどうなのか?昨年はいくつかのスポーツで指導者や組織の旧態依然とした指導方法による問題が発覚しました。


野球界はどうでしょうか?本当に大丈夫でしょうか?高校野球では金足農業の吉田輝生の登板過多というか投球数の放りすぎに注目が集まりました。


その吉田がドラフト会議で育成が上手だと言われるファイターズに指名されて入団が決まったことで何とかなるだろうという空気になってしまっていますが高校野球界の問題は何も解決されていません。新潟県で春季大会に球数制限を加える措置が講じられるそうですが、甲子園に直結していない大会なのであくまでテストケースという感じです。これがモデルケースになれば、改革への大きな一歩になるかもしれません。


そもそも、高校生や、もっと年齢の低い子供たちに野球を教える人たちがサッカーなどと違い、何の資格も無く自分の経験を元に教えているという実態も心配で、昨年他のスポーツで発覚したようなトラブルが今年は野球界で起きるのでは無いかと心配しています。特に今年は東京オリンピック・パラリンピックを一年後に控え、無用な騒ぎを起こすなと本末転倒な圧力がかかるのではと根拠も無く危惧しています。


個人的には神宮球場を資材置き場に使わせろなどという時点で我が東京で行われるビッグイベントに対する熱意が冷めてしまった。

【暴論】神宮球場を機材倉庫に使わせろ等と平気で言うのなら東京五輪などやめてしまえ!
blog2016412日付けエントリー

そうはいっても、野球が好きで好きでたまらない敗戦処理。のことだから、いざ本番が始まれば(NPBの公式戦が中断されるから)試合に注目してしまうのだろうが…。


いずれにせよ、期間中は公式戦を中断する。そのしわ寄せが確実に日程面に来る。きちんとした公式戦を満喫するなら今年。今年はしっかりとプロ野球を追いかけたい。

4月が終わると元号が変わるけど、新しい時代も野球とともに歩みたい。


続いて個人的にこの一年の抱負を。


先ほど、将来的な野球離れを危惧していることを書いたが、既にそれとはいささか異なるものの、いやな予感がしている。


自分より若い世代の野球ファンと話をしていて、残念ながら違和感を禁じ得ない時が多々ある。上述したとおり、球場に足を運ぶ野球ファンの延べ人数は増加を続けている。心配するとしても将来のことだと思いがちだが、そうではない。


若い世代のファンの人たちは、最新のセイバーメトリクスなど非常によく勉強しておられる。既成概念にとらわれない、最先端の野球を大変に勉強されている。それは素晴らしいことだと思うのだが、もっと根本的な野球そのものを見ていない、知らないと感じられるときがあるのだ。


敗戦処理。は子供の頃に草野球をやっていたが、本格的な勝負の世界に足を踏み入れたことは無い。強いていえば小学生高学年の時に地元の区大会で優勝を狙える野球チームに入っていたくらい。でもその頃からずっとプロ野球を中心に野球を見ている。野球のルールや、基本的なセオリーは頭に入っているつもりだ。最先端のトレンドを語るにしても、現状というか基本がわかっていないことにはそれを覆すことはできないと思う。


昨年の11月にツイッターで興味深いイベントを見つけ、参加を申し込んだ。データスタジアム株式会社が主催する野球感講座だ。

@Baseball_LAB
【お問合せ多数につき、社会人も応募OK!】
元プロ野球選手/スコアラーが教える『野球感講座』開催決定!
野球に熱い想いを持つ学生・社会人を対象に「打撃」「守備」「走塁」「バッテリー」に関する脳力について教えます。

限定20人募集ということでスケジュールだけ確認してすぐに申し込んだ。


トークイベントなどで撮影、録音禁止というものはよくあるが、それに加えて口外不可、資料の持ち出し厳禁で誓約書まで書かされる物々しさだった。
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元タイガースの外野手で、現役引退後にはバファローズでスコアラーを務めてその後データスタジアム株式会社に勤務している田上健一氏が講師を務め、例えば一死一、三塁の時の一塁走者としての状況判断などを具体的なケーススタディとして出題し、3名前後の少人数のグループで話し合って答えを出すというものだった。知っていると得するルール講座的なものもあり、確かに敗戦処理。のような一ファンより、実際のプレーヤーあるいは指導者が受けた方がよいと思われる講座で、少ない受講者の中にはそれらしい受講者もいた。


しかし中にはデータスタジアム株式会社主催ということで、がちがちのデータ講座をイメージしたと思われる受講者もいた。確かに、一年間の山田哲人に対する配球のチャート図を参考に山田をどう封じるかというテーマもあったが。残念ながらそうした人と一緒に出題に対する答えを考えていると、野球の基本的な動きなどがわかっていないようなのだ。


大リーグでセイバーメトリクスのデータを駆使して選手の査定をする人の中には選手のプレーを一切目にせず、数値だけを見て査定する人がいる。プレーを見ることで自分の主観が入り込むことを避けるためだそうだ。それを仕事としている人はそれでよいだろう。でも、ファンは…。


子供の頃、田淵幸一が放つ本塁打の打球の美しさに感動した。もちろん敗戦処理。はタイガースファンで無いから、打った本塁打というより打たれた本塁打であるにもかかわらず。この話を同年代、あるいは年上の野球ファンに話すと、ほぼ例外なく同意してもらえる。トラックマンを用いれば田淵の打球の放物線も解析されるのだろうが、そんなものを見た人に同意されても嬉しくない。


今年はいろいろなデータについても勉強したい。でも、素人のレベルで追えないデータに口を挟むのは慎もうと思っている。簡単に言えば、OPSはスポーツ新聞を見れば自分でも計算できる。NPBの公式サイトを見れば規定打席に達していない選手でも計算できる。だが、守備力の指標の一つであるUZRは調べようが無い。こういう指標を知ったかぶって語るのは慎もうと思っている。かつて鳥谷敬が守備範囲の広い遊撃手として活躍していた頃に、坂本勇人との比較においてUZRが脚光を浴びたが、当時から言っているように敗戦処理。としては、

“UZR
の数値が上だから坂本の方が鳥谷より守備範囲が広い”というのでなく、“坂本の方が鳥谷より守備範囲が広いからUZRの数値で坂本が上になる”というスタンスだ。

これは今も変わらない。


最後に、冒頭の写真。勝手に引用して申し訳ないが、敗戦処理。の今まさに年頭の心境に最も近いと思われるフレーズを引用させていただく。

数字優先ではなく、球場に行く。
すると心がワクワクする。その
感激がなくなったら、おしまいです。

千葉功

『えのきどいちろうの球界達人対談 本当は、死ぬまで野球選手でいたかった』
えのきどいちろう著 ベースボール・マガジン社 より


今年もよろしくお願いします。


新年早々長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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