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2018年12月22日 (土)

もう聞けない、「トウキョウドーム、ダイスキ!」…ありがとう、ブランドン・レアード。

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ファイターズは今季で二年契約を満了したブランドン・レアードとの来季の契約交渉を打ち切ったと発表した。一発長打の魅力と、本塁打を放った時の“寿司ポーズ”でファンに愛された助っ人が四年でファイターズを去ることになった。


特に東京ドームでのファイターズ主催試合生観戦を楽しみにしている敗戦処理。にとっては菊川怜の「ハズキルーペ大好き!」、松尾羽純の「みんな、大好き!」と共に日本3大「大好き」の一つに数えられるレアードの「トウキョウドーム、ダイスキ!」が聞けなくなるという点でも寂しい。


(写真:本塁打を放ち、三塁を回って“寿司ポーズ”を披露するブランドン・レアード 2018年4月)



敗戦処理。もファイターズファンなのでブランドン・レアードとの契約続行を望んではいるものの今季の成績を見て再度の二年契約はないだろうなと感じていたが、条件面で折り合いがつかなかったようだ。
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今季は二年契約の二年目。契約切れ間近の外国人選手特有の活躍を期待したが残念ながら物足りない成績だった。

2015年 143試合 498打数115安打 34本塁打 97打点 打率.231
2016
年 143試合 547打数144安打 39本塁打 97打点 打率.263
2017
年 137試合 503打数115安打 32本塁打 90打点 打率.229
2018
年 120試合 450打数105安打 26本塁打 65打点 打率.233

まだ31歳。衰える年齢ではないはずだが、残念ながら今季の成績は過去三年間に比較しても落ちている。言葉は悪いが劣化した感じだ。打撃では素人目にはライバル球団に弱点を研究し尽された様に思えた。日本人選手なら再チャンスをという形になるのだろうが、推定年俸3億円×二年契約の外国人助っ人という基準では契約更新にならなかったようだ。


ファイターズのこのオフの外国人選手の動きを見ると、先発ローテーションの中心的存在であったニック・マルティネスとの契約更新に成功という報道が出てきた。これは朗報だがマルティネスとの契約がどうなるかわからなかったからか、ブライアン・ロドリゲスと契約延長。一方で来季までの二年契約だったマイケル・トンキンとの契約を破棄し、リリーバーの新外国人、ジャスティン・ハンコックを獲得。また新たに先発投手と目論んでいる新外国人、ジョニー・バーベイトと契約。野手ではオズワルド・アルシアとは契約を打ち切ったが、台湾球界で二年連続打率四割を記録した王柏融との契約に成功。レアードを別にしても外国人選手が5人。


ファイターズは今季も外国人選手5人体制で開幕を迎えたが、身の丈経営で過当競争になるような他球団でフリーエージェントの権利を行使した選手の獲得にも踏み切らない球団にしては例年になく来シーズンのための戦力補強に余念が無い。というか、バーベイト獲得の時点で支配下登録になる選手が上限の70人まであとひとりの69人となった。レアードと契約していたらシーズン開幕を前に上限いっぱいになるところだった…。これから市川友也の様な人数調整のための金銭トレードが為されるかもしれない。クワバラクワバラ。


過去には、それこそFA権を所有する選手にも引き留めのための特別査定をしないことから、人によっては“流出”どころか“放出”という表現まで用いられていたファイターズのフロントだがこのオフにはFA権を保有している宮西尚生中田翔への残留交渉に成功。ファンを安心させた。


宮西に関しては今季途中でジャイアンツの山口鉄也を抜いて通算ホールド数の日本プロ野球最多記録を更新した。入団年以来続いている50試合以上の登板記録は11年となった。本当に頼りになるリリーバーぶりだが、個人的にはそろそろ厳しいのかなとも危惧している。


何と言っても11年連続50試合以上登板である。今季も吉井理人前コーチの配慮なのか球団そのものの方針なのか三日連続での登板を極力避けるなどの配慮は見られたが長年の金属疲労は相当なものだと思う。今季がピークとなってしまう危惧をしているのだが、これまでのファイターズ球団はそう思われる選手に冷たかったように思われる。はっきり言えば谷元圭介を思いだして欲しい。


それこそ、ファイターズがFA選手を放出するという表現を使う人風に書けば、FA権を持っている宮西に対して相応の評価をせず、本人からFA宣言をさせるように仕向けていたかもしれない。それでも一部のファンはこの球団の健全経営ありきの方針を支持するだろうから。


だが実際には報道によると宮西には2年総額5億円という大判振る舞い。今季の推定年俸が1億5000万円だったから、2で割って2億5000万円だとしても67%のアップだ。中田翔に至っては3年総額10億円との報道まであった。そんな球団だから、レアードに対しても甘めの査定で妥協点を見出すかと期待したが、そうはいかなかったようだ。


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もう“寿司ポーズ”も見られないし、東京ドームでのお立ち台の決め台詞「トウキョウドーム、ダイスキ!」を聞くことも出来ない。もっとも「ハズキルーペ、大好き」も菊川怜から武井咲に変わったが。


「トウキョウドーム、ダイスキ」と言っていたレアードの東京ドームでの成績を調べてみた。ファイターズ主催試合だけで無く、ファイターズがビジターに回る試合も含めた。

2015年  9試合 32打数 7安打 3本塁打12打点 打率.219
2016
年 10試合 36打数11安打 4本塁打10打点 打率.306
2017
年  8試合 29打数10安打 7本塁打12打点 打率.345
2018
年 13試合 50打数16安打 5本塁打 9打点 打率.320

四年間の通算で50試合 147打数44安打 19本塁打43打点。打率は一年目が低打率だったせいか三割に届かず.299147打数で19本塁打ということは7.7打数に1本の割合で本塁打を放っていることになる。四年間の公式戦全成績が1998打数で131本塁打だから15.3打数に1本の割合で本塁打というペースだから、東京ドームだと二倍のペースで本塁打を放つことになる。そりゃ「トウキョウドーム、ダイスキ」と言いたくもなるだろう。


余談だがレアードの通訳はヒーローインタビューのつかみでとして日本語で「ソウデスネ」と言うのと、「トウキョウドーム、ダイスキ」をきちんと「そうですね」「東京ドーム、大好き」と訳してくれる。


そんなに東京ドームが大好きならば、年間10試合前後で無く、年間の半数近くを東京ドームで行う球団で…とも思えた<>。ジャイアンツが今季、クライマックスシリーズのファイナルステージで敗退した直後に外国人助っ人のケーシー・マギーが今季限りでの退団、引退を示唆する発言をしたときに敗戦処理。は「もしや…」と勘ぐったが、マギーの後の三塁には今季ブレークした岡本和真を起用する方針らしいし、一塁を守る、名前の覚えにくい右打ちの新外国人選手を獲得したから、今になってレアードを獲得することはさすがにないだろう。


ジャイアンツに限らず多くの球団が来季の外国人選手の目安を付けていると思われる。ポストシーズンゲームで松田宣浩を容赦なく外したホークスが…とも一瞬考えたが、自由契約にしたジュリスベル・グラシアルとは契約でこじれた訳では無く、交渉相手が国(キューバ共和国)になるから便宜上自由契約にしただけで、近々再契約が成立するという。来季、日本でレアードを見ることは出来なくなるのだろうか?


ファイターズも上述した様にレアードを除いても既に5人の外国人選手と来季の契約を結んでいることから、新たにレアードの後釜となる野手の外国人選手を獲得するという動きにはならないのではないか?


そもそも、レアード入団一年目の2015611日付エントリーファイターズのブランドン・レアード、あのドン・ジマーらと並ぶ球団史上歴代最多記録達成! で書いたが、前身球団を含むこの球団の歴代で、レアード以前に所属した一塁手以外の外国人内野手に成功例が無いのである。言い方を変えればレアードはナンバーワンにしてオンリーワンな選手である。ということは、この球団はレアード並みの選手を新たに探せる保証が無いのだ<!?>


おそらくは来季のファイターズの三塁手のポジションは日本人選手による競争になると推測する。個人的には東京都多摩市出身の横尾俊建に期待しているが、報道では本職で無い淺間大基、大田泰示、近藤健介に三塁守備の練習をさせたとも聞いているが、個人的には大田は勘弁して欲しい<苦笑>。横尾の名前を出したのは二塁手としては厳しいのでは無いかと感じているからというのもあるのだが、同様に、年齢的に二塁守備が厳しくなるであろう田中賢介の三塁転向も視野に入れて欲しいが、田中賢はファイターズで唯一来季の契約を更新しておらず、25日に記者会見を開くという。ポジション以前に心配だ。


もっといえば、清宮幸太郎に三塁守備を挑戦させるという発想があってもおかしく無いとも思っている。


敗戦処理。はファイターズファンであると同時にジャイアンツファンでもある。内海哲也の移籍も寂しいが、内海を観たければライオンズの試合を追いかければ良い。でもレアードは…。


残念だが、四年間ありがとう。本当にありがとう。


「ブランドン・レアード、大好き!」
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