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2018年11月 8日 (木)

ファイターズ、“北海道ボールパーク”のその先に。

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5日、ファイターズは記者会見を行い、2023年開業予定の新本拠地、北海道ボールパークの構想、新球場建設を正式に発表した。イメージ映像を見たが、そのスケールに圧倒された。本当にこんな立派な空間でファイターズが野球を行うのか?入場料高そうだな、創ったはいいけど採算が合うのか、などと小市民な敗戦処理。はすぐに心配してしまうが、今から2023年が楽しみだ。


そして新しい本拠地で戦うファイターズで何が楽しみだと言って…

 



ファイターズが自前で球場を作るという報道に最初に接した時、敗戦処理。はハッタリだと思った。札幌ドームの使い勝手の悪さはいろいろと聞いていたが、以前は千葉ロッテマリーンズと千葉マリンスタジアム、横浜ベイスターズと横浜スタジアムに関しても似たような話を聞いていたが、いずれも球団の企業努力などによって克服できたから、ファイターズも札幌ドームに譲歩をさせるために大バクチを打ったのかと最初は考えた。失礼ながらマリーンズやベイスターズに出来たのならファイターズにも出来ないはずは無いと考えた。


しかし実態は想像以上に札幌ドーム、札幌市が頑なな姿勢を崩さずファイターズに譲歩する気持ちはさらさら無い様でファイターズとしては自前の球場を創らざるを得ない状況だったようだ。そしてその自前の新球場は想像を遙かに超えるスケールだった。


◆ 北海道北広島市における新球場建設を正式発表


いやはや、長生きしたいものだ。


だが、東京在住で、現在の札幌ドームにも最後に生観戦に行ったのが2016年のクライマックスシリーズで、公式戦に限定すれば2008年の開幕戦が最後の生観戦という敗戦処理。にとっては北広島だろうと真駒内だろうとどちらでも良い。北海道の、地元のファンの人達が納得する新本拠地になってくれさえすれば良いと傍観していた。敗戦処理。が望むことは新球場そのものよりも…。


吉村浩ゼネラルマネージャーが言ったそうだ。

「他球団は球場を一体運営して収益を上げている。選手を放出しなくても経営を成り立たせることが目標だ」

この言葉が聞きたかった。身の丈経営だか何だか知らないが、過当競争になるFA宣言した選手の獲得に消極的なのはまだしも、自分のチームで好成績を上げ続けた選手に給料を払いきれなくなるというのは普通に考えたら経営的には恥ずかしい話。なのにファンの一部は球団のそうした姿勢を正しいと信じてやまず、事あるごとに球団の姿勢を批判する敗戦処理。はツイッターなどで批判されたが、自前の球場を所有することで収支が改善され、選手の流出を防げるようになるのなら、敗戦処理。にとってはそれが何よりも嬉しい。


球場使用料の問題を別にすれば、各球団の球場には多くのファンが集まっている。球団ごとに増減はあるものの全体で考えれば入場者数は増え続けている。だがその一方で、将来を考えると、子供たちがどれだけ野球に興味を持ってくれるか、先行きは不安要素がいっぱい。いわゆる“野球離れ”問題が顕在化しつつある。そんななか、こんなに立派な野球場を創ってしまって大丈夫なのかという心配はある。


野球の試合以外にも楽しめる要素がいっぱいあるというが、野球以外の要素でいくら満足させても野球のファンが定着しないのではないかという根本的な不安は(この新球場に限らず)ある。


敗戦処理。自身が一軍の試合より二軍の試合を多く生観戦するから感じるのかもしれないが、野球少年と言えるちびっ子達ですら、試合の後半には飽き始めているのをよく目にする。とにかくどんなきっかけでも良いから野球場に足を運ばせて楽しませれば良いという発想が本当に野球界にとって長い目で見て有効なのかいささか疑問なのだ。


ファイターズはかつて、日本初のドーム球場である東京ドームを本拠地としていた。はっきり言って最初は黙っていてもファンで埋まった。ジャイアンツ戦のチケットが手に入らないから、ファイターズ戦でもいいから東京ドームで野球を見てみたいというファンで後楽園球場時代には考えられない数のファンが集まった。もちろん球団もバカでは無いから、入場者の内訳は理解していただろう。ならばそうしたお客さんを「セ・リーグは巨人ファンだけど、パ・リーグはこれをきっかけに日本ハムを応援しよう」というファンを開拓できず、年々入場者数を減らすだけだった。


さすがに同じ失敗を繰り返すほど愚かでは無いと思うが、ファンの目もその当時より肥えている。新球場バブルが一段落した後のこともきちんと考えてくれないと困る。


先月のドラフト会議での“甲子園の星”乱獲に関して某野球コラムでは「“熱闘甲子園”見過ぎ」、「ミーハードラフトの何が悪い」と明らかに方向性を見誤っていたようだが、2023年に彼らが入団五年目。スターへの第一歩を踏み出す時期になることを見越しての指名だろうと敗戦処理。はすぐに思い浮かんだが、某コラムニストは一切そのことに触れていなかった。
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今年の新人達が競争で鍛え抜かれて輝き出す頃に新しい球場での戦いが始まる。そう考えると、ワクワクする。


上述した様にファイターズは選手の流出を繰り返しつつも、その都度新しい選手が台頭して資金力に優る球団との争いに何年かに一度は勝つことでファンを納得させてきた。ただいかんせん、新しい選手が台頭すると言っても、ポジションをつかむ選手達は空いたポジションにはまった選手達ばかりで本当の意味で競争を勝ち抜いてポジションをつかんだ選手が少ないのだ。


選手の流出が少なくなるということはポジションが空くことが減るのだ。若い選手にとってポジションをつかむことは容易ではなくなる。新球場はファンにとっては楽しみな未来だが、選手達にとっては厳しい時代への突入かもしれない。だがそうやって鍛えられた選手達で戦わないと、今年でいえばライオンズやホークスに勝てないだろう。


ファンを球場に集めるきっかけには様々な演出が必要だろう。新球場には、新しいボールパークには多くの可能性があろう。だがそのファンを喜ばせて、また来ようと思わせるのは結局は選手達だ。


まだ概要が発表された時点だが新球場と選手にそのような相乗効果を期待したい。

 

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