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2018年10月29日 (月)

“ジャイアンツ、上原浩治を自由契約へ。”から感じること。

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日の各スポーツ新聞などの報道によると、ジャイアンツが上原浩治を自由契約にするという。敗戦処理。はてっきり今季不成績だった上原にジャイアンツが見切りを付けたのかと思ったが、必ずしもそうではなくオフに入って手術した左膝の回復状況が現時点では不透明なので一度自由契約にし、回復度合いを見て再契約する可能性があるという。


この報道を受けて、一部のジャイアンツファンのツイートを見るとジャイアンツが今オフにフリーエージェントの選手を獲得した際に人的補償で上原を引き抜かれることを防ぐための措置であると思っている人が少なくない様だ。はてさて!?



【巨人】上原、自由契約へ…今季10年ぶり復帰「トリプル100」達成も
(2018年10月28日スポーツ報知)



今季の開幕前に
10年ぶりに古巣のジャイアンツに復帰した上原浩治。日本球界初、日米合わせても二人目となる100勝、100セーブ、100ホールドという“トリプル100”を達成したもののシーズンを通しての成績は36試合に登板して05敗、14ホールドで防御率3.63という成績。現在43歳という年齢を考えれば、コーチ陣の大量入れ替え等いきなり大なたをふるっている原辰徳新監督が厳しい決断をしても不思議でないと敗戦処理。は考えていたので、記事の見出しを見て戦力外通告かと早合点した。


今季の上原はジャイアンツ入団が決まるまで何処にも所属せず、したがってキャンプも経験していない。それが故か左膝の異常が発生し、今オフに左膝の手術に踏み切った。ジャイアンツとしては年齢的なことも考えて手術の結果を見て再契約をしたいと考えたようで、上原本人とも合意の上での自由契約だという。


しかしファンとはありがたいものだ。敗戦処理。の様に事実上の戦力外通告かと早合点する者もいるかと思えば、FA補強(丸佳浩!?)の際の人的補償での流出を防ぐための措置だと信じて止まない人もいるようだ。ツイッターのアカウントをお持ちの方は上記記事をリンクするこのツイートと、ファンによるリプライを参照されたい。


毎年の様にFA補強を繰り返し、その度に人的補償で誰かを持って行かれるのではないか?と心配しているので学習効果というか、まだFA宣言するかどうかもわからないのに、先回りして人的補償での流出対策まで考えているのだ。


そもそも、仮に人的補償でプロテクトリストを作ってそこから上原が漏れたとしてカープ、あ、いや、失礼、補償を求める球団が上原を必要とするのだろうか?そんな心配をしているのは上原のファンだけではないか?実際、ツイッターで敗戦処理。と“会話”した上原ファンは上原の力が衰えたことは認めるものの“上原という名前は柳田や秋山や山田哲人よりあると思いますよ。 ビジネスではかなり使えるから、奪われる可能性あります。”と人的補償での流出を真面目に心配していた。


もちろん、これはジャイアンツファンを馬鹿にしている訳では無い。贔屓の引き倒しというのはどこのファンにもある。今季終盤に引退特例で最後の出場を果たしたある選手がその試合で三安打すると「まだやれる!」、「これでトンネルから脱出だ!」と真面目に思っていた人もいたのだ。


上原の話に戻る。日刊スポーツの29日付け紙面によると「話があればですが、12球団OKです」 と上原がコメントしている。本当の意味での自由契約なのかもしれない。もちろん、人的補償逃れのためのカムフラージュだと思われたくないためのコメントかもしれないし、ジャイアンツから、より好都合な条件を引き出すために先手を打ってのハッタリだということも考えられるが。


上原のファンが上原を思う気持ちを踏みにじる様な書き方で申し訳ないが、個人的には他球団が上原にそれほどの価値を見いださないのではないかと考えている。松坂大輔の例があるじゃないかという反論が聞こえてきそうだが、松坂のカリスマ性は独特で上原とは比較にならないと思う。


ところで他球団の見方といえば、もう一人気になる選手がいる。阿部慎之助だ。
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敗戦処理。は10月24日付前エントリージャイアンツはいったい何処に向かおうとしているのか? で原新監督が“今の流れからすると、上原浩治、阿部慎之助といった峠を過ぎたベテランへの引退勧告”をしかねないと書いたが、さかのぼること8月、スポーツライターの赤坂英一さん( @akasakacycle )によるツイートが衝撃的だった。


@akasakacycle どれだけ勝ちが濃厚な九回でも、新井さんほどのベテランが内野ゴロで一塁へ全力疾走する。これがカープの強さ。「巨人で阿部や長野が常にそういうプレーをしてますか」とカープの首脳陣に言われました。「あんなチームには負けられない」と選手も言ってると。巨人にはそういうことを自覚してほしい。


@akasakacycle 阿部がまともに走れない状態なら一軍の戦いの場に出てくるべきではありません。そういうベテランの存在が許されている、阿部さんだから仕方がない、と周囲が許していること自体に、いまの巨人の問題があります。広島にはそこをつけ込まれている。これは私が巨人の関係者ともよく議論していることです。


これは衝撃だった。阿部が走れない状態なのは試合の中継を見ていればわかる。全盛期とは程遠い状態であるのも、阿部ファンであり贔屓目で見る敗戦処理。でもわかる。


しかし阿部が満身創痍なのは長年捕手という扇の要を勤めながら打撃においても中軸を勤めてきたその金属疲労であり、いわば勲章だと理解していた。現実に阿部は今季のジャイアンツに欠かせない戦力であると。


しかしシーズンを独走し、対ジャイアンツ戦においても対戦成績で大きくリードしたカープにして見れば阿部の存在がジャイアンツの弱点になるというのだ。


赤坂さんの一連のツイートにはジャイアンツファンからかなり酷い反論が寄せられた。そりゃ怒り心頭の人もいるだろう。しかしこれが現実なのだ。新井貴浩がどうのこうのではなく、阿部に隙があればそこを容赦なくついてくるチームがセ・リーグを制するのだ。


だからこそクライマックスシリーズでの対戦では岡本和真ではなく阿部にこそカープの投手陣を粉砕して欲しかったのだがそうはならず。それどころか逆にストレート敗けを喫した。


“選手はファンから愛されるようになって一人前だけど、相手チームのファンから嫌がられる様になったら一人前どころか一流”と敗戦処理。は勝手に思っているが、ファンとして思いを込めている程に相手チームのファンからは恐れられていないのが現実なのだろう。


上原への措置には原監督の意向が働いていると推測するが、上原に続いて阿部もなどということにはならないで欲しい。巷間囁かれている様に、ジャイアンツが“ポスト原”として阿部を考えているとした場合に阿部を高橋由伸前監督の二の舞にしないためにも帝王学を学ぶ時期の必要性を考えて引退勧告をすることは考えられるが、今このタイミングでは無いだろう。いや、無くて欲しい。


阿部がカープや他のライバル球団から軽く見られているのなら、それは即ちジャイアンツがカープや他のライバル球団から軽く見られていると認識すべきだろう。阿部には、そしてジャイアンツにはそれを跳ね返す働きをして欲しい。これは上原にも当てはまることだが、個人的には阿部に対して強く感じるのだ。

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コメント

敗戦処理。様、こんにちは。のんきです。

上原選手を獲得する時点で、期待はしていないけれども応援はするという立場でいました。

数字的には、想定よりもやや悪いくらいだと思います。(まあ、その程度のもんでしょうというくらい)

ただ、澤村やカミネロと比べて、上原の優れているところは、たまに見られました。それは、厳しい場面で出てきて、変化球でよいコースにストライクが取れるまたは、ストライクからボールになる変化球が投げられるところだと思います。

ただ、上原のストレートのスピードが遅すぎるので、四球は少ないけれども、打者が球種を決めて打席に立てば、必ずストライクがくるので、打たれてしまう場面も見受けられました。

0勝5敗ということで、一人で借金5は痛いと思います。自由契約やむなしと思います。

阿部は、晩年の高橋選手を太くした感じで、打率はよくないですが、チャンスで代打で出ると、なんか、打ってくれそうな感じがするのです。凡打もありますが、「阿部で打てなければ仕方ない」と思わせてくれるような感じがします。

補強で、ライバルが入ってきても、阿部は残してほしいです。
代打専用でも貴重な選手だと思います。

のんき

のんき様、コメントをありがとうございます。

>上原選手を獲得する時点で、期待はしていないけれども応援はするという立場でいました。

> 数字的には、想定よりもやや悪いくらいだと思います。(まあ、その程度のもんでしょうというくらい)

私もそんな感覚です。特に年齢的にはいつでも投げられるようにしておかなければならないリリーフはキツいと思っていました。

> 澤村やカミネロと比べて、上原の優れているところは、たまに見られました。それは、厳しい場面で出てきて、変化球でよいコースにストライクが取れるまたは、ストライクからボールになる変化球が投げられるところだと思います。

その辺はあると思いますが、連投が出来ない、イニングまたぎを出来ない、では話になりません。

しかし上原ファンはそんなことはお構いなし。出てきただけであれだけ盛り上がる上原を成績以前の存在感として欠くことの出来ない戦力だと思っているようです。

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