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2018年10月22日 (月)

“清宮効果”か!?ファイターズスタジアム、5年ぶりに入場者数が増加。

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今年のプロ野球もあとは日本シリーズを待つばかり。残念ながら今年も敗戦処理。の贔屓チームは日本シリーズに出られずにシーズンを終えた。シーズンを終えてしまったチームのファンとしては今季を振り返るか来季の展望をするしかない。まずは今年もファイターズのファーム、ファイターズスタジアムの観客動員数を検証してみる。


敗戦処理。がファイターズの球団公式サイトに発表されるファイターズスタジアムでの試合の入場者数を集計した結果で見ていくと、今季のファイターズスタジアムで行われた公式戦58試合の入場者数は70,808人。一試合平均で1,221人となった。これは昨年、2017年の60試合計68,292人、一試合平均1,138人を上回った。

 



敗戦処理。はこの集計を2013年から続けている。2013年の入場者数は当時、イースタン・リーグの歴代最多記録と報じられた。以下、2013年からの入場者数の推移を見ていく。年度によって開催試合数が異なるので一試合平均の入場者数を列記する。(一試合平均の人数の次のカッコ内は前年比)


2013
52
試合計73,625
一試合平均1,416

2014

50
試合計65,806
一試合平均1,316(92.9)

2015

52
試合計67,558
一試合平均1,289(97.9%)

2016

57
試合計72,368
一試合平均1,270(98.5%)

2017

60
試合計68,292
一試合平均1,138(89.6%)

2018

58
試合計70,808
一試合平均1,221(107.3%)


2013年といえば、ダルビッシュ有がポスティング移籍でファイターズに多額の移籍金を残してくれたお陰でファイターズスタジアムのスコアボードが贅沢すぎるほどにリニューアルされた年である。
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ファンサービスが大きく変わった年でファンが過去最大の集まりであったが、その後は年々減少していた。特に昨年2017年は前年比で初めて90%を切り、球団としても危機感を持ったことだろう。


この年からネット裏を全面的に指定席にした。前売りで買っておけば、敗戦処理。のように遠方から訪れる身には試合開始までに行けば良いので便利でありがたい面もあるが、長年ネット裏の自由席をあたかも指定席のように座っていた、長くこの球場を支えてきた常連さんたちをネット裏という特等席から追い出す結果になった。結果的に入場者数の減少に結び付いたのではないか。


そしてネット裏を追い出されたおじさん達が、敗戦処理。が秘かに毎回座っていた席の近くに大挙してきた<苦笑>。新しいファンサービスを模索しているようだが残念ながら少なくとも集客には結びついていないようだった。それが今季、5年ぶりに前年の一試合平均入場者数を上回った。二年前の2016年よりは少ないものの減少続きという状況には歯止めをかけた。


これは清宮幸太郎の存在が大きかったと個人的には考えている。


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今季のファイターズスタジアムの入場者数を、清宮が出場した試合と出場していない試合とに分けてみる。

清宮出場試合   18試合計27,626人 一試合平均1,535
清宮不出場試合 40試合計43,182人 一試合平均1,080

清宮が出場しなかった試合の平均入場者数は1,080人で、昨年2017年の一試合平均入場者数、1,138人を下回っている。単純な比較ではあるが清宮が入団していなかったら今年も入場者数の減少傾向に歯止めをかけることは出来なかったと言える。


清宮の観客動員力は平日、土日祝日を問わず群を抜いている。

清宮出場試合
平日9試合、    一試合平均1,139
土日祝日9試合、一試合平均1,931

清宮不出場試合
平日26試合、    一試合平均719
土日祝日14試合、一試合平均1,749

【参考】今季平均
平日35試合 一試合平均827
土日祝日23試合 一試合平均1,820人。

清宮は、元々入場者数の多い土日祝日の入場者数を増加させただけでなく、比較的入場者数が少ない平日の入場者数も増加させている。平日の昼間に観戦する、主に地元のファンをも増やしているのだ。


清宮万歳と言いたいところだが、当たり前だがチームとしては清宮にいつまでもファームの試合に出てもらっていては困る。清宮のおかげで減り続けた客足が戻ったのなら、その戻った客足を再び減らさないよう、来季のファイターズのファームにはさらなるファンサービスの創意工夫が求められることになる。
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この集計はファイターズだけを集計しているので、他球団の動向がわからない。イースタン・リーグ公式戦開幕のタイミングで発行される『イースタン・リーグ観戦ガイド』に前年の球団別の入場者数が掲載されており、近年ベイスターズのファームも本拠地球場での一試合平均入場者数が1,000人を超えてきた。ファイターズのファームはかつて湘南シーレックスの背中を追ってきたが、再びベイスターズの背中を追うことにもなりかねない。


しかしこんな集計をしている人間は少ないのか、一部の報道機関はファイターズスタジアムの入場者数が増え続けているかのような報道をいまだにしている。球団は当然この実態を把握しているはず。毎年打つ手が裏目に出ているので、少しは考え直してほしいものだが。

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