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2018年9月 9日 (日)

潮崎哲也ライオンズ二軍監督、試合中に試合そっちのけで降板した投手にお説教!?

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日本のプロ野球の試合を球場で観始めて四十年以上になるが、今日(8日)はジャイアンツ球場で行われたジャイアンツ対ライオンズ戦でとても珍しいものを観た。


三回裏、先発のファビオ・カスティーヨが二者連続四球の後、松澤裕介にもカウントがツーボールナッシングになったところで潮崎哲也二軍監督が通訳を伴ってマウンドへ。スタンドから見ていても、アドバイスをしているというよりは注意をしている様な感じに思えたが、カスティーヨがなかなか納得しない様子。すると潮崎監督は業を煮やしたかのように市川貴之球審に投手交代を告げた。カスティーヨは渋々マウンドを降りる感じだったが潮崎監督の説教<!?>は降板後も続き、二番手の玉村祐典と松澤の対戦が再開されても試合そっちのけで三塁ベンチ内で潮崎監督による説教は止まらなかった。


結局、玉村が松澤を打ち取ってチェンジになるまでベンチでの説教は続いた。潮崎監督は一体何を怒っていたのだろうか?


(写真:降板させたファビオ・カスティーヨになおもお説教!?を続ける潮崎哲也二軍監督。グラウンドでは既に試合再開。)



今週は大阪地方を襲った今世紀最強と言われた“台風21号”や最大震度7を記録した北海道胆振東部地震と各地で甚大な自然災害が発生した。被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げるとともに、残念ながら犠牲となった皆様及びそのご家族の方にお悔やみ申し上げます。


敗戦処理。は東京在住なので幸いにも被害には遭っていない。普通に野球観戦が出来るありがたさを身にしみながらジャイアンツ球場に向かった。


前回の生観戦、二週間前の8月25日のファイターズスタジアムでは生まれて初めての熱中症にそれも野球観戦中にかかりそうだったが、この日のジャイアンツ球場は時間帯が異なることもあってか、涼しく、観戦日和であった。


ファームの試合ではビジターのチームはファームのメンバーがまるまる遠征に参加するとは限らない。試合には同行せずに練習場に残って調整する選手やコーチもいたりして、遠征メンバーも少数精鋭になる。
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潮崎哲也
二軍監督自ら打撃投手を務める。シンカーを投げて欲しいと願って観ているのは敗戦処理。くらいか<>


打撃投手が同行しないのはよくあるシーンだが、驚いたのが捕手に近距離からショートバウンドの球を投げて捕球の練習をしている背番号67は入団三年目の左投手、まだ20歳の藤田航生だったこと。
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藤田は故障しているのだろうか、試合中もブルペンでなく三塁ベンチでその姿を見かけた。


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スローモーな動作でキャッチボールをしていたのはこれからノックを始めるコーチかと思ったら内野手の水口大地だった。29歳とは思えぬ貫禄。この後、一、二塁間でノックを受けていた。軽快な動きだったが試合ではDHで出場した。


その水口らにノックをしていたのは本職の黒田哲史二軍内野守備走塁コーチ。
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ジャイアンツとの練習時間の切り替えの時には片岡治大二軍内野守備走塁コーチと話し込むシーンも見られた。芸能人と付き合う大変さでも伝授していたのだろうか<>


そうこうしている内にネット裏上段の入口付近でジャイアンツの選手による北海道での地震への義援金を募る活動が始まった。
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西日本の豪雨被害の時にも積極的に募金活動に参加していた田口麗斗や、合コンで張り切りすぎて背筋痛で登録抹消された長野久義旭川市出身の成瀬功亮らが参加していた。


また、今日の試合はGII G-handsデー』と銘打って行われた。“G-hands”とはジャイアンツが球団を挙げて取り組んでいる社会貢献活動。この日は開発途上国の野球の普及を目的とする『世界の野球グローブ支援プロジェクト』(主催・読売新聞社、事業協力・独立行政法人国際協力機構=JICA)の一環として来場者に募った不要になった野球用具やジャイアンツの選手からも集めた野球用具の贈呈式を行った。桜井俊貴、宇佐見真吾がチームで使用した中古ボール50ダース(600球)等をJICAの勝又晋総務・企画担当次長に渡した。
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選手の使用済みグッズなら柿澤貴裕に出品してもらえばさらに100点くらい集まったのでは無いか!?


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始球式には障がいのある方を解除する介助犬のクウが登場。


犬がどうやってボールを投げるのか!?と思ったら捕手役のところまでボールを持ったまま全力で走るという趣向だった。
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微笑ましい光景だった。マウンドにいたジャイアンツの先発投手、大竹寛がグラブをはめたまま拍手していたのも印象的だった。


先発はジャイアンツが大竹で、ライオンズは上述したファビオ・カスティーヨ。大竹は一軍で開幕から六試合目に、カスティーヨは同じく五試合目に先発した投手だ。
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大竹は六連戦が続いた二週だけ先発してその後登録抹消。その後はファームでの調整が続いている。


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カスティーヨはゴロに打ち取る投球を武器に先発ローテーションの一角を担ってきたが、セットアッパーに転向後に右肘の張りを訴えて登録抹消されている。


大竹は立ち上がりにつまずいた。一回表、一死から水口と山田遥楓の連打と内野ゴロで二死一、三塁とされると五番の愛斗が中前に弾き返して1点を先制された。
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山川穂高外崎修汰が“卒業”して小粒になったと言われるライオンズのファーム打線だが、山田、呉念庭、愛斗と続くクリーンアップもなかなか魅力的だ。


大竹はその後も四球で二死満塁とピンチを拡げるが金子一輝を左飛に打ち取って1点にとどめた。


カスティーヨも酷かった。二回裏、二死から死球、牽制悪送球、四球と独り相撲で作ったピンチに九番の増田大輝に左中間をライナーで破られる三塁打であっという間に逆転される。
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さらに松原聖弥の右中間二塁打、立岡宗一郎の中前安打と連続適時打で2点を加えられ、この回、二死走者無しから4失点。ジャイアンツが4対1と主導権を奪った。


逆転してもらった大竹は直後の三回表に先頭の水口を一ゴロに打ち取ったがこれを一塁手の和田恋が絵に描いたようなトンネルで走者を許すと、山田の安打、愛斗に死球で一死満塁のピンチを招くが高木渉三振、金子一を三ゴロと無失点に切り抜ける。大竹はこの後、七回まで投げて1失点のままで降板するが三者凡退に抑えたのは二度だけ。一軍だったら三回までにもっと失点を重ねていただろうという投球で個人的には残念ながらあまり評価できない投球だった。


一方のカスティーヨ。問題のシーンは三回に訪れた。一死後に辻東倫に四球。盗塁刺があって二死になったのに続く北村拓己にも四球。二死一塁になって続く松澤裕介に二球投げて2ボールナッシングになったところで投手コーチの許銘傑でなく潮崎監督自ら通訳を伴ってマウンドに登場。
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スタンドから見ていても単にアドバイスをしているようには見受けられなかった。監督自らマウンドに足を運ぶこと自体ただ事では無いのだろうが、潮崎監督はその場で降板を命じ、市川貴之球審に告げた。


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不思議に思えたのは投手交代を告げられたにもかかわらず市川球審がすぐに場内アナウンス担当にその旨を伝えなかったこと。そして監督が投手交代を告げた後も二番手の玉村祐典がブルペンで何球か投げ続けたこと。ブルペンが地下にある一軍の球場ではこっそり行われているのかもしれないがスタンドからも見渡せる場所にあるブルペンでのこの行為は御法度のはず。“遅延行為”だろう。


そして玉村の登場を見届けてベンチに戻った潮崎監督はそのままカスティーヨの元へ。お説教の続きだろうか!?
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お説教は玉村の投球練習が終わって試合が再開しても続く。さすがに潮崎監督も時折グラウンドに視線を向けていたが,玉村が柿澤を打ち取ってこの三回裏が終わるまで続いていた。見た目には懲罰降板に映ったが,何があったのだろうか。


ジャイアンツは六回裏に追加点を挙げるが、皮肉にもこの回もライオンズのマウンドには同じ外国人投手で、開幕投手は勝ちパターンの局面で主に八回に登板していたニール・ワグナー
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先頭の岸田行倫に右前に弾き返されて無死一塁になると、増田にはバントの構えで揺さぶられて四球。無死一、二塁から松原も送りバントの構えをするが暴投で二、三塁に。松原の高く弾んだ三ゴロを前進守備の呉が捕り損なう内野安打となってまず1点。続く立岡三振の間に松原が二盗を決めて一死二、三塁となって三番の若林晃弘に一、二塁間を破られる適時打。
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三塁走者に続いて本塁を狙った二塁走者の松原はタッチアウトになったがこの回2点を追加。


開幕当初からの“山賊打線”にこそ勢いの翳りが見られるもののいまだにパ・リーグで首位を走り続けるライオンズの一軍。王者ホークスが急激に追い上げてきているが今なお首位にいられるのはシーズン途中に決断した、デュアンテ・ヒース、カイル・マーティンと勝ちパターンの試合の終盤を託することの出来る投手の獲得が大きいと言われている。だが、裏を返せばカスティーヨ、ワグナーといったシーズン当初から戦力と期待していた外国人選手が振るわないからとも思える。臨機応変に先を見据えた補強を決断できる編成部門のプロの仕事ぶりはさすがだが、一軍外国人枠四人を使い切っていないことを考えると、ブライアン・ウルフがある程度計算できるとはいえカスティーヨやワグナーの今日の内容は頭が痛いところだろう。

6対1としたジャイアンツは八回表に二番手として山口鉄也を投入。この日一番の拍手と歓声で迎えられた。
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blogでは直近の一週間でアクセス数の多いエントリーを表示しているが、長らく4月1日のエイプリルフールに因んだ“ネタ”が1位を独占していた。多くの方に目を通していただけるのはありがたいことこの上ないが、エイプリルフールの“ネタ”がいつまでも最上位にいるというのは複雑な思いだ。それがここに来て5月にアップした、山口鉄也がファームでもがいている実態をタイトルにしたエントリーがようやく抜いた。ジャイアンツのリリーフ陣があまりにもあまりにもな内容で、山口鉄也は何をやっているんだ?と心配しているファンの方が検索して辿り着いたか、文春野球でプロ野球死亡遊戯氏が山口鉄を取り上げたことで検索した人が増えたのかもしれない。


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山口鉄は敗戦処理。が前回生観戦した8月25日のファイターズ対ジャイアンツ戦では16点のリードが開いた九回裏に登板して1イニングに被安打4を浴びて3失点していた。最近では1イニングを無失点に切り抜ける登板も多い。個人的に相性が良くないだけかもしれない。この試合では三者凡退。一ゴロに打ち取る打球が二つあったが、一塁へのベースカバーの動きも軽快で内容的にも良くなっていると思われる。


ジャイアンツ打線は山口鉄登板直後の八回裏にも打者十人で6点を加える猛攻で12対1とし、九回には谷岡竜平をつぎ込んで快勝した。

8日・ジャイアンツ球場】
L 100 000 000 =1
G 040 002 06× =12

L)●カスティーヨ、玉村、國場、ワグナー、中塚、川越、福倉-藤澤、齋藤誠

G)○大竹、山口鉄、谷岡-岸田
本塁打なし。


試合終了時、グラウンドから戻ってくるナインを迎える選手の中に長野の姿があった。長野は試合に出なかったがベンチで待機していたのだろう。
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長野の姿に気付いたジャイアンツファンから驚きの声が多数挙がっていたが、長野は試合前に行われた募金活動に参加していて、この日ファンの前に姿を現したのはこれが初めてでは無い。


実は選手が募金活動をしたのは試合開始の約二時間前。ジャイアンツ球場は試合開始の三時間前に開場してそこそこのファンが入場していたとはいえ、全てのファンがそんな早い時間帯から入場している訳では無い。選手の練習スケジュールなどの兼ね合いで選手が参加できる時間帯としてこの時間が選ばれたのだろう。不謹慎な書き方かもしれないが単に募金箱を置いておくのと,選手が立って呼びかけるのとでは集まる金額が違うのだろう。これほどの規模の災害だから一円でも多く義援金が集まった方が良いに決まっている。それならせめて募金箱の設置時間を長くすればと思うのだが、試合開始から一時間の午後5時には撤収された。この日は試合時間が3時間30分に迫り、場所が場所だけに帰路を急ぐ人が目立ったとはいえ試合終了後の一定時間だけでも設置しても良かったのでは無いか。


快勝に沸くジャイアンツファンの試合後のエールでも「頑張れ頑張れ北海道!」のコールがあった。被災した方々にとってはまだまだ野球や余暇にまで気が回らない人がほとんどだと思う。それに地震はいつどこで発生するかわからない。明日は我が身でもある。そんななか、普通に休みの日に野球を観ることが出来るありがたさをかみしめて観戦した一日となった。

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