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2018年9月30日 (日)

やれば出来るじゃないか!-ジャイアンツが東京ドーム最終戦で天敵カープを相手に辛うじて一矢報いる。

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今日(30日)は台風24号の接近がわかっていながら、チケットを獲った以上は東京ドームに向かった。相手は天敵カープで、セ・リーグの最多勝利確定と思える16勝目をかけて大瀨良大地が投げてくる。ジャイアンツに勝ち目はほぼ無いかと思ったけれど珍しく最終回に粘りを見せて逆転サヨナラ勝ち。試合後に行われた杉内俊哉の引退セレモニーと合わせて、良い試合を観ることが出来た。今季の生観戦予定はこれで最後。最高の締めくくりとなった。


(写真:東京ドーム最終戦を飾るサヨナラ安打を放った長野久義を祝福するジャイアンツナイン)



今年もジャイアンツの東京ドーム最終戦のチケットを獲れた。年々生観戦の機会が減っているが、今年も開幕カードと本拠地最終戦は何とかチケットを入手。8月の対ドラゴンズ戦と合わせて三試合しか生でジャイアンツの試合を観ることが出来なかった。ただ、観戦結果は30敗で勝率1.000。ジャイアンツは来年、敗戦処理。にチケットをプレゼントすべきだろう。


どうせ当たらないだろうと適当に第四希望かにレジェンズシートを選んだら当選してしまい、予想外の出費になってしまった。ラジオ等で聞けない本音解説が聞けるのはありがたいが、弁当はどうでもいい<>


おまけに打者を撮影するには最悪の座席<苦笑>
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因みに今日のレジェンズは両軍のOB。広澤克実小早川毅彦
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八割方、広澤が喋っていた印象があるが、小早川に気を遣ったのか、ジャイアンツにしろベイスターズにしろ、勝率五割未満で首位のカープから離され過ぎている球団が出られるようなクライマックスシリーズはこのオフにこそ見直しを考えるべきといきなりCS改革論から始まった。
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日本大学の大学院に在籍しているという広澤はマーケティングを専攻としているのか、一回裏のジャイアンツの攻撃で無死二塁から田中俊太が無理矢理にでも引っ張って二塁走者を三塁に進める打撃を見せたシーンに一言。
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「今のなんか完全にランナーを三塁に進めることしか考えていない。無理矢理二塁ゴロ打ちましたよね。あれならバントさせた方が確実。でもファンの方達がそういう野球を喜ぶかというと話は別。例えばゴルフのクラブを買いにショップに行っている人は、実はクラブを買っているのでなくてゴルフのスコアが良くなることや上達することを買いに行っている」とか何とか言い出した。「要するにベネフィットなのですよ。野球場に来る方達も、もちろん応援するチームが勝てば嬉しいのでしょうけど、勝ったという結果だけが楽しみな訳ではなくて…」とか今ひとつ何を言いたいのかわからない話をし始めた。


そのうちに一学年上の小早川との六大学野球時代の思い出話を始めてようやく野球の話に戻ったが…。


カープのセ・リーグ優勝は決まったもののジャイアンツも低レベルながらまだクライマックスシリーズ出場の可能性を残している。昨日まで対カープ戦に5勝17敗2引き分けと完全にカモにされている。CSに進出してそこから日本シリーズ進出を勝ち取るには超えなければならない大きな壁だ。そして何よりそのCSに出るためにはとにかく一つでも多く勝つしかない。菅野智之と最多勝争いを繰り広げている大瀨良大地に白星を献上する訳にはいかない。いろいろな意味を含めてジャイアンツはこの東京ドーム最終戦を勝たなければならない。


11で迎えた三回裏にジャイアンツが無死一塁から田中俊がバスターエンドランを決めて左翼線に転がる打球を放ち、坂本勇を迎え入れて勝ち越す。
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このあと、ケーシー・マギーも三塁線を破る二塁打でジャイアンツが2点を勝ち越す。しかし、これで勝ちムードに全然ならないのがカープの怖さ。五回表に田中広輔の2ラン本塁打ですぐに追いつく。この五回のカープの攻撃が始まる前にはオーロラビジョンにこんなメッセージが流れた。
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どうやら午後8時を境にJR東日本の在来線が運転を見合わせることになったとわかり、東京ドームは午後2時試合開始とはいえ延長十二回までいったら…ましてや試合終了後には杉内俊哉の引退セレモニーも予定されている。頼むから九回で終わらせてくれ。


高橋由伸監督も同じ事を考えたのか、3対3の同点で迎えた六回裏。二死から八番の小林誠司が二塁打で出ると、クリストファー・メルセデスに代打を送って勝負をかける。だが代打の大城卓三は二塁ゴロに倒れ、勝ち越しならず。


ジャイアンツは七回表のマウンドに畠世周を送る。
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この終盤戦に来てようやく勝ちパターンの八回に畠というパターンが決まりつつあるが1イニング前倒し。走者を二人出すが無失点に切り抜ける。


八回表には上原浩治投入かと思ったが、畠が続投。畠は前日も登板し、1イニング、14球を投じている。案の定、一死から鈴木誠也に右中間三塁打を浴びる。
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そして続く松山竜平がいとも簡単にセンターに犠飛で4対3と勝ち越し。
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因みに松山はこの打席で今季の打席数が443打席となり、年間の規定打席数に達した。11年目で初めての年間規定打席到達だ。


これでJRが停まる前に家に帰れる!…じゃなかったジャイアンツは今日もやられるのかと暗澹たる気持ちになった。大瀨良は勝利投手の権利を確保してマウンドを二番手の一岡竜司に譲った。


八回裏、ジャイアンツは二死から長野久義の安打と亀井善行の四球で一、二塁とし、同点、あるいは一気に逆転のチャンスを迎える。ベンチには陽岱鋼アレックス・ゲレーロが控えている。小林に代打を出して一気に…といきたいところだが大城を既に代打で使っているので残りの捕手が今日一軍に上がってきた新人の岸田行倫しかいない。大城の打力での貢献度は決して小さくないが、貴重な代打要員であると同時に数少ない控え捕手でもある。起用の難しい選手といえよう。


幸いにも小林は一、二塁間を破るがライトの鈴木がかなり浅く守っていて二塁走者の長野は三塁ストップ。二死満塁になって畠に代打、陽。盛り上がるライトスタンド…と、ワンテンポ遅れて逆転の走者となる二塁走者の亀井に代走、立岡宗一郎を起用。何という間の悪さ。これで集中力が途切れたかどうかは定かでないが、陽は力のない中飛に倒れる。


九回表、今度こそ上原登板かと思ったが、昨日同点の九回表にマウンドに上がって勝ち越されて敗戦投手になった山口駿を投入。
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畠のイニングまたぎといい、1点ビハインドでの現状のクローザー投入といい、負けられない試合だというのはわかるが、逆にこの状況で起用されない上原って何なんだろうと疑問が沸いた。


などと首を捻りながら観ていたら山口俊は先頭の會澤翼に二塁打され、八番の安部友裕の進塁打で一死三塁。レフトスタンドを中心に異様などよめきが起きる。場内アナウンスのコールを待つまでもない。ネクストバッターズサークルで待機していたこの人が打席に向かうだけでボルテージは最高潮。
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山口俊はびびったのか勝負を避けたのか、新井貴浩を歩かせ、その後新井さんの代走、上本崇司に二盗を決められると田中を申告敬遠して一死満塁のピンチを招くが後続を断って辛うじて1点ビハインドのまま九回裏を迎えることに。


九回裏のマウンドにはもちろん中﨑翔太
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普通ならこれで終わりなのだが、どうしたものか中﨑が思わぬ不調。先頭の坂本勇に安打を打たれると、バントの構えで揺さぶる田中俊に四球。


既にクローザーの山口俊を出していることを考えれば、ジャイアンツとしては同点狙いではなく逆転狙いでいくべきだと個人的には思うが、それ以上に不可解だったのが中﨑の制球難。無死一、二塁となってジャイアンツにはこの上ないチャンス。マギーが中飛に倒れるも、坂本勇がその間に三塁へ。岡本和真がレフト前に運んで、たちまち同点。
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これで大瀨良の16勝目が消え、個人記録ではあるが菅野に最多勝利のチャンスが出てきた。


中﨑の不調はこれにとどまらず続く阿部慎之助に四球。満塁になってアップアップ。個人的には2016年の日本シリーズ第5戦をイメージしたが、フルカウントから長野が中﨑の足下を抜くセンター前のサヨナラ安打!
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二枚目は打球が抜けた瞬間のジャイアンツベンチの歓喜の表情だが、左端に映っているのは投球練習をしていた山口俊である。ジャイアンツは同点止まりで延長戦になったら山口俊を続投させるつもりだったのだ。


24日の甲子園でのタイガース戦で山口俊が3イニングのロングリリーフに耐えたことに味をしめたのかもしれないが、最後の最後まで成り行きで野球をしているとしか思えない今季のジャイアンツ。すべてが都合良く回れば今日のように劇的な勝ち方に繋がるかもしれないが、いつもこううまくいくとは限らない。タイトルこそ“やれば出来るじゃないか!”と書いたが、長丁場の公式戦を制するにはカープのように理にかなった野球をするしかないのだろう。それが出来ないから、優勝したカープには大きく負け越し。今季の勝率も五割未満が確定してしまっているのだろう。


今日はカープにとっても東京ドーム最終戦。ジャイアンツファンを凌駕するかのような熱い大声援を贈ったファンに試合後のカープナインが感謝の意を示した。
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その後、ジャイアンツの東京ドーム最終戦セレモニー。
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チームを代表して高橋由伸監督が挨拶。昨年は相手のタイガースファンへの感謝も口にしたが、今回はカープファンへの感謝には言及せず。


そして、杉内俊哉の引退セレモニー。
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チームメイトや家族、ファンへの感謝を訴えた。残ってくれていたカープファンへの感謝も。


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杉内は挨拶のあと、場内を一周し、その後、マウンド付近でジャイアンツナインから胴上げをされた。
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杉内俊哉投手、本当にお疲れ様でした。


最後にもう一度ジャイアンツの背番号18の姿で登板して欲しかったがその夢は叶わなかった。カープの新井もそうだが、今季は本当に一時代を築いた選手の現役引退が多い。日付が変わると10月になり、やがて戦力外通告、早い話が首を通告される選手の報道が始まる。どんなプロ野球選手もいつかは現役生活に終止符を打つ。その時を迎えるのに、“引退”と言われる選手はほんの一握り。近年、引退セレモニーの敷居がずいぶんと低くなったような気もするが、新井にしろ杉内にしろ自分でつかんだとはいえ良い最後を迎えられて良かったと本当に思う。


そして何より、試合が延長戦にならなかったお陰でセレモニーを含めて最後まで堪能できた。中﨑は今季初黒星。負けない投手がまさかの乱調。結果的にすべて丸く収まった。


冒頭に記した広澤の発言ではないが、仮にジャイアンツが3位になってもクライマックスシリーズに出る価値があるのかという疑問はもっともかもしれないが、制度があって可能性がある上はジャイアンツにはそれを追求して欲しい。3位争いという点ではベイスターズが有利なのは確かだろうが残り試合に結果オーライでも仕方ないからとにかく勝ち続けて欲しい。

 

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